そうだ、「北へ。」行こう

私の北海道旅行の旅行記が中心のブログです。初めての方は「北海道旅行プラン」カテゴリからが見やすいと思います

年末年始更新の休止について

2008年12月30日 | 北海道雑記
今週一週間と年末年始の間、ちょっと更新している余裕が無いので更新を休止させてもらいます。
年が明けて、落ち着いた頃にまた再開したいと思いますので、来年もまたよろしくお願いします。

みなさん、良いお年を!

トドワラ (別海町)

2008年12月26日 | 道東エリア・観光
ナラワラを出発して、野付半島をそのまま先端方面へ。
ほどなくして野付半島先端部、トドワラへ到着しました。


トドワラの入り口になる、野付半島ネイチャーセンターと駐車場です。
車ではここまでになります。
この野付半島ネイチャーセンターの反対側、写真向かって左手側には

国後島が見えました。
ここから僅か16㎞しか離れていないそうです。
近くて遠い島・・・・北方領土に関しては昨日の納沙布岬が思い出されますね。


野付半島散策の拠点となる、野付半島ネイチャーセンターです。
中に入ってみると

様々なお土産品の販売コーナーや、軽食のコーナーがありました。
他にも、トドワラの観光案内や、ネイチャーツアー等、様々なトドワラ観光のコースなどがあるみたいですね。


野付半島ネイチャーセンターのすぐ脇から、トドワラへ繋がっていて

「トド原探勝線歩道」だそうで、ここからしばらく原生花園が広がり、その先がトドワラへと繋がっています。
トドワラとは、トドマツが海の浸食によって立ち枯れてしまったものなのだそうです。

ここから、トドワラまでは結構な距離があるので、花馬車という馬車での送迎もあるらしいのですが・・・・

「本日の観光花馬車は終了しました」の文字が・・・・・
まだネイチャーセンター開いたばかりだけど?
逆に早すぎてやってないのかな・・・・というか、そもそも周囲に馬の姿が見えませんでした。花馬車は諦めるしかないみたいです。


とりあえず、原生花園に踏み入れてみました

辺り一面の原生花園は壮観です。
天気も良いし素晴らしい!!
でも・・・・

さすがに広すぎます。トドワラはずっと先。

時間に余裕があればゆっくりと歩いていっても良かったんですけどね~。
この後にも予定はぎっしりだし・・・と言うことで、一旦野付半島ネイチャーセンターへ


これがあるのを思い出しました

百円を入れて覗いてみると・・・見えました。トドワラがバッチリです。
ただ、双眼鏡では見ることが出来たけど、写真が撮れなかったのが残念。
腰の高さくらいまでくらいしかない、白くなって枯れてしまったトドマツがなにやら寂しげで舌が、なんだかここも不思議な光景が広がってました。
実際に行ってみたかったかのですが、今回はこれで我慢することにしました。

トドワラ
野付郡別海町野付63番地(地図) (野付半島ネイチャーセンター)
見学自由
駐車場    有り

野付半島ネイチャーセンター
休館日     年末年始
開館時間    4~10月 9:00~17:00
         11~3月  9:00~16:00
入館料     無料

ナラワラ (別海町)

2008年12月23日 | 道東エリア・観光
旅行3日目に突入です。
前日の岬巡りは悪天候(特に濃霧)の為に散々な結果になりましたが、この日は朝起きて外を見てみると青空が広がっていて、これでもかと言うくらいの晴天。昨日とはまさに正反対の天気でした。
起きて最初に天気を確認したときは本当に嬉しかったです。

ペンションで朝食を食べてチェックアウトして、まず最初に向かったのは野付半島。
ここはオホーツク海に向かって突きだした形の半島で、潮流によって運ばれた砂礫が、長い年月を掛けて堆積した砂嘴だそうで、全長役26㎞というのは日本最大の砂嘴なのだそうです。
最初の目的地は、その野付半島にあるナラワラですが、この野付半島自体がとても印象深い所でした。


道の両脇が海に挟まれていて、海の真ん中を走っているような、とても不思議な光景です。
こういう場所って凄く珍しいですよね。

そしてしばらく進んで

ナラワラに到着しました。
ここは特に特別な施設が有るわけでなく、小さな駐車場があるだけのスポットです。
ただ、ここから何が見えるかというと







立ち枯れたミズナラの木々が独特の景観を作り出しています。
この野付半島では、半島の先端にあるトドマツの気が海の浸食により立ち枯れた「トドワラ」、そして半島中程にあるミズナラの林が海の浸食により立ち枯れて出来たこの「ナラワラ」が、それぞれに独特の景観を作り出しているのだそうです。
トドワラと共に、このナラワラも年々浸食が進んでいて、いずれは姿を消してしまうと言われています。
自然の厳しさと神秘を感じさせる場所でした。

