ブログの再編作業もあって、しばらく更新を中断しておりましたが、ブログの整理も完了し一段落つきましたので、また再開していきたいと思います。
「道の駅しかおい」から次に向かったのは「柳月スイートピアガーデン」です。
柳月には、2日目に帯広市内の「大通本店」へ立ち寄りましたが、大通本店は販売が中心のお店なのに対し、ここスイートピアガーデンは柳月の工場であり実際にここで柳月のお菓子が作られています。
その建物の一部にショップ&カフェが設けられていて、工場直送のお菓子や、ここでしか食べられないスイートピアガーデン限定のお菓子等もあって、まさしく柳月の総本山と言った感じです。
柳月のサイトによると、ここスイートピアガーデンは「HACCP(ハサップ)」と呼ばれる食品衛生管理システムを導入し安全で、質の高いお菓子作りに努めているとのこと。
敷地総面積33.119平方メートル、地下1階、地上4階建ての工場は「HACCP」対応の製菓工場としては全国でもトップクラスなのだそうです。
その言葉通り、とにかくでかい建物でした。
このような大きな建物が、周囲が見渡せる十勝平野のまっただ中にドーンとそびえたっている様子はまさに圧巻でした。
ここでは、六花亭本店と同じく、店内で購入したお菓子をその場で食べられるイートインコーナーに無料のコーヒーサービスも設けられ、まさに至れり尽くせり。
六花亭といい、柳月といい、さすが十勝。
ただ単にお菓子が美味しいというだけではなく、ここら辺のお菓子販売に対する心構えもとても立派です。
カフェコーナーでは、スイートピアガーデン限定の「ガーデンクレープ」をいただいてみることに。
想像していた以上にでかいクレープが出てきました(笑)
コーヒーは無料サービスで、これで390円・・・安い。そして、やっぱり美味かったです。
そして、建物2階が工場内部の見学コーナーになっていて、気軽にお菓子作りの行程を覗き見ることができますが、残念ながら撮影禁止の張り紙がありました。
気になる方は是非とも現地まで足を運んでみてください(笑)
平日にもかかわらず、観光客が沢山来ていて店内は大賑わい。十勝を代表する観光スポットの一つですね。
柳月スイートピアガーデン
河東群音更町下音更北9線西18-2(地図)
定休日 無休?(サイトに表記無し)
営業時間 夏(4/23~11/5)9:00~18:00
冬(11/6~4/22)9:30~17:30
駐車場 200台
柳月のホームページ→こちら
「家族で行くから、主に子供が喜ぶ場所ってどこか無いか?」
ってことでした。
単純に札幌のスポットなら、ある意味俺の得意分野ですから(笑)あれやこれオススメしたいスポットがいっぱいあるし、「よっしぁ、まかせとけ~!!」って感じなんですが、この「子供が喜ぶ場所」と言う、たった一つの条件で、一気に難しくなってしまいました。
これ、難しいですね~。この条件。
とりあえず提案したのが
・札幌駅→道庁旧庁舎→時計台→大通公園→てれび塔
という定番だけど、外せないコース。
これで大体午前中半日ですね。でも、これ・・・子供喜ぶかなあ?
俺は楽しかったけど。まあ、修学旅行生とかも立ち寄る場所だし、大丈夫なんじゃないかな?
次、こっからが難しい。
俺の提案
白い恋人パーク→円山動物園→大倉山スキー競技場・札幌ウィンタースポーツミュージアム→サンピアザ水族館→サッポロファクトリー→藻岩山展望台(夜景)
(時間の都合上、行けない場所は適宜削る)
・・・こんな提案してみましたが、どうでしょ?
対象が大人だったら、「羊ヶ丘展望台」とか、「サッポロビール博物館」とか「ちざきバラ園」とか、モエレ沼公園、野幌森林公園、百合が原公園、等の各種公園など、2~3日じゃ回りきれないほど候補が挙がるんですけどね~。
ちなみに、2泊3日で小樽にも1日行く様子。
小樽は運河を見て、寿司屋通りで寿司を食べてメルヘン交差点まで見て回る定番コースに天狗山を入れておけばまず問題ないとは思いました。
ちなみに俺が小樽へ旅行した時は、天狗山はまだ登ったことが無くて、地獄坂から旭展望台の方へ行きましたので、天狗山は自分でもいってみたいスポットの一つです。
ん~、子供って何があれば嬉しいんだろ?
