そうだ、「北へ。」行こう

私の北海道旅行の旅行記が中心のブログです。初めての方は「北海道旅行プラン」カテゴリからが見やすいと思います

石川啄木一族の墓 (函館市)

2010年11月19日 | 道南エリア・観光
カリフォルニア・ベイビーで昼食をとった後は、折角の車なので立待岬を見てみようかなと思い立待岬へ。
その道中に

石川啄木一族の墓
を発見。




ちゃんと案内板もあり、これを読むと
石川啄木が函館に滞在した期間は1年にも満たない短い期間だったけれど、「死ぬときは函館で・・・」と言っていたほど、函館での生活が気に入っていたらしいと言うことが書かれていました。
啄木が最後病気で亡くなったのは東京でしたが、その後節子婦人の希望により遺骨が函館に移されたが、同年に彼女も後を追うようにこの世を去ったとのことです。

そういう経緯から、ここに石川一族の墓が建てられたと言うことで



函館の町並み、そして津軽海峡を一望できるこの場所に石川啄木夫婦、両親、子供と一族が眠っているそうです。

石川啄木一族の墓
函館市住吉町16(地図
見学自由
駐車場  無し(立待岬に駐車場有り)

ダム公園 (函館市)

2010年10月20日 | 道南エリア・観光
笹流ダム前庭広場からそのまま山の奥の方へ・・・と表現するのがピッタリな感じがします。
一本道をひたすら進むと、徐々に周囲は木々に囲まれ、舗装はされているけれど山道という雰囲気になり、「本当にこのまま進んで大丈夫?」という感じになりますが、そのまま進むと無事目的地

ダム公園に到着しました。


きちんと舗装された駐車場も完備です。


売店等は無いけど、管理棟、自販機、トイレは整備されていました。

ここは、「新中野ダム」というダムの前に作られた、名前の通りダムをテーマにした公園です。
道内の主なダム及び、函館市にあるダムをミニチュアで再現して、それが公園内に配置されています。



まず目に入ったのが

新中野ダムの説明とそのミニチュア。


ちゃんと水が流れていて、ダムが見事に再現されています。

次は、なにやら見覚えのあるダム


そう、ついさっきここに来る前に見たばかりの

笹流ダムです。
水の溜まっている所は見てなかったけど、こんな感じになってるんですね。

次は、なにやら勢いよく水が流れ落ちているダムが見えてきました



豊平峡ダムだそうです。
以前、札幌観光で定山渓に行ったときに一足伸ばして見に行った所ですね。



この角度から見ると、確かに豊平峡ダムって感じがします。

次は

大雪ダム。

このブログではまだ紹介してないけど、今年層雲峡へ行ったときに一足伸ばして見てみました。


この公園内には、これらのダムが上流から下流へ向かって繋がっていて、それぞれのダムを通って水が流れています。
それぞれに特徴のあるダムがミニチュアでこうやって見れるというのはなかなか面白かったです。
こういう公園も珍しいですね。

そして、この公園の奥には

ミニチュアでも紹介されていた、新中野ダムがあります。
近寄れるのはここまで。


さすがにこっちは本物だけあって、迫力がありました。

ここも、本当に知る人ぞ知る隠れた名所って感じの所ですね。

ダム公園
函館市亀田中野町363(地図
見学自由 
駐車場   有り
※冬期間閉鎖・解放期間は毎年異なるそうです

笹流ダム前庭広場 (函館市)

2010年10月17日 | 道南エリア・観光
四稜郭から、次に向かったのは「笹流ダム前庭広場」という公園です。


ここは、名前の通り「笹流ダム」というダム前にある公園で、公園内に

ダムがあります。
ダムですから、当然にでかい!かなりの大きさです。
また、ダムがある場所なので市街地からはちょっと離れた郊外に位置していて、

駐車場も非舗装で、ここに通じる道も途中から非舗装道路で、「本当にこっち?」って思っちゃいましたが、なんとかたどり着きました。
ここも、知る人ぞ知る、隠れた名所的スポットかもしれません。

それでも、俺が訪れたとき(2009年)

