SACのなかま

SACの情報です

コソボの話2

2009-11-03 18:02:15 | 日記
 名前を載せると、どの民族かが知れて、妨害が入るわけです。
 曲の間にインターバルを作ると、観客が過去を振り返って不測の行動に出る恐れがあります。
 危険な状況ですが、みんな、本当に平和を望んでいる。
 日本人の若い指揮者の呼びかけに応じて、少しづつみんなで演奏が出来るようになってきています。
 喧嘩に無関係の日本人でないと、みんな思惑を気にしてしまうのですね。
 
 コソボという言葉も、なかなか難しい地域をさして、管弦楽団の名前も、もっと広くバルカンになっています。
 
 ということで、金曜日に第1生命ホールで演奏会があります。
 興味がある人は聴きにいってみてください。
 あ~、就学前のおガキさんはダメです。

コソボの話

2009-11-03 16:35:38 | 日記
 今週の金曜日に、バルカン管弦楽団のコンサートがあります。
 指揮者は、若くてハンサムな指揮者、柳沢寿男さん。
 以前に、コソボのお話を聞くこともあったので、宣伝をかねて。

 コソボは10年前まで、殺し合いをやっていました。
 現在は、それぞれの民族が分かれて村を作ってすんでます。
 10前に自分のことを鉄砲で狙っていた人の顔を鮮明に覚えていて、その人がちっと離れていても、隣の村で生活しているとしたら、心中いかばかりでしょう。

 もう、同じ国の人間なのだから一緒に音楽を・・。
 といっても、難しいのが現実、でも、バルカンの人たちは音楽家としての責任で無理しながら音楽の練習をしています。
 コンサートのときのパンフレットにも実名を載せられないのだそうです。
 
 あとで続きを載せます。