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■1996年 日本 122分
■2008.9.21 DVD
■監督 山田洋次
■出演
西田敏行(青山竜平先生)
吉岡秀隆(緒方高志)
浜崎あゆみ
神戸浩(久保佑矢)
中村冨十郎[5代目](校長)
泉ピン子 (緒方綾子=高志の母)
原日出子(久保文枝=佑矢の母)
いしだあゆみ(北川玲子先生)
永瀬正敏(小林大輔先生)
梅垣義明(駅員)
笹野高史(ホテルのマネージャー)
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「いつも生徒が真ん中にいた」
北海道、竜別高等養護学校、入学式。新任の小林先生、担任の青山先生、副担任の北川先生。生徒の中には、いじめに合い不登校になった高志、パニックになる佑矢たちがいた。小林先生が佑矢に張り付くが、1分と席につくことはなく、大きな声を出し、散らかし、暴れ、ところかまわずおしっこやウンチをした。二学期のある日、資子の作文を読んでいた北川先生から、佑矢はその作文を取って破いた。今まで一言も口を開いたことがなかった高志が、佑矢に大きな声で注意する。佑矢は素直に聞き席につく。この出来事から、佑矢も高志も大きく変わり成長していく。高志はに2年生のときには作文コンクールで優勝。高校3年生となり、高志は就職の準備のためクリーニングの会社に勤める。しかし、会社の仲間となじめず、1週間後に学校に戻る。ある日、高志と佑矢が寮に帰って来なかった。旭川方面に行ったという情報をもとに、青山先生と小林先生は、彼らを追いかける。高志たちは、安室奈美恵コンサートに行ったのだ。その後、ホテルの調理場で働いている先輩の部屋に泊まり、次の日の朝、雪道を歩く二人。高志は佑矢を学校に帰らせようとするが言うことを聞かない。雪の中で困っているところに、親切な夫婦が通りかかり、熱気球に乗せてもらう。青山先生たちは、熱気球に乗って大はしゃぎの高志たちを見つける。そして、迎えた卒業式。
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寄り添うことで展望が開けたわけじゃないように見えるけど。でも、高志にも、先生たちはきちんと寄り添っていたよね。そして佑矢に寄り添う先生の姿もずっと見ていたよね。映画のように大きな変化は、実際にはないかもしれないけど、やっぱり地道に寄り添うこと。そしてそれはがまんしてそばにいることではなく、前向きに自分が学べることを求めること。きっと、「してあげる」ではくたびれてしまうだろう。そうではなく、そこから学ぼうという気持ちが、何をするにしても自分の心に落ち着きと優しさと力を与えてくれるのだと思う。
高志の就職はこの後どうなったのだろうか。人を理解するのは難しい。養護学校の生徒でなくても、普通の隣の人を知ることすら、思うようにいかないことはたくさんある。知っているつもりでも、必ずしも同じ展開になっていくとは限らない。人はいつでも理解しようとし続けることが大切なんだと思った。それは、だれにでも言えること。10年つきあっても、20年つきあっても、新しい発見があり、新しい変化ある。ずっと同じではないのだ。
広島市民球場、ラストの試合。9月の初めに久しぶりに試合を見に行ったけど、自由席は狭かった。一旦中に入ると、トイレにもいけない。動けなくなる。あそこに2万人以上も入るのだからすごい。新しい球場は、自由席もひとりひとりの席で、足下が広く通れるようになればいいのだけど。最終戦を子どもが見に行くようだ。カープよ勝ってくれ。小学生のときに、朝の公開ラジオ体操で市民球場のグランドに入ったことがある。朝、4時くらいからみんなで歩いて行った。球場の周りは何度も歩いた。なくなると思うとさみしいよね。