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さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

一ヶ月以上前の『標準コースタイムで歩く』シリーズ№5をやっと載せることが出来ました。この間(今もですが)、さっちゃんの悲しい激動が続いています

2022-03-26 21:43:56 | ザイルと焚火と焼酎と
2月19日(土)YYDの仲間と歩いた陣馬山の記録をやっと載せることが出来ました。
2月24日のA病院からのさっちゃんの退院を前に、僕は2月17日にも山を歩きに行きました。
さっちゃんが家に戻って来ることは最大の喜びなんですが、山へは行けなくなります。
ショートステイを利用できるほどに体調等が戻らないと、僕の山行はお預けなんです。

さっちゃんが退院して以降の状況は最近のブログに書かれている通り。
心にゆとりを持って山を楽しむような心持ちにはなれませんでした。

さて、2月19日の山行の話に戻ると、前々日の高水二山からは少し急いで歩くことにしました。
その結果、ほぼ標準コースタイムで歩けていたので、もうちょっと頑張ってYYDの仲間と歩いてみようと思ったのです。
YYDの仲間は速く歩く連中が多いんです。
6年前に入会した時は、そのスピードは全然苦にならなかったのですが、僕の長いブランク後は負担に感じられるようになりました。
でも、前々日の歩きならなんとかYYDのスピードにも迷惑かけない程度には付いて行けると思ったのです。
独りでスピードアップするよりも、目の前の仲間を追いかける方が速く歩けるはずですからね。

その結果がどうだったかは『ザイルと焚火と焼酎と』を読んでみてください。
『標準コースタイムで歩く』シリーズ№5 ――― 88% 雪の陣馬山でYYDの仲間を小走りで追いかけ歩きました


▲10:44。予想はしていたことですが、陣馬山は高水三山よりも雪が多くありました。思いがけず低山での雪山気分を味わえました。

いつもの通り、山行時間の詳細を記録しておきます。
              僕がかかった時間     コースタイム
登山口~陣馬山          97分          100分
陣馬山~堂所山          55分          70分
堂所山~関場峠          23分          30分
トータル             175分          200分


この日はコースタイムの88%で歩きました。
必死になって、小走りで仲間を追いかけた結果です。
自分の歩くスピードにはなっていません。
これくらいのスピードで歩くことが苦にならない脚力を取り戻したいですね。
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『標準コースタイムで歩く』シリーズの№4からは少し急いで歩くようにしました

2022-03-12 20:29:27 | ザイルと焚火と焼酎と
2月17日(木)に高水三山のうち惣岳山と岩茸石山の二山を歩いて来ました。
写真をたくさん選んだりするので、もともと記録の作成には時間がかかるのですが、今回は3週間以上かかってしまいました。
19日にはYYDの山行に参加し、20日は3回目のワクチン接種、21日は倦怠感で丸一日ぐったりしていました。
そして、24日のさっちゃんの退院の日を迎えたわけです。
何かと忙しく、3月に入ると更なる怒涛の展開で、息つく暇もない状況でした。
さっちゃんが入院している状況で、面会も出来ませんから、僕は意識的に元気に過ごすしかありません。
10日の日はF沢さんと日和田で岩トレ、明日もS﨑君たちと日和田で岩トレします。
昨日あたりからは何事もなくやっと落ち着いた生活が出来ています。

山行の詳細は『ザイルと焚火と焼酎と』を読んでください。
『標準コースタイムで歩く』シリーズ№4 ――― 109% 高水三山の内、二山を歩きました。低山なのに思いのほか多くの雪が!

