そよかぜから-映画

見てきた映画の記録です
ネタばれあるかも、気をつけて

きいてほしいの、あたしのこと ウィン・ディキシーのいた夏

2006年08月24日 | コメディ

2005年 アメリカ 107分
■原題「Because of Winn-Dixie」
■2006.8.24 wowow
■監督 ウェイン・ワン
■出演 アンナソフィア・ロブ(オパール) ジェフ・ダニエルズ(パパ(牧師)) シシリー・タイソン(グロリア) デーヴ・マシューズ(オティス) エヴァ・マリー・セイント(ミス・フラニー) コートニー・ジンズ(アマンダ)

《story》
牧師の父と二人暮らしのオパール。田舎に引っ越してきて間もないので、まだ友だちはいなかった。退屈な毎日を過ごしていたが、ある日スーパーの中で、店員に追いかけられている犬を見る。つかまった犬を前に、つい自分が飼い主だと言ってしまう。その犬の名はウィン・ディキシー。牧師の父もしぶしぶ犬を飼うことを認めてくれた。寂しがり屋のウィン・ディキシーは、トラブルをたくさん起こすけど、いっしょにいるとなぜか知り合いが増える。いつしか知り合った人々を呼んでパーティーを開くことができるまでになった。

◎どじな犬だなあ。でも、それが愛おしくもあるんだよね。そして、知らぬ間に人と人を結びつけてくれる。幸運をもたらしてくれる。
牧師のお父さんもつらかっただよね。それが出せないだけに、娘とも違和感が消えなかった。お互いにきちんと言えたら、聞いてもらえたら、悲しい出来事も乗り越えて行ける。一人では力はわかない。
生き物ってすごいよね。愛情を注げばそれだけ愛情の橋渡しをしてくれる。愛おしく思う気持ちは、心を生き生きとさせてくれる。意図的でも何でもないんだけど、自然と愛がふくらむ。
ところで、お母さんはどこに。最後はもどってくるのかも、って少し期待してしまった。ウィン・ディキシーの無心の力で、お母さんがもどってきたらすごいよね。

ライブラリアン 伝説の秘宝

2006年08月24日 | ファンタジー/アドベンチャー

2004年 アメリカ 95分
■原題「The Librarian: Quest for the Spear」
■2006.8.24 wowow
■監督 ピーター・ウィンサー
■出演 ノア・ワイリー(フリン・カーセン) ソーニャ・ヴァルゲル(ニコール・ヌーン) カイル・マクラクラン(エドワード・ワイルド) ボブ・ニューハート(ジャドソン) ケリー・ヒュー(ラナ) オリンピア・デュカキス(マージー・カーセン)

《story》

フリンは30才だけど、勉強が好きで本ばかり読んでいる大学生だった。しかし、とうとう大好きなその大学からも追い出されることになった。母は、彼女を見つけて就職してほしいと世話を焼くのだった。仕方なくフリンは、新聞で見つけた司書の面接に行くことにした。そこで秘書の仕事を手にしたフリンは、その図書館の地下の重大な秘密を知る。世界の不思議な財宝や魔力を持つと言われるものが収められていた。
その夜、何者かが侵入し、キリストを刺したと言われる槍が盗まれた。この槍は3つに分けられており、それを揃えると世界を支配できる力が手に入るという。フリンはその槍を盗んだ“蛇の結社”を追ってヒマラヤに向かう。フリンを守るというニコールとともに、槍を取り戻すために悪戦苦闘する。

◎勉強オタクとは言いながらも、それがきちんと役に立つし、前を向いて人生を歩もうとする活気がある。こういう人間は必要だ。「オタク」って結構下向きで人なんてどうでもいい、自分さえよければって感じがある。でもそうじゃなくて、とことん好きなんだね。それがさわやかな感じがする。映画としてはあまり残らなかった。インディー・ジョーンズとつい比べてしまう。ハラハラドキドキ度ははるかにインディーだよね。