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さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

T橋さんに誘われて3月7日に恩方アルプスを歩いてきました

2020-03-19 23:54:31 | 山登り
T橋さんから「さっちゃんと一緒に歩きましょう」と声をかけていただきました。
さっちゃんでも楽しんで歩けるようにと、高尾の北の方にある恩方アルプスの東部を計画してくれたのです。
地図を見てみると、コースの水平距離は3kmほど、スタート地点と最高標高地点との標高差が170mほどしかありません。
最近よく歩いている青梅丘陵と比べても水平距離はあまり変わらず、標高差は小さいくらいです。
いちばん標高が高いのも青梅丘陵は雷電山の494mに対し、370mくらいですから、
僕は内心「さっちゃんにとっても楽過ぎるのでは?」と思ったくらいでした。

出発もすごく遅めに設定してもらいました。
デイサービスや言語リハビリへ行くときと同様な朝の過ごし方の方がさっちゃんには無理がないと思われるからです。
いつも通りに起き、いつも通りに朝食を食べ、いつも通りに家を出ました。
 

▲11:16。高尾駅前からバスに乗って、大久保バス停で下車。すぐそばのお寺の墓地の脇に紅梅が見事に咲いていました。この辺りの山里は標高も200mほどありますし、山に囲まれていますから、梅もまだ満開。写真の紅梅の手前右から山道へ入りました。


▲11:22。立派な山道が続いています。山道の脇には菩薩の像が何体も置かれていました。それはだいぶん登った先のお堂まで続いていました。


▲11:51。千手山356.4mに着きました。最初のピーク。三角点の周りに石が置かれていることはよくありますが、までありました。ここで最初の休憩を少し。


▲12:14。千手山をたつとすぐに広い伐採地が現れました。ただの伐採地なんですが、山の景色に変化が生じて、これはこれでいいものです。ここではそれ以上に麓の里の風景がよく眺められて、いい雰囲気でしたね。


▲13:10。恩方アルプスは標高の低い里山ですから山道がたくさんあるようです。ここ小津峠324mは峠だけあって十字路になっていました。


▲13:57。面白い形の切り株がありました。雨水も溜まっています。


▲14:06。狸のため糞でしょうか? こんなに一ヶ所に糞をするのは狸くらいのものでしょう。


▲14:15。今回歩いた恩方アルプスは椿の木が普通ありえないほど多く生えていました。最初から最後まで途切れることなく生えていました。僕の個人的な意見ですが、ある程度は人為的に椿を増やそうとした歴史があるのではないでしょうか? この辺りでは椿の花はほぼ終わっていました。のんびり坊主の椿だけがほんの少しだけ咲いていました。


▲14:55。里山ですから杉などの植林も多いですが、広葉樹林もけっこう多くありました。落葉樹の落ち葉も積もってますし、椿などの照葉樹も多いですね。T橋さんは正確に地図読みしながらさっちゃんと僕をリードしてくれます。10~20mおきぐらいに立ち止まってはさっちゃんが近づくのを待ってくれています。


▲14:55。基本的に急登や急な下降ではさっちゃんは僕の手に縋ります。独りで登れるはずなんですが、そんなパターンが染みついてしまっています。ですから、急な上り下りのシーンの写真はほとんど撮れません。この写真もさほど急ではないようですね。


▲15:15。T橋さんから常に現在地を地形図上で教えてもらいながら歩いてきました。この平坦地はゴール近くの場所です。さっちゃんものんびりと歩けますね。


▲15:21。T橋さんが恩方アルプスを歩くのは今回で2回目だそうです。前回はこの車道をもっと右(東)で渡って、向こう側の尾根に取り付いたんだそうです。今日はその半分より少し短い距離だけ歩いたというわけ。ここはおそらく力石峠と言われている場所でしょう。T橋さんもここから車道に降りるのは初めて。どこから降りることが出来るのか、ちょっと緊張しますね。


▲15:23。そんな心配する必要はありませんでした。ちゃんと階段がついていました。T橋さんは先に降りて何かを調べているようです。


▲15:26。車道をバス停に向かって歩きます。でも、残念なことに1時間に1本しかないバスの時間には間に合いそうにありません。


▲15:40。バスは近くの陣馬高原下が始発ですから遅れて到着する可能性はほとんどないはずでした。しかし、しか~し、バス道路が見えるところまで来たときに乗りたかったバスが通過すして行くのが見えたんです。バスは遅れて走ってたようですね。あ~れあれ、残念。力石バス停に着き、タクシーを呼ぶことにしました。