この№4から少し急いで歩くことを心がけるようにしました。
ほんの少し急ぐことで、筋肉に負荷をかけ、トレーニング効果を高めるためです。


▲12:26。岩茸石山山頂まであとわずか。人の姿が見える場所が頂上です。

以下に山行時間の詳細を記しておきます。
             僕がかかった時間    コースタイム
御嶽駅~惣岳山         88分          105分
惣岳山~岩茸石山        51分          40分
岩茸石山~北川橋        81分          45分
北川橋~川井駅         30分          40分
トータル            250分          230分


という訳で、今回はコースタイムの109%で歩いたことになります。
急いで歩くことを意識したのに、100%より大きな値になってしまいました。
岩茸石山から北川橋、とくに名坂峠からの下りに時間がかかり過ぎているのが一因ですね。
惣岳山までの登りはコースタイム比84%ですから評価できると思います。


今日の11時7分、A野さんから電話がかかって来ました。
時々ブログを読んでいてくれたみたいで、久し振りに読んで、居ても立ってもおられずに電話を掛けてくれたようです。
彼女とも沢登りをし、岩トレをし、雪山へも行きました。
今から10数年前になりますが、3年間ほどで沢に30本以上行っています。
奥多摩の沢がほとんどですが、谷川のナルミズ沢や尾瀬の大薙沢などへも行っています。
彼女との出会いは印象的に記憶に残っています。
さっちゃんとS﨑君とで広沢寺での岩トレの帰り、S﨑君お薦めの居酒屋さんで出会いました。
その後すぐに、日和田での岩トレ、丹沢の源次郎沢の沢登りと、一緒に行くようになったのです。
ただ、彼女は看護師さんで、その内ひどく多忙になり、いつの間にか山からは遠ざかってしまいました。
さっちゃんのことをとても心配してくれます。
いろいろと話し、23分間も喋っていました。
山の仲間はいいですね。
思えば、さっちゃんと僕の共通の友人はほとんどが山の仲間です。
さっちゃんのことはもちろん、僕のことも心配してくれる優しい仲間です。
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大腿四頭筋を軽~く傷めた後でしたが、調子よく歩けました。でも、コースタイムと比較するとまだまだですね

2022-02-14 23:44:13 | ザイルと焚火と焼酎と
木曜日は雪が降るかもしれないという予報でしたから、その前日の水曜日、2月9日に山を歩くことにしました。
傷めた大腿四頭筋は大丈夫だろうとは思いましたが、念のために短めのコースを選びました、
詳細は『ザイルと焚火と焼酎と』を読んでください。

『標準コースタイムで歩く』シリーズ№3 ――― 119% 戸倉三山の一山、臼杵山だけ登りました


▲12:48。この日は無風快晴、暖かいくらいの絶好のハイキング日和でした。時々、伐採された箇所からは奥多摩の展望が広がっていました。左のピークが大岳山で、そこから右に延びる尾根は馬頭刈尾根でしょう。

以下に山行時間の詳細を記しておきます。
                  僕がかかった時間    コースタイム
元郷バス停~臼杵神社           112分         90分
  (臼杵神社~臼杵山間のコースタイムはなし)
臼杵神社~荷田子峠             80分         75分
荷田子峠~荷田子バス停           22分         15分
トータル                 214分         180分


臼杵神社までの登りが124%かかってしまっていますね。
登りが遅いということです。
土曜日に速足で散歩しながら感じたのですが、ただ自分のぺースで登山道を歩くだけでは、負荷がかからないのですよね。
負荷がかからなければ、トレーニングにはなりません。
今の僕のペースは限りなくさっちゃんのペースに近づいているはずですから、毎回さっちゃんペースで歩いても駄目です。
ですから、マイペースで歩くのではなくて、少し急ぎ目のペースで歩こうと思います。
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僕はもっぱら口で登っていた今回の日和田岩トレ

2022-02-04 21:54:06 | ザイルと焚火と焼酎と
僕自身、反省すべきことなのか? それとも自分で自分を誉めてあげていいことなのか? どちらか分かりません。
何のことかと言うと、岩トレで参加メンバーがより多くトレーニング出来るように、アドバイスに徹し自分は登らず遠慮することです。
30代の頃の僕は、山岳会の中で岩トレを主催したら、午前中に徹底的に登らせて、午後には腕がパンプしているように仕向けたものです。
参加者が登れなくなってしまっていますから、後の時間は僕の時間だという訳です。
初心者のためにたまに開いた岩トレでもこんな感じでしたから、当時の僕は自分が登りたくて登りたくて仕方なかったんです。

