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■2006年 アメリカ 152分
■原題「THE DEPARTED」
■2008.3.22 wowow
■監督 マーティン・スコセッシ
■出演
レオナルド・ディカプリオ(ビリー・コスティガン)
マット・デイモン(コリン・サリバン)
ジャック・ニコルソン(フランク・コステロ)
マーク・ウォールバーグ(ディグナム)
マーティン・シーン(クイーナン)
レイ・ウィンストン(ミスター・フレンチ)
ヴェラ・ファーミガ(マドリン)
アレック・ボールドウィン(エラービー)
アンソニー・アンダーソン(ブラウン)
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「男は、死ぬまで正体を明かせない。」
ボストン南部を牛耳る男、フランク・コステロに育てられたコリン・サリバンは、警察学校を卒業した。コリンは優秀なエリート集団に所属しつつ、警察内部の情報をコステロに流していた。一方、ビリー・コスティガンは、犯罪者の一族の中で生まれ、そこから抜け出すために警察学校に入った。卒業したビリーに命じられたのは、マフィアへの潜入捜査だった。このことを知っている人間はクイーナ警部とディグナム刑事だ
けだった。コステロの身内として犯罪に荷担しなかればならないビリーの苦悩。そして、いつばれるかわからない恐怖。マフィアの中でも、警察の中でも、それぞれ情報をもらす者が潜入していることがわかった。お互いのスパイ探しが始まる。ビリーがカウンセラーとして通った女医は、コリンと一緒に暮らそうとしていた。二人は、少しずつ近づいていく。そして、ビリーとクイーナ警部が会っているとろを襲われ、警部が殺された。コリンは、クイーナ警部の携帯から、マフィアに潜入したビリーに・・。
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使われるだけ使われて死んでいった。かわいそうな二人に見えた。自分の人生を歩んだと言えるのだろうか。だれかの駒として動き、死んでしまった。ただそれだけのような、味気なさがいっぱいに広がった。なぜあのマフィアを逮捕できないのだろうか。やりたい放題しているのに。世の中おかしいと思うことが多い。大ぴろげに悪いことをしている人は捕まらないで、似たような小さな出来心のようなことで捕まる人がいる。何億円も賄賂だ裏金だと騒がれる人は堂々と生き、少額の金で人生を奪われる人がいる。このマフィアだってそうだ。悪いことが平気でできる人間は強い。でも、小さなことで自分を責める人間は弱い。今の世の中どう進めばいいか道が見えている。
人を殺して刑務所のに入ろう。その気持ちが少し分かるのがつらい。進みたくないし、人のことなんて考えたくない。自分で歩みたくないのだ。何が不幸で、何が幸せなことなのか、その中身が見えない時代。示されない時代。お金より心だと言い切れない時代。だから、ビリーって不幸だねって言ってしまう。でも、本当は正義を信じ、犯罪を目の前にして苦しむ心こそ、人間として大切なものなんだと強く言わなければいけないんだと思う。彼には、死んでほしくなかったよ。
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