そうだ、「北へ。」行こう

私の北海道旅行の旅行記が中心のブログです。初めての方は「北海道旅行プラン」カテゴリからが見やすいと思います

拾ってきた家~やがて町 (富良野市)

2007年10月30日 | 道北エリア・観光

仕事の関係で一週間ほど更新を休止させてもらっていましたが、今日からまた再開します。
麓郷の森」の次に向かったのは、拾ってきた家。
「拾ってきた家」と言う名称で有名な観光地らしいですが、「やがて町」という名称もついていました・・・ドラマ自体を見てないのでちょっと詳しく分からないんですけど、この一帯がやがて町と呼ばれる用になって欲しいということから「やがて町」と呼ばれている場所みたいですね?
ネットや旅行雑誌等でも「拾ってきた家~やがて町」という感じの紹介が多いです。


駐車場に到着。
ここは、「五郎の石の家」や「麓郷の森」に比べて、通り沿いにあることもあって、分かりやすい場所にありました。
施設の雰囲気も、前の二カ所に比べて観光地として整備されている感じがします。
駐車場の脇にはちょっとした売店もあって、ドラマ「北の国から」に関連するグッズも売られていました。

入り口で入場料200円を払って入場して少し入っていくと

見えてきました

「拾ってきた家」です。

なんでもここは、「2002遺言」で登場した場所らしく、作中で五郎が廃車のバスやゴンドラ、タイヤのホイール等の廃材を拾ってきて自分で建てた家らしいです・・・しかし、五郎はいったい何件家を建てたんだ?(笑)

ここは、きちんと中にも入って見て回る事が出来ました。

バスの頭が見えてます


ちゃんとしたキッチンまであって、今までの家の中では一番過ごしやすそうでしたね(笑)



この「拾ってきた家」がここのメインですけど、他にも同様にして建てられた、義妹の雪子と、親友の中畑の娘夫婦のための家とか、純と結の為の家もありました。
「物を大切にしよう」というメッセージがこの「やがて町」というスポットを通じて最も言いたかった事なんでしょう。

拾ってきた家~やがて町
富良野市麓郷(地図
定休日     無休
営業時間    9:00~18:00(または日没)
入場料     200円
駐車場     有り


麓郷の森 (富良野市)

2007年10月19日 | 道北エリア・観光
五郎の石の家」から引き続き「北の国から」スポット巡り第二弾。
次は麓郷の森へ。

ここもドラマ「北の国から」で使われたセットが残っていて、「五郎の丸太小屋」と「五郎三番目の家」があります。
もちろんそれらが中心なのですが、ここはその他に富良野出身の写真家那須野ゆたか氏の撮影した富良野周辺の写真を常設展示している「森の写真館」やラベンダーやポプリ等の製品や北の国から関連グッズ等を販売する「彩の大地館」等もあって「麓郷の森」という一つのスポットになっています。


入り口。
「麓郷の森」というだけあって、辺りは木々に囲まれています。


五郎の丸太小屋。
これは昭和56年の10月からの放送で使用されたもので、作中の黒板五郎とその子供達が力を合わせて建てた建物という設定だそうですね。

中にも入ることができました。

そして、森の奥の方には

五郎三番目の家がありました。
三番目の家というからには、三番目に住んだ家なんでしょう。
なんでも、ここは作中では風力発電のついた家なのだそうです。
ここも、玄関だけ入ることが出来ました。

中はこんな感じでした。

ドラマ「北の国から」に触れるのも良いですが、ここ麓郷の森は周囲を木々に囲まれたとても落ち着いた雰囲気の場所で、「森のレストラン」というレストランもありましたので、森林浴を楽しみながらそこで食事なんてのも良いかもしれませんね。

麓郷の森
富良野市東麓郷1-1(地図
定休日    5~10月無休、11~4月不定休
営業時間   5~10月9:00~18:00、11~4月10:00~17:00
入場料     無料
駐車場    有り・無料
ホームページ→こちら

五郎の石の家 (富良野市)

2007年10月17日 | 道北エリア・観光
南富良野町から北上して次は富良野市へ。
ここでドラマ「北の国から」関連のスポットに立ち寄って見ることにしました。

「北の国から」と言えば富良野市を全国的に有名にした名作ですね。
とは言っても、俺はまだこの「北の国から」を見たことは無いのですが・・・それもそのはず。放映開始からすでに25年以上経っているみたいです。
それでも、俺でも「北の国からと言えば富良野」というイメージがあると言うことは、やっぱり相当に有名であることの証ですね。
25年以上も経ったのに、今でもこうして大々的に大きくスポットとして残っているというのは凄い事ですよね。

