そうだ、「北へ。」行こう

私の北海道旅行の旅行記が中心のブログです。初めての方は「北海道旅行プラン」カテゴリからが見やすいと思います

梅屋本店 (旭川市)

2007年07月31日 | 道北エリア・喫茶

北海道伝統美術工芸村」の近くに、梅屋本店があるみたいなのでこの機会に立ち寄ることにしました。
梅屋と言えば、旭川市を拠点にしたお菓子屋さんで、旭川市内の他札幌にも数店出店しています。
洋菓子・和菓子ともに扱っていて商品はバリエーションに富んでいますが、どうやら「梅屋のシュークリームは美味しい」らしいので、シュークリームを買ってみようと思いました。

で、「本店」という位だから、ちょうど前の日に訪れた砂川市の「北菓楼本店」のような雰囲気を想像していたのですが・・・・

このように、国道を折れて少し坂になっている道路を入ったところにありました。
そして、残念ながら駐車場がありません・・・
どうやら、本店とは「=本社、製造工場」の意味合いが強い本店の様子。一応お菓子も販売しているのですが、イートインコーナー等は無く店舗部分はこぢんまりとした感じで、ちょっと想像と違っていました。
まあ、ここはあくまで「製造工場」がメインってことなのでしょう。

それでも、折角来たのだから・・・店の前にほんのちょこっとだけ路駐をさせて貰って素早くシュークリームだけを購入してきました。
旭川市ということで、旭山とタイアップした

「白くまシュー」も購入。
シュークリームの外側をホワイトチョコレートでコーティングした商品で、シュークリーム共々、この場はとりあえずお持ち帰りで、ホテルに戻ってから食べましたが、「正統派のシュークリーム」って感じでしたね。

斬新なアイデアを詰め込んだのではなく、「シュークリーム」と言われてまず思いつくあのシュークリームです。
それもそのはずですね、梅屋は創業が大正3年の老舗でシュークリームを開始したのも昭和42年というから・・・俺が生まれるはるか前から作り続けて来た味ってことになります。
「あのとき食べた梅屋のシュークリームの味が忘れられない」という、客の声を大雪にして昔の製法をそのままに昔の味を守り続けているのだそうです。
梅屋のシュークリームは地元北海道産のミルクや卵など素材にこだわり、余計な物をいっさい加えない・・・なんだかそこが、安心できる味というか王道を行くシュークリームというか、そう言う感じで美味しかったです。

梅屋本店
旭川市高砂台2丁目2-11(地図
定休日     無休
営業時間    9:00~17:00
電話番号    0166-61-7998
駐車場     無し
ホームページ→こちら


雪の美術館 (旭川市)

2007年07月27日 | 道北エリア・観光
北海道伝統美術工芸村」最後のスポットはまるで教会のような建物の「雪の美術館」です。
ここは名前の通り、雪に関する様々な事を紹介している美術館で、雪に関する美術館なんて北海道らしいですね。
ここは、他の2つと異なりやっと写真撮影が可能でした。
「写真撮影可」とは書かれてませんでしたけど、「写真撮影禁止」の注意書きもどこにも無かったのでOKということなのだと思います(笑)

中に入り、受付を通るといきなり地下への螺旋階段があります

六角形の形をしているのは、きっと雪の結晶を表しているのでしょう。

螺旋階段を下りて、順路を歩いていくと「氷の回廊」がありました

ここのガラスから見える氷は本物の氷で

ガラスの向こう側と回廊内との温度差は40度以上もあるそうです。
それでもガラスが曇らないのは、3年掛かりで開発された特殊なガラスと空調技術のおかげなのだそうです。
それでも、さすがに回廊の中は寒くて、特に外が暑く半袖だっただけに、不思議な感じでした。


一面に、雪の結晶が表示された部屋もありました。
まさに氷の芸術ですね。

さらに進むと

「スノークリスタルミュージアム」という部屋に到着。
ここでは、雪の様々な現象についてモニターで説明を見ることが出来ます。

ダイヤモンドダストは、大気中の水分が氷結して、輝きを放ちながら空中に浮かぶ現象です。

さらに、ここ雪の美術館は、単なる美術館にとどまらず

コンサートや結婚式なども行われる「音楽堂」という空間もありました。
ここで行う結婚式なんて記念に残ること間違いなしですね~。

雪の美術館
詳細は「北海道伝統美術工芸村」参照

優佳良織工芸館 (旭川市)

