そうだ、「北へ。」行こう

私の北海道旅行の旅行記が中心のブログです。初めての方は「北海道旅行プラン」カテゴリからが見やすいと思います

日勝峠第一展望台 (清水町)

2006年09月04日 | 十勝エリア・観光

帯広動物園を出てから向かったのは日勝峠。
今回の旅行自体はまだまだ続くのですが、ここ日勝峠が今回の旅行での十勝エリア最後のスポットとなりました。
(清水町って上川群なのに十勝支庁管内なんですね)

帯広動物園を出て、帯広市内を走っている間はまだ晴れ間も見えていたのですが、これから向かう日勝峠方面へ目を向けると、山間部にはなにやら雲が・・・・・
道東自動車道を十勝清水ICで降りて、国道274号樹海ロードに差し掛かった時には悪い予感が的中。当たりは濃い霧に包まれ初めました。
しかしこの峠、なかなかにハードなコースらしく、このような悪条件になりやすいうえ、多くの大型車が通行し、さらに交通の流れが速く、かなりの難所とされているらしい・・・。そうこうしているウチに視界は約50メートル前後といった所まで来て辺り一面真っ白に・・・・
しか~し、そこは雪国は青森県、地吹雪で有名な津軽で鍛えた俺のプライドに掛けてなんとかこの峠を乗り切ってみせるぞ・・と意気込み峠にチャレンジ。
視界ほぼ0という極悪の地吹雪に比べたら、こんなのたやすいたやすい。・・でも、正直しんどかったです(笑)

さて、そうこうしている間に何とか目的地の日勝第一展望台に到着。
しかし、霧は相変わらずで・・・

↑この通り。

本来であれば十勝平野を一望できるこの展望台ももちろん

↑この通り、一面の霧に阻まれ、見えるのは白一色の世界。


↑晴天時は観光客で賑わうであろう、パノラマスイングも何となくもの悲しげな感じがしました。

当たりを見回すも、観光客の姿は皆無でした・・まあ、この天候じゃわざわざ車を降りてまでここに立ち寄るのは、俺のような物好きしかいないかぁ。
この高台まで上がってくる前の休憩所には、人の姿は見えましたけどね。

と言うわけで、今回は本来の日勝峠の魅力を満喫することは出来ませんでしたが、タウシュベツ橋梁と並んで俺の「十勝リベンジスポット」にはしっかりとチェックして、次回の楽しみと言う事にすることとしました。

日勝峠第一展望台
上川郡清水町字清水国道274号石勝樹海ロード沿い(地図
見学自由
駐車場  約30台


おびひろ動物園 (帯広市)

2006年09月01日 | 十勝エリア・観光

緑ヶ丘公園を出て、次に向かったのは「おびひろ動物園」・・とは言っても、入り口こそ別になっているとは言え、この帯広動物園も実は緑ヶ丘公園の一部だったりします。

ナビに従って到着と思ったら、ちょっと寂しい雰囲気・・・良く見たら「南口」に到着していました。まあ、ここからでも入れますし、わざわざ正面へ回るのも面倒なので、このまま南口からの入園。
それにしても、さすがに平日のオープンと同時に入園ですから、飼育員というか従業員以外に人が全く見あたりません(笑)。駐車場にも他の車の姿がありませんでした。
ある意味貸し切り状態で贅沢と言えば贅沢ですが・・・・・
それでも、中を歩いているうちに、数名他の客の姿もありましたけどね~

あと、動物園なのですが中にはちょっとしたアトラクションもあって、小さなお子様向けにミニ遊園地もありました。

さすがに動いているのは有りませんでしたけどね。


↑こんな水道もありました。

さて、それではここからは主に写真を中心に紹介していきます


↑南口から入ったので、最初にキリンの所からスタートでした


↑白熊


↑名前忘れたけど、南国風の鳥(笑)


↑アザラシは朝が苦手な様子


↑この顔・・・なんかムカツク(笑)


↑はい、小さなお子様が大好きな「大きな猫」です(笑)


隣のオリには、別な猫もいました


↑バイソン・・だったかなあ?朝から食欲旺盛


↑カンガルー


↑カバも居ました


↑ご冥福をお祈りします


↑結構種類が豊富です。一回りするとそれなりに時間がかかりました。


↑若干、このようなオリもあって、ちょっと残念な気もしましたが、市民の憩いの場としてこれからも続けて言って欲しいですね。
平日の朝一だってのもあったので、客の入りが殆どありませんでしたが、土日などになると賑わいそうですね。街の中心部にこのような施設があるってのは良いですよね~。