ふれあい交流フェスティバル会場という案内板が出ていました。
イベントが開催中のようです。ただ・・・朝がまだ早かったので

まさに、イベントのための準備が行われている最中で、イベント自体はまだ始まっていませんでした。

結構広々とした公園で、ピクニックなどにもうってつけですね。
残念ながら天候はイマイチでしたが。

笹流ダムに近寄ってみると

一応柵はあるのですが、このように途切れていたりして・・・
せっかくなので、ちょっとおじゃまします(笑)




中に入って、見上げてみるとなかなかの迫力。
こういうのはなかなか無いので、結構楽しかったです。

笹流ダムは大正12年に完成した日本で初めてのバットレスダム(扶壁式中空鉄筋コンクリートダム)なのだそうですが・・・説明だけ聞いても、よく分かりませんね(笑)
地元の市民には「赤川水源地」として親しまれている場所なのだそうです。

笹流ダム前庭広場
函館市赤川町313番地(地図
見学自由
駐車場    有り

四稜郭 (函館市)

2010年10月01日 | 道南エリア・観光
途中北海道旅行も挟んで、前回の更新からだいぶ空いてしまいました。
昨年に行った道南旅行の続きでしたね。道南旅行最終日です。
この日は、もう午後には青森へ帰るのですが、午前中にちょっと函館市内のスポットを回りました。
今回は折角レンタカーを借りていたので、中心市街地からちょっと離れたスポットを。

ということでまず朝一で向かったのが

四稜郭です。

五稜郭と言えば、函館を代表する観光スポットですが、四稜郭という場所も実は存在します。
が、こちらは中心市街地から少し離れた郊外にあって、五稜郭とは異なりタワーも無ければ売店も無く、ひっそりしたたたずまいの、まさに知る人ぞ知る穴場的スポットです。


未舗装ですが、駐車場完備。一応トイレもありました。

入り口に

案内板がありました。



四稜郭は、箱館戦争の際に蝦夷共和国が、五稜郭を援護する支城として明治2年の4月に2週間ほどの期間で急造したものだそうで、砲座は配置されたそうですが、郭内に建物は建てられなかったそうです。
ということで、あるのは堀のみ





特に、これといって何も無い場所ですが、それがかえって、何か、もの悲しい独特の雰囲気を醸しだしていました。

四稜郭
函館市陣川町59(地図
見学自由
駐車場    有り

瓶子岩 (江差町)

2010年07月16日 | 道南エリア・観光
開陽丸のある場所から「奥に行ったところ」と表現すれば良いんでしょうか?

海側へそのまま歩いていくと、かもめ島に到着します。
と言っても、そんなに離れているわけでなくすぐ近くです。


周囲約2,6㎞。時間があれば、じっくりと時間をかけて散策したいところですが、そこまで時間に余裕が無かったので、今回はそのかもめ島の中でも「瓶子岩(へいしいわ)」をちょこっと見ていく事にしました。
このかもめ島は、以前は「弁天島」と呼ばれていたそうです。



瓶子岩は

かもめ島に入ってすぐの所にありますので、時間を掛けずにすぐに到着することができました。



この瓶子岩は
今から500年もの昔、様々な予言をするひとりの姥がおりました。
あるとき、姥はかもめ島で翁から小さな瓶を渡され、教えられたとおり瓶を海に投げたところ、江差にニシンが群来るようになったのです。
この瓶が石と化して海上に現われ、瓶子岩になったと伝えられ、姥は人々から折居様と呼ばれ神のようにうやまわれていました。
毎年7月の第一土日に開催される「かもめ島まつり」では、町内の若者たちによって全長30mにおよぶ〆縄がかけられます。~江差町HP内より抜粋~」
という伝えのある岩なのだそうです。

あのぶっといしめ縄は、毎年まつりで締め直されるんですね~。


瓶子岩
檜山郡江差町かもめ島(檜山道立自然公園内)(
地図
見学自由
駐車場   付近に有り 

開陽丸 (江差町)

