最初に、昔の人たちの心意気です。
最近は、嬉しいことに古本の閲覧ができるみたいで、参考書籍も簡単で楽になりました。
洛地準則という本には、故多田鳴鳳師が、陰陽師の血を引く土御門家に懇願して、家相の秘伝を公開してもらう話が載っています。
http://kindai.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/917658
家は他の占いと比べて、生活、命、健康に影響する事が大きいので・・。
家相は、本当に健康に影響します。
また、大昔は、その知識が無い人が多かったと思われます。
戦前ですが、故中村文聴師が、「新家相」という本を出されたことが有りました。
「新」ももう昔ですし、別の人が同名の本を出しているようです。
中国はシナとよばれ、韓国・北朝鮮は朝鮮、台湾などの家をみて、人のしあわせ、国家の発展をみて、良い家相によって、国の隆盛を臨むという素晴らしい趣旨でした。
だいぶ後になって、占い師ではなく建築家の清家清氏によって、「家相の科学」がかかれました。
今までの古い建築ではなく、建材の進歩などにより、占術家にはちっと問題が有る中、かなりの進歩が有ったと思います。
そして、現在の日本では、昔の家とは違ったものとか、数では上まわるマンションなどという棲家が現われ、違うタイプの家相があらわれ、井戸に対する問題とかは忘れられたりしだしています。
また、家相の場合、住宅として、使用されることが普通ですが、商業目的とか、事務所などの目的で使用され、生活をする事が目的で無い建物の相もあって、なかなか多岐にわたります。
厭きないように、ちょっと変わった話などもあったほうが長続きします。