今日はT橋さんが予想していた下山時刻とほぼ同じだったそうです。
正確にはほんの少し早く下山できました。
さっちゃんのことをよく理解してくださっているT橋さんが余裕のある計画を立ててくれたからでしょう。
でも、さっちゃんもよく頑張りました。
青梅丘陵や前の週の幕山よりもずっとずっと大変な山歩きでした。
標高は青梅丘陵よりもずっと低いのですが、アップダウンがとってもたくさんありました。
しかも、数多いそれらの上り下りがさっちゃんにとって凄く急勾配なんです。
まあ、そういうわけで恩方アルプスと言われているのでしょうけどね。

僕の甘い予想は覆されましたが、さっちゃんが思いのほか頑張って歩いてくれましたね。
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さっちゃんは言語リハビリの最初の30分間延々と喋り続けました

2020-03-18 23:50:21 | 言語リハビリ
水曜日は言語リハビリの日です。
さっちゃんの朝の様子は普段とさほど変わりありませんでした。
飲むべき薬の3種類しか飲んでくれませんでした。
1種類は口を開けてくれず、飲んだうちの1種類は半分吐き出してしまいました。
多忙な朝に歯磨きまで要求するのはまず無理なんですが、口を漱ぐのまでも拒否されてしまいました。
この程度ですから、普段の朝とさほど変わりありませんね。

いつも乗っている1本早めの電車にも乗れそうでした。
駅には3分ほど前に到着できました。
でも、さっちゃんに念のために「おしっこする?」と聞いてみると、「うん」のような返事。
僕も今さらこの程度のことでは苛立ったりすることはありません。
気持ちをすぐに切り替えて、20分あとの電車に乗って病院へと向かいました。

言語リハビリが始まると、さっちゃんはSTの先生に向かって機嫌よく喋り始めるではありませんか。
先生が桜の開花の話題を振りましたから、桜だとか花見だとかいろんな綺麗なお花の話題を喋ってるんでしょうね。
5分10分経過して、先生はさっちゃんがまだお花の話題を喋ってるんだろうなと思われているようでした。
でも僕は、さっちゃんのいま喋ってる話題はお花からはとっくに離れているものと思ってましたよ。
何を喋っているのか、まったくの意味不明ですから誰にも分るわけはありませんけれどね。

さっちゃんがあまりにも楽しそうに喋り続けているものですから、先生も無碍には出来ないようですね。
それでも、さっちゃんの言葉が止まる瞬間を狙って先生の予定しているメニューに引き込もうとするのですが、その隙間がありません。
猫の写真とかをさっちゃんの目の前に置いたりしますが、「ねこ」とまでは言ってくれるさっちゃんは自分の喋るペースを緩めません。

とうとう30分間休みなく喋り続けたさっちゃんを止めたのは第九の合唱でした。
先生がなかば強引に映像を流し、そちらに関心を向けさせたのです。
僕もさっちゃんの後ろに立って、肩に置いた手でリズムを取ったりして、先生に協力しました。
さっちゃんはと言うと、第九の映像にはいつものような関心はほとんど示さなかったんですが、喋りの勢いは弱まりましたね。

その後、「春が来た」の唱歌を歌ったりして、通常メニューを少しこなすことが出来ました。
60分間の言語リハビリが終了。
まあ、僕が知っている範囲ではあれほどまでに楽しそうに喋り続ける相手は、他にはケアマネさんくらいでしょうか。
通常メニューがこなせなくても、意味があるように感じますね。

帰途、僕はひとつのミスを犯しました。
そのミスとは、さっちゃんに「おしっこする?」と聞かなかったこと。
最寄駅から家への途中で、まだ聞いてなかったことを思い出したんです。
その近くの公園の多機能トイレへ連れて行こうとも考えたのですが、結局聞きませんでした。
もう少しで家だし、さっちゃんにそんな素振りが微塵も見えなかったからです。
家に近づきながら、もしさっちゃんが急におしっこを訴えたら、どこでさせようかとか考えながら歩いていました。

