そうだ、「北へ。」行こう

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コッタロ展望台 (標茶町)

2009年01月30日 | 道東エリア・観光

国道391号を南下して釧路市方向へ向かう途中に、コッタロ展望台へ立ち寄りました。
ここはコッタロ湿原を一望できる場所にある展望台で、ここも「知る人ぞ知る」という感じの隠れた名所らしいです。
コッタロ湿原というのは、釧路湿原の一部なのですが、釧路湿原との間に2つの丘陵があり、それらに隔てられたかたちになっているため、釧路湿原と一部別扱いで「コッタロ湿原」と呼ばれている場所なのだそうです。

国道391号から途中道道1060号に折れて、道なりに進むと到着できます。
が、その道道1060号というのが、道道ではあるけれど未舗装の道路で

このような道路がしばらく続きます。

そしてはしることしばらくして、

到着しました。コッタロ展望台の駐車場です。
とは言ってもここも未舗装で、車を止めるスペースが取られている広場という感じですが、一応

「コッタロ展望台」と描かれた石碑と、トイレも兼ねたゲート(?)があり、そのゲートの奥から展望台へ階段がつづいています。
実は「コッタロ展望台」は他にも2ヵ所あって、ここは正確には「コッタロ第一展望台」とでも言うべき場所なのだそうです。
ただ、この日は時間の関係と、あと第2,第3展望台の方はそれほど高い場所にあるわけでもなく、駐車場も無かったりなど、条件的に厳しい場所のようで、この第一展望台が最も素晴らしい眺望を眺めることができるとのことであったので、この日はここに決めました。

ゲートを潜ると

この階段です。
いきなり、かなりのものですが、ここは頑張って登るしか無いでしょう。

やっと登り切った~・・・・と思ったら

さらにドン!
階段第2弾です。
なかなかやるな!!

そしてさらに

このような山道も続きます。
簡単には見せてくれないってことですね。

そうして、息を切らしながらも

ようやく到着しました。
ここがコッタロ展望台の最上部です。
展望台自体はこぢんまりとした、簡素なものでした。








そこに広がっていた景色は正に圧倒的でした・・・・・


コッタロ湿原は、ヨシ・スゲ湿原が広がり、蛇行するコッタロ川や、小さな沼が点在しており、釧路湿原の中でも太古の自然を彷彿とさせる景観で、国立公園の特別保護地区に指定されている土地でもあるそうなのです。
太古の自然・・・なるほど、確かにそんな感じのする景観でした。
そして、ここでは特別天然記念物である野生のタンチョウ等が見れるそうなのですが・・・・

ん?おや?


本当にいましたよ。野生のタンチョウヅルが・・・・・
まさか、生で本当に見れるとは思ってなかったので、これはとても嬉しかったです。

登ってきたときは、かなりの運動量で汗ダクでしたが、ここでは涼しい風も吹いていて、この圧倒的な景観に見入っている間に、疲れも消し飛んだような気がしました。
ここは、頑張ってでも登る価値のある場所ですよ。

コッタロ展望台
川上郡標茶町コッタロ(地図
見学自由
駐車場    有り


シラルトロ湖 (標茶町)

2009年01月28日 | 道東エリア・観光
シラルトロ湖の湖畔にある駐車帯に車を止めた時の事です。
駐車場の端の方になにやら動く物体を発見。
よく見てみると・・・・


キタキツネでした。
今回の旅でも遭遇しました。

このキタキツネ、かなり人慣れしているらしく、こっちと目があっても逃げるどころか・・・・

こっちの方へ出てきました。

野生のキタキツネは寄生虫とか飼っていたりするので、素手で触るのは厳禁です。
なので、ちょっと離れた場所から見ているだけ。
キタキツネの方も、逃げもしなかったけど、必要以上に近寄ってくることもなく、その近辺をうろうろしていました。
これは、きっとここでこのキタキツネに餌をあげる人達が多いから、こうやって餌が貰えるんじゃないかと待ってるのかも。
野生の動物にはむやみに餌を与えないってのがマナーなんですけどね~。

というわけで、キタキツネとの遭遇な一場面でした。

ついでにシラルトロ湖も(笑)




シラルトロ湖
川上郡標茶町茅沼付近(地図
見学自由

ビストロカフェ・サングリアTWO (標茶町)