まず最初に向かったのは「五郎の石の家」

駐車場に到着。ここからは少し徒歩で向かいます

少し歩いていくと、料金所があります。
料金所付近に展望台があって、そこから遠目に眺めるだけならば無料ですが、料金を払うと近づいて、建物の中まで入っていけます。


田中邦衛演じる作中の「五郎」が、自分で石を積み上げて作ったという「五郎の石の家」。
「’95秘密」に登場し、今でもここで住んでいる設定だとか。
なかなか頑丈そうに見えて、実はその通り頑丈(笑)2003年の十勝沖地震にも耐えたのだそうです。
建物の中は

こんな感じで、日本酒の一升瓶が哀愁を漂わせています(笑)

そして、同じ敷地内の少し離れた場所に

「五郎の最初の家」もありました。
こちらは、五郎が富良野に移り住み最初に自分で建てた家だそうで・・

家と言うよりも・・・・山小屋といった雰囲気ですね。

ここで、富良野の冬を越すのはかなり大変そうです(笑)
ドラマでは色々と困難な事が多かったんだろうなあと、容易に想像出来ました。
「五郎の石の家」を見に来たのなら、折角だからこちらも見ておくと良いと思います。

五郎の石の家
富良野市東麓郷1(地図
定休日     無休(4月下旬~11月までの間)
営業時間    9:00~18:00
入場料     200円
駐車場     有り・無料

かなやま湖畔鹿越園地ラベンダー園 (南富良野町)

2007年10月15日 | 道北エリア・観光
南富良野町と言えば、かなやま湖でのキャンプや釣りの他カヌー、ラフティング等が有名で、南富良野町を代表するスポットである「かなやま湖」。

このかなやま湖は「道の駅南ふらの」からすぐ近くの位置にあるので、かなやま湖の周囲をドライブしてみることにしました。
この「かなやま湖」は金山ダムの建設によって出来た人造湖なのだそうですが、周囲は森に囲まれ自然あふれるその景観からはとても人造湖とは思えない佇まいを見せています。

そして、途中立ち寄ったのが

かなやま湖畔鹿越園地ラベンダー園
案内板には「かなやま湖ラベンダー園(鹿越園地)」と書かれているんですが、南富良野町のサイトで確認したところ、どうやら「鹿越園地」がここの正式名称っぽい感じでした。
ただ「かなやま湖畔鹿越園地ラベンダー園」として紹介されているサイトも多数で、こちらの方が、かなやま湖にあると言うことが分かりやすいと言えば分かりやすいかなとも思ったので、一応ここでもそのように紹介することにしました。

駐車場も用意されていて、湖畔にラベンダー畑が広がっています

例によって、ここもまだラベンダーの時期には早かったので緑一色でしたが、ラベンダーの花が咲き乱れる頃にはとても綺麗な景色になるんじゃないかと思います。
富良野のラベンダー畑と言えば、なだらかな丘に広がるラベンダー園を想像しがちですが、湖の湖畔にあるラベンダー畑というのも珍しいですね。
特にこの周辺は森と山に囲まれているので、森と山と湖のあるラベンダー園というこのシチュエーションはなかなか貴重かもしれません。

今は時期も時期だけに、他にここに来ている観光客の姿も全く無かったのですが、(居たのはラベンダー畑で作業をしている人のみ)ここはどうやら穴場的スポットらしく、ラベンダーの咲くシーズンになってもそれほど混雑するというワケでもなく、人の出入りは比較的少なく、落ち着いてラベンダーを楽しめる場所なのだそうです。
ラベンダーの咲く季節にも是非とももう一度来てみたいなあと思いました。

かなやま湖畔鹿越園地ラベンダー園
空知郡南富良野町東鹿越(地図
見学自由
駐車場   有り

道の駅南ふらの (南富良野町)

2007年10月13日 | 道の駅
人来瑠で昼食を済ませた後は、「道の駅南ふらの」へ。
とは言っても、人来瑠からすぐ近くにあって車だと3分もかかるかどうかで到着。

ここは、地元の人やアウトドア通な方にとっては結構有名らしい「かなやま湖」のすぐ近くにある道の駅だけあって、かなやま湖をモチーフとした道の駅となっています。
まず、建物がかやま湖で盛んなカヌーの軸先をかたどったものだそうで

なるほど、言われてみれば確かに。
そして、建物を入ってすぐのところには

「かなやま湖の魚たち」と題された水槽がありました。
かなやま湖に生息する魚のうちでも

特にこの「イトウ」は幻の魚と言われている魚で、これを見るだけでも価値ありです。

特産品コーナーでは

木工芸品や、特産品、その他お菓子などのお土産品が販売されていました。
結構規模は大きめです。

そして、建物の外には

やはり「富良野」だけあって、ラベンダー園もありました。
ラベンダーの花が咲くと綺麗なんでしょうね。

そして、道の駅の敷地内、駐車場を挟んで反対側には

「森のパン屋」というパン屋さんがありましたので、立ち寄ってみました。
店の中には良い臭いが漂っていて・・・

折角富良野なんですから、「ふらのメロンパン」を購入しました。
メロンの味が良く出ていて美味かったです。



道の駅南ふらの
空知郡南富良野町字幾寅687-1(地図
休館日     無休(秋期に臨時休業有り)
開館時間    9:00~19:00
路線名     国道38号沿い
メイン施設    南ふらの物産センター
駐車場     普通車 74台
          大型車 10台
ホームページ→こちら