ナラワラ
野付郡別海町野付(地図
見学自由
駐車場   有り(5~6程度)

釧路~根室岬巡りコース

2008年12月20日 | 北海道旅プラン
とりあえず2日目の日程を一旦まとめます。
巡った岬の全てが濃霧で全滅でしたけどね・・・・

ホテル(釧路駅前)発 AM8:00
  ↓徒歩
レンタカー借り上げ 釧路駅前
  ↓車
あっけし望洋台
  ↓車
道の駅厚岸グルメパーク
  ↓車
厚岸大橋
  ↓車
国泰寺
  ↓車
厚岸緑のふるさと公園樹海展望塔
  ↓車
愛冠岬
  ↓車
アイカップから望む厚岸市街厚岸漁港
  ↓車
ピリカウタ展望台
  ↓車
原生花園 アヤメヶ原
  ↓車
涙岬
  ↓車
琵琶瀬展望台
  ↓車
アゼチの岬
  ↓車
霧多布岬
  ↓車
道の駅スワン44ねむろ
  ↓徒歩
風蓮湖
  ↓車
喫茶どりあん 昼食
  ↓車
納沙布岬 1  
  ↓車
ペンション・フォルメン

となりました。
このコースは天候次第ですね。
この日ばかりは泣きたくなりました・・・・

ペンション・フォルメン (中標津町)

2008年12月17日 | 道東エリア・観光

納沙布岬を一通り見て回り、時間は午後4時頃になっていました。
ここから、この日の宿泊所であるペンションへ向かいます。
予約していたのは、中標津町にある「フォルメン」というペンションです。根室のそれも最東端から中標津町までは距離にして100キロ以上あります・・・が、それでもさすがは北海道というべきでしょうか、4時に納沙布岬を出発して6時頃にはペンションに到着することができました。
根室市街地と中標津町の市街地以外は信号も渋滞も無いような道をひたすら真っ直ぐに走っていましたから、そんなに遠いという感じでは無かったです。

いつもはホテルでペンションに泊まるのは今回が初めてなのですが、なにやら「じゃらん」のサイトでの口コミで凄い良い評価を受けているようだったので今回は予約してみました。


市街地からはちょっと外れた場所にありましたが、ナビに従ってなんとか無事に到着。
洋風のオシャレな建物でした。
中に入って受付を済ませると、施設についての説明と夕ご飯と朝ご飯の説明を丁寧にしてくれました。
建物もまだ新しい感じで中もとても綺麗でした。

そして、なんと言っても凄かったのが食事
晩ご飯はフルコース!

サーモンのマリネ、パンプキンスープ、ホタテのグラタン、サーモンステーキミレーユ風、海そうポークステーキデミグラスソース添え、アイスクリームストロベリーソース添え、コーヒー。とのことで、見ているだけでもうお腹一杯になりそうな感じです。
そして実際に出てきた料理がまた凄くて













かなり本格的なコースでしたよ。
どれもとても美味しかったですし、お腹も一杯で本当に満足でした。

さらに、翌日の朝には朝食も付きました

朝は、地元農家からの取れたて新鮮野菜を使った料理とパン、

オニオンスープ、さらには

お隣町別海町の牛乳。これは凄く濃厚で美味しかったです。

そしてコーヒー付きでした。

この食事付きの一泊二食で、確か宿泊料が7000円台だったと思います。
良いんですか?そんな値段で?(笑)
いや~、これは本当に評価が高いのも分かりますね。
そしてペンションというのは、ホテルと違いオーナーの方との距離が近いというのも特徴の一つですね。
女性の方でしたが、気さくに話しかけてきてくれて、何処を見て回って明日は何処へというような話をすると、色々とアドバイスをしてくれました。
ペンションというものに泊まるのはこれが始めてだったけど、ペンションというのも良いですね~。今回はともて良い経験になりました。

ペンション・フォルメン
標津郡中標津町東31条北7丁目(地図
宿泊費   一泊二食付き 7,150円~8,200円
客室    洋室14室
定員    28名
ホームページ→こちら


