趣味の日記

観劇・歴史・小説・漫画などなど、思いつくままの語り日記

昨日の重太夫さま♪

2014-08-11 23:58:10 | 観劇
お茶会レポの前に、まずは重太夫さまの覚書を~と思ってたら、劇団サイトに「伯爵令嬢」の動画がアップされてる!!
ともみんのフランソワだぁぁぁっっ♪♪
何あのくるくる巻き毛っ!何あの脚の長さっ!!
ちぎちゃんみゆちゃんはもちろん、隣のショウ君といい、何あの二次元劇画のビジュアルはっ!?
フランソワもちょっと動いて欲しかったけど、そんな贅沢は言ってられませんね(苦笑)。ビジュアルが映っただけでも嬉しい♪
・・・重太夫さまからのギャップがすごそう(笑)。いえいえ、ドニーさんからアンドレへの華麗なる転身を思えば、重太夫さまからフランソワへも何のその!ともみんならきっと見事に切り替わって下さいます!

ということで(笑)、昨日の重太夫さま。
フランソワのおかげで記憶が飛ぶかと思いましたが、つなぎとめました(爆)。
11時貸切。
脚百貫。2階席にまで音が聞こえるほど、ベチベチバチバチと叩きまくって下さる慶次さま(笑)。でも、一番笑ったのは、慶次さまが行ってしまわれたあと。
盆回しの暗転の中、力尽きて死んだように起き上がらない重太夫さまに、重三郎君が慌てて心臓マッサージ(爆)。それでもピクともしないので、お兄ちゃんご臨終~とばかりに、重三郎君、合掌して拝んでいたところに、むくっと起き上がった重太夫さまが、このヤローとこぶしを振り上げた!(大笑)必死に謝る重三郎君と、懸命に重太夫さまをなだめる周囲の面々・・・というところで、盆が奥に行って見えなくなってしまいました(笑)。
「妬けた~」。いつものようにピョッコピョッコと慶次さまに近づいた重太夫さま、腰をクネクネ、慶次さまにシナをつくって迫ったものだから、慶次さま両手でぎゅうぅぅっと首を絞めたぁ~!(爆)喉をきゅうぅぅと絞められて、ゴホゴホ咳き込みながら重太夫さま「旦那は、ほんと、手加減を知らないんだからぁぁぁ」
ウメガイ。周りをきょろきょろ警戒しながら、重「早く!早く旦那!誰かが命を狙ってる!!」慶「そうか。(瓢箪を投げて)それかもしれんぞ」重「えっうわぁぁ!?」重太夫さま、瓢箪をすごく怖そうに持ちながら引っ込んでいきました(笑)。

15時半。
脚百貫。バチバチ叩き、脚も叩いてつねってしていた慶次さま、重太夫さまの腕をむに~っとつねって、そのまま持ち上げ、宙で停止。
腕を持ち上げられた重太夫さま、あうあうともがいてましたね~(笑)。
このお話、そのあとのお茶会でも話題になってました!(爆)
そして盆回しの暗転、倒れたままの重太夫さま、力なく両腕を持ち上げて、助けて~な仕草。周りが寄ってたかって重太夫さまを起こしてくれてましたね。
「妬けた~」。なんと重太夫さま、袴の裾を持ち上げて、おみ脚を見せながらのの字を描き、慶次さまに迫ったものだから、慶次さま、重太夫さまのお顔を後ろから両手で挟んでパチン!頬というより目の横だったので、イタそ~(苦笑)。顔を押さえ、あうあうあうと泣きの入った重太夫さま、気の毒だけど可愛かった~(笑)。
ウメガイ。再び出ました(笑)。「曲がって見える!曲がって見えるぞぉ~!!」(爆)慶次さま「(大袈裟に)そーかそーか、よかったなぁぁぁ!(瓢箪を投げて)しばらく遊んでろ」嬉しそ~にゆらゆらしながら帰っていく重太夫さまに、慶次さまぼそっと「馬鹿」(バッサリ)

いやもう、どんだけネタが増えるのかというくらい、あれこれやって下さいますね!
貸切はさすがに初めて観る一般のお客さんが多いので、それほど大笑いは起きませんでしたが、午後の公演はほんと、観てる側の期待値というかワクワク感が舞台にも伝わってるんだろうな~という盛り上がり(笑)。
まだまだ、いろんなパターンが出てきそうですね♪

舞台を観ていて、今さらのように、でもまだまだ発見は多々あります。
大野先生のお衣装への(おそらく)こだわり。
聚楽第のシーン。歴史マニア視点ですが、関白殿下以下、大名衆はみんな、羽織姿。ここでは官兵衛さまも羽織だから大名扱い(実際大名ですし)。そして、陪臣(大名の家来衆)は、裃。兼続さまもそうですね。普段の官兵衛さまも裃です。そして、大名でもなく(当主は兄上ですから)家来でもない北条氏規さまのみ、直垂。
慶次さまは、関白殿下への拝謁ということで最初は裃姿ですが、人を食ったような髑髏デザイン。そして着替えて登場する時は、直垂なんですね。誰にも仕えず、一個の武将としての直垂なのかなと。そして、同じ直垂なのに、氏規さまとの違いも対比されてるように見えなくもない・・・。
お衣装その2。関ヶ原へと移行するシーン、官兵衛さま、裃の上にこれまでなかった袈裟を掛けてます。つまり、出家して如水の号になってる、ということですね。調べると、官兵衛さまが出家したのは朝鮮出兵の頃らしい。うん、大野先生わかっててやってるよなぁ。
何気に好きなのは、助右衛門さまの、柄が緑の太刀と脇差。雪組カラーだ♪と思っちゃう(笑)。
そしてその太刀、助右衛門さま、最初の野点で笛を吹く時は右側に置き、ラスト慶次さまとのシーンで笛を吹く時は、左側に置いている!
通常、刀を外して置くときは、相手に敵意がないことをあらわすために、鞘ごと右側に置くのが礼儀。右側なら、右手で刀を持つため、すぐに抜くことができないんですね。
でも、左に置くと、それはいつでもすぐに刀を抜くことができる、つまり戦闘態勢である、ということ。助右衛門さまは、慶次さまに対して、それだけの覚悟を持って、笛を吹いておられるんですね。慶次さまも、それはわかっている。ますます、奥の深いシーンです・・・。

記憶が確かなうちに、早めにお茶会レポも何とかしたいんですが・・・。
もうしばらくお待ち下さいませ。
コメント (3)
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