でも、何事もなく帰宅。
玄関の鍵を開け、僕が先に家の中へ。
いつもなら続いてすぐに入って来るさっちゃんの姿が現れません。
どうしてるんだろう? と玄関の外に出てみると、さっちゃんがズボンとか下ろしてパンツだけになっています!
アララララ! 僕は急いでさっちゃんの腕を引っ張って、靴を脱がせて、トイレへ。
でも、時すでに遅し、漏らしちゃってました。
その後はすぐにシャワー、そして着替えます。

前述したように、これは僕のミスですね。
さっちゃんには申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

いつも通り、駅のそばのお店でお弁当ひとつとお惣菜1種類を買ったので、それをお昼にしました。
ただでさえ、僕よりも少なく分けているのに、半分ほど残してしまいます。

昼食後のこと。
僕が録画した朝ドラを観ていると、さっちゃんはそんなことにお構いなく僕に話しかけて来ます。
僕が無視してテレビを見続けていると、さっちゃんは怒ったように僕に話しかけて来ます。
僕が適当に返事しながらテレビを観ていると、またまたさっちゃんは僕に話しかけて来ます。
さっちゃんの話し声でテレビがよく聞こえないので音量を大きくしても、さっちゃんは僕に話しかけて来ます。

そのうち諦めたのか、さっちゃんは布団の中へ。
僕はPCチェック。
その後、疲れた僕はさっちゃんの隣りの布団の中へ。
毎回そうなんですが、病院帰りの日は本当に疲れますね。

目覚めると、予想外に時間が経過していました。
ちょうど6時になっていました。
買い物にも行きたかったんですが、行かないことにしました。
どういうわけだかお腹もぜんぜん空いていませんから、夕食を作る気分にもなれません。
「今晩は夕食抜きでもいいか」そんな考えさえ浮かんできました。

次、目覚めたのは7時半ころ。
まあ、何にも食べないというのも何でしょうから、ちょっとは食べることにします。
これから作る気力はまったくないので、冷凍したご飯、インスタント味噌汁、冷凍シュウマイ。
これだけでも、じゅうぶん豪華な感じがしますし、お腹も満たされました。

食べ終わると、さっちゃんはすぐに布団の中へ。
途中、起き出して来ませんでしたから、今晩は歯磨きできず、寝巻きへの着替えも出来ず、です。
おかげで僕は、ゆっくりした夜を過ごせていますけれどね。
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体を思いっきり動かしての筋肉疲労は精神の疲労を癒してくれますね

2020-03-17 23:51:35 | 僕の自由時間
先週の火曜日は雨だったので、今日は2週間ぶりの天覧山ひとり岩トレです。
今日も最下部岩場まで30分で到着しました。
一昨日の日曜日にもここ天覧山に来ていて、ほとんどはさっちゃんとふたりで多峯主山までのハイキングで歩いていたのですが、
戻って来てから山の仲間にさっちゃんを見守ってもらいながら、僕も3本のルートを登ったんです。
3mとか5mくらいの短いルートですが、5.7や5.8の今の僕には楽ではないグレードなので、けっこう全身の筋肉を酷使して登ったんです。
ですから、脚や腕はもちろん、体幹がらみの胴体全体も筋肉疲労が残っていました。
筋肉痛とまではなっていませんでしたけれどね。

いつも通りのメニューが始まります。
右から左へ片道トラバース。
左から右へ片道トラバース。
1往復のトラバース。
2往復のトラバース。
昼食。
9往復のトラバース。
合間合間にはいつも通りのストレッチ&柔軟。


9往復無事に出来たのですが、2回失敗したのちに、やり直しての成功でした。
1回目の失敗はスタートしてすぐに肩が岩にぶつかってバランスを崩したミス。
2回目の失敗は2往復した直後のいい加減な足運びのミスでした。
集中力が欠けていたようですね。