俺は高校ではすでに・・いや中学位の頃からあまりゴチャゴチャしたのは嫌いで、自然のスポットとか寺関係好きだったりしたから、どうにも「子供が喜ぶ」ってのは苦手です。
喜んでもらえるといいけど・・・
「うりまく」も鹿追町でしたが、次に向かったのは「道の駅しかおい」名前の通りこちらも鹿追町にある道の駅です。
そして、前回と同様、残念ながらここ「道の駅しかおい」も「依存型」道の駅です。
ここも比較的最近になって道の駅として指定された場所らしく、道の駅としては新しい部類に入ります。
やはり、こうしてみると最近は、こういった「依存型」道の駅が多い傾向みたいで・・・残念です。
まあ、でもここは
とりあえず「道の駅専門」の直売所が設けられてましたし、この隣には小規模ながら地域情報・道路情報のインフォメーションセンターも設けられてはいましたので、「うりまく」よりは道の駅らしさが出ています。
とはいっても
↑こんな感じで、敷地の端の公衆トイレ脇に申し訳程度に設置された感は否めません。
ここは、もともとは「神田日勝記念美術館」という美術館が設けられていた場所で(もちろん今でもありますが)、うりまくの場合と同様本来元々そっちがメインだったはずの「神田日勝美術館」を「道の駅のメイン施設です」なんて感じにしちゃってますので、ちょっと・・・・・・
だから、「そういうのヤメテ。お願いだから。」
ちなみに、駐車場も道の駅の為の駐車場というよりは、元々ここには「神田日勝美術館」の他に
「千の公園」と名付けられた広場、さらに
町民ホール等の施設が集まり、その合同の駐車場としてあった場所みたいです。
だから、どうにも「ちょっとおじゃましま~す。ここ施設が揃ってるから道の駅名乗らせて下さい。そうすれば簡単だし」っていう安易なイメージが付いてきちゃうんですよね~、俺からすると。
・・・と、いう道の駅でした。
もちろん「美術館」も「千の公園」も「町民ホール」もまともな施設ですよ。ただ「道の駅としてこのあり方はどうなのよ?」って感じでした。
個人的な好みの問題って言われればそれまでだけど、俺は「依存型道の駅」は反対です。
元々ある施設を利用してもいいから、それなら元からある施設に負けないくらいの道の駅としての施設・機能も立派に備えた「複合型」道の駅にして欲しいと、強く願います。
とは言いつつもとりあえずスタンプはゲット
そりゃ押しますよ。「道の駅」名乗っちゃってるんだもん
道の駅 しかおい
十勝エリア
河東群鹿追町東町3丁目2(地図)
休館日 神田日勝記念美術館(毎週月曜日)
町民ホール(年中無休)
直売所(冬期間休業11月上旬~4月下旬)
開館時間 神田日勝記念美術館(10:00~17:00)
町民ホール(9:00~22:00)
直売所(9:00~17:30)
路線名 国道274号線沿い
メイン施設 神田日勝記念美術館
駐車場 普通車158台
大型車5台
道の駅ホームページ→こちら
函館市、やる気満々ですね。こんな計画を立てていたとは!!
詳細については、毎度おなじみ俺が日頃から良く覗きに行くサイト「北海道ぷっちガイド」より→函館夜景大改造計画
函館という街は、俺にとって北海道の中でも最も身近で親しみを感じている街です。
やっぱり、北海道の中で道南は青森から距離的に最も近いというのもありますし、その影響でこれまで北海道で一番訪れた回数の多い街が函館ですし、さらには言葉が青森に近い(イントネーションの訛り等)。
こういった理由から、函館に対してはある意味特別な想いがあるワケなのですが、最近色々と活気づいてますね。
ここ数年で新たにいくつかスポットが登場してますし
・クイーンズポートはこだて
・大門横町ひかりの屋台
・五稜郭新タワー
等は、すでに俺がブログでも紹介してますしね。(五稜郭新タワーは厳密にはまだですけど)
ここに来て、さらなる飛躍を見せようとする函館市。本当に5年後が楽しみです。
一体どのように変わるのかな~
最初に結論から言わせてもらいます。
今回はちょっと辛口コメントになりますが、この「道の駅うりまく」、「道の駅」として見た場合、「道の駅」として評価した場合・・・・残念ですがかなり評価低いです俺の中で。
例えば(良)A~D(悪)という評価をすると、残念ながらDです。
えっと、誤解の無いように念の為繰り返しますが「道の駅として評価した場合」ですので、そこの所を踏まえての評価だと思ってください。
さて、一体なぜDなのかというと、ここは元々は
↑の通り「鹿追町ライディングパーク」という施設でした。
もちろんこの施設は今も健在で、そのまま残っています。
きちんと馬も飼育されていますし、乗馬のコースも素人目に見てもなかなかのモノが揃っているのではないかと思いました。
乗馬に関しては全くの素人ですので、突っ込んだ話はできませんが、ここでは体験乗馬なども行っており、「乗馬の施設、鹿追町ライディングパーク」として見ると、決してDなんて評価が付く場所ではなく、それなりに設備の整ったなかなかのスポットじゃないのかなあと思われました。
では、何が問題なのか?