でも、今は違います。
より若い、参加メンバー中心に考えてしまいます。
今回もメンバーは僕を含めて3人ですから、僕が登らないでおくと、2人はより多く登ることが出来ます。
K野さんにはより多くリードさせてあげたいですし、S藤さんにはより多くフォロウしてもらいたい。
どうしてもそんな風に考えてしまうのです。
そんな考え方は間違っている、と思う自分もいます。
教えるということは、登る姿を見せることです。
僕自身が登れることが最大の教育力なんだとも思うのです。
こんな高齢者の僕でもリードしてるんだよ、と見せることが最善策だとも思えるのです。
あんな高齢者でも登れるんだから、僕でも私でも登れるはずだ、と。

1月30日(日)の日和田岩トレでしたが、2月3日(木)には天覧山ひとり岩トレを行なう予定でしたから、なおさら自分は遠慮したのです。
そんな事情があるにせよ、もっともっとギラギラと登る情熱を滾らせた方が素敵だなと思う自分もいるんです。

80歳まで沢登りを続ける、とは公言していますけれど、本当は本番の岩登りもそれなりの雪山も今でもやりたいのです。
そのために山体力を復活させようと、努力しているのですから。

この時の日和田岩トレの様子は『ザイルと焚火と焼酎と』を読んでください。

YYDのK野さんは確実に進歩中! S藤さんも前進しています


▲12:07。この日2本目の易しいルートをフォロウするS藤さん。彼女はバランスが良く、コンスタントに続ければすぐに一人前のクライマーになれると思います。

もう一人参加者がいてくれたら、二人ふたりに分けて、それぞれマンツーマンで練習できたんでしょうけどね。
YYDは沢登りの会なのに、岩トレへの意識が低調なのが少し残念です。
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奥多摩の山のほとんどはピークを踏んでいると思いますが、まだ踏んでいなかった麻生山へ登りました。まずまずのペースだったようです

2022-02-02 22:58:56 | ザイルと焚火と焼酎と
僕はもともとあまり速く歩くタイプではありません。
キョロキョロといろんなモノに目が行ってしまいますし、立ち止まってしまいます。
もちろん急ぐ必要性がある時には、速く歩きもしますし、走ったりもします。
でも、平常時のスピードは山にしょっちゅう行く山屋としては普通だったと思います。
僕の知り合いには化け物みたいに速く歩ける奴もいました。
上高地起点で槍ヶ岳~北穂~奥穂~前穂ピストン~西穂~上高地を24時間で歩いたりする奴です。
別のアルパインクライマーの若者は普通に歩いてコースタイムの半分ほどで歩くんです。
こんな奴らと同行すると、僕はいくら頑張っても追い付けません。
だからと言って、歩くのが遅かったわけではありません。
どちらかと言うと、速かった方だとは思います。
でも、ちょっとだけ速いくらいでしょうね。

それが3年間、自分のペースで歩くこともなく、2021年は11月に登山再開するまで1回も歩きませんでした。
僕の脚の筋肉は衰えてしまいます。
2019年と2020年は常にさっちゃんと歩いていますから、僕の脚の筋力もさっちゃんと同じレベルにまで下がってしまったのです。
それを昨年の11月から山体力復活計画を立ち上げ、ここまで続けて来ました。
しばらくして気付いたのは、山体力の復活が容易ではないこと。
何回か歩いて、山への慣れが戻ったら同時に山体力も戻るような、そんな安易なものではないということです。
脚の筋肉自体が弱く細く少なくなってしまっていることに気付いたのです。
筋肉を付けるためには数回山を登るくらいでは解決しません。
スポーツジムでウェイトトレーニングをしても、それなりの成果が少しでも実感できるのは最低でも3ヶ月後くらいからです。
僕自身は最低でも数ヶ月はかかると思っています。
早くても桜の咲くころ、まあ初夏のころに成果が実感できていれば上出来でしょうね。
当然、さっちゃんのこともありますから、入院中の今のように気儘に山へは行けなくなるでしょうしね。

