次は目的通り「哲学の木」に到着。
ここはパノラマロードの中でも最南端の方に位置していて、他の観光地から若干離れた場所にポツンと一本だけ佇むポプラの木が「哲学の木」と呼ばれている木になります。
少し斜めに傾き、何か考え事をしている様子からこの名前がついたというのが由来らしいのですが、これ以上の詳しい経緯は俺もよく分かりません。
まあ、この手の名称って言うのは、たまたま誰かが発した、ふとした言葉が、いつの間にか広がって定着したというパターンなのかもしれませんね。そもそも最初に「哲学の木」という言葉を口にした本人自身も気付いていないのかもしれないんじゃないか・・・と個人的にはそんな風に思ったりして、そういう考えに耽ってみたりしました・・「哲学の木」だけに(笑)
手前に広がってるのはジャガイモ畑かな?
初夏にはジャガイモの花が咲き誇り、とても綺麗なのだそうです。今回はまだちょっと早かったみたいですけど・・・
こうした周囲の畑の移り変わりで表情を変え、またこの哲学の木は見る角度によっても、違う一面を見せてくれるのだそうです。
と言うわけで、別な角度からアプローチ
ホントだ。違う木に見えますね。
哲学の木
上川郡美瑛町常盤台(地図)
見学自由
駐車場 無し
だったんですが、出発して少ししたところで
なにやら尖った屋根のある建物を発見。
気になったので近づいてみました。
すると、未舗装ながら車を止めるに十分なスペースがあって
「千代田の丘」と書かれた看板が掲げられていました。
この尖塔のある建物は、どうやら展望台のようですね。「びえいロードマップ」にも「千代田の丘」と書かれていて双眼鏡の展望マークが付いていました。
すぐ近くにファームズ千代田というレストランがあって、どうやらここもその敷地の一部らしいですね。
折角なので、登ってみることにしました。
ガラス越しに360度にわたっての雄大なパノラマ風景を堪能することが出来ます。
この見晴し台の建物自体も洗練されたデザインで丘風景に溶け込んでますね。
千代田の丘見晴し台
上川郡美瑛町春日台(地図)
見学自由
駐車場 約10台
とは言っても、半日で回りきるのは厳しいため、とりあえずこの日は「パノラマロード」に焦点を絞って回ることにしました。
パノラマロードは美瑛と美馬牛の中間にある一帯を通る道の総称で、ぐるりと360度を見渡せるパノラマが広がっている地帯です。
「パッチワークの路」と並んで美瑛を代表する名所ですね。
道の駅びえいの駐車場から出発し、まず最初に向かったのは「三愛の丘展望公園」。
ここは赤い屋根の東屋とトイレ、あとは駐車場があるだけのこぢんまりとした場所ですが、どうやらパノラマロードで最も高い場所に位置している場所らしく「びえいロードマップ」でも、各種情報誌でも紹介されている場所です。
↑三愛の丘展望公園の全景。
美瑛の市街地を抜けると周囲の風景ががらりと変わって、辺りには雄大な景色が広がっています。
ドライブしながらでも十分に堪能できるのですが、ここからも抜群の眺望を楽しむことができました。
三愛の丘展望公園
上川郡美瑛町三愛(地図)
見学自由
駐車場 約10台
道の駅側から歩いてきたけど、ここは美瑛駅の駅前広場の一角ですね。
建物は新しく綺麗な建物で、
中では美瑛町の特産品なども紹介されていました。
ここでお目当ての
「びえいロードマップ」を入手しました(もちろん無料)
これで、この後の美瑛の丘巡りもバッチリです!!