帰宅してからはいつものようにシャワーを浴びたり、PCチェックしたり。
さっちゃんが帰ってからも一緒に散歩して、夕食を食べて、と比較的順調でしたね。
でも、さっちゃんがなかなか寝てくれなくて、僕の機嫌が悪くなってしまいました。
反省はしてるのですが、寝てくれないと本当に何にも出来ないんです。
僕もちょっと寝てしまって、11時過ぎて再びさっちゃんとの“寝る寝ないバトル”が再勃発しました。
でも、その中で何とか歯磨きもしてくれ、寝巻きに着替えてもくれました。
それを思うと、僕の独り相撲だったのかもしれませんね。
心の中で「さっちゃんご免ね」と謝っておきます。
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2016年の忘事録/まだお味噌汁はさっちゃんが作っていたんですね

2020-03-16 23:26:26 | 2016年の忘事録
忘事録とは忘れた事の記録です
また思い出すこともあるでしょうが
忘れるよりも もっと
新しい思い出を
作ればいいのです


この忘事録カテゴリー文章はほぼその日付当時メモした文章のままこのブログに載せています)

2016年5月11日

507号室の507を書けなくなっている。(注:部屋番号は実際とは違う仮の番号に変えています)5 100 7とか5007とかのイメージが湧いているのか? それ以前に0(ゼロ)を思いついていないようだ。

ここのところずうっとそうだが、食事に対する欲求が乏しくなっている。それゆえに、夕食など(昼食も)作ろうとしない。僕主導で作り始めないと動かない。メインのおかずを自分で考え決めることをしないことが多い。ここのところ外食でないときのメイン料理は僕が作ることが多い。さっちゃんには味噌汁を作ってもらう。
僕が泊りの場合は、夕食を作らず何かあるもの(お菓子でも)ですませていることも多いようだ。

アリセプト錠は今日から1.5錠に。2錠では吐き気強く、動けなくなる。
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牛乳パックの展開作業をさっちゃんにも手伝ってもらいました

2020-03-14 17:13:01 | 出来なくなったこと
まずは前回のブログ記事も読んでみてください。
さっちゃんはハサミが使えなくなったのかもしれません

今日、およそ二ヶ月ぶりにさっちゃんと牛乳パック(ジュースパックも少し)の展開作業をしました。
今回はひょっとしたらハサミの使い方を思い出してるかな? と淡い期待を抱いていたのですが、それは無理でしたね。
ハサミの持ち方が分かりません。
手取り足取りでハサミを持たせて、まずは薄い紙を切ってもらいました。
なんとか切れました。

続いて牛乳パックですが、ハサミの持ち方をすぐに忘れてしまいますから、再びさっちゃんの手指を取ってハサミを持たせます。
指に力が入っていませんから、ハサミはすぐに外れてしまいます。
そんなことを繰り返して、やっと牛乳パックの一辺の切り進みがスタート。
牛乳パックは力も必要ですから、なかなか切り進むことが出来ません。
途中でハサミを手放したりしますし、それを再び持たせるのにも時間がかかります。

でも、何とか牛乳パックの最初の一辺を切ることが出来ました。
もちろん本当の角まではあと数センチ残っていますし、正しい切り口からも1cmは離れたりしています。
とは言え「やったね、さっちゃん。有難う。次はこれね」と2個目を渡します。
この間に僕は10個は完全展開しちゃってましたけどね。

2個目は1個目に比べるとスムーズに進みました。
3個目で指が痛くなったさっちゃんはこれ以上作業をすることを断念。
その時点で牛乳パックの残りはあと数個。
すぐに全部を終了させましたが、全部で28個を展開しました。

さっちゃんは出来ないながらも一生懸命やろうとしてくれました。
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さっちゃんの短い時間で転変する気分にはなかなか付いていけません

2020-03-13 23:09:03 | 気分や思い
お昼過ぎにさっちゃんがデイサービスから帰って来た時、スタッフさんが今日のさっちゃんの様子を教えてくれました。
「昼食の時間前に急に泣き始めたんですよ。
お昼ご飯も食べなくて。
でも、何とか食べてもらいましたけれどね。
いま送ってる車の中でもちょっと泣いてました」

どんな泣き方だったかは聞きませんでしたけれど、すすり泣きのような喋りをするのならいつものことですけどね・・・・

帰って来てからは普段のさっちゃんでした。
ベランダに干してある敷布団のことをしきりに何かしら言ってましたね。
何かが気に喰わなくて文句を言ってる風でした。
自分で直そうとするんですが、重くて諦めていました。
敷布団が落ちちゃうんじゃないかと冷や冷やしながら見守っていました。

