■2008年 日本 136分
■原題「The Magic Hour」
■2008.7.26 TOHOシネマズ緑井
■監督 三谷幸喜
■出演
佐藤浩市(村田大樹) 妻夫木聡(備後登)
深津絵里(高千穂マリ) 綾瀬はるか(鹿間夏子)
西田敏行(天塩幸之助)
小日向文世(長谷川謙十郎)
寺島進 (黒川裕美)
戸田恵子(マダム蘭子) 伊吹吾郎(鹿間隆)
浅野和之(清水医師) 市村萬次郎(菅原虎真)
柳澤愼一(高瀬允) 香川照之(江洞潤)
鈴木京香(小夜子) 谷原章介(ニコ)
《story》
「この街で起きたことは、きっと誰かに話したくなる」
「最後に笑うのは誰だ?」
街を牛耳るボス、天塩の愛人マリに手を出してしまった備後。足をコンクリートで固められ、海に沈められる直前、伝説の殺し屋デラを連れてくることで解放される。しかし、デラは姿を見せることなく、備後は窮地に陥る。そこで、映画撮影だと偽り、三流映画俳優の村田を連れてくる。この街で起こることはすべ映画撮影であり、アドリブでの勝負だとはりきる。天塩は、村田をデラだと信じて仲間に引き入れる。うまく乗り切っていたように見えたが、本物のデラが、天塩のライバルである江洞の元にいることがわかり、ばれてしまう。マリが愛人として戻り、村田や備後はなんとか逃げ出す。そして一世一代の大芝居をしかけマリを救出しようとするのだが・・・。
素直に楽しめる映画だ
どうしても見たい映画ではないけど、疲れたとき、心が少しくたびれたとき、見て楽しめる癒される少し元気が出る映画だ。寅さんタイプと言えるかもしれない。映画を作る側の情熱は、見る側にも通じるものがある。今はCGなしでは映画ができないくらい様変わりしてしまったけど、演じることへの魅力、感じる側の感性がピタッと合うときの感動こそ、映画の原点かもしれない。あの「せりふ」がよかった、あの場面がよかったと、村田のように何度も見たくなる映画に出会うことが夢だ。でも、せりふに関しては、頭が悪い私には覚えきれない情けないけど、雰囲気だけ残っているけど、完全な再生ができない。私の頭の中はいつもぼやけた白黒ピンぼけ。でも、地道にそんな映画を求めて、これからも見続ける。そして少しでも記憶に留めるために、ここに記録に残そうと思う。
「蒲田行進曲」という映画を見たくなった。なんか通じるものがあるよな。
今年は暑い日々が続く。温暖化の影響がもろにきているのだろう。来年はもっと暑くなるのだろう。昨年までの回るだけの扇風機から解放された。古い扇風機で、首振りが壊れていて首が固定できない。でもまだ回るから、ずっと私のところにきていた。夜困るのは、私の部屋にはクーラーがない。だから扇風機をまわす。ずっと固定して同じ向きにしていると、体にずっと風があたり体が変な感じになってしまう。今年は、1000円割引券が当たったので2400円出して買った。首振りも、リズム風もタイマーもついている。イオン発生器とやらもついている。何とか眠れる。しかし、タイマー切れると目が覚める。保冷剤の出番だ。首に巻く。何とか眠っているが、眠ることに疲れそうだ。
公式サイト「ザ・マジックアワー」