趣味の日記

観劇・歴史・小説・漫画などなど、思いつくままの語り日記

ボローニャ絵本原画展

2006-09-03 23:13:18 | Weblog
毎年恒例、この時期に西宮の大谷記念美術館で催される展覧会へ、姉と一緒に行ってきました。
イタリアのボローニャで行なわれる絵本原画展の、入選作品を紹介する展覧会で、私と姉も毎年必ず観に行ってます。そろそろ通い始めて10年近くなるんじゃないかな。
世界中の絵本作家のいろんな絵を見られるので、楽しいですね☆可愛いのや面白いのやシュールなものまで、ほんとたくさんの作品が展示されてます。
年々日本人の入選作も増えてきました。私たちが見始めた頃は2~3人だったのが、今年は27人もの入選者がいるそうで。それと、意外にイランも絵本大国なんですね。もともとヨーロッパは多いし、韓国や中国、台湾の作家さんもここ2~3年でぐっと増えてきました。
今年は、純粋に可愛い~とか楽しい~という作品より、絵の楽しさとは裏腹なシュールな内容が多かったような(苦笑)。
すごく気に入ったのは、ゾウさんやワニさんやライオンさんの頭の上に、街が乗っかってる絵(笑)。日本人作家の絵なので、中には天守閣が載ってるのもあって楽しかった♪
あと、日本の絵本作家の人が、スペインの子供向けに東京の紹介を描いた絵本が可笑しい~(爆)。東京に引っ越すことになった女の子が、東京はどんなところ?とあちこちに訊いてまわるお話になってるのですけど、東京のゴミはカラスが片付けてるんだよ、と言ってカラスの体の中が焼却場になってたり(オイオイ)、クロネコが荷物を運んでるくれるんだ、とネコだけでなくゾウやペリカンやダックスフンドが荷物をかかえて運んでるとか(コラコラ)、東京の下にはナマズがいて、そのナマズが踊ると東京も一緒にゆらゆらするとか(チョットチョット)ユーモラスで皮肉の利いた作品で大ウケ(笑)。でもこれをホントに子供が真に受けたらどうするんだろう?(汗)
どちらかというと、やはり日本人の感性が見てるこっちにもすっと入ってきやすいのか、そういう作品に目が行きますね(苦笑)。
確か一番初めにこの原画展を観に行くきっかけになった、赤いクジラも日本人の作品だったんじゃないかな。たまたまTVで紹介してて、あんまり可愛くて観に行ったのが始まり。
ミュージアムショップでは、作品のポストカードや一筆箋はもちろん、絵本そのものや、ほかの絵本なども販売してて、それも楽しい。
最近は立体絵本でもすごいのがあって、開くとどか~んと精緻な細工が飛び出してきたりして、侮れません(その分値段も張りますが)。
姉と二人、子供連れの親子に混じってあーだこーだと絵本を覗き込んで、遊んできました(笑)。

たっぷりと展覧会を楽しみ、昼食はてくてく歩いて夙川駅まで出て、その近辺のイタリア料理店へ。夙川はさすが小洒落た街で、住宅地の路地を入ればガイドブックにも載ってる有名店などがぽつんと建ってたりします。
で、美味なパスタを堪能したあと、せっかくだから家へのお土産にケーキでも買って帰ろうかということになり、近くに美味しいケーキ屋さんはないかな~?と、携帯で検索かけたところ、すぐ近くに1件発見。行ってみると確かにすごく美味しそうなケーキがずらり♪ケーキだけでなく生チョコやクッキー類も充実していて、さすがグルメ検索に引っかかるだけのことはある(笑)。
そしてふとお店の中を見回すと、なんとジェンヌさんのサインも飾ってある!それがなんと、あーちゃんと萌希さん。ここは月組御用達のお店か!?(笑)確かにクッキー類なんて、楽屋差し入れにもピッタリでしょうね。種類も数もかなりのものだったし。
買って帰ったプリントルテとレモンパイ、甘さ控えめで美味しかったです☆(姉と半分コずつして食べました。丸々2つなんて食べてませんよっ/笑)
次の機会には、クッキーも買ってみたいなぁ~(って来年のボローニャの時か?/苦笑)。


コメント
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