それから月に1回のH沢クリニックへ。
帰って来てからはいつも以上に僕に引っ付いて来てましたね。
「疲れただろうから、寝たら」とさっちゃんを布団へ連れてくると、さっちゃんも僕の手を引いて一緒に入ろうと言います。
僕がトイレに行くと、急いで付いて来て、僕が内側から鍵を閉める前にドアを開けてしまいます。
やっと3度目で内側から鍵を掛けることに成功。
僕が出てくると、さっちゃんは「よかった」とほっとした表情を浮かべます。
僕がトイレの中にいることを忘れてしまって、僕がどこへ行ったんだろうと不安がってたのでしょうか?

僕が台所で食器を洗ったり、夕食の準備をし始めると、纏わり付いてくるので邪魔で仕方がありません。
僕はさっちゃんを追い払うように遠ざけます。
ただ突っ立てるだけならいいんですが、何かしら手を出しますから、本当に邪魔なんです。
ですから、まだ何にもしてなくてもさっちゃんを追い払おうとしてしまいます。

そんな何度も何度も繰り返される攻防の蓄積のせいなんでしょうか?
さっちゃんはそろそろ夕食が出来上がるころに、寝室に引っ込んでしまいました。
僕のそんな態度に怒ってしまったようです。
夕食が出来て、さっちゃんを呼んでも出て来ません。
とうとう夕食は食べませんでした。

僕だけが夕食を食べ終わってから、さっちゃんは掛布団、毛布、シーツを剥がしてダイニングに持って出て来ました。
戻してもまた同じことを繰り返すでしょうから、さっちゃんからそれらを受け取って、別の場所に置いておきます。
暖房をつけてますから、寒くはないと思いますけど、どんな様子でさっちゃんは寝てたんでしょうね?

このまま眠ってしまったらシーツはどうしようかな? などと考えていました。
でも、しばらくするとさっちゃんが起き出て来たので、その間にシーツを敷き、僕も寝られるように直しました。
さっちゃんはまだ怒ってる雰囲気、僕だってさっちゃんを無視しています。
さっちゃん、僕のそんな態度に対して「どうしてそんななんだろうね?」みたいなことを言ってます。
確かに、僕も自分のことを大人げないと思いますが、ある程度は態度に表して、ストレスを発散しとかないとね。

こんな関係性の続く夜ですから、夜飲む薬1種類は飲まず、歯磨きもせず、寝巻きに着替えもせず、でした。
僕もひと晩たてば今の気持ちから立ち直っているでしょうし、さっちゃんはケロッと忘れていることでしょう。

(追記)
ここまでを書き終えたころ、もうとっくに夜の10時を過ぎていましたが、寝付いたと思っていたさっちゃんが起きて来ました。
僕はブログを書く中で気持ちの整理が付いて来てましたし、起きて来たさっちゃんからは怒りの雰囲気は消えていました。
ですから、さっちゃんの歯磨きをし、寝巻きにも着替えてもらうことが出来ました。
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2016年の忘事録/アリセプトを再び飲み始めたのですが・・・・

2020-03-12 23:19:31 | 2016年の忘事録
忘事録とは忘れた事の記録です
また思い出すこともあるでしょうが
忘れるよりも もっと
新しい思い出を
作ればいいのです


この忘事録カテゴリー文章はほぼその日付当時メモした文章のままこのブログに載せています)

2016年4月27日

今日からアリセプトを2錠(10mg)ずつ。But、昼前から吐き気がすると言う。昼は食べず。「夜も食べずに寝る」と言っていたが、一緒に夕食を作りまあまあ食べた。吐き気は引いた。明日は書道教室のあとに2錠飲むこととする。
お金の計算が苦手。100円玉8コで800円というのが、よく分かっていない様子。
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さっちゃんのいない世界へ行きたい、って思っちゃいました

2020-03-11 23:22:03 | 気分や思い
今日は言語リハビリの日。
リハビリ自体は前回に引き続き順調でした。
駅近くのお総菜屋さんでお弁当ひとつとオクラのお惣菜100g買って、帰ってからお昼として食べました。
さっちゃんには別の食器に小分けして食べてもらうのですが、今日はどうしたのかほとんど食べません。

