■2008年 日本 128分
■2009.9.21 DVD
■監督 水田伸生
■出演 伊藤英明(篠原祐司)
内野聖陽(篠原静馬) 山田孝之(重村誠)
香椎由宇(海野咲) 木村祐一(藤井圭介)
MINJI(キム・スミン) 山本太郎(宮内達也)
桜井幸子(篠原由美) 大森絢音(篠原しおり)
阿部サダヲ(店長) 温水洋一(津田沼晴男)
西村雅彦 (小暮秋雄) 松田悟志(青木一平)
杉本哲太(真柴哲司)
《story》
「絶対に助け出す」「絶対に生きて還る」
東京に震度5の大地震が起きた。その影響で太平洋の海水温度が上昇し、巨大な台風が発生。東京にこぶし大の雹が降り、大津波が襲う。兄を助けるために仲間を見殺しにしたと悩み、レスキューを辞めた篠原の家族にも、大きな災いが襲う。新橋の駅で、妻と娘が波に飲まれる。娘を救い出した篠原は、韓国女性、研修医、大阪から出てきた製品販売人とともに、旧新橋の駅構内に閉じこめられる。大きな柱を鉄棒で、2回5回とたたく。それが「生存者あり」の合図。幾度もやってくる余震。怪我をしている韓国女性。迫る巨大台風のため救助活動は中止された。彼らの運命は。
もっともっといろんなところに生存者がいたでしょうが・・・という思いはおさえても、助けようとする意気込みと、必死で生きようとする姿には感動した。あの小さな耳の不自由な少女が、その感動を大きくしてくれた。日本のパニック映画はチャチだと思いこんでいたが、これはまんざらでもなかった。でも、「電気がつくんだ」「引き出しの中はそのままなんだ」「車両がそんまま放置されてるんだ」などと、つい思ってしまう。外国の映画だと素直に受け止めるのに、日本の映画だと粗を探してしまう。映画だから、夢があっていいじゃない。
公式サイト「252 生存者あり」