ここはその他にも、美瑛町の四季を180インチ3D立体映像で楽しめるハイビジョンや、色々と検索のできる観光もの知りガイド・イベント情報等もあって、美瑛町の情報発信の拠点となっている施設なのだそうです。
四季の情報館
上川郡美瑛町本町1丁目2-14(地図)
休館日 無休
開館時間 8:30~19:00(5月~10月)
8:30~17:00(11月~4月)
入場料 無料
駐車場 無し(駅前公共駐車場有り。また道の駅からも徒歩移動可)
電話番号 0166-92-4378
美瑛の丘巡りの前に、まずは情報収集から。
まず最初に向かったのは『道の駅びえい「丘のくら」』です。
ここの道の駅は平成19年4月28日オープンという、今年オープンしたばかりの新しい道の駅です。
しかし・・・道の駅とは言っても美瑛町の中心街にあって、JR美瑛駅もすぐ近くという痴立地条件からイマイチ「道の駅」という感覚が薄いですね(笑)
「丘のくら」という名称通り、建物は蔵でした。
大正初期に建設された美瑛軟石の石倉庫を改装したものだそうで、外観は年期を感じさせる建物でしたが、内装はやっぱりオープンして間もないこともあって綺麗でした。
中では地元美瑛産の食材を使用した軽食コーナーや地元特産品などが販売されていました。
が、俺が道の駅に立ち寄る際に購入している3点セット(道の駅記念切符、カントリーサインマグネット、道の駅マグネット)のうち、マグネットが売り切れとのことで、道の駅記念切符だけの購入になったのが残念でした。
またここは
・農産加工体験施設
・ホテルラヴニール
・カフェ「テラス・デ・セゾン」
という各種施設が隣接していて
道の駅の建物が外観がただの「蔵」だけに、最初に来たときは
こちらの方が道の駅かと思っちゃいました(笑)
道の駅びえい「丘のくら」
上川郡美瑛町本町1丁目9-21(地図)
休館日 年中無休
開館時間 9:00~19:00(5月~10月)
9:00~17:00(11月~4月)
路線名 道道天人峡美瑛線沿い
メイン施設 「丘のくら」
駐車場 普通車27台
大型車2台
ホームページ→こちら
旭山動物園をぐるりと一回りして、ちょうど時間はお昼頃になりました。
当初の予定では、この後に神居古潭や北海道伝統美術工芸村等を見て回る予定だったのですが、前日の日程が思いの外スムーズに進行してその日の内に見て回ることが出来たので、急遽午後は美瑛に丘を見に行くことに決定しました。
その前に、昼食です。
ここで立ち寄りたいと思っていた店があったので、ひとまず美瑛を通り越して上富良野町へ。目的は富良野カレーです。
向かった先は、美瑛町から上富良野町に入ってすぐの深山峠の国道沿いにある「ウッディライフ」というお店。
ここは、旅の宿兼レストランとして営業しているお店です。
ここの名物である「黒カレー」がとても美味しいとの情報を入手していたので、事前にチェックしていたお店です。
国道沿いにあり
このように駐車場があり、建物は若干奥まった所にあります。
「ウッディライフ」の名前の示すとおり、木造の建物は暖かみのある独特の落ち着ける雰囲気でした。
マスターに早速「黒カレー」を注文。すると、富良野産ミルクを使用したカフェオレも勧められたので、それも注文。
カレーが出来上がるまで、まずはそのカフェオレで一息
「おおっ、これも美味い!」
濃厚なミルク、だけど甘すぎず、きちんと冷やされたアイスカフェオレは暑いこの日にぴったりとマッチしていました。
そして、いよいよ黒カレーが来ました
この黒カレー、地元の富良野・美瑛産の野菜を使用しじっくりと煮込み、約30種類のスパイスと自家製のラベンダーをワインで隠し味にしたマイルドでコクのあるカレーと言うことですが、まさにその通りです。
そして、お店のマスターの話では、なんと言っても「カレーが苦手な方にでもおすすめ出来るカレー」だと言うことで、食べてみて納得です。
以前にカレーが苦手だという客に、「食べられなかったらお代は頂かないので試しにどうぞ」と進めたら、全部食べていった・・・といったエピソードもあったそうです。
辛さと言うよりも、独特のコクがある味で、ちょっと今までに食べたことの無いカレーですが、凄く美味しかったです。これは絶品ですねかなりお勧め。