2010年07月12日 | 道南エリア・観光

津花館での食事を終え、津花館からも眼下に見えていた開陽丸へ。

最近、坂本龍馬に始まるちょっとした「幕末ブーム」ですので、ひょっしたら開陽丸について詳しい方もいるかもしれませんね。
開陽丸は、幕末期に江戸幕府が所有していたオランダ製軍艦で、戊辰戦争で大きな活躍をみせた軍艦ということから、函館の歴史とも深い関係を持っています。
なぜ、江差町にその開陽丸があるのかというと、江差沖で暴風雨に遭い、座礁沈没し、1975年に江差町教育委員会によって、その沈没した開陽丸の発掘調査プロジェクトが発足し、遺留品の引き上げが行われたのがキッカケで、江差町に資料館としての開陽丸が復元された・・・という流れだそうです。

復元した開陽丸も、もちろんあるのですが

その開陽丸の管理棟である

開陽丸青少年センターという建物があります


こちらは、入館料無料出入り自由で、中は休憩所となっています。
ちょっとした売店もありました。


開陽丸の紹介や

模型も展示されていました。



そして、その裏手に



復元された開陽丸がありました。
歴史的背景をあらかじめ頭に入れてから眺めると、なんとも言えない感慨がありますね。

開陽丸
檜山郡江差町字姥神町1-10(地図
休館日    月曜日・祝日の翌日・年末年始(ただし4月~10月は無休)
         見学は自由(通年)
開館時間   9:00~17:00
入館料    大人700円/小中高校生300円
駐車場    有り
電話番号   0139-52-5522
ホームページ→こちら


松前城 (松前町)

2010年06月04日 | 道南エリア・観光
松前の観光名所といったらやっぱりここですね

松前城に来ました。
ここは、特に桜の季節に北海道の桜の名所として有名ですね。
そしてここ松前城は、北海道で唯一の城なのだそうです。
本州だと、例えば青森県にも弘前城という城がありますけど、言われてみれば北海道って城とか寺とかそういう観光名所は珍しい感じがしますね。
そして、ここはいきなり城に入るのではなくてまずはこの門のようなところで受付を済ませると、そのまま城へ行くと思いきや


一旦地下へ潜って、地下道を通って城へ向かう順路になっていました

地下通路を抜けると

そのまま場内へ。

城の中では

松前とその周辺の歴史に関する資料が展示されていました。


3階建てで、3階まで登ることができます。



一通り城の中を見て回った後、順路通り進むとそのまま表に出て


ここで始めて城を眺められる場所に出ます。
なんか入り口と出口の順番が逆のような感じがしますが(笑)最後に松前城をバックに記念撮影なんか良いかもしれません。

松前城
松前郡松前町字松城(地図
開館期間     4/10~12/10
開館時間     9:00~17:00(入館は16:30まで)
入館料       大人350円/小中学生230円/幼児無料
駐車場       有り
電話番号     0139-42-2216

白神岬 (松前町)

2010年05月27日 | 道南エリア・観光
道の駅ふくしまを出発して、松前町に
道中に次の目的地である

白神岬がありました。


白神岬は、北海道最南端に位置する岬で、これで最北端の宗谷岬、最東端の納沙布岬に続き、最南端も制覇です。
最東端は離島になるので、ちょっと難易度が高いんですけどね。

最南端というだけあって

海の向こう側に本州の大地が見えます。
青森県三厩村の竜飛岬ですね。
竜飛岬からこの白神岬までは19.2㎞しか離れていないそうです。直線距離だけだと、すぐそこなんですね。
それにしても、わざわざ北海道に来てまで海を越えて見渡している土地が、俺が来た青森県だというのは、なんだかちょっと変な感じですね(笑)


ここはちょっとした駐車帯になっていて


海岸まで降りることができます。
が、天気もイマイチだし、海も荒れているようなので特に降りる必要性も感じませんでしたが(笑)

他に何も無い所ですが、「最南端」とか言われるとなんだかありがたみがありますよね。
ちなみに、本州最北端の青森県大間町の大間崎より南に位置しているのだそうです。
北海道なのに青森県より南というのも、やはりちょっと変な感じがしますね(笑)