おびひろ動物園
帯広市緑ヶ丘2番地(地図
開園期間  4月29日~11月5日(期間中無休)
開園時間  4月29日~9月30日 9:00~16:30
        10月1日~11月5日  9:30~16:00
入園料   大人   450円 
        高齢者   220円(帯広市在住者、65歳以上)
        高校生  300円
        小・中学生無料
        団体割引・年間パスポート等はホームページ参照
駐車場    正門前駐車場 100台
        南門前駐車場 200台
おびひろ動物園のサイト→こちら 


緑ヶ丘公園 (帯広市)

2006年08月30日 | 十勝エリア・観光

十勝旅行4日目、ホテルを出て最初に向かったのは「緑ヶ丘公園」です。
まず最初に逆トラックバック!!

Hikaruさんのブログ「壁屋の十勝情報

緑ヶ丘公園の紹介をされてますので、まずはご紹介です。

さて、ここ緑ヶ丘公園といえば、十勝地方に数ある公園の中でも、まさにこの十勝地方を代表する公園ですね。
帯広市の中心部という立地条件にもかかわらず、かなりの面積があって、緑が多く様々な施設も併設されていて、帯広の歴史に触れてみたり、気軽なピクニックに出かけたりと、本当に色々できる公園でした。

公園を歩いていると、なにやらモゾモゾと素早く動く物体が・・・・
近づいてみると

↑野生のリスでした。
しかも一匹だけでなく、他にも数匹生息しているみたいで、木の上を飛び跳ねたり、通路を横切ったりと賑やかでしたね。
それにしても、公園の中でこうしてリスが普通に生息しているなんて、さすがですね。緑が多いという証拠でしょうか。

そして緑ヶ丘公園といえば、グリーンパークの400mベンチです。
緑ヶ丘公園内東側に位置するグリーンパークですが

↑広い。とにかく広いです。
400M×200Mということで、その面積はなんと8ha!!
公園で「ヘクタール」なんて単位を使うなんて凄いですよね~。それも施設等を合わせた総面積ではなく広場で8haですよ。
そして、これでも緑ヶ丘公園の一部だというのだから、その広さが分かってもらえると思います。
早朝の時間帯で人が居なかったのもあって、尚更広く感じましたよ。

そして、グリーンパークと言えば

↑これですね~。「400Mベンチ」です。
「世界一長いベンチ」としてギネスブックにも載ったことがあるそうです。・・「載ったことがある」って事は現在はさらに長いベンチが何処かで出来たって事なんでしょうけど、それでも、凄いですよね~。写真の通り向こう側が見えませんね。
そして、この「400Mベンチ」は

↑帯広市のカントリーサインにもなっています。

グリーンパークの反対側には

↑池もあります。
池の畔には

水鳥・・・これはカモですよね?
さらに

↑「帯広百年記念館」という資料館もあります。
開館時間前ということもあって、中には入ってませんけど、ここはHikaruさんのブログ
壁屋の十勝情報」参照で・・・(え?)

他にもパークゴルフ場などもあって、パークゴルフに興じるお年寄りの方々もいましたし、とても気持ちの良い早朝散歩になりました。
ざっと紹介してきましたが、ここは細かに紹介しはじめたら、1回2回で紹介しきれないですね。

緑ヶ丘公園
帯広市緑ヶ丘2番地(地図
見学自由
駐車場   有り(広めで余裕がありました)


スガイディノス帯広 (帯広市)

2006年08月23日 | 十勝エリア・観光

ぶた八で豚丼を食べた後、ぶた八のすぐ近くに「スガイディノス」という大きなゲーセン・・・というか、これはアミューズメントパークって感じでしょうか?
本当にすぐ近くにあったので、食後の腹ごなしも兼ねて、ちょこっと立ち寄ってみました。

スガイと言えば、北海道を中心に道内で大規模な展開を見せている、アミューズメント系列の大手企業ですね。
海を渡って青森まで来ると、全く聞き覚えのない名前なんですが、北海道内ではかなり有名みたいです。俺も北海道に興味を持ち始めてから初めて知りました。

まあ、「スガイディノス」と紹介してますが、この一角はこのスガイディノスの他にも、ドラッグストアやらラーメン屋やら、100円ショップやら様々なお店が集まっていて、この一角で一つのショッピングゾーンになっているようです。
そして、どうやら「ドリームタウン白樺」っていうのがその名称らしいですね。