前回からスタートした『標準コースタイムで歩く』シリーズも今回で2回目です。
前回の青梅丘陵よりも少しだけ標高差も歩く時間も増やしました。
結果は標準コースタイムの105%でした。
まあまあですね。
詳細は『ザイルと焚火と焼酎と』を読んでください。
『標準コースタイムで歩く』シリーズ№2 ――― 105% 麻生山を登り、金比羅尾根を下りました


▲10:43。麻生平に飛び出す直前。向こう側に広がる景色に期待が高まります。

以下に山行時間の詳細を記しておきます。
              僕がかかった時間   コースタイム
白岩滝バス停~白岩滝      18分         30分
白岩滝~麻生山         62分         60分
麻生山~琴平神社        120分         100分
琴平神社~武蔵五日市駅     46分         45分
トータル            246分           235分


休憩込みだとまだ130%ですから、まだまだですね。
それにバス停から白岩滝までのコースタイムが30分なのは可笑しいと思います。
そこを除いて、白岩滝~麻生山~琴平神社~武蔵五日市駅だけで比較すると、111%になります。
その数値の方が妥当でしょうね。
ゆくゆくは、コンスタントに100%は僅かでも切るくらいでないと、駄目ですね。
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僕の所属する山岳会YYDでも、若いメンバーが育って来ています。嬉しいことです!

2022-01-28 22:56:20 | ザイルと焚火と焼酎と
先日の23日の日曜日、日和田で岩トレをしました。
もともとはY山さんがするはずだったのですが、ご家族の都合とコロナ第6波の影響で、しばらく山行をお休みすることになったのです。
彼の代わりと言っては、僕にとって荷が重すぎますが、誰かが企画実行した方がいいですから、僕がやることにしたんです。

すると、K野さんが参加してくれることになりました。
彼はそれなりに登攀できるようになっていたのですが、コロナ禍の影響で長く山から離れていました。
ワクチン2回接種を終え、山行に戻って来たのが昨年の暮れ、そして今回1年8ヶ月ぶりに岩トレへも戻って来てくれたんです。

僕も昔、半年ほどですが、クライミングから遠ざかっていたことがありました。
久し振りに登ると、バランスは悪くなっていて、落ちそうで怖い想いをしたことがあります。
その日のうちにバランス感覚は戻りましたが、K野さんはブランクがもっと長いですから、苦労するだろうな、と予想した訳です。
でも、ブログを見てもらえれば分かりますが、彼にはブランクなんか関係なかったょうですね。

では『ザイルと焚火と焼酎と』を読んでみてください。

YYDのK野さんは1年8ヶ月ぶりの岩登りトレーニングで3本の4級+ルートをリードしました!

ブログの最後でも下山後に麓のうどん屋さんで打ち上げをしたことが書かれています。
そこで僕の昔の山の話もいろいろとしました。
沢登りと岩登りの事初めについて、喋ったかどうかは記憶にないのですが、翌日からやたらとその当時の出来事が思い浮かぶようになりました。
ですから、このブログとは一見無関係な僕の昔の思い出話を書いたわけです。
もちろん、山を抜きにしては、さっちゃんとの出会いはありませんでしたし、付き合うことも、同棲も、結婚もありませんでした。
二人にとっては山が仲人のようなものであり、生活の舞台、リズムのようなものでしたからね。


久し振りに今日、散歩をして来ました。
昨日、山を歩いて来たので、散歩することで体を少しほぐそうと考えたのです。
ここしばらくは、散歩しない日の方が多かったんです。
寒い日や北風の強い日が多かったですからね。
何やらかにやら家で用事をしていると、すぐに4時ころになってしまって、それから散歩に行く気分にはなれなかったんです。
さっちゃんがいれば、それでも必ず出かけていましたけどね。