2009年01月26日 | 道東エリア・飲食

多和平を出発して、次は釧路を目指します。
多和平から釧路へ向かう途中、その道中にちょうど良い感じのレストランがあるらしいので、そこで昼食にしようと計画してしました。


国道391号を南下していると、その通り沿いにある、ログハウス風のオシャレな外観の建物のお店「ビストロカフェ・サングリアTWO」というお店です。

ここは、地元産の豆腐を練り込んだ自家製パンや、自家製ハム、ソーセージ、ビーフシチューなどが美味しいお店と言うことで、るるぶだか、まっぷるだかの雑誌にも紹介されていたので、ちょうど通り道でもあるし、ここにしようと計画していました。


営業時間、定休日もばっちりチェックしていたんです。
OKなハズだったんです。
そして、実際にお店の入り口にも「OPEN」と描かれていたんです。

が!
いざ店内に入っってみると、お店の従業員の女性の人が
「お食事ですか?」
と聞いてきたので
「そうです」
とこたえたところ
「すいません。今日はシェフが会議のため不在で、お食事は出来ないんです」
とのこと・・・え?!!

え~~~~っっ!!

なんですか?その会議って・・・・

ということで、結局食事できませんでした。
それじゃ、他の所を探すか・・・と言っても、ここで食うって決めてたので他に全然候補なんて無かったんですよね。それにこの辺って、他に食事するようなお店が手元の旅行誌にも載って無くて・・・

結局、コンビニで適当なものを買って食うことになりました。
ん~、まさかこんなことになるとは。


ビストロカフェ・サングリアTWO
川上郡標茶町熊牛原野東10線(地図
定休日     なし
営業時間    11:00~21:00
駐車場     約20台
電話番号    015-486-2212


多和平 (標茶町)

2009年01月24日 | 道東エリア・観光
次に向かったのは多和平。
ここも、開陽台に負けず劣らずの絶景のビュースポットということでチェックしていたスポットです。
この一帯は、標茶町育成牧場という牧場にある丘で、牧場の中に展望台とレストランもあります。俺が向かったのはその展望台のある所。


辺り一面、見渡す限りの丘が広がる牧草地帯を走り丘の上にある駐車場に到着。
ここも、この駐車場の時点ですでに凄い開放感があって周囲には雄大な風景が広がっていました。

駐車場に隣接して

グリーンヒル多和という建物があります。
ちょっとしたお土産品の販売もしていましたが、この標茶町育成牧場での食材を使った料理を出すレストランの方がメインみたいでした。

目的の展望台はというと、このグリーンヒル多和の隣から伸びている

坂道を上った先にありました。


展望台に到着。
この日は昨日と180°反対の、これでもかというくらいの晴天。
もちろん凄く嬉しい事だったけど・・・とにかく暑かったです(笑)この炎天下の元、坂道を上るのもなかなかにしんどいものがありました。
まあ、これは贅沢な悩みってものですが。


それでも、ここまで来たら暑いとか、疲れたとか言う前に、期待感の方が勝りますね。

さて、いざ、展望台の上へ。









いやいやいやいや・・・・。これまた凄いです。
これも本当に溜め息しか出ませんって感じですね。
まさにこれぞ北海道!って感じです。
暑かったけど、でもここも晴れてて本当に良かったです。



ピクニックなんかにもうってつけの場所ですね~。


多和平
川上郡標茶町多和(地図
見学自由
ホームページ→こちら

神の子池 (清里町)

2009年01月22日 | 道東エリア・観光

裏摩周展望台から若干北上して、次に目指したのは神の子池。
隠れた名所、秘境巡りです。
なんでも、裏摩周展望台の近くに、もの凄く綺麗で神秘的な池があるということでチェックしていました。

道道摩周湖斜里線を清里町市街地方向へ北上、裏摩周展望台からは車だとそれほど離れていませんが、そのまま進むと

このように案内板が出ています。
右の緑色の案内板には「←神の子池」と描かれていて、そして写真左側、ちょっと日陰になって分かりづらいですが

このような案内板も出ています。

ここからは道道を逸れて、非舗装の林道を走るわけですが、これが以外に長くて

約2㎞ほどこのような道を進みます。
途中若干細くなっていたりする場所もあるので、安全運転で!