このスガイディノス、1Fが全てゲームコーナーで体感系ゲームから、昔ながらのビデオゲーム、UFOキャッチャーにプリクラ。写真を見ても分かるとおりかなりの面積のある建物なので、ゲームセンターもかなりの規模です。
これだけ大きな所、青森じゃなかなか見かけられないですね。
店内を一通り見て回るだけでも、良い運動になった気がします(笑)
2Fにはボーリングやカラオケ、ビリヤード、ダーツ、卓球等があるようですが・・そこまでするって気分でも無かったのでそちらはパス(笑)
まあ、食後に折角だからって立ち寄ってみただけですからね。
大人数で集まって、ワイワイ楽しく遊ぶには良いスポットですが、俺のような旅行者よりは地元民にとってのスポットって感じの施設です。
まあ、そもそもゲーセンを目的に旅行する人ってのも珍しいでしょうけどね(笑)
ただ、ぶた八で豚丼を満喫した後の腹ごなしには持ってこいですよ。全天候型ですしね。

スガイディノス
帯広市白樺16条2丁目ドリームタウン白樺内
営業時間は各店舗により異なるため→こちら参照(地図もこちらから)
電話番号   0155-38-2811
駐車場     約500台?(かなり広い駐車場があります)
スガイエンターテインメントのサイト→こちら


十勝川温泉 (音更町)

2006年08月11日 | 十勝エリア・観光

ここは、十勝川温泉郷と言うべきでしょうか?
十勝川温泉という一つの温泉があるのではく、この付近一帯の総称として「十勝川温泉」と呼ばれています。そして、ここの地名にもなってますね。
十勝川温泉も、ハナックと並び音更町のカントリーサイン

になってますから、ハナックと並び音更町を代表する温泉街でもあります。
場所も十勝ヶ丘公園のすぐ近くにあって・・・と、言うか十勝ヶ丘公園自体、所在地が『十勝川温泉』ですし、十勝川温泉の一角ですね。

ここには、様々な温泉旅館があるのですが今回の目的は「足湯」です。
足湯はなんと言っても、温泉に入るための道具を用意しなくてもいいですし、服を脱がずに気軽に入れますし、なんと言ってもタダですから(笑)
今回は十勝川温泉に足湯があるとの情報をゲットしていましたので、最初から足湯にしようと決めていました。

場所は、十勝ネイチャーセンターの裏手側にある公園の一角にその足湯はありました。

↑これが十勝ネイチャーセンター

↑ネイチャーセンターの建物の裏手にはこのような公園があります

その公園の一角にこのような足湯がありました。無人ですが一応時間制限もあるらしく午前9時~午後6時迄とのこと。ギリギリセーフ!!(笑)

この足湯もそうなのですが、ここ十勝川温泉の特徴はモール泉というその泉質で別名「美人の湯」とも呼ばれ、世界に2箇所しか無いそうです。
さらにこのモール泉、北海道遺産にも登録されてるみたいですね。
ふむ、美人の湯・・・足だけだけど、綺麗になるのかな?(笑)

また、足湯のもう一つの楽しみはなんと言っても「出会い」というか「人との触れ合い」ですね。
そもそも、それほど広くない空間に不特定多数の人間が比較的近い位置に座って時間を共有するワケですから、自然とコミュニケーションが生まれますね。
以前札幌の定山渓温泉の足湯に行った時もそうでしたが(このブログではまだ定山渓は紹介してませんけど)足湯に浸かりながら楽しい一時を過ごした記憶があります。
今回の足湯は、帯広に住んでいるという20代と思われるOL風の女性と、池田町に住んでいるという60代のおじさんが先に行っていました。
「すいませ~ん」と入っていくと、
「どうぞどうぞ」
「こっちは熱いので、ここら辺が良いですよ~」
等、さっそくコミュニケーションが生まれ、青森から旅行で来た事、この後札幌へ向かう事などを告げると、OLさんは実は自分も去年まで札幌に居て、今年から帯広に越して来た事や、おじさんは生まれも育ちもずっと池田町で、この足湯には最近毎日通ってると言ったような話題で盛り上がりました。
良いですよね~、こういうの。「一期一会」って言うんですか?こういう出会いもまた旅の醍醐味だなあ~と感じました。
お互い得に名乗り合うような事はしませんでしたけど、この場合そういうのは野暮ってもんですよね?(笑)
そうこうして、約30分位足湯に浸かってましたけど、とても楽しい一時でした。
旅先に足湯がある場合は、要チェックですよ(笑)

十勝川温泉(足湯)
河東群音更町十勝川温泉南12丁目(地図
利用可能時間   9:00~18:00(4月29日~11月下旬)
駐車場        約50台
十勝川温泉のホームページ→こちら


十勝ヶ丘公園 (音更町)