何か文句を喋っています。
食事をしながら録画した朝ドラや古い録画を僕は観てるんですが、さっちゃんの声が大きくてよく聞こえません。
さっちゃんが何の文句を言ってるのかさっぱり分かりませんから、僕は無視し続けてテレビの音をどんどん大きくしました。
どうもお昼の食事について文句を言ってるような感じなんですが、僕がどう言っても聞いてくれませんし、食べてもくれません。

録画した番組も終わったので、疲れを感じた僕は布団の中へ。
やっぱり病院へ行った日はとっても疲れます。
さっちゃんもすぐに布団の中へ入って来ました。
さっちゃんにタオルケットを肩回りへ掛け、毛布と掛布団を掛けてあげます。

小1時間ほど寝たでしょうか?
さっちゃんが布団から起き上がる動きで僕は目が覚めました。
さっちゃんは起きて、玄関へ行くドアを開けた音がします。
トイレかもしれません、少しだるい体を起こして僕はトイレの方へ行きました。
トイレの灯りを点け、ドアを開け、「おしっこするの?」とさっちゃんに聞きます。
さっちゃん、便座を触ったり、ブツブツと小声で喋ったり、おしっこしたいような雰囲気ではありません。

僕は布団へ戻り、ゴロリと横になりました。
これから何をするにせよ、もうちょっとだけ横になっていたい、そんな気分でした。
さっちゃんも僕の横に入りました。
でも、すぐにまた起き出して、玄関の方へ行ってしまいます。
トイレに用事がなければ、すぐにダイニングの方へ戻ってくるはずなんですが、なかなか戻って来ません。
布団の中で気にしながら聞き耳を立てていた僕は再度トイレへ向かいました。

さっきと同じことをさっちゃんにします。
さっちゃんも先ほどと同様の反応で、どうやらおしっこはしないみたい。
でも、どこかおかしいんです。
根拠はないんですが、さっちゃんはおしっこをしたいはず。
僕はさっちゃんのズボン、ズボン下、パンツを下ろして便座に座らせます。
さっちゃんは僕の手を払いのけようとしたり、何やら僕を罵っています。
でも、僕はさっちゃんの斜め右前にじっと座っています。
おしっこが出ました。

後の始末をいつも通りして、僕は再び布団の中へ。
さっちゃんも同様に布団へ入るかと思いましたが、今度は違いました。
横向きになってる僕の背中を叩いたり、掛けてる毛布を引き剥がそうとしたりします。
僕が抵抗すると、何やら罵ってる様子。
その後も何かしら僕の休息を邪魔ばかりするので、僕はベランダへ出ることにしました。
今日はとっても暖かい日で、部屋の外も全然寒さを感じません。
さっちゃんがベランダを覗くので、反対側の隅に行きます。
今度は隣りの部屋の窓辺にさっちゃんが来るので、また元の位置へ。
こんなことが2、3度繰り返されます。

そんな時でした。
「さっちゃんのいない世界へ行きたい」と思いました。
病院帰りの疲れてだるい僕、布団に横になって心身共に休めたいのに、
さっちゃんは僕に纏わりついては罵り続け、ゆっくりと横にならせてもくれない。
ここに書いたことの他にも2倍3倍もの邪魔、不規則行動、素直に聞いてくれない、いろんなことが重なっています。
ひとつひとつは小さなこと、さっちゃんの甘えだったり、僕にかまってもらいたかったりが原因なんでしょう。

ベランダに出て、いい意味で僕の頭も冷えたのでしょうか。
こんなことを続けても埒が明かないことだけは確かです。
今日は買い物をする必要はありませんから、散歩に出かけることにしました。

僕は出かける準備をします。
それを見ているさっちゃんは何もしません。
さっちゃんにジャンパーを渡し、毛糸の帽子をかぶせました。

階段を降りる時だけは手をつなぎましたが、その他は最初から最後まで手をつながずに歩きました。
さっちゃんはブツブツと独り言(?、僕に語りかけてたのかな?)を喋り続けていましたが、僕はずうっと無言。
ときおり僕がさっちゃんとの距離を引き離すと、後ろからさっちゃんの「待って」の声が聞こえます。
それは僕からさっちゃんへの小さな意地悪。

