趣味の日記

観劇・歴史・小説・漫画などなど、思いつくままの語り日記

おふさ観音

2008-06-12 23:55:50 | Weblog
紫陽花にすっかり満足して、時間を見ればまだ余裕がある。
それなら、と駅前へ戻り、タクシーを拾って今度はおふさ観音へ向かいました。
ここは現在、バラ祭りを開催中。ネットに載ってたところによると、副住職さんが丹精に育てたバラが、境内一面に咲いているそうで。
行ってみると、これまた視界一杯のバラの庭園(写真)。
久米寺では、境内の奥に‘あじさい苑’を作ってあって、散策路があったのですけど、おふさ観音は境内そのものがバラ園になっている。
バラのアーチをくぐって、本堂にお参りするという、不思議なお寺。お百度石がバラに埋もれてるってのもすごい(笑)。
門を一歩入ると、バラの甘い香りがして、お寺の屋根を背景に、バラが咲き乱れてるという、目を丸くする光景でした(笑)。
本堂裏手の奥にもバラの園が広がっていて、さらに奥手には、日本庭園。ここにはさすがにバラはありませんでしたが、池のほとりに茶房がもうけてあって、そこではローズティーなども飲めるようになってたのですけど、昼食でお腹一杯だったので、残念ながらそれは素通り(苦笑)。
でも、また機会があったらぜひ寄ってみたいと思いましたね。

行きはタクシーだったおふさ観音ですが、帰りは八木西口駅までテクテクと歩きました。
古い町並みの中を通り抜けていくと、JRの線路で遮断機が上がるのを待っていたら、地元の人から「観光ですか?」と声をかけられました。
「おふさ観音へ行って来たところで・・・」とこちらが言うと、「今井町の江戸時代の昔の町並みも、また是非行ってみて下さいね」と言って下さいました。
明日香もそうですけど、こういうところの人って、やっぱり皆さん人懐っこくて、親切ですね。

いつもなら、もうちょっと遅くまでウロウロしてるんですけど、私も母も今はあまり体力がないので(苦笑)、まださんさんと太陽が照っているうちに、帰途につきました。
距離的には、そうたくさん歩いたわけではないと思うんですけど、お寺2つの境内を散策したのが、意外に体力を消耗したみたいで、かなりクタクタになって帰ってきました。
それにやっぱり、体力が落ちてるなぁというのも、実感。
徐々に、ウロウロできる体力を取り戻していかないといけないですね・・・。




コメント (2)
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久米寺

2008-06-12 23:49:37 | Weblog
久々の飛鳥へ、行ってきました。
お天気がどうかと危ぶんでましたが、さすがは超強力な晴れ女の母!家を出たあとは、どんどん晴れてくる(笑)。
おかげさまで、快晴の中の飛鳥歩きとなりました。

一応6月の飛鳥はオフシーズン。足となるかめバスも、1時間に1本しかなく、乗り逃すと歩くかレンタサイクルかタクシーしかない。
幸い今日は母というスポンサーがいたおかげで、とっととタクシーに乗り込み、入鹿様の首塚へ。
いつものようにお花を持っていったのですけど、今日の首塚には、どどんと立派な花束が、すでに供えられてありました。
最近はお寺さんがきちんと手入れをされておられるようで、いつも仏花は供えてあったりするんですけど、しかし今日のお花はそれとは少し違った。
どでかいユリやスターチスやら豪華な花束が、花挿しに一杯詰め込まれている・・・(苦笑)。
これは、私以外の入鹿様ファンが、数日前に(お花は昨日今日のような新しさではなかったので)お参りに来たに違いない。
どうしようかとは思いましたが、自分が持ってきたお花を供えないわけにもいかないので(苦笑)、こんもりとした花束の脇に、さらに持ってきた小菊の花束を、ぎゅうぎゅうと挿し込みました(爆)。
窮屈ですみません、入鹿様・・・と拝みながら、千数百年前の6月12日に思いを馳せ・・・。

お参りが済んで、さて昼食。よく立ち寄る「めんどや」さんへ、母と一緒にお散歩がてらテクテクと向かいました。
友人となら何度も行ったことのあるお店ですが、母を連れて行くのは初めて。
お昼はにゅうめんセットのみしかありませんけど、柿の葉寿司やわらびもちなども付いて、かなり豪勢でお腹一杯になります。
地元の手作り感たっぷりの昼食に、母は満足の様子。よかったよかった。
しかし、今日の明日香村内の散策はここまで。静かでのんびりとした空気が大好きな私には、まだまだ物足りなく、せっかく来たのに~という思いもありましたが、マニアックな場所をウロウロするには、母が一緒よりも一人の時の方が動きやすいのも確か(苦笑)。
ちょうどバスの時間にぴったりだったこともあり、橿原神宮前駅まで、あっさりと引き上げることにしました。
バス停で待っていると、雨上がりの平日に飛鳥散策する人も意外に多く、通りがかりの人や、遠足らしきレンタサイクルに乗った中学生から、「飛鳥寺はどこですか?」と立て続けに訊ねられました(笑)。・・・迷うほどややこしい場所にあるわけじゃないと思うんですけど。
そんなこんなで、来たバスに乗り込み、良いお天気になった明日香村をぐるっと回るようにして、バスは橿原神宮の駅前へ。

バス停を降りてから、今度は駅の反対側までぐるりと歩き、地図を片手に久米寺へ向かいました。
たまたま、ネットで紫陽花が見頃、という情報を見つけて行ってみたのですが・・・こんなに見事に咲いてるとは!(写真)
思ったよりも広い境内だった上に、‘あじさい苑’一面に咲き乱れる紫陽花の群れ。色とりどり、形もさまざま、こんなに紫陽花って種類があるのか!とびっくりするほどの綺麗な紫陽花が、視界一杯に広がる光景には、母も大喜び。
雨上がりでしっとりと濡れた風情と、平日で人も少ない静かな境内で、ゆっくりと散策できました。

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