2006年08月09日 | 十勝エリア・観光

聞香で一休みした後は、十勝ヶ丘公園へ向かいました。

ここはなんと言っても、花時計の「ハナック」です。
この「ハナック」は音更町のカントリーサイン

にもなっている位ですから、音更町のシンボル的な、音更町を代表する公園ですね。
このハナック
「全長18mの花時計には約2万株の花が咲き、月に一度は植え替えを行っていますので、展示期間中は常に花が見頃になっています」
とのこと。
ちなみに、見頃は4月下旬~10月上旬で、チューリップやパンジー等の花が植えられています。ちょうど見頃の時期だったこともあって綺麗でした。
大きいというよりも、広いといった感じで、花時計よりもむしろ花畑の中で針が動いているような・・・そんな感じがしました。ここは過去にギネスブックにも載ったことがあるらしいですね。

針が回って時間を告げるだけじゃなくて、こうして色々な花が咲いて季節も教えてくれている・・・機会と植物の共同作業ですね。


↑ハナックだけではなく、公園もすごく広々として開放感あふれる公園でした。
夕方の時刻と言うこともあり、空には雲が広がってきて若干の肌寒さを感じてきたのはちょっと残念。天気の良い昼にピクニックなんかするには凄く良い場所ですね。

十勝ヶ丘公園
河東群音更町十勝川温泉北14丁目(地図
見学自由
駐車場   有り(約50台位?)
関連イベント→ハナックフェスティバル 
                    彩凛詩(さいりんか)


ナイタイ高原牧場 (上士幌町)

2006年07月18日 | 十勝エリア・観光

ナイタイ高原牧場は日本一広い牧場です。
2日目で立ち寄った八千代公共育成牧場もものすごく広くて、十勝平野の大きさを満喫したところですが、今度は「日本一」果たしてどの位広いのかというと・・・


牧場に着いたのに、目的の展望台までは「あと6㎞」の文字が・・・
6㎞って・・同じ施設内で6㎞先ですよ。展望台まで延々と道が続きます。周囲は当然見渡す限り牧草地帯でした。

そして、ようやく展望台に到着。
休憩&展望小屋が一つ設けられていて、中ではお土産品の販売と食事、そしてトイレがありました。

そして、「日本一広い牧場」の展望台からの眺めがコレです

・・・・・、もう本当に「絶句」ですね。
「ここ、日本?」って思ってしまうような光景です。今まで訪れた先々で十勝平野の広さはさんざん見て、感じてきましたが、ここは群を抜いています。
広さはおよそ1700ヘクタール(東京ドーム358個分)・・と、言われてもピンと来ませんね(笑)
「何もない物がある」と言うか、何も無いからこそ、その存在の大きさを感じられる。そんな場所です。
本当に、ここに居ると日常の小さな事なんてどうでも良いって感じになってきます。何かに疲れたらここを訪れてみると良いかも。

ナイタイ高原牧場
河東群上士幌町字上音更85-2(地図
休日    5~10月放牧期間中無休
       4~11月冬期間中展望台・駐車場閉鎖
       見学自由
駐車場  普通車40台 大型車6台
ホームページ→こちら(上士幌町ホームページ内)



タウシュベツ橋梁 (上士幌町)

2006年07月14日 | 十勝エリア・観光

「神秘の湖」然別湖の次に向かったのは、「幻の橋」タウシュベツ橋梁です。
ここは糠平湖へ流れ込むタウシュベツ川に架かるかつての鉄道橋の跡で、ひがし大雪アーチ橋群の一つです。

タウシュベツ橋梁を含む、詳しい概要は
NPOひがし大雪アーチ橋友の会」というサイトがあるので、こちらをどうぞ。特徴、歴史、写真等様々な情報が詳細に紹介されていて「幻の橋」と呼ばれる理由も詳しく紹介されています。
時間が無いという方の為に、俺がここで簡単に説明すると、糠平湖の水量はダムの関係で増えたり減ったりするため、このタウシュベツ橋梁は現れたり水没したりを繰り返し季節により、見えるその姿が異なる・・・これが「幻の橋」と呼ばれる理由ですね。

俺も帰ってきてから気付いたのですが、6月はちょうど沈み始める時期だったんですね・・今回俺が行ったときも

このように、完全に水没する一歩手前といった感じでした。

本来の姿は、ローマの水道橋を思わせるようなアーチ型の橋脚がとても綺麗で、それが糠平湖の湖面に映るとめがねのように見えることから「めがね橋」とも呼ばれているそうです。・・・見たかったなあ。残念。