納沙布岬 3 (根室市)

2008年12月14日 | 道東エリア・観光

駐車場から、各種モニュメント、そして「望郷の家」「北方館」の施設を見て回ってきましたが、どうやら

この施設とモニュメント郡のあるここは「望郷の岬公園」という公園だったみたいです。
というか、こっちがその公園の入り口で・・・・俺は逆の方向から見て回ってきたみたいですね(笑)
そして、ゲート(?)から出た反対側には


お土産屋さんが数件立ち並んでいました。
流石に天候が天候だけに、今日は客の数はまばらで閑散としていましたが、おかげでゆっくりと見て回ることができました。


大きな「納沙布岬到達証明書」と描かれた看板。
証明「書」って・・・・・これ、看板ですから!!
とりあえず写真撮影しておきました。


「朝日に一番近い街・・・根室」
なるほど、離島を除けば日本最東端の町ですからね~。


そしてぐるりと一回りして、道路沿いまで戻ってくると「根室市観光物産センター」という建物がありました。
中に入ってみると

入って半分が休憩スペース、そして残りの半分はお土産品などの販売コーナーがありました。
一番奥の方には

大きなトド(?)の剥製がひときわ目を引きます。
他にも、近海に住む生物が紹介されていました。

そしてここでは

納沙布岬到達証明書が販売されていました。
これは普通に持って帰れる証明書です(笑)確か100円だったような気がします。


納沙布岬
根室市納沙布(地図
見学自由
駐車場     有り 

納沙布岬 1
納沙布岬 2


納沙布岬 2 (根室市)

2008年12月11日 | 道東エリア・観光
色々と納沙布岬のモニュメントを見て回っていると

なにやら施設があって

案内板には「望郷の家」と「北方館」と書かれていました。
「北方領土の歴史と返還運動の軌跡が分かります。」とのことで、やはりここも、北方領土に関する博物館のようですね。
入場無料とのことだったので、北方館の方の入り口から入ってみました。


入ってすぐの所に、北方領土返還への署名をお願いしているテーブルが設置されていました。
また

入館記念スタンプもありました。
とりあえず、これはもらっておきます。


二階は北方領土を見渡すことの出来る展望室を兼ねた、展示室になっていました。

様々な文献が展示されています。
北方館と望郷の家とは二階部分で繋がっているみたいで、二階のフロアは1階に比べて広々としています。

北方領土に生息する動物の剥製や

北方海域の魚たち

そして北方領土の模型等も展示されていました。

二階部分を渡って、望郷の家の一階の方へ降りていきます。

階段ではなく、スロープとなっていて

北方領土の歴史や返還運動の軌跡などがパネルで紹介されていました。


そして、こちらにも返還の署名を求めるテーブルがありました。
北方領土の歴史の紹介とともに、やはり領土返還というのは切実な願いなのでしょうね~。

納沙布岬 1
納沙布岬 3

納沙布岬 1 (根室市)

2008年12月08日 | 道東エリア・観光
ちょっと忙しくて、更新のペースが遅れ気味になってます。
毎度の事ですが年末年始は更新が遅れがちになる場合があるので、ご了承下さい。

さて、喫茶どりあんでエスカロップを食べて、次は北海道最東端納沙布岬を目指します。
納沙布岬も根室市なのですが、根室市街地から納沙布岬までは片道約20キロも離れていて、同じ根室市内でも結構な距離があります。
ただ、それでも根室の市街地を抜けてしまうと納沙布岬までは周囲に牧草地が広がる中を道がひたすらに続いていると言った感じで、渋滞や信号待ちとも無縁でスイスイと進むことができました。
道中、またしても周囲には霧が立ちこめてましたが、晴れた日なんかは絶好のドライブコースなんじゃないかな~と思います。

そうこうしている間に、

駐車場に到着しました。
最東端というだけあって、有名な分、広い駐車上が整備されていて、数件のお土産屋さんや資料館など、観光地化されている所でした。

まず目に付いたのが

コレ。
駐車場からすぐの所にある、巨大なモニュメントです。

近づいてみました。
これはでかい。

下を潜って反対側から。
このモニュメントは

「四島のかけ橋」というモニュメントで、北方領土四島の早期返還の実現を願ったものだそうです。
橋の下で燃えている

この炎。
これは

「祈りの火」だそうで、これも北方領土返還を願ってのもの。
北方領土を眼前に望むここ、納沙布岬には、このように北方領土返還を願う切実な願いが込められたモニュメントがそこかしこに見受けられます。






