さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

日和田の岩場はびしょ濡れで岩トレ中止、夕方さっちゃんは心配してたパターンでお漏らししてしまいました

2021-07-16 23:56:15 | トイレ・排泄
気象庁からの発表はまだありませんけれど、関東地方の梅雨はもう明けたようですね。
でも、昨日木曜日日和田の岩場はびしょ濡れで岩トレは出来ませんでした。
その前日夜の天気予報でも、岩トレが出来るかどうか不安だったのですが、とにかく現場までは行ってみるしかないと考えたんです。
昨日の早朝時点で、F沢さんに「やっぱり駄目そうだから今日は中止にしよう」と連絡することも考えたのですが、まだ可能性に期待する自分もいたんです。

ナウキャストで確認すると、細長く南北に連なった雨雲が日和田のある埼玉県日高市に向かっていることが分かります。
ただ、東西に幅の狭い雨雲ですから、数キロ西か東にずれてくれるだけで日和田の岩場は救われます。
僕はそんな淡い期待を抱きながら、ナウキャストも常に確認しながら、F沢さんの車に同乗させてもらいました。

巾着田の駐車場を歩き始めた時にはまだ傘を差す必要はありませんでした。
雨雲は東京都と埼玉県県境の200mもない低い丘にぶつかって、消えたり細かく分裂したりしています。
その雨雲はまだ前衛の弱い雨雲で、その後ろ(南)からは雨雲本体とも言うべき豪雨をもたらす雨雲も続いています。

岩場への山道を登って行きました。
日和田の岩場では夜中にもかなりの雨が降っていたようですから、まだびしょ濡れだとは容易に想像できます。
風もありませんし、湿度も高いままですから、岩場が乾くはずもありません。
でも、僕は極々小さな希望を抱いていたんです。
女岩西面です。
ここは壁全体が前傾していて、もしかすると濡れていないかもと期待したんです。

岩場に到着しました。
F沢さんが早速岩場を確認しに行き、「濡れてる」とがっかりした声を発しています。
いつも登っていた男岩南面は湿気っているなんてレベルじゃあありません。
完全にびしょ濡れです。
この瞬間から強い陽が差して風が吹き続けたとしても、乾くのには1時間以上かかるでしょう。
僕は淡い期待を胸に女岩を見に行きました。
でも、残念。
前傾壁もびしょ濡れ。

ナウキャストで再確認しますが、変わらずに雨雲は日和田を目指しています。
即決です。
下山し、帰ります。
F沢さんはクライミングジムに行ってみようかなと考えているようです。
僕は火曜日以来延び延びになっていた里芋と鶏肉の煮物を作ろうと思いました。
駐車場に着く前に、雨も少し降り始めました。
車で帰り始めると、激しい雨が降って来ました。
日和田の岩場もこの雨に打たれているようです。
F沢さんには可哀想でしたが、僕には岩場往復の山道を歩けただけでも楽しいひと時でした。


帰宅すると、昼食を食べ、録画した番組を観て、里芋と鶏肉の煮物を作りました。
冬瓜と竹輪も加えました。
4時過ぎて、さっちゃんがデイサービスから帰って来ます。
デイサービスでは1度もおしっこをせず、水分も400ccしか摂らなかったとのこと。
NHKの相撲中継は大関と横綱の取り組みだけ見ました。

僕はさっちゃんと散歩に行こうと思いました。
少し前から午前中の雨が信じられないくらいに青空が広がっていました。
真夏の青空です。
日没が近づき、涼しい風も吹く中をさっちゃんと散歩に行こうと思ったのです。
出かける前に、僕はトイレに入りました。

僕はトイレから出てダイニングに入ると、さっちゃんの異様な姿が飛び込んできました。
リハパンを脹脛まで下ろしているさっちゃんの姿です。
前々から僕が恐れていたパターン。

つまりこうです。
今のリハパン+パッドになる前、普通の布製パンツだった頃はトイレに間に合わずに漏らしてしまうことが頻発しました。
しかし、リハパン+パッドの生活になると、漏らしても全部パッドが吸収してくれます。
おしっこを漏らして、フローリングの床や畳や布団がおしっこで濡れる心配はなくなりました。

でも、でも、本当にそうなんでしょうか?
ただ1点、心配なケースがあるんです。
それはさっちゃんが自分でパンツを下ろしておしっこをすること、、、、トイレ以外の場所で。
大抵の場合、さっちゃんの行動には僕の眼が届いていますから大丈夫なんです。
でも、僕の眼が届かないことだってないわけではありません。
まさに今回がそうでした。
僕はトイレに入っていたんです。


さっちゃんのリハパンを足元まで下ろしている姿に接した僕はすぐに行動に移りました。
ダイニングの床がまだ濡れていませんでしたから、そのままの状態でさっちゃんをトイレに連れて行きました。
便座に座ってもらい、さっちゃんの足元の床を見ると、点々とおしっこがこぼれています。
ここへ歩いて来たコース上を見ると、もっと多くのおしっこがこぼれていました。

僕はすぐ眼の前にあるトレペで拭きました。
でも、トレペだけで拭き取れる量ではありません。
雑巾とタオルを動員しました。
ダイニングでさっちゃんが立っていた場所からトイレまで、まずは大雑把におしっこを拭き取りました。

さっちゃんは自分が失敗をしでかした自覚があるのか、大人しく便座に座り続けてくれています。
パッドはもちろん濡れていましたが、リハパンも濡れていました、ズボンも濡れていました。
全部脱いでもらって、脚や足の裏をトレペで拭いてあげます。
それだけでは綺麗になった気がしませんから、消毒用ウェットティッシュで同じく何度も拭いてあげました。
立ってもらって、お尻や太股も同じように拭きました。
本当はシャワーで洗ってあげるのが一番なんでしょうが、今日金曜日がデイサービスで入浴の日ですから、これで大丈夫だろうと思ったんです。

さっちゃんに新しいリハパン+パッドを穿いてもらい、寝室でズボンも穿いてもらって、一件落着。
すでにもう日没の頃になっていましたから、散歩は中止です。
さっちゃんには布団に入ってもらい、もう一度広い範囲をウェットシートで拭き掃除しました。


▲19:09。午前中の雨が嘘のような晴天になっていました。久し振りにすっきりとした夕景です。我が家のベランダから眺めてみました。写真の左上にはが見えています。これもまた久し振りですね。


▲その月のアップです。6日目くらいの月でしょうか?


今回は僕の感情は平静でした。
怒りや憤りやイライラなどの感情は起こりませんでした。
僕自身がトイレの中にいて、対応してやれなかったことも原因のひとつですから、僕にも責任がありますしね。
逆に、さっちゃんの意識の中に「パンツを脱いでおしっこをする」という行動様式が残っていたことに驚いたほどです。
最近は自分からそうすることはまずなかったと思いますから。

夕食後、さっちゃんは寝て、僕はトイレに入りました。
便座に接している左足太股がじっとりします。
便座カバーも濡れていたんですね。
これで便座カバーの交換は火曜日1回、水曜日2回、木曜日1回となりましたね。


ついでに、今日金曜日散歩の写真も載せておきます。


▲18:26。夕暮れの逆光でさっちゃんの顔を撮るのは難しいですね。


▲18:27。この青空です! 梅雨はもう明けたと思いますよ。


▲18:39。奥多摩の山にはもう真夏の雲がかかっていました。
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