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さっちゃん 空を飛ぶ

認知症で要介護5の妻との楽しい日常を 日記に書き留めたいと思います

さっちゃん、歯ブラシで髪を梳こうとしたんですが・・・・

2018-07-09 23:31:33 | 生活の一場面
さっちゃんは言って連れてこないと歯を磨きません。
今日も昼食後、歯を磨いてもらうために洗面所に連れて来ます。
歯ブラシに歯磨きをのせ、「歯を磨いて」と言うと、さっさっさっと20秒間ほど磨いています。
最低でも3分間磨くなんてことは無理。
ですから、日に3回は洗面所に連れて来ます。

今日の午後もいつものようにすごく短い時間磨いてました。
僕も磨いて、洗面所に戻ってみると、
さっちゃん、歯ブラシで髪を梳こうとしています。
あれ! あれ! あれ! それじゃあ無理だよ! と
を渡します。
さっちゃん「ああ、これこれ」と嬉しそう。
歯ブラシを指して「これじゃあ出来ないよね」といった感じの返事。

で、僕が「でも、さっちゃん、これで髪を梳こうとしてたんだよ」と言うと、
さっちゃんは、何を馬鹿なことを言ってるのと言わんばかりの雰囲気で、
「そんなことするわけないでしょ」ですって。

前言から10秒もたってないのに。
忘れるの早過ぎ! って心の中で叫びました。

でも今日、歩いていて以前住んでいた場所の近くに来たとき、
「ここらへんに昔住んでたよね」と、さっちゃんは言ってました。
10年ほど前までのことです。
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窓を開けたり閉めたり、また開けたり閉めたり、いつまで続くんでしょう

2018-07-05 22:26:08 | 生活の一場面
我が家にはエアコンがありません。
僕もさっちゃんもエアコン完備の部屋で暮らしたことがありません。

冬は小さなカバンくらいの電気ストーブひとつで十分ですし、
夏は小さな扇風機があるのですが、あまり使いませんね。

それよりは小さな我が家ですから、玄関とベランダ側の窓を開けておけば風が吹き抜けます。
それで十分過ごせます。

ところがこの夏は、さっちゃんがいつもと違います。
僕が開けた窓をことごとく閉めるんです。
また僕が開けると、さっちゃんはまた閉めます。
その繰り返し。

さっちゃんは少し前のこと(自分が一度閉めたこと)は忘れてますから、
毎回、新鮮な気分で閉めてるようです。
僕が開けたことへの反感は持ってないみたい。

それでもまだ昼はまだましなんです。
開けて、風が通り抜ける時間が比較的長く保てます。
問題なのは、夜。
おそらく戸締りへの恐怖感があるのでしょう。
夜なのに、窓が開いていることが怖いんでしょう。
窓が開いていることを、異常に気にします。

さっちゃんは9時過ぎに布団の中に入りました。
僕は12時ころにならないと寝ません。
結局、僕が折れます。
今晩は熱帯夜にはならないでしょうから、大丈夫でしょう。
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今日は例会の翌日でしたから、僕は睡眠不足です

2018-06-21 21:33:14 | 生活の一場面
昨日は僕の所属する山岳会の例会のあった日です。
さっちゃんも一緒に参加します。
夜ひとりで家で留守番させておくと、とっても不安がるんです。

例会終了後の飲み食いが楽しみですから、帰宅したのは夜中の1時前くらい。
さっちゃんはすぐ寝ましたが、僕は2時ころに寝ました。
そして、翌朝は7時起き。
デイサービスの日です。

さらに今日はケアマネージャーのT口さんが来られる日でしたから、
それも終了した午後3時ころ、眠たくて僕はゴロリと仮眠。

起き出したのは5時過ぎでしたけれど、
さっちゃん「夕食つくらないの?」と。
しゃべり方の雰囲気が「いつまでもゴロゴロと寝てないで、早く起きて作ってよ!」
ってな感じに僕は受け取りましたから、個人的には内心カチンと来てしまってます。
まだ、体がだるくて眠いのに・・・・

ただ、僕の感情のままに行動に移しても、仕方ありません。
さっちゃんは一緒に買い物に出かけたりもしたがっているようでしたけれど、そんな時間もありません。
こんな際の時短料理用に置いてある冷凍餃子。
今日のメインメニューです。
他ににらと玉子のお味噌汁、オクラと「海のとろろ(めかぶ、わかめ、もずく)」のネバネバあわせ、を作ります。

