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■2006年 アメリカ 90分
■原題「ABDUCTION: THE MEGUMI YOKOTA STORY」
■2008.12.19 DVD
■監督 クリス・シェリダン パティ・キム
■出演
横田滋 横田早紀江 増元照明 横田哲也
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「親の愛は世界を動かす」
1977年11月15日、新潟に住む13歳の横田めぐみさんが、下校途中に忽然と姿を消した。警察の捜索が始まり、横田夫妻もテレビの公開捜査などで両親が呼びかけるが全くの手がかりがない。それから2年後、アベック失踪事件が起きる。そして元北朝鮮工作員の証言から、北朝鮮の拉致事件が明るみに出る。その証言の中で、めぐみさんが拉致され北朝鮮に連れて行かれたことがわかった。その後、拉致被害者家族連絡会が発足。多くの拉致事件がわかってきた。2002年、小泉総理による日朝首脳会談が実現。拉致被害者の中から5人の帰国へと。しかし、めぐみさんは死亡と伝えられる。けれども、その死亡経過に疑問点があり、写真も合成、遺骨のDNA鑑定もめぐみさんではないという結果が出た。今も北朝鮮の国内でめぐみさんは生きていると信じて、拉致問題解決への取り組みは続く。
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この事件って闇に葬られてしまったかもしれないよね。世の中、こうしてたくさんの人が肉親を失い、捜索を訴え、みんなに知らせるために活動されている。街頭でその訴えを目にしたとき、いったい何ができるのだろうか。多少の募金とか署名ならできる。しかし、動かなければいけないのは国だよね。個人でできることには限りがある。国はひとりひとりをしっかり守る義務があるのに、いつも国は個人を踏みつける。大きく話題にならなければ、闇に葬られる。国民どうしがしっかり連携を取らなければいけないと思う。自分も、いつ人の助けを必要とするようになるかわからない。今、自分ができることをしたいと思う。
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