2007年07月23日 | 道北エリア・観光

次は優佳良織(ゆうからおり)工芸館です。
ここも残念ながら館内撮影禁止でした。

優佳良織の「ユーカラ」とは、アイヌ語で「伝承」を意味する言葉だそうで、
「北海道の織物として、根をおろし、継続し、伝えられていく織りになって欲しい。そんな願いからつけられた名前です。」
だそうです。
国際染織美術館は、世界各国の染織品を展示していましたが、こちらはまさに北海道の伝統工芸に焦点を当てた美術館ですね。

優佳良織は北海道の自然をモチーフにした、羊毛の染織品で、すべて手織りにより作成されているそうで、織物とは思えない、まるで一つの絵画のような作品が多数展示されていました。
写真撮影が出来なかったので、こちらを参照してください。

また、優佳良織工芸館の中には優佳良織の作品を販売するコーナーも設けられていて、実際に優佳良織の作品を購入することもできます。
ただ、お値段は高価ですので俺には手が出ませんでした(笑)

優佳良織工芸館
詳細は「北海道伝統美術工芸村」参照


国際染織美術館 (旭川市)

2007年07月21日 | 道北エリア・観光

まずは、「北海道伝統美術工芸村」内の美術館の一つ国際染織美術館から回ることにしました。

ただ、館内写真撮影禁止とのことで、実際に写真で紹介出来ないのが残念です。
館内の様子はこちら参照。

入場券購入の際にもらったパンフレットによると
「国際染織美術館は、動植物の繊維を利用した糸を天然染料で染め、これおを手織りで布にした染織品を展示の基本にしています」
とのことで、ロビーにある大タピストリー「女神の凱旋」から始まって、ヨーロッパの壁掛けの他、インドやエジプト、南米そして日本に至るまでの様々な染織品の衣類等が展示されていました。

観光客が少なくて、落ち着いてみることが出来ましたけど・・他にほとんど客がいなくて逆に若干寂しい感じも(笑)
世界各国の文化と日本の文化の違いを染織品を通じて見比べてみるのもたまにはいいものですね。

国際染織美術館
詳細は「北海道伝統美術工芸村」参照


北海道伝統美術工芸村 (旭川市)

2007年07月19日 | 道北エリア・観光

いよいよ旭川市の町並みが見えてきました。
市街地に入る前に、次の目的地「北海道伝統美術工芸村」に到着です。
ここは旭川市を眼下に見下ろす高台に位置していて、街から若干離れた位置にあるため、周囲は自然が多く静かで落ち着いた感じの場所にありました。

「北海道伝統美術工芸村」とは
「北海道の自然風景モチーフに手織りで製作された優佳良織(ゆうからおり)を展示、販売している優佳良織工芸館、日本各地、世界各域の染織品を展示する国際染織美術館、雪をテーマに結晶の写真や本物の氷の造形をご覧いただける雪の美術館、とテーマの異なる3つの施設で構成されています」
とのこと(北海道伝統美術工芸村HPより抜粋)で、要するに3つの美術館が一つの場所に集まっていて、美術館のテーマパークとでも言った感じでしょうか?
全体として「北海道伝統美術工芸村」というスポットになっています。

それぞれの美術館は、それぞれに独立していて入館料などもそれぞれに別になっていますので、すべて見るも良し、自分の興味のある美術館だけに足を運ぶのも良しです。
伝統美術工芸村自体は入場無料となっています。
それにしても、美術館だけを集めたテーマパークというのも珍しいですね。

それぞれの美術館に関しては次回以降、紹介していきたいと思います。

北海道伝統美術工芸村
旭川市南が丘1-1(地図
料金・会館期間・開館時間の詳細はこちら
駐車場  約150台
ホームページ→こちら


神居古潭 2 (旭川市)

2007年07月17日 | 道北エリア・観光
神居古潭 1」からの続きです

神居大橋を渡って、少し歩くと

なにやら、駅のホームらしき場所に着きました。

ここは、明治時代から1960年代まで函館本線がここを通っていた事があって、その時の名残なのだそうです。

当時はここに神居古潭駅が設置されていたため、その廃線・廃駅跡を利用して現在の形で残されているのですね。

現在ではここはサイクリングロードが整備されて、駅舎跡は改装され観光客及びチャリダーの為の休憩所として利用されています

旭川市から、国道12号の自転車・歩行者用道路や旧国道12号線等を経由してここまで自転車でサイクリングを楽しめるように整備されているみたいですので、天気の良い日に旭川市内からここまでサイクリングを楽しむというのも、休日の過ごし方の一つとして良いかもしれませんね。