僕に心の余裕があればさっちゃんにもなるべく手伝ってもらうのでしょうが、
自分だけでストレスなしに作りたい気分。
さっちゃん「何か手伝おうか?」と近くに来てくれますが、
「今のところ大丈夫だよ」と僕。
さっちゃんは使わない食器とかを洗ってくれます。

波風立てずに夕食スタート。
腹もふくれ、アルコールも少し入りましたから、僕の心も元に戻りました。
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さっちゃんが台布巾で洗った食器を拭こうとするので・・・・

2018-04-17 09:46:31 | 生活の一場面
我が家の生活ルールはさっちゃんがやってきたことがベースになっています。
例えば、水屋の中の食器の並べ方、洗濯物をネットの袋に分けて入れたり、
朝食のメニュー
もさっちゃんの好みだったことを今でもそのまま踏襲しています。

でも、認知症になってからはそんな自分が決めた生活ルールはあまり重要視してくれません。
それどころか、「そりゃないだろう!」と言いたくなるようなこともしちゃいます。

そのひとつが、台布巾の使い方。
普通にテーブルを拭いたり、台所の作業場(何て言うんだろう?)を拭いたりもするんですが、
さっちゃん、その台布巾で洗ったばかりの食器をすぐに拭くんです。
お茶碗を台布巾で拭きます。
包丁を台布巾で拭きます。
そして、台所の汚れを台布巾で拭きます。
続いて、お皿を台布巾で拭きます。
フライパンも台布巾で拭きます。


僕は見かねて、「台布巾で食器は拭かないでよ」と言います。
また拭くので、「台布巾って雑巾みたいなもんだからさぁ」とも言います。

さっちゃん、何故か不満そう。
拭くのだから、綺麗にしてるのに、と思ってるんでしょうか?
何かしら、ブツブツと呟きます。

あまり言いすぎても、さっちゃんの気持ちを傷つけそうなので、それ以上は言えません。
考えられる対策は、台布巾を常に超清潔に保っておくことでしょうか?
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元気じゃなきゃ、主夫はやってらんないよ! by 僕

2018-04-04 21:44:53 | 生活の一場面
さっちゃんはよく寝ます。
夜も早くから布団の中に入りますけれど、
昼も残った敷布団(マットのようなタイプ)で横になることが。

今日もそうでした。
僕が洗濯したり、お昼ご飯を作ったり、なにかと忙しそうに動き回っていると、
目覚めた(?)さっちゃんが僕にこう言います。
「元気ですね」
僕は咄嗟にこう答えました。
「元気じゃなきゃ、主夫はやってらんないよ!」

こんな言葉がすぐに口をつく自分のことが可笑しくなっちゃいました。
世間の主婦の方々の気持ちもほんの少しですが分かる気がしますね。

さっちゃんが寝てる(横になってる)時は、無理に起こしてまで手伝ってはもらいません。
まあ起こすこともありますが、僕一人でやった方が早いですし、
時間がなかったり、急ぐ場合はさっちゃんに手伝ってもらわずに、一人でします。
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さっちゃんにはもっと携帯を活用してほしいんだけど・・・・

2018-03-20 11:56:13 | 生活の一場面
さっちゃんは僕と同機種の携帯を持ってます。
でも、ほとんど誰からもかかってきませんし、メールも届きません。
もともと女性としては人としゃべることが少なかったですし、あまり好きではなかったようです。
本当はさっちゃんから電話して、いろんな友達としゃべったりして欲しいんですけど、無理でしょうね。

ですから、たま~に僕から電話するくらいです。
その僕ともいつも一緒にいますから、僕からの電話もほとんどありません。

ところで、僕はポケットWiFiを使ってます。
動画とかはあまり見ませんから、最低基準の月に7GBで何とかやってます。
でも、写真をクラウドに保存したりとかの作業をすると、すぐに容量オーバーになってしまうんですね。
それで、どうしてるかと言うと、近所のスーパーのフードコートでするんです。
さっちゃんもついて来ますが、本と眼鏡を持ってきて読書をします。
さっちゃんの読書の様子を詳細にはチェックしてません。
どこまで読み進んだかを分かるようにしてないみたいですし、
毎回、最初のあたりばかり読んでるみたいですね。
そもそも、読み終わったとこまでの内容を記憶なんて出来ないでしょうから。