人来瑠(ニングル) (南富良野町)

2007年10月11日 | 道北エリア・飲食

「日の出公園」のある上富良野町から、次は中富良野町・富良野市を一端通り過ぎ一気に南富良野町へ。
目的は「人来瑠(にんぐる)」というお店。ここは、隠れ家的な雰囲気の隠れた名店という情報を耳にしてたので、是非とも食事をしたいと思っていたスポット。
日の出公園を出たのが午前10時を少し過ぎたあたりだったので、そこから南富良野まで走るとちょうど昼頃になるだろうということで、ちょっとしたロングドライブ。

そして、予定通りちょうどお昼の時間帯に人来瑠に着いたのですが・・・、本当に「隠れ家」でした。
というのも、

ここが、人来瑠の駐車場。
でも、写真の赤い屋根の建物が人来瑠ではありません。この建物も営業中のお店なのですが、普通の・・と言えば失礼ですがドライブインです。
では人来瑠は?と言えば、写真右側の林の部分。そこが人来瑠の入り口に続く小道になっています。

こんな感じです。

ちなみに、この駐車場の前には

かろうじてのような案内板が出ていたので、なんとか分かったのですが・・・正直最初は通り過ぎてしまってちょっと迷いました(笑)

小道を進むと

その奥にひっそりと佇む建物が見えてきます

そして、いよいよ人来瑠に到着。

どうやら、俺が最初の客だったらしく店内には他の客は居ませんでしたが、店員さんは笑顔で迎えてくれました。
ここは一家3人でやっているのでしょうか、お父さんが調理、お母さんがウェイトレスという感じで、お母さんの腕には2~3歳位の女の子が抱かれていました。
とってもアットホームな感じで、良い雰囲気でしたよ。

注文したのは、やっぱり富良野と言えば富良野カレー

オムレツカレーを注文しました。
食器もオシャレで、じっくり煮込んだコクのあるカレーはとても美味しかったです。
そして、セットメニューでデザートに

ケーキを。
確かこれは豆腐で作ったケーキだったと思いますが、こっちも美味しかったです。

またここのお店は、食事だけではなく陶芸用の粘土を使用した手作りのオカリナも製作・販売している他、店員さんの指導を受けながらの手作り体験もできるそうです。
時間があったら記念に自分だけのオカリナを作ってみるのも良いかもしれませんね。

人来瑠(ニングル)
空知郡南富良野町幾寅(地図
定休日    木曜日
営業時間   10:30~21:00
駐車場    有り
電話番号   0167-52-3108
ホームページ→こちら


日の出公園 (上富良野町)

2007年10月09日 | 道北エリア・観光
前日の午後から美瑛町の「パノラマロード」、「パッチワークの路」と見て回り、ここからは富良野エリアに入ります。
最初に向かったのは上富良野町の「日の出公園」・・・なのですが、いきなりちょっとしたミスというか、ナビを「日の出公園」にセットしてそのままナビ通りに従って走っていたら

情報誌などで見ていた場所と全然違う雰囲気の、オートキャンプ場らしき場所に到着してしまいました。

後で調べたところ、ここは日の出公園のちょうど裏側にあたるオートキャンプ場で、ここも一応日の出公園の一部という扱いらしいですね。
それにしても、わざわざこんなマイナーな場所をナビしなくても・・・・

折角なので、駐車場に止めた車をそのままにして、山の上の方に続いている路を登って行くことにしました。
結構な急斜でなかなかの運動になりましたよ。
そして

なんとか山頂に到着。
これです、これですよ。俺の求めていた「日の出公園」は!!(笑)
写真に見えるベルは、その雰囲気の通り結婚式で使われるもので、ここでは公募を募って結婚式なども執り行われているそうです。今日みたいな天気の良い日でラベンダーの咲き乱れる時期には最高ですね。まあ、逆に天候や季節を相手にするので思い通りには行かないギャンブル的な部分もあるかもしれませんけど・・
このベル、近寄ってみたのですが、普段は使われないようにわざとそうしているのか、ロープが動かないように固定されていて鳴らすことは出来ませんでした。残念(笑)