北方領土返還運動に情熱を傾けた故末次一朗先生の功績をたたえた記念碑だそうです。


これは

歌人、橋本とくじゅ(「じゅ」の文字が出てこない)先生の歌が掘られた碑石でした。


鐘もありました、これは

「きぼうの鐘」ということで、これも北方領土返還を願うモノです。



納沙布岬2へつづく

喫茶どりあん (根室市)

2008年12月04日 | 道東エリア・喫茶

根室市街地に入って、ここでちょっと遅めの昼食をとることにしました。
根室といえば、なんと言ってもエスカロップですね。
エスカロップとは、炒めたご飯(要するに炒飯?)の上にトンカツを載せ、デミグラスソースをかけたもので、根室のご当地グルメです。

発案は、1963年(頃)、根室市内にあるモンブランというお店で出したモノがその始まりなのだとか。
現在は、根室市内にある「ニューモンブラン」と「どりあん」、それから「薔薇」というお店が、そのモンブランの流れを汲むお店で、根室市でエスカロップといえばこの3店が特に有名なのだそうですね。

というわけで、今回はそのうちの一店、喫茶どりあんでエスカロップを体験してみることにしました。

白色の壁に緑色の屋根が映え、街路樹ともマッチして、なかなかオシャレな外観のお店です。
中に入ってみると、中はまあ、普通の「喫茶店」という感じのお店でした。

とりあえず空いている席に座って、ざっとメニューに目を通してみます。
さすがに、エスカロップで有名なお店だけあって、メニューとは別にエスカロップの歴史について描かれたシート(?)も、メニューと一緒になっていたのには驚きましたね。
注文はもちろん、エスカロップですが、メニューを見てみると、エスカロップの上位板(?)のようなものもありました。なんでも肉厚のトンカツ仕様のエスカロップもあるみたい・・・・
まあ、でも今回はとりあえずスタンダードなエスカロップを食べてみようと思ったので、普通のエスカロップを注文しました。


そして、来ました。
これがエスカロップです。
一見すると、釧路のスパカツ同様にボリューム満点の迫力のある料理ですね。

でも、実際に食べてみると・・・・ん?「トンカツ薄ッ!」ってのが正直な感想でした(笑)
この時に気付きました、なるほど、肉厚トンカツ仕様ってのはその為か~!と。
おそらく、この薄さが「エスカロップ」という料理の標準仕様なのでしょう。いわゆる、トンカツ店で食べるようなトンカツを望むなら、その凄い方を頼めと。多分そう言うことなんだと思います。
でも、このトンカツだと逆に女性にとってはちょうど良いかもしれません。
エスカロップというと、根室では出さない店を探すほうが難しいと言うほど、地元に根ざした地元料理なのだそうですが、根室を一歩外に出るとなかなかお目にかかれないという、まさにこれぞ「ご当地グルメ」とも言うべきご当地グルメでした。
次は、トンカツ厚めで食べてみたいな・・・・

喫茶どりあん
根室市常磐町2-9(地図
定休日     火曜日(祝日営業)
営業時間    8:00~21:00
電話番号    0153-24-3403
駐車場     有り


風蓮湖 (根室市)

2008年12月02日 | 道東エリア・観光

「道の駅スワン44ねむろ」は風蓮湖に面した場所にあります。
なので、道の駅から風蓮湖を一望することが可能で、道の駅の敷地内に


このように、風蓮湖を望む休憩展望所が設けられていました。

ここには

風蓮湖に生息する動植物を紹介したパネルも設置されています。


天候は、小雨がパラついていてイマイチでしたが、ここに来て初めて霧が晴れたような気がします。

こうして、遠くまで一望できたのは、この日これが初めてかも。

風蓮湖は、野付風蓮道立自然公園に含まれる湖で、海と繋がる汽水湖であり、面積は汽水湖としてはサロマ湖、能取湖に継いで北海道3位であるけど、周囲は96㎞もあり、これは北海道一位なのだそうです。
そしてここは、道の駅の「スワン」という名前にも現れているとおり、白鳥の飛来地としても有名らしく、根室十景にも指定されている場所でもあります。
冬に来ると白鳥の餌付けとかできるんでしょうかね?

風蓮湖
根室市酪陽1番地(地図)・道の駅
見学自由
駐車場   有り