▲15:31。基本周回コースよりももう少し長いコースを散歩しました。さっちゃんの足なら1時間のコースです。帰り道、いつもの湧水沿いの遊歩道でカルガモを見ました。今日は14羽いました。偶数羽ですね。みな、番ばかりでした。あのはぐれ者の鴨がいなかったようです。それとも、相手が見つかったのかな~ぁ。
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なだらかな青梅丘陵を歩きました。コースタイム3時間20分の116%かかりました

2022-01-25 15:46:56 | ザイルと焚火と焼酎と
先週の木曜日、1月20日青梅丘陵を歩いて来ました。
日曜日に日和田で岩トレするので、天覧山には行かずに歩いて来たのです。

その様子は『ザイルと焚火と焼酎と』を読んでみてください。

『標準コースタイムで歩く』シリーズ№1――― 116% 青梅丘陵を歩いてみました

青梅丘陵にはさっちゃんと二人で歩いた思い出があちこちに沁み付いています。
2019年9月から2020年12月まで16ヶ月間で16回も通いました。
コロナ禍の影響で自粛した期間もありますから、ハイキングが出来る時はいつも青梅丘陵へ行っていましたね。
主稜線全部を歩く体力はさっちゃんにはありませんでしたから、いろんな脇道をたくさん歩きました。
今回僕ひとりで歩きながら「ここから下りたこともあるな、ここへ登って来たこともあるな」といった山道だらけでした。
短いコースばかりでしたが、さっちゃんと青梅丘陵全体を網羅するように、よく歩いたものだと思います。


2019年10月17日11:25。2年3ヶ月前のさっちゃんですね。この日は石神前駅から登って来て、青梅丘陵に出たらすぐにこの写真の場所で休憩しました。

青梅丘陵を歩くようになったのは、さっちゃんの山を歩く体力が急速に衰えて来たからです。
500mとかの標高差を登れなくなり、コースタイム3時間ほどのコースも歩けなくなったからです。
2021年にはその程度のハイキングも困難になって、どこも歩けなくなりました。
今から思うと、2年3ヶ月前のさっちゃんの歩ける強さが懐かしく嬉しく感じますね。


2022年1月20日13:41。最初の写真の場所がここです。明るい山道の右に丸太みたいなのが見えますが、さっちゃんが座っていた丸太ですね。腐敗して1本だけになっているようです。ここは日当りも良くて、風もなく、暖かいのでよく休憩しました。

休憩の記憶よりも、ここでの記憶はさっちゃんの小用騒動の記憶の方が大きいですね。
普通のパンツだった時や防水のパンツにしていた時もありました。
ここでの休憩時にさっちゃんがもよおすと、急いで用足しの場まで連れて行ってあげなくちゃあなりません。
ハイカーが大勢通りますから、隠れることの出来る場所が必要なんです。
でも、急がなければいけないし。
場所を探すうちに、漏らしてしまうこともありました。
もう覚悟を決めて、しばらくはハイカーが来ないと決め込んで、その場でさせたこともあります。
そんな小用にまつわる記憶は青梅丘陵のあちこちにありますね。

いろんなことを思い出しながら青梅丘陵を歩きました。

最後に、かかった時間とコースタイムを区間ごとにまとめておきたいと思います。

          僕がかかった時間   コースタイム
軍畑駅~榎峠       23分        30分
榎峠~三方山       90分        60分 
  (榎峠~雷電山   28分)
  (雷電山~三方山  62分)
三方山~矢倉台      53分        60分
矢倉台~青梅駅      65分        50分

トータル         231分        200分


コースタイムが必ずしも正確だとは思っていませんが、トータルでオーバーしていることは真正面から受け取る必要があると思います。
今回は116%でした。
もっと急登だったり、標高差が大きかったりすると、僕の現状では130%くらいは行きそうに思えます。
これを数ヶ月間かけて、100%に戻そうと思っています。
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2ヶ月前と同じコースを歩いて、山体力の復活度合いを実証してみようと思いましたが・・・・

2022-01-19 18:12:43 | ザイルと焚火と焼酎と
さっちゃんが主役のブログなのに、さっちゃんの登場がなかなか実現しません。
僕の日常生活を書いても面白くもありませんから、僕の登山やクライミングの話題ばかりになってしまいますね。

では、1月16日(日)のゴンザス尾根~本仁田山を『ザイルと焚火と焼酎と』で読んでみてください。

2ヶ月前とまったく同じコースを歩いてみました。山体力が少しは増して、速く歩けるはずです。結果は?