この道を進んでいくと、やがて広くなった駐車場に到着します

ここも、辺り一面木々に囲まれて本当に山の中という感じですが、それでも観光客の姿が結構見えました。
やっぱり名所なんですね~。
神の子池は、駐車場のすぐ近くですが

このような案内板がありました。

神の子池は摩周湖(アイヌ語でカムイ・トー=神の湖)からの地下水が流れ込んでできている池で、冬でも凍ることのない透き通ったブルーの不思議な青い池を、神様からの贈り物として「神の子池」と呼んでいるのだそうです。

早速行ってみることに。




ここの水はまだ青くはないですが、透明度が凄いですね。
もの凄く綺麗な水です。




そして、奥の方に行ってみると



見えてきました。本当に青い!




この青い池の中でも魚が泳いでいました。
どうやらこの魚はオショロコマらしいです。
それにしても、本当に神の子池の名前通り、とても神秘的で綺麗な場所でした。

清里のサイトでは
「まだ観光地化が進んでいないので、ガイドブックにもあまり載っていません。
人の手をあまり入れず、このままそっと残しておきたくなる清里の穴場的名所です。」
と紹介されています。
俺もこうして紹介しておいてなんですが、本当に良い場所なので是非見てもらいたいと思う反面、下手に観光地化してしまうよりも、このままそっと残っていて欲しい場所だなと思いました。

神の子池
斜里郡清里町(地図
見学自由  (冬期間は除雪を行っていないため、結果として閉鎖)
駐車場   有り


裏摩周展望台 (清里町)

2009年01月20日 | 道東エリア・観光
養老牛を通り、目指すは摩周湖。
摩周湖は昨年にも摩周第一展望台と摩周第三展望台には立ち寄りましたが、摩周湖を望むことの出来る展望台スポットにはもう一つ、裏摩周展望台というスポットがあって、まだこの裏摩周展望台には行ったことが無かったので、今回はこの裏摩周展望台へ向かうことにしました。
第一、第三は同じ路線上のすぐ近くにあるのですが、この裏摩周はその名にある「裏」の通り、この2つの展望台とは全く反対の場所にあって、距離もかなり離れているので昨年中に回ることが出来ませんでしたが、これで摩周湖3つの展望台を制覇ということになります。


駐車場に到着。
周囲を木々に囲まれた、森の奥にある静かな湖畔という感じの場所でした。
駐車場もそれほど広いというわけでもなく

14~5台分と言ったところでしょうか?
事前の情報だと、ここはひっそりとしていて第一、第三に比べたら穴場的スポットで、訪れる観光客数も少ないので落ち着いて見られる・・・とのことだったのですが、駐車場はほぼ満車状態で、なんとかギリギリで止めることが出来たという感じです。
そして、「どこが穴場だ?」と言いたくなるくらい賑わってましたよ?(笑)


駐車場の脇には、ちょっとした休憩所を兼ねた売店がありましたが、ほんとうにこぢんまりとした建物で、第一展望台のような大々的な観光客を当て込んだようなものではありませんでした。

展望台は駐車場から若干坂を上った上にありました。



展望台に到着です。
早速登ってみましょう。


裏摩周展望台は、摩周第一、第三展望台と比べると高度的に低い場所に位置しているので、摩周湖をより間近に望むことが出来て、第一、第三で霧が発生していても、ここならば湖を眺めることができたりもするそうです。
そう言えば、霧の摩周湖というわりに、昨年今年と、晴天の摩周湖を見ることが出来ました。
昨日は散々だったけど、どうやら俺、摩周湖とは相性が良いみたいです(笑)




う~ん、ちょっと目の前の木が気になるかなあ。
でも、神秘の湖摩周湖の雰囲気はここでも感じることができました。
確かに、湖には近いかな?
でも個人的には第三展望台の方が感動具合は大きかったかな?
ともあれ、晴れて良かったです。

裏摩周展望台
斜里郡清里町清泉(地図
見学自由 (冬期間道道通行止めにより閉鎖)
駐車場   15台

テンプレートの変更

2009年01月19日 | 運営関連
見てもらって分かるとおり、テンプレートを変更しました。
以前までとは若干異なっています。
というのも、以前までのテンプレートが「カスタム何とか」のテンプレートへの移行の対象になっているとかで、黙っていても2月2日をもって強制移行とのことなので、変更しました。
たしか、この「北へ。」ブログの方は、記事のUPを始めてからずっとこのテンプレートで今まで来たような気がします。
なので、今までのテンプレートに何か妙な愛着も沸いちゃってるし(笑)ということで、なるべく旧テンプレートの雰囲気を残したものにしてみました。
これからは、このテンプレートでやっていきたいと思いますので、これからもよろしくおねがいします。