陽も落ちて、薄暮も終わりかけたころに家に帰ると、夕食の準備までのわずかな時間、僕は布団で横になることにしました。
すると、さっちゃんが布団のすぐ横の畳の上に座り、僕の背中や腰をさすり始めました。
罵りや文句の言葉ではなくて、優し気な口調の言葉を発しながら。

さっちゃんはすでに散歩に出かける前のことは忘れてしまってるんでしょうね。
忘れられない僕だけがいつもいつも馬鹿を見る羽目になってしまうんです。
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この時から、さっちゃんには手頃な青梅丘陵歩きが始まりました

2020-03-10 23:57:17 | 山登り
ここからの今日のブログは昨年9月28日の山歩きの記録です。
さっちゃんと歩いた山歩きの記録は写真のこともありますし、どうしても書き終えるのに時間がかかります。
日常の多忙に紛れてブログに書き残すことが遅れてしまいました。
これじゃあいけないと、僕も考え直し、あまり堅苦しく考えることなく、写真中心にあっさりとした記録に留めようと思います。
それじゃあ・・・・


▲9:15。青梅線の宮ノ平駅から北西に伸びる道路を進んできました。途中から土の林道のようになりました。天気は快晴。気持ちのいい山歩きの始まりです。


▲9:39。林道っぽい道は途中からしっかりした広い登山道となりました。さらに進むと左の尾根へ登っていく山道が分かれています。今日はそっちへと進みました。


▲10:15。青梅丘陵主稜のハイキング道に出ると、左(北)へと進みました。すぐに小さな峠のような場所が現れ、そこで休憩。さっちゃんにも笑顔が。


▲10:26。キク科の花だろうなとは分かるんですが、名前まではよく分かりません。オオバヨメナのような・・・・


▲10:58。キク科のハグマの仲間のようだということは分かるんですが、名前までは難しいですね。葉の切れ込みは浅いんですがモミジハグマ(紅葉白熊)かオクモミジハグマ(奥紅葉白熊)に似ているような気もします。


▲11:03。青梅丘陵はとても歩きやすいハイキングコースです。植林も多いですが、広葉樹の森も多くあり心地よい山歩きが出来ますね。


▲11:42。途中で再びの休憩。この日は笑顔が多いですね。


▲11:58。時々はこんな階段の山道も現れます。


▲12:22。青梅丘陵は青梅市街地の裏山のような山地ですから、時々街並みが見下ろせます。青梅市街地を挟んで南側の山々は御岳山を初め大岳山や大塚山などですね。


▲13:39。雷電山への最後の登りでしょうね。さっちゃんもまだまだ元気!


▲13:46。雷電山山頂。さっちゃん、この日は笑顔が多かったですね。


▲14:43。榎峠に下山しました。ここからは車道を軍畑駅まで歩きます。


▲15:09。軍畑駅到着です。

この日、さっちゃんのおしっこ事情がどうだったかは忘れました。
少しくらいパンツを濡らしたかもしれませんが大事には至らなかったと思います。
この日の前の回の山歩きが大変でしたから、それに比べると問題なかったんでしょう。
笑顔の写真も多いですから、さっちゃんは楽しんでいたようですね。
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僕の緑内障は少しずつ進行しているのでしょうか?

2020-03-09 21:27:56 | 僕の病気や体調
先週の金曜日、さっちゃんが半日デイサービスでいない時間に僕は眼科病院へ行ってきました。
この日は視野検査を行うことになっていたのです。

結論から言うと、左目の視野が少しだけ(と言っていいかどうかは知りませんが)狭くなっていました。
つまり、前回は見えていた部分で見えなくなってしまった部分があったということです。
眼圧や視力はさほど変わりなかったようです。

目薬を差すようになって、その副作用なんでしょう。
目の周辺が肌荒れし、少し痒くなり、目やになんだか涙なんだか何かしらが固まったりもします。
日に数回、ぬるま湯で目を洗って、肌荒れ用の塗り薬を塗ったりしています。

以前と比べて、細かい字が見にくくなったことは確かですね。
それに、見ている世界は全体的に霞んできたような気がします。
この原因は眼球自体にあるのか、それとも目の周辺が荒れていることによるものなのかはよく分かりません。
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