以前、さっちゃんがこんなことを言っていた記憶があります。
「登山を始めるようになって最初に登った山が本仁田山だった」
確か、さっちゃんの妹さんの旦那さんに連れて行ってもらったようなことを話していたと思います。
奥多摩駅の裏山のような山ですから、行きやすいのは確かだと思いますけれど、初心者にはちょっときつい山だと思いますね。


▲11:26。こんな青空を見上げるだけで、山を登りに来た悦びで満たされます。

今回の山行のテーマはあったのですが、そんなことは別にして、山の自然の中に浸っていること自体が嬉しいことなんです。
ブログの中でも最後に理屈っぽいことを書いていますけれど、そんなことは別にして、山の中に居ること自体が嬉しいんですよね。

とは言え、僕という人間が理屈っぽいことも本当です。
この山行で僕が出したデータを書き残しておこうと思います。
休憩時間を除外した実際にかかった時間です。
      登山口~本仁田山   本仁田山~奥多摩駅   計
2ヶ月前     159分         114分     273分
今回       167分         107分     274分

これを見てもよく分かりますが、2ヶ月間では歩くスピードにはまったく変化がありませんね。

これまで38回に及ぶ天覧山ひとり岩トレもそうでしたが、最初のころはトラバース岩10往復なんて夢のまた夢でした。
でも今は、実現が目前です。
僕が30代のころ実践していたトラバース岩10往復を高齢者になってからも出来るようになるとは思っていませんでした。
もちろん、1往復を1分ちょっとで休みなく10往復していた30代のころとは比べようもありませんがね。

山体力の復活も同様です。
40kgのザックを背負って、剱岳三ノ窓に登り、チンネ登攀をした30代のころには戻れるはずもありません。
(ちなみに、その時さっちゃんは30kg以上背負っていました)
僕が目指しているのは2016~2018年ころの山体力の7~8割です。
いま所属している山岳会YYDの仲間に迷惑をかけないレベルの山体力です。
そのレベルなら実現できると僕は信じているんです。
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長く、標高差のある湯久保尾根を歩きました。僕の現状の問題点が浮き彫りになりました

2022-01-17 22:41:10 | ザイルと焚火と焼酎と
もう10日ほども前のことになりますが、1月8日(土)に奥多摩の湯久保尾根を歩いて来ました。
僕を高水三山に誘ってくれたT橋さんが計画した山行です。
ブランク後にこれほどの長いコース、標高差のあるコースを歩いたことはありません。
ですから、まだ参加を申し込むレベルではないと不安でした。
でも、計画者がT橋さんで、僕の現状にも理解がありますから、ずうずうしく「参加してもいいですか?」と問い合わせてみたのです。
すると、「大歓迎です」と言ってくれたんです。
T橋さんも僕への心配もあったとは思いますが、親切にも参加を認めてくれました。

湯久保尾根には湯久保沢を遡行して、途中から湯久保尾根に入って下った記憶がありました。
でも、その記憶は間違いで、どうやら下りに利用した尾根は西隣りの尾根通だったようですね。
また、雪の季節にさっちゃんと湯久保尾根から御前山へと向かった記憶も薄っすらと残っています。
さっちゃんが大怪我する前のことだと思います。
雪の量が多くて、御前山のかなり手前で時間切れとなり引き返した記憶が残っています。
ですから、湯久保尾根を歩き切ったことはないのかもしれません。
記憶に残っていないだけで、多分歩いたことはあると思うんですがね。