そんな感じの読書ですから、すぐに厭きるみたいです。
しばらくすると、「まだなの?」と聞きます。
「帰る」と言うこともありました。
買い物にも来てますから、「ちょっと待ってね。すぐに終わるから」と答えて、
早めに終わらせることも多かったです。

でも、最近はさっちゃんの厭きてしまうまでの時間が短くなってしまったんでしょうか?
僕の感じ方かな?
すぐに終わることも出来ないので、「もうちょっと待って」と言うのですが、
さっちゃんは我慢して待てません。
「二階に行ってくる」と言うのです。
一人で行かせるのは、すごく不安。
さっちゃんはもう立ち上がってますし、
仕方なく、せめて携帯だけでも持たせようとするのですが、
何故だか、さっちゃん、持ちたがりません。
しばらく押し問答。
あんまり押しつけがましいことを言うのは僕も嫌なんですが、
携帯も持たせずにひとり行かせるのは心配でたまりません。

そんなことが最近2回続けてありました。
1回目は僕を振り切って、何も持たずに行ってしまいました。
2回目は何とかポケットに携帯を入れることに成功しました。
1回目もちゃんと戻ってきてくれました。
2回目は僕が電話を鳴らして(出てはくれません)、すぐに戻ってくれました。


「電話鳴るの聞こえた?」と聞いても、答えてくれません。
さっちゃん、携帯のことではとっても不機嫌なんです。
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毎晩、さっちゃんが布団を敷くんですが・・・・

2018-02-02 13:37:40 | 生活の一場面
我が家はベッドではありません。
ですから毎晩、布団を敷きます。

さっちゃんの方が僕よりずっと早く寝るからでもありますが、
布団を敷くのはほとんどさっちゃんがやります。
でも毎回、僕がやり直すことになります。


敷布団にシーツまではともかくとして、
その上にはさっちゃんのピンクのタオルケットとスカイブルーの僕のタオルケット。
次に、分厚い毛布を敷き、一番上に掛布団。

その順番がほぼ毎回正しくできません。
毛布の上にタオルケットが載っていたりします。
毛布や掛布団が90°横向きになっていたり、
僕のタオルケットが抜けていたり。

こういうことへの記憶や理解が弱いようです。
でも、これからもさっちゃんに布団を敷いてもらおうと思います。
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さっちゃんが掃除をしてくれました

2017-11-25 21:42:52 | 生活の一場面
さっちゃんはまだまだたくさんの家事をしてくれてます。
そのひとつが掃除。
今のところ僕はぜんぜんしません。

でも、最近さっちゃんは長い間掃除をしてませんでした。
僕は内心、そろそろ僕が掃除しなければ駄目かな~ぁ? と思っていたところ・・・・
さっちゃんが畳の部屋とベランダを掃除してくれたんです。

掃除が苦手の僕ですが、さっちゃんと二人でたまには掃除しようかな~ぁ。
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夜の最終戸締りはさっちゃん担当

2017-10-14 14:58:52 | 生活の一場面
玄関の扉にはどこの家庭も似たようなものでしょうが、
通常のカギとともに、チェーンも付いています。

カギは玄関の出入りのたびに僕もさっちゃんもカギ掛けはするのですが、
チェーンは夜、寝てる時だけするのが我が家の普通。
そのチェーン掛けの担当はさっちゃんです。

でも、そのチェーン掛けが毎回毎回なかなか上手くいきません。
チェーンの先端についている部分をはめ込む穴に対して垂直に入れなければならないんですが、
さっちゃんは何度説明しても垂直に入れることが出来ません。
90度、つまり真横から入れようとしたり、斜めから入れようとしたりします。
「できるから」「あっ、もう少し!」「惜しかったよ!」
などと励まします。

そして、見事成功!
「やったね!」
さっちゃんも出来ると嬉しそう。

でも、数回に一度は自分で一回で出来ることがあります。
僕としては、そっちの方が不思議。
なんで、一回で出来たんだろう?
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