当時ここを走っていたと思われる

SLも展示されています。
列車に関してはあまり知識が深くないのでよく分かりませんが、有名な「D51型」というやつなのでしょうか?
いづれにせよ、こういうのは家族で訪れると子供は喜びそうですね。

また、ここ神居古潭は紅葉の名所でもあり、秋には「こたんまつり」が開催されているとのことです。
その時期にも訪れてみたい場所です。

神居古潭(カムイコタン)
旭川市神居町神居古潭(地図
見学自由
駐車場   約15台

神居古潭 1 (旭川市)

2007年07月15日 | 道北エリア・観光

今回の旅も、ここに来てようやく道北エリアに入りました。
「道の駅ライスランドふかがわ」を出てまもなく旭川市に入りました。とはいっても、いきなり市街地ではなく山道が続きます。しばらく進んで到着したのが神居古潭(カムイコタン)です。

神居古潭とはアイヌ語で「神の住む場所」という意味だそうで、俺が訪れたこの場所は石狩川の急流を望む景勝地として整備された観光地ですが、そもそもこの付近一端の地名自体が「旭川市神居古潭」という地名なのだそうです。

石狩川に架かる「神居大橋」。神居古潭の入り口です。
周囲の緑に、真っ白な吊り橋がとても映えて見えますね。
ただし、この神居大橋

100人乗ると危険なそうなので、注意が必要です(笑)


神居大橋から見た、石狩川。雄大景色です。

神居大橋を渡って少し行くと

「九条武子 歌碑」なるものがありました。
書かれている歌は
「たきつ波 ましろう白う 岩にちる 神居古潭の くもれる真昼」
案内板によると、九条武子は大正期を代表する女流歌人の一人で、九条良致男爵夫人として貧しい人々の巡回施療等に尽くした名流夫人として知られている人だとのこと。
旭川には大正11年と昭和2人に訪れており、その時に神居古潭でこの歌を詠んだのだそうです。

以下にカムイコタンの伝承を乗せておきます(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋)

かつてこの地にはニッネカムイ(またはニチエネカムイ)が住んでいた。ニッネ(悪い)+カムイで、悪神・魔神と訳される。ニッネカムイはこの地に大きな岩を投げ込み、往来するアイヌを溺れさせようとした。

ヌプリカムイ(山の神)が見とがめて岩をどかすが、ニッネカムイは怒ってヌプリカムイと争った。英雄サマイクルがヌプリカムイに加勢したため、ニッネカムイは逃げようとしたところ川岸の泥に足を深く沈めてしまい、動きが止まったところでサマイクルに切り殺された。

川岸に残る大きな甌穴は、そのときにニッネカムイが足を取られた跡であるという。また周辺にはニッネカムイの首やサマイクルの砦とされる奇岩が見られる。

→神居古潭 2 へ続く


道の駅ライスランドふかがわ (深川市)

2007年07月13日 | 道の駅
「育みゆく稲穂の大地」
道の駅ふかがわ発行の道の駅記念切符の裏に書かれていた一言。


ライスランドの名前の通り、お米がテーマの道の駅ライスランドふかがわに到着です。
お米は、深川市のカントリーサインにもあるとおり

特産品みたいです。
りんごも描かれてますけど、深川市の果樹協会ではりんごの生産にも力を入れているみたいですね。

ここの道の駅は、深川市の市街地から若干離れた場所にあり、国道12号と国道233号が交わる位置にあって、付近にレストゾーンが無いそうで、その為にここはドライバーやライダーの休憩場所としてとても便利な道の駅なのだとのこと。
建物は新しく綺麗な建物で

清潔感があって開放感のある施設でした。

中には、お米の展示コーナー「お米ギャラリー」や、アイスクリームのテイクアウトコーナー、特産品や農産物の直売所等があって、そこに高立地条件も加わってか

訪れている客の数も多く、凄く賑わっていました。
人気のある道の駅なんですね。
テイクアウトコーナーのおにぎりは、ここを通るドライバーに人気の商品とか。
お米ギャラリーでは精米の様子を見ることが出来ます。