では、山行記録は『ザイルと焚火と焼酎と』を読んでみてください。
湯久保尾根から御前山を目指しましたが、僕はまだ歩くスピードが遅くて、御前山山頂はパスしました


ブログにも書きましたが、いちばん心配だったのは前々日に降った雪のことでした。
少ないとは予想できても、どうしても用心深くなってしまいますよね。


▲14:35。北面を下山しましたが、雪はこの程度でした。ホッとするような残念なような。

なかなか山体力は戻りませんね。
歩くペースが、完全にさっちゃんとの歩きペースになってしまっています。
そのペースが、肉体に沁み付いてしまっています。
筋肉のパワーや持久力がさっちゃんとの歩きのペースに固定されてしまっています。
それが僕にとっての最適な心地よいペースに成りきってしまっています。
標準コースタイムの3割増しになっているようですから、これを2割増し、1割増し、同じ、と早めて行かねばなりません。
けっこう大変そうですね。

若いころの筋肉ならともかく、僕自身も高齢者ですから、さっちゃんペースで歩き慣れてしまって、筋肉もそのレベルまで衰えてしまったんですね。
長期戦になりそうです。
戻すのではなくて、筋肉を現状から増強しなければならないんだと思います。
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三が日にみさきさんと陣馬山に登りました。彼女はさっちゃんに心寄せてくださった女性です

2022-01-12 23:44:26 | ザイルと焚火と焼酎と
山屋にとって、年末から正月にかけての長期間の休みは、重要な山行を計画できる大切な期間です。
でも、さっちゃんと山に行くようになって、僕にはその期間の雪山登山の記憶がほとんどありません。
僕もさっちゃんも九州出身ですから、根本的にはあまり寒さに馴染みがないからかもしれません。
極寒の雪山に長期間入る気分になれなかったのかもしれません。

その代わりに、さっちゃんとは暖かな伊豆方面へ行った記憶はたくさん残っています。
伊豆の城ケ崎や城山などでクライミングを楽しみに行っていたのです。
2泊とか3泊ぐらい、民宿に泊まって、新鮮なお魚や美味しいお酒をいただく日々を過ごしました。
岩場は暖かく、クライマーの少ないエリアで、5.7~5.10くらいのルートをトップロープで楽しんでいたと思います。

1998年2月愛鷹山でさっちゃんが脛骨上部骨折してからは、この長い休みを利用した山行はしばらく行なっていませんね。
さっちゃんが雪山に戻って来た2004年の正月休みに1泊2日で北八ヶ岳の天狗岳西尾根に行っています。
2006年暮れから2007年の正月にかけて、2泊3日で南アルプスの仙丈ヶ岳地蔵尾根を登っていますね。
さっちゃんと僕の他、2名と登りました。
2009年の正月からは、僕の母の認知症が進行したので、盆暮れは実家の熊本に帰ることにしました。
母が亡くなってからも、コロナ禍までは同様に帰省することにしていました。

2022年の正月休みも特別なお正月ですね。
さっちゃんが入院していて、いないのですから。
そんな中、暮れの30日にはY山さんが日和田での岩トレを計画してくれて、僕も参加しました。
さらに、三が日の2日にはみさきさんが僕を誘ってくれました。
みさきさんはこのブログでも何回も出ています。
青春18きっぷで新潟県へ、雪山ハイクして来ました
青春18きっぷの雪山ハイキング第3弾—――さっちゃんが最高に頑張りました!
(※みさきさんは本名を出し、写真の顔もそのままで、と要望されました)

SS木さんで検索(このブログ内で)したら、もっとたくさん出て来ました。
尾瀬にもGWと秋に2回も計画してくれて、さっちゃんをフォロウしてくれました。
日帰りのハイキングにも何回も誘ってくれています。
さっちゃんのことを心から応援して見守ってくれている山仲間なんです。
そんな彼女との陣馬山山行ですから、特別なんです。
山行の様子は『ザイルと焚火と焼酎と』を読んでください。

三が日に陣馬山に登りました。穏やかな日和でのんびりと、下山後は陣馬の湯にも浸かりました


▲12:04。陣馬山山頂の白馬のモニュメント前で記念撮影しました

陣馬山の上記ブログの最後の文章に僕の想いを込めました。
でも、気持ちの半分も表現できません。
もどかしいです。
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