また、ここのマスターは、なかなかにきさくな方で、いろいろと会話も弾みました。
宿はどこに?と聞かれたので「旭川にホテルを」と言ったら「なんで旭川なんかに借りるの?うちにすれば安くするのに」と叱られちゃいましたよ(笑)
また、今まで撮り溜めて来たという富良野の写真なんかも見せて貰ったり、とても楽しいひとときとなりました。
ウッディライフ
空知郡上富良野町深山峠(地図)
(レストラン)
定休日 4~11月まで無休、12~3月は不定休
営業時間 10:00~17:00(7・8月は11:00~15:00)カレールーが無くなり次第CLOSE
電話番号 0167-45-6810
駐車場 有り
ホームページ→こちら
札幌から旭川市までのコースをまとめてみました。
今回は道の駅がほとんどですので、主に「道の駅巡り」と題してみました。
ホテル出発(札幌駅付近)AM 8:00
↓徒歩
レンタカー借り上げ(札幌駅付近)
↓車
札幌北I・C(高速道路流入)
↓車
三笠I・C(高速道路流出)
↓車
①道の駅サンファーム三笠 AM 9:00頃着
↓車
②道の駅ハウスヤルビ奈井江
↓車
③道の駅つるぬま
↓車
④道の駅うたしないチロルの湯
↓車
⑤北菓楼本店 AM 11:30頃着
↓車
⑥道の駅たきかわ
↓車
⑦道の駅田園の里うりゅう
↓車
⑧道の駅サンフラワー北竜
↓車
⑨道の駅鐘のなるまち・ちっぷべつ
↓車
⑩道の駅ライスランドふかがわ AM 2:30頃着
↓車
⑪神居古潭 1 2
↓車
⑫北海道伝統美術工芸村
↓
国際染織美術館
↓
優佳良織工芸館
↓
雪の美術館
↓車
⑬梅屋本店
↓車
⑭嵐山展望台
↓車
⑮やまねこ軒
この日だけで回った道の駅が9つ!
札幌~旭川間って200㎞も無かったような気がするけど、その間に9つも道の駅があるなんて凄いエリアですね。
夏場であれば日没が19:00位で、嵐山展望台に到着した時点でもまだ17:00だったので、これでもまだ全然余裕のある行程でした。
頑張ろうと思えば、留萌の黄金岬も行けたかも・・・
各種テーマ館の他に「さる山」もきちんと完備していました。
さすが旭山動物園です。
他の動物たちが、どうにもやる気の無い中(笑)、猿達は比較的元気そうでした。
そして、園内をぐるりと一回りして、最後のスポット「あざらし館」へ
入ってすぐのところに
あざらしの泳ぎを間近で見れる、有名な円柱形の水槽がある部屋があるのですが・・・しばらく待ってもどうやら潜ってくる気配がありません。
そうしている間に人ばかり増えて・・・・
ここは先へ進むことにしました。すると・・・
うを!なんだこれ!!
やたらと多い人・人・人・・・・・
どうやら、あざらしの餌付けの時間らしいです。
でも、端までびっしりと人で、この状況で無理してまで見たいという気力が沸かず、ここは諦めました。
結局「あざらし館」は人しか見なかったような・・・・(笑)
さすが日本一の旭山動物園。
とても楽しかったですし、これで大人580円なんですからもう大満足です。
ただ、やっぱり人が多すぎるなあ・・・・まあ、こればっかりはしょうがないところですけど。平日でこれなので、土日・祝日はかなりの覚悟が必要だと思われます。
出来れば平日に行きたいところですね。
それでも、一度は来てみる価値があると思いますよ。
旭山動物園
旭川市東旭川町沼倉(アクセスはこちら参照)
開園期間・時間・料金等
年度・季節等により違いがあるためこちら参照
駐車場 こちら参照
ホームページ→こちら
次は「ちんぱんじー館」へ
ここは建物も新しくて綺麗で、出来て間もない施設みたいですね。
目的のチンパンジーは・・
どうやらこちらも眠そうでした(笑)
「ちんぱんじー館」の近くにはカビパラが居ましたが・・
全くやる気無し・・・(笑)
その近くのサイも
こんな感じでした。
動物園に来た当初は厚い雲に覆われた曇り空だったけど、気付けばいつの間にか晴天になっていて、気温も上がってかなり暑くなってました
ひょっとしたら、動物たちもバテ気味なのかもしれませんね。
「こども牧場」を発見
ここは、動物に触って、動物と直に触れ合えるコーナーですね。
旭山動物園にもありました。
思わず「ア○ラック!」という言葉が出てきそう・・・・(笑)
旭山動物園4へ続く