そう、最初で述べた「道の駅」という観点から見た場合です。
すでに述べた通り俺は乗馬は全くの素人で知識もありませんし、今回も俺の立場としては「道の駅」という事なので立ち寄ったんです。
さて、その「道の駅」という観点から見たこのスポットは、一言で言えば
「鹿追町ランディングパークの一角にちょこっとだけ施設をお借りして、とりあえず道の駅を名乗ってみました」という感じがモロに出てしまっています。要するに、道の駅としては何も努力をしていない。ライディングパークにおんぶにだっこ。・・そう言う状態。
実際道の駅として、地場産品やら道の駅関連グッズ等を取り扱っているのは、そもそも乗馬をされる方などが休憩所というか、待機場所として使用していた施設の一室のみで、そこに申し訳程度に開店しているものでした。
そして、この道の駅。道の駅のサイトなどで調べると「メイン施設、鹿追町ライディングパーク」と堂々と謳っちゃったりなんかして・・・・
「ちょっとまて~い!!だったら、なにも道の駅を名乗る必要ないだろ!!最初っから鹿追町ライディングパークという施設でやってれば済むことじゃん!!道の駅ブーム(?)かなんかしらんけど、これじゃあまりにも安易過ぎる。とりあえず乗っておけ的な感じがして俺はこんなのは嫌いだ~!!」・・・ゼィゼィ
・・・えっと、「道の駅うりまく」の関係者の皆さんには非常に申し訳ないとは思います。
が、これが俺の、一利用者としての目から見た偽らざる本心です。これも一つの意見として受け取ってもらいたい。
こういう、元々ある施設に後から簡単にちょこっと乗っかって「はい道の駅です」ってのは、個人的なモノですが俺から見た「道の駅精神」に反しまくる行為。
別にライディングパークに乗っかってもいいです。でもそれならそれで、もう少し「道の駅」としてビシッとしようぜ。あまりにも、ライディングパークに頼りすぎ。ってか、9割ライディングパークだし。
えっと、今回ほぼ愚痴ばっかですいません。
まあ、これもひとえにそれだけ北海道の道の駅というものの存在意義に関心があるという事の裏返し的な表現だと思って頂ければ幸いです。
道の駅というスポットに重大な関心を持っているからこそ、安易にして欲しくないと言う想いからの、今回の「俺レビュー」でした。
最後に、これも誤解を避けるための念押しですが「鹿追町ライディングパーク」という施設そのものはかなり立派な施設だと思います。今回毒を吐いているのはあくまで「道の駅うりまく」としてのこの施設だと言うことを、もう一度ここで述べさせて貰います。
・・・ふぅ。とりあえず道の駅スタンプはゲットしましたけど。
道の駅うりまく
十勝エリア
河東群鹿追町瓜幕西3丁目1番地外(地図)
休館日 年末年始(12/31~1/5)
売店・毎週月曜日(11月上旬~4月下旬の冬期間は休業)
開館時間 9:00~17:00
路線名 国道274号線沿い
メイン施設 鹿追町ライディングパーク
駐車場 普通車80台
大型車5台
道の駅のホームページ→こちら
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2b/47/0b2dea25796ce23f07241a0837af43fa.jpg)
ここが、その直線のスタート。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/46/117f514ed1d1fc4f44ca5bf5dbe96b8f.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/8e/95ef090520f57a197bb729be25d95f35.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/0a/e7ed48b6a8fbbc453c77b2ad3cd1bde8.jpg)
↑このように、とにかく延々と直線道路が続きます。
しかも周りは見渡す限り十勝平野。こんな場所なかなかありませんね。
走っていてとても気持ちよかったです。天気も良かったですしね。
得にスポットというスポットじゃありませんでしたけど、十勝の広さを感じられる一場面でした。