そういえば、最近「エッセイ」の方忙しかったりして更新してなかったけど、向こうも移行対象なのかな?・・・確認してみよう。

養老牛 (中標津町)

2009年01月18日 | 道東エリア・観光
それは、道道150号をドライブしている時だった。
突然目に飛び込んできたその光景に、俺は一瞬自分の目を疑った・・・

ということで、面白い光景を発見しました(笑)

ここは養老牛という地域なのですが、次の目的地へ向け北海道らしい真っ直ぐな道をドライブしていると、遠くに見える山肌になにかが・・・

牛?

どうみても牛(笑)

さすが北海道だ・・・・

開陽台 (中標津町)

2009年01月16日 | 道東エリア・飲食

ミルクロードを通り、次の目的地開陽台へ。
ここは、旅行に来る前から特に楽しみにしていたスポットの一つです。
「地球がまるく見える」という謳い文句で、360°眼下の草原の地平線が丸く見えるという、まさに北海道ならではのとんでもないスポットなのです(笑)

しばらく上り坂を登ってきたところに駐車場があります

広々とした駐車場で、この時点で結構高いところまで来たなあという感じの場所にある駐車場でした。
ここから展望台まで、少しだけ階段を上っていくのですが、展望台までいく途中に

なにやら鐘がありました。

「開陽台幸せの鐘」だそうで、

とりあえず鳴らしてみました。
「幸せになれますように!」

開陽台展望台はもう目前です



なにはともあれ、はやる気持ちを抑えながらも、とにかく屋上に上ってみました。
果たしてどんな光景が広がっているのか・・・・









・・・・・・!!

す、凄い。
本当に、なんというかもう他に言葉が出ないくらい。
そして、本当に他に下手な言葉が必要無いくらい、ただただ圧倒的でした。
写真でもそれなりの光景が広がってるかもしれませんが、実際にあの場所で直に体験したあのときの興奮は忘れられません。
本当に感動しました。来て良かった。そして晴れてて本当に良かったと思いました。
ここはもう、ただただ凄かったです。
嫌なことや悩みがある人はここに来てみると良いかもしれません。

存分に堪能した後は、ちょっと展望台の中へ寄り道
展望台の中には

ちょっとした売店があって、お土産品などが売られていました。
店内に

スタンプを発見したので、とりあえずGET!

売店の奥は

「caffe kaiyodai」に続いていました。
ここで

「開陽台しあわせのはちみつソフトクリーム380円」というものを発見。
ちょっと一息入れて、これを食べてみることにしました。

新鮮なミルクで作られる濃厚なソフトクリームにハチミツが掛けられていて、とても美味しかったです。
それに、こんな光景をバックにしたら美味しさも、なお一層ってもんです。

開陽台は、「まさに北海道」な一面を十分に感じさせてくれるスポットでした。
来て良かったです。


開陽台
標津郡中標津町俣落2256-16(地図
見学自由
展望台売店・レストラン営業時間  9:00~17:30(4月下旬~10月いっぱいまで)


ミルクロード (中標津町)

2009年01月12日 | 道東エリア・観光

牧場の中をひたすら真っ直ぐ一直線に伸びる道路、まさに北海道らしさ前回の道があります。
中標津町の名物の一つでもあるこの道はミルクロードと呼ばれているみたいです。


名前の由来は、その名の通り周囲が牧場で牛が沢山居る中を貫く道なのだからかなあと思っていたのですが、まあ遠からずといったところでしょうか?調べたところ、人の数よりも牛の数の方が多いとさえ言われる程酪農が盛んな町中標津町のこの通りは、牛乳を集配するトラックが頻繁に行き交うことからこの名前が付いたのだそうです。

標津サーモンパークを出発して、次に目指す目的地は開陽台でしたが、その開陽台へ向かう途中の「北19号線」がそのミルクロードと呼ばれている道になります。
でも、本当に凄いなあ・・・まさに北海道と言った感じですね~。
晴れてて良かった!

ミルクロード(地図