白神岬
松前郡松前町白神(地図
見学自由
駐車場     有り

横綱千代の山・千代の富士記念館 (福島町)

2010年05月25日 | 道南エリア・観光
道の駅ふくしまの施設の一部(というか、こちらが道の駅ふくしまのメイン施設らしいですが)である、横綱千代の山・千代の富士記念館にも立ち寄ってみました。

駐車場・物産販売所からは道路を一本挟んだ向かい側にあります。

外観からして、とても大きくて凄く立派な建物です。
階段を上った上にある、入り口の前には両横綱の銅像が設置されています。
この銅像、なんでもミニチュアの製造も依頼することができるらしいですね。でも、費用は60万円だとか・・・(ウィキペディアより)

この施設は、横綱千代の山とその弟子である千代の富士の出身地が福島町であることを記念して建てられたものだそうです。
正直なところ、千代の山はあまり良く知らないのですが、千代の富士はよく知っています。
俺と同じ年代の人ならよく知ってるんじゃないかな?(笑)

受付で入場料を支払って中へ

綺麗で、大きくてやっぱり立派な施設でした。


両横綱の名勝負を、モニターで見ることができます。
様々な勝負が見れて好きな人にはたまりませんね。


千代の富士コーナー。
もちろん、千代の山コーナーもあります。
ただ、俺としてはやっぱりこちらの方が興味がありました(笑)


優勝トロフィーや化粧まわし等様々な物が展示されています。

さらに、施設の中には

九重部屋の稽古場を再現した土俵もあり


ここでは、実際に九重部屋で夏合宿が行われることもあるのだとか。
時期が良ければ、実際に九重親方に会えるかもしれないそうです。
なんだか、凄いですね。


横綱千代の山・千代の富士記念館
松島郡福島町字福島143番地の1(地図
休館日     12/1~3/31
開館時間    9:00~17:00
入館料     大人 500円
          小中高校生 250円
駐車場     有り

福島町青函トンネル記念館 (福島町)

2010年05月14日 | 道南エリア・観光
知内町から隣町福島町に入り、次の目的地

福島町青函トンネル記念館へ

青函トンネルは、名前の通り青森と函館を結ぶ津軽海峡線が通る海底トンネル。
なので、青函トンネルに関する博物館は北海道側と青森県側双方にあります。
青森県は三厩村という所にありますが、そこも「青函トンネル記念館」という名前なので、単に「青函トンネル記念館」というと、どっちがどっちか分からなくなってしまいますね。
こちらは一応「福島町青函トンネル記念館」という施設らしいです。


トンネルを2本並べたイメージの建物ですが、ここは全身が「北海道立青函トンネル記念館」で、建物の老朽化や入館者減少の影響で2002年10月31日に閉館したその跡地に、福島町が町立の記念館を建設することとなり、2005年4月23日に現在の福島町青函トンネル記念館として開館したそうです。




ちょっと近未来的(?)なエントランスです。

中に入ると、受付ロビーなのですが

青函トンネルを掘ったボーリングマシンが展示されていました。
かなりの迫力です。

入館料を払って中へ

2本のトンネルのうち

一方は、様々な資料展示による青函トンネルに関わる歴史や、トンネルのしくみ、構造等が紹介されていました。

そしてもう一方は

青函トンネルの着工から開通までの模様をドキュメント形式で編集した映像が上映されていました。
入館料を支払えば、視聴は無料なので見ていくことに


一通り映像を見て思ったのですが、考えてみたら「海の下をトンネル掘って列車通しちゃえ!!」っていうのは、凄い発送ですよね。
そして、今では当たり前に使用している海底列車も、様々な困難を経てやっと完成したものだというのを再認識しました。
なんとうか・・・・「人間って凄い!」
本当に、そんなことを感じさせられましたよ。

福島町青函トンネル記念館
松前郡福島町字三岳32の2(地図
休館日     12/1~3/31(冬期間休館)
開館時間    9:00~17:00
入館料     小・中・高校生   200円
           一般                400円
駐車場     有り