そして俺は、ここでも

「白いプリン」を発見。
「深川プリン」と書かれているところをみると、この道の駅オリジナルか、深川市で作っている白いプリンと思われます。
「白いプリン」と聞いたら食べないわけにはいきません(笑)
ここの白いプリンは、心なしかお米の風味がしたようなしないような・・・・(笑)、でもミルクの味が効いていてまったりとしてて美味しかったです。

「見て、体験して、味わって」いろいろと楽しめる道の駅。
ドライブの休憩にもちょうど良い場所にあるので、近くを通る際には立ち寄ってみることをおすすめします。



道の駅ライスランドふかがわ
深川市音江町字広里59-7(地図
休館日     年末年始(12/31~1/2)
開館時間    9:00~19:00
路線名     国道12号・国道233号沿い
メイン施設   センターハウス
駐車場     普通車71台
          大型車7台
ホームページ→こちら

道の駅鐘のなるまち・ちっぷべつ (秩父別町)

2007年07月11日 | 道の駅
旭川市と留萌市の中間点に位置する秩父別町の道の駅「鐘のなるまち・秩父別」に到着。
ここは、なんと言っても、道の駅の名前にもなっている「鐘」ですね。
道の駅入り口の大きなアーチ状の門にも鐘が設置されていますが、道の駅の駐車場の中心部には

「開基百年記念塔」と呼ばれる塔があって、これは、秩父別町開基100年を記念した塔なのだそうです。
この塔の最上部には国内でも最大級のスイングベルが設置されていて、それが一日に4回鳴り響くと言うことで、それが道の駅「鐘のなるまち」の由来にもなっているんですね。

この開基百年記念塔ですが

内部には螺旋階段があって、登ることができました。
せっかくなので、登ってみることにしましたが、ひたすら続く螺旋階段、途中目が回るし、なかなかハードでした。しかも途中は窓が閉めきりなので暑いし・・・

それでも、なんとか展望室に到着

広々とした風景が広がっていました。ちょっとした達成感です(笑)

塔から少し離れた場所に

道の駅のメイン施設「特産物展示館」がありました。
ここで、スタンプを押して、記念キット(記念切符、マグネット)を購入して、ちょっと一休み。



道の駅鐘のなるまち・ちっぷべつ
雨竜郡秩父別町2085番地(地図
休館日      毎週火曜日(4月~11月)
           年末年始(12/30~1/5)
開館時間     9:00~17:00
路線名       国道233号沿い
メイン施設     秩父別町特産物展示館
駐車場      普通車196台
           大型車5台
ホームページ→こちら

道の駅サンフラワー北竜 (北竜町)

2007年07月09日 | 道の駅
雨竜町の北側に位置する北竜町ひまわりで有名な町です。
北竜町に入ると、街灯やらガードレールやら、町中の至る所にひまわりの絵やマークがあって「ひまわりの町北竜町」という感じを強く受けます。
北海道での、「見渡す限り一面のひまわり畑」な光景はここ北竜町で見ることが出来るとのことです。
ただ、今回の旅行6月の中旬・・・・ひまわりの時期にしては少し早すぎたのが残念。まあ、休暇の関係上仕方なかったのですが。

次に向かったのは「道の駅サンフラワー北竜」。
この道の駅のすぐ裏手側に、その有名な「ひまわりの里」があるのですが・・・
参考:北竜町HP内「今年のひまわりの里状況」「昨年のひまわりの里状況
というわけで、まだひまわりは全然咲いていませんでした。8月だとちょうど見頃なんですけどね。

ただ、ひまわりは無くともこの道の駅、まず入り口に

2頭の竜が守る巨大な門「北竜門」があって、いきなりインパクト大な道の駅です。
この北竜門はその上に登ることができます。なので早速


北竜門の上から見渡した「道の駅サンフラワー北竜」の全景です。
オランダ風の建物が印象的なとても大規模な道の駅ですね。
ここは、ホテルと公衆浴場の施設が一緒になっていて、そのためにこれだけ大規模な施設になっています。
観光客はもちろん、温泉を目当てに地元の人はもちろん、周辺の市町村からここへ訪れる方も多いとか。

北竜門の上から、道の駅の反対側を見渡してみると

こちらは、雨竜町から続く、のどかな田園風景が広がっていました。


道の駅の中は、物産販売所からそのまま温泉へとも続いていて直接移動が可能になっていました。

それでも、ここの道の駅の一番の目玉はやっぱり裏手に広がる「ひまわりの里」だそうなので、