また、山頂には展望台もありました。

展望台からの眺めは、まさに絶景。これは凄かったです。
まるで空から眺めているような感じになります。
ただ、これまで何度も書いてきましたが、やっぱり緑一色なのは残念。ラベンダーが満開の頃はきっと凄いでしょうね。


一応「ラベンダー発祥の地」と書かれた地碑があるのですが、ここ日の出公園のラベンダー園が実際にラベンダー発祥の地なのかどうかは、諸説色々あって、その真偽は不透明らしいですね。
調べたところ、この日の出公園にラベンダーが植えられた(観光ラベンダー園として)のが昭和55年のことで、上富良野町内東中地区で特用作物としてラベンダー栽培が
開始されたのが昭和23年。
ということで、この地碑は「上富良野町がラベンダー栽培発祥の地である」ということを示した碑地であるというのが一般的な見方らしですね。

また、ここ日の出公園は

「かみふらの八景」の一つなのだそうです。
「~八景」なんて聞くと、その全てを制覇してみたいという野望に駆られますが、今回の旅行は時間が限られているのもあるし、結果として「かみふらの八景」はここのみでした。
また今度、機会があればいつか「かみふらの八景」の制覇も目指してみたいですね。
「かみふらの八景」については、後日別に記事をもうけてみたいなあとも思ってます。

さらにここ日の出公園は、7月には「ラベンダーかみふらの花と炎の四季彩まつり」や2月の「かみふらの雪祭り」の会場にもなっている場所で、上富良野町を代表する観光名所の一つですね。

日の出公園
空知郡上富良野町東2線北27号(地図
見学自由
駐車場    約300台(各駐車場合計)

北西の丘展望公園 (美瑛町)

2007年10月07日 | 道北エリア・観光
パッチワークの路をぐるりと一回り、最後の締めくくりは「西北の丘展望公園」です。
ここは平成7年に北台地区農業環境整備事業により開園した展望公園で、5haの広さがあり、ラベンダー、ひまわり、ポピー、コスモス等の花園が整備されているのですが・・・

花に関しては、時期が時期だけにやっぱりまだ緑一色でした。

ここは、花園の他にお土産品等を販売している売店や、展望台、敷地内の一角には

観光案内所まであり、至れり尽くせり。
美瑛町にある展望公園の中では、ここが一番施設が充実していますね。
ただ、この観光案内所は午前9:00~だそうで、俺が到着したのはまだその時間前でした。「コーヒーあります」の文字が目について、飲みたくなっちゃいました。
また、ここの観光案内所ではレンタサイクルもやっているみたいです。

駐車場の向かいにあるお土産屋さん

こちらは営業していました。
ここでちょっと一息ついて

揚げたての「あげもち」と「あげいも」だったかな?を食べてみました。
揚げたてをその場で食うというのはやっぱり美味かったです。

そして、駐車場の隣にある

ピラミッド型の展望台。
登ってみると

美瑛の町並みが一望できました。
反対側に目を向けると

こちらは丘の風景。
各種施設の他、展望もバッチリですね。

北西の丘展望公園
上川郡美瑛町大久保協生(地図
見学自由
駐車場  大型3台・小型30台

マイルドセブンの丘 (美瑛町)

2007年10月05日 | 道北エリア・観光
「セブンスターの木」の次は「マイルドセブンの丘」に来ました。
ここもCMで使われたのがその名前の由来となったスポットみたいです。

唐松の木が寄り添うように並び立つ防風林なのだそうですが、1978年にたばこマイルドセブンのCMに使用された場所らしいです。(JTのサイトより)
たばこのCMって、一般的に「たばこ=有害」というイメージが先行するためか、少しでもそのイメージを払拭しようと、逆にクリーンなイメージのCMが多いですよね。
セブンスターの木も、そうですしこのマイルドセブンの丘なども清々しさ満点で、まさにそういう意味では狙いとぴったりだったのかもしれません。

セブンスターの木からここに向かう途中に

鉄道の廃線跡の遮断機を利用した「マイルドセブンの丘」の案内板がありました。
「←マイルドセブ」で欠けてるところがまた、廃線跡とマッチして良い味を出してますね?(笑)
ここを登ってしばらく続く一帯の丘がどうやら「マイルドセブンの丘」らしいです。


天気が良かったのもあって、とても気持ちの良い道でした。
たばこを吸う吸わない関係なしに・・というか、逆にここではたばこは吸って欲しくないかなあ。
でも、愛煙家の人に言わせると「空気の美味いところで吸うからこそ美味い」というものなのだそうです。マイルドセブンを愛飲している人はここで一服というのも良い思い出なのかもしれませんね。
俺はたばこは吸わないけど・・・まあ、吸うなら吸うでマナーをしっかりと守って喫煙しましょう。

マイルドセブンの丘
上川郡美瑛町字美田(地図
見学自由
駐車場   3~4台程の駐車できるスペースは有り