ナイタイ高原牧場から国道273→241と南下して、国道沿いにある「道の駅ピア21しほろ」に到着しました。
ここは、TeePeeのマスターが「ソフトクリームが美味しい」とオススメしてくれたので、さっそくソフトクリームを食べてみることにしました。
「手作りアイス」と、ソフトクリーム売り場が独立していました。
なるほど、ソフトに力を入れているなあ~
↑ののぼりでも分かるとおり、「いちごソフト」が得に力が入ってるみたいなので、「いちごソフト」を食べてみることにしました。
↑士幌町っていちごが名産だったとは知りませんでしたが、苺の酸味が効いた味がさっぱりしていて美味しかったです。
天気も良くて、暑いくらいだったので、ソフトを食べるにはうってつけでしたね。
ソフトの話が中心になってしまいましたが(笑)ここに立ち寄ったら、ぜひソフトを食べてみて一休みして欲しいなあと思います。
道の駅スタンプゲット
道の駅ピア21しほろ
十勝エリア
河東群士幌町字士幌西2線147番地(地図)
休館日 年末年始(12/31~1/3)
開館時間 9:00~19:00(4月~10月)
9:00~18:00(11月~3月)
路線名 国道241号線
メイン施設 士幌物産館、レストラン
駐車場 普通車55台
大型車8台
道の駅ホームページ→こちら
ナイタイ高原牧場は日本一広い牧場です。
2日目で立ち寄った八千代公共育成牧場もものすごく広くて、十勝平野の大きさを満喫したところですが、今度は「日本一」果たしてどの位広いのかというと・・・
牧場に着いたのに、目的の展望台までは「あと6㎞」の文字が・・・
6㎞って・・同じ施設内で6㎞先ですよ。展望台まで延々と道が続きます。周囲は当然見渡す限り牧草地帯でした。
そして、ようやく展望台に到着。
休憩&展望小屋が一つ設けられていて、中ではお土産品の販売と食事、そしてトイレがありました。
そして、「日本一広い牧場」の展望台からの眺めがコレです
・・・・・、もう本当に「絶句」ですね。
「ここ、日本?」って思ってしまうような光景です。今まで訪れた先々で十勝平野の広さはさんざん見て、感じてきましたが、ここは群を抜いています。
広さはおよそ1700ヘクタール(東京ドーム358個分)・・と、言われてもピンと来ませんね(笑)
「何もない物がある」と言うか、何も無いからこそ、その存在の大きさを感じられる。そんな場所です。
本当に、ここに居ると日常の小さな事なんてどうでも良いって感じになってきます。何かに疲れたらここを訪れてみると良いかも。
ナイタイ高原牧場
河東群上士幌町字上音更85-2(地図)
休日 5~10月放牧期間中無休
4~11月冬期間中展望台・駐車場閉鎖
見学自由
駐車場 普通車40台 大型車6台
ホームページ→こちら(上士幌町ホームページ内)
タウシュベツ橋梁を一つの折り返し地点に、ここからまた市街地方面へ引き返します。
来たときは別の国道273号線を通って南下、途中で立ち寄ったのがここ「HERB喫茶TeePee(ティーピー)」です。
「TeePeeとは、ネイティブアメリカンの住居(テント)で、風雪に強いとの意味を込めて命名したのが、手作りの丸太小屋が完成した1985年でした。
開店以来可能な限り手作りをモットーに、無農薬ハーブに挑戦し今日に至っています」
とは、TeePeeのホームページからの抜粋ですが、このような由来からだそうで、その通り手作りの暖かみの感じられるお店でした。
マスター自らが育てたという無農薬ハーブを使った、各種のハーブティーが有名で
マスターが勧めてくれたレモンの葉を使用したレモンティーを注文しました。
レモンの実では無く葉の方を使用してのものなんて始めてでしたが、確かにレモンの風味がして、さっぱりとしていてとても美味しかったです。
そして、事前調査の知識で、ここTeePeeと言えば、なんと言っても「シュガーリーフ」。
これは是非とも食べてみたいと思ってましたので、一緒に注文したんですが残念ながらこちらのほうは、ミントの葉がちょうど切れていて在庫が無いとのことでした。時期的にも収穫期はこれからだそうで、今の時期はちょうど品薄の時期なのだとか・・・
ここら辺も手作りならでは・・って事なんですけど、残念でした。