ちなみにここは、ごらんの通り完全に「自然のまま」のスポットです。
毎年水没を繰り返しているわけですから、当然年々老朽化は進むわけですが、敢えて自然のまま人工的に手を加える事無くそのままにしている場所です。
だからこそ、自然のあるがままの姿を見れるわけですが、いつまでもそのままの姿を残すというわけでは無いのですね。
それもまた、自然のあるべき姿というべきなのでしょうか・・ちょっと考えさせられました。

ちなみに、ここはなかなか分かりにくい場所にありますので、すこしその道順を紹介します。

まずは、国道273号線を糠平湖を右手に見ながら北上します。そうすると↑のような看板がありますので、ここから入っていきます。


しばらくは、このようなダートコースが続きます。途中狭い箇所や、道路脇が急斜のガケになっていたりして危険な場所もあるので、安全運転で慎重に進みましょう。


小さいですが、「タウシュベツ橋梁入り口」と書かれた板が、木に括り付けられています。これが目印になります。


向かい側には若干の駐車スペースがあります。


ここからは、自然保護の為車の乗り入れが禁止されているため、徒歩での移動になります。この周辺は希に熊も出没するそうですから、ラジオや鈴などを準備しましょう。無い場合は終始大声で話をしながらとか、歌を歌いながら歩きましょう(笑)


林道を抜けた先には、タウシュベツ橋梁があります。

・・・・今回は、ちょっとタイミングが悪くて本来のアーチ型の姿を見ることはできませんでしたが、これもこれでタウシュベツ橋梁の一つの姿なんだと受け止めることにします。
ここはまたいつか、今度はすべて現れている時期に訪れてみたいですね。

タウシュベツ橋梁
河東群上士幌町内(地図
見学自由
駐車場  約10台



然別湖 (鹿追町)

2006年07月12日 | 十勝エリア・観光

やってきました神秘の湖、然別湖です。
ここは、大雪山国立公園の中で唯一の自然湖なのだそうです。標高810mと道内で最も高い位置にあり原始の姿を止めていることが「神秘の湖」と呼ばれる所以。
さらに、ここ然別湖には北海道天然記念物に指定されている「オショロコマ(ミヤベイワナ)」も生息していて、資源保護の為ここ然別湖及び流入川であるヤンベツ川と合わせて一帯が禁漁区とされていて、その自然保護に努めているのだそうです。


湖畔まで降りてみました。
静かで綺麗な場所で、湖の東側に臨む通称「くちびる山」が印象的でした。
その造形から「くちびる山」と呼ばれているらしいですが「展望山」という名前らしいです。

また、ここは湖ばかりではなく、その周囲も自然の宝庫で、然別湖の周囲は原生林が取り囲み、生きた化石と言われるナキウサギや、キタキツネ、トラツグミ、オジロワシ、クマゲラ、アオサギ等の動物が生息し、夏は、カヌーや遊覧船で湖面をまわることが出来るほか、冬はスノーモービル、クロスカントリースキーで凍結した湖面を通行できるようになるなど、季節を選ばず自然とふれあうことの出来る場所なのだそうで、これらの体験は近くにある「然別ネイチャーセンター」で様々な企画を行っているみたいですね。
今回は時間にそこまでの余裕が無かったのもあって、自然満喫体験はお預けにしましたが、でも、ただその場にいるだけでも圧倒的な自然を存分に感じることの出来る場所でした。

ちなみに、周囲には旅館・ホテルがありますので、のんびりと腰を据えてここに滞在してみるのも良いかもしれませんね。


然別湖
河東群鹿追町然別湖畔(地図
見学自由
駐車場 150台(無料)


扇ヶ原展望台 (鹿追町)

2006年07月10日 | 十勝エリア・観光

十勝牧場から一路西へ。
道道133号線~道道54号線~国道274号線と経て、道道85号鹿追糠平線と進路をとりました。
然別湖へ向かう途中の道路沿いにあるのが、「扇ヶ原展望台」です。

ここのスポット自体は、駐車帯にトイレがあるだけの簡素なところで、特別な施設は何もありません。

しかし、特別な施設はありませんが、ここには特別な景観がありました。
広大な十勝平野を一望できます。


遙か地平線の彼方まで見渡せますが、遠くの方は霞んでよく見えないほど。
「展望台」なのですから、大切なのはやっぱりその「景観」ですよね。
特別な施設は何もないけど、そんな物はあくまで付属品。十勝牧場展望台に続き、十勝平野の広大さを目の当たりにできるこのスポットは、そういう意味でも、とても良かったです。

扇ヶ原展望台
河東群鹿追町北瓜幕(地図
見学自由
駐車場  約40台