そよかぜから-映画

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ネタばれあるかも、気をつけて

めぐみ-引き裂かれた家族の30年

2008年12月27日 | ドキュメンタリー

2006年 アメリカ 90分
■原題「ABDUCTION: THE MEGUMI YOKOTA STORY」
■2008.12.19 DVD
■監督 クリス・シェリダン  パティ・キム
■出演
   横田滋  横田早紀江   増元照明  横田哲也

 《story》

「親の愛は世界を動かす」

1977年11月15日、新潟に住む13歳の横田めぐみさんが、下校途中に忽然と姿を消した。警察の捜索が始まり、横田夫妻もテレビの公開捜査などで両親が呼びかけるが全くの手がかりがない。それから2年後、アベック失踪事件が起きる。そして元北朝鮮工作員の証言から、北朝鮮の拉致事件が明るみに出る。その証言の中で、めぐみさんが拉致され北朝鮮に連れて行かれたことがわかった。その後、拉致被害者家族連絡会が発足。多くの拉致事件がわかってきた。2002年、小泉総理による日朝首脳会談が実現。拉致被害者の中から5人の帰国へと。しかし、めぐみさんは死亡と伝えられる。けれども、その死亡経過に疑問点があり、写真も合成、遺骨のDNA鑑定もめぐみさんではないという結果が出た。今も北朝鮮の国内でめぐみさんは生きていると信じて、拉致問題解決への取り組みは続く。

 何ができるのか

この事件って闇に葬られてしまったかもしれないよね。世の中、こうしてたくさんの人が肉親を失い、捜索を訴え、みんなに知らせるために活動されている。街頭でその訴えを目にしたとき、いったい何ができるのだろうか。多少の募金とか署名ならできる。しかし、動かなければいけないのは国だよね。個人でできることには限りがある。国はひとりひとりをしっかり守る義務があるのに、いつも国は個人を踏みつける。大きく話題にならなければ、闇に葬られる。国民どうしがしっかり連携を取らなければいけないと思う。自分も、いつ人の助けを必要とするようになるかわからない。今、自分ができることをしたいと思う。

 公式サイト「めぐみ-引き裂かれた家族の30年」

 携帯の機種変更を考えている。日頃そんなに携帯を使うわけではない。メールだってインターネットだって、音楽だってそれほど聞くわけじゃない。車に乗れば音楽は聞けるし、部屋ではPCで聞くことができる。若者のように歩きながらヘッドフォンで聴くのは煩わしい。自然の音を聞いていたい。では、なぜ変えたいのか。ただ変化がほしいだけ。宣伝に乗せられているだけ。だいたい2年から3年で変えたくなる。生活に変化をつけたいのか。そこでパンフレット見る。店頭の価格が以前とちがう。仕組みがよくわからない。以前、電子辞書に憧れたことがあった。いろいろな会社のパンフレットを見た。でも、熱が冷めた。買わなくてよかった。まあ、これはポイントを使おうと思ったんだけど。今度は携帯。これもそのとき使わなかったポイントが使える。さあ、時間をかけて熱を冷ますか、行動に移すか、どっち。

アース

2008年01月19日 | ドキュメンタリー

2007年 ドイツ/イギリス 97分
■原題「EARTH」
2008.1.14 TOHOシネマズ緑井
■監督  アラステア・フォザーギル
■語り   渡辺謙

 「地球、公開」

・エサを求めるホッキョクグマ
・水を求めるアフリカ象
・エサを求めて旅するザトウクジラ
・印象的な求愛行動をするカタカケフクチョウ etc

 実は勘違い
このチラシをよく見ると、地球は生き物でできている。まさしくそうなんだと思う。人間だけの地球ではないことは明白。さまざまな生き物が生活している。我々人間もその中の1種類の生き物に過ぎないんだけど、その1種類の生き物が、すべての生き物の未来を壊そうとしている。この地球で一生懸命に生きている生き物たちの姿こそ、美しい地球そのものなんだ。
自然というと生き物だけではなく、大地の素晴らしい姿もあるだろうし、美しい空の姿から恐ろしい気象現象もある。そんな、なかなか見ることができない映像を期待していた。自然世界遺産に登録されているようなもので、どこから撮影したのかどのように撮影したのかわからないようなアングルの映像を期待していたのだ。一部あったけど、あまり感動しなかった。予告編の川から滝の上空に飛び出す場面が頭に強く残っていたために、似たような場面を期待してしまった。内容は良かったけど、予想とちがうという思いは、感動を薄れさせてしまう。初めての映画館でのドキュメンタリー鑑賞。テレビでは味わえない大画面だからこそ生まれる壮大さに乾杯。

 公式サイト「アース」