・・・と、思っていたらマスターが
「よかったら、これをどうぞ」
と言いながら、試食用に小さなミントの葉で造っていたシュガーリーフが残っていたとのことで、出してくれました。この時は本当に嬉しかったです。
ミントの葉に砂糖がまぶしてあるのですが、ミントの香りと砂糖の甘みが絶妙に解け合っていて、期待通りとても美味しかったです。
マスターもとても人柄の良い方で、ちょうど立ち寄った時に他にお客さんが居なかったのもあって、マスターと様々な話で盛り上がり1時間ほど長居させてもらっちゃいました。
今思い出しても、自分の中で今回の旅の中でも1,2位を争う好スポットでしたね、ここは。次に十勝へ旅行した際には絶対にもう一度立ち寄りたいなあと思いました。
これから、十勝へ旅立たれる方へもぜひオススメしたいスポットです。
また、ここは夏場はライダーハウスも兼ねているそうですので、バイクでツーリングなどされている方は、ここで一晩の宿をとるなんてのも良さそうですね~
HERB喫茶TeePee
河東群上士幌町字上士幌93(地図)
定休日 月曜はハーブの収穫作業等で休む場合も有り(マスター談)
営業時間 確認してませんでした(汗)が、おおよそ10:00~18:00
駐車場 店前に約6台、他付近に駐車できるスペース有り
お店のホームページ→こちら
「神秘の湖」然別湖の次に向かったのは、「幻の橋」タウシュベツ橋梁です。
ここは糠平湖へ流れ込むタウシュベツ川に架かるかつての鉄道橋の跡で、ひがし大雪アーチ橋群の一つです。
タウシュベツ橋梁を含む、詳しい概要は
「NPOひがし大雪アーチ橋友の会」というサイトがあるので、こちらをどうぞ。特徴、歴史、写真等様々な情報が詳細に紹介されていて「幻の橋」と呼ばれる理由も詳しく紹介されています。
時間が無いという方の為に、俺がここで簡単に説明すると、糠平湖の水量はダムの関係で増えたり減ったりするため、このタウシュベツ橋梁は現れたり水没したりを繰り返し季節により、見えるその姿が異なる・・・これが「幻の橋」と呼ばれる理由ですね。
俺も帰ってきてから気付いたのですが、6月はちょうど沈み始める時期だったんですね・・今回俺が行ったときも
このように、完全に水没する一歩手前といった感じでした。
本来の姿は、ローマの水道橋を思わせるようなアーチ型の橋脚がとても綺麗で、それが糠平湖の湖面に映るとめがねのように見えることから「めがね橋」とも呼ばれているそうです。・・・見たかったなあ。残念。
ちなみにここは、ごらんの通り完全に「自然のまま」のスポットです。
毎年水没を繰り返しているわけですから、当然年々老朽化は進むわけですが、敢えて自然のまま人工的に手を加える事無くそのままにしている場所です。
だからこそ、自然のあるがままの姿を見れるわけですが、いつまでもそのままの姿を残すというわけでは無いのですね。
それもまた、自然のあるべき姿というべきなのでしょうか・・ちょっと考えさせられました。
ちなみに、ここはなかなか分かりにくい場所にありますので、すこしその道順を紹介します。
まずは、国道273号線を糠平湖を右手に見ながら北上します。そうすると↑のような看板がありますので、ここから入っていきます。
しばらくは、このようなダートコースが続きます。途中狭い箇所や、道路脇が急斜のガケになっていたりして危険な場所もあるので、安全運転で慎重に進みましょう。
小さいですが、「タウシュベツ橋梁入り口」と書かれた板が、木に括り付けられています。これが目印になります。
向かい側には若干の駐車スペースがあります。
ここからは、自然保護の為車の乗り入れが禁止されているため、徒歩での移動になります。この周辺は希に熊も出没するそうですから、ラジオや鈴などを準備しましょう。無い場合は終始大声で話をしながらとか、歌を歌いながら歩きましょう(笑)
林道を抜けた先には、タウシュベツ橋梁があります。
・・・・今回は、ちょっとタイミングが悪くて本来のアーチ型の姿を見ることはできませんでしたが、これもこれでタウシュベツ橋梁の一つの姿なんだと受け止めることにします。
ここはまたいつか、今度はすべて現れている時期に訪れてみたいですね。
タウシュベツ橋梁
河東群上士幌町内(地図)
見学自由
駐車場 約10台