さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

僕はもっぱら口で登っていた今回の日和田岩トレ

2022-02-04 21:54:06 | ザイルと焚火と焼酎と
僕自身、反省すべきことなのか? それとも自分で自分を誉めてあげていいことなのか? どちらか分かりません。
何のことかと言うと、岩トレで参加メンバーがより多くトレーニング出来るように、アドバイスに徹し自分は登らず遠慮することです。
30代の頃の僕は、山岳会の中で岩トレを主催したら、午前中に徹底的に登らせて、午後には腕がパンプしているように仕向けたものです。
参加者が登れなくなってしまっていますから、後の時間は僕の時間だという訳です。
初心者のためにたまに開いた岩トレでもこんな感じでしたから、当時の僕は自分が登りたくて登りたくて仕方なかったんです。

でも、今は違います。
より若い、参加メンバー中心に考えてしまいます。
今回もメンバーは僕を含めて3人ですから、僕が登らないでおくと、2人はより多く登ることが出来ます。
K野さんにはより多くリードさせてあげたいですし、S藤さんにはより多くフォロウしてもらいたい。
どうしてもそんな風に考えてしまうのです。
そんな考え方は間違っている、と思う自分もいます。
教えるということは、登る姿を見せることです。
僕自身が登れることが最大の教育力なんだとも思うのです。
こんな高齢者の僕でもリードしてるんだよ、と見せることが最善策だとも思えるのです。
あんな高齢者でも登れるんだから、僕でも私でも登れるはずだ、と。

1月30日(日)の日和田岩トレでしたが、2月3日(木)には天覧山ひとり岩トレを行なう予定でしたから、なおさら自分は遠慮したのです。
そんな事情があるにせよ、もっともっとギラギラと登る情熱を滾らせた方が素敵だなと思う自分もいるんです。

80歳まで沢登りを続ける、とは公言していますけれど、本当は本番の岩登りもそれなりの雪山も今でもやりたいのです。
そのために山体力を復活させようと、努力しているのですから。

この時の日和田岩トレの様子は『ザイルと焚火と焼酎と』を読んでください。

YYDのK野さんは確実に進歩中! S藤さんも前進しています


▲12:07。この日2本目の易しいルートをフォロウするS藤さん。彼女はバランスが良く、コンスタントに続ければすぐに一人前のクライマーになれると思います。

もう一人参加者がいてくれたら、二人ふたりに分けて、それぞれマンツーマンで練習できたんでしょうけどね。
YYDは沢登りの会なのに、岩トレへの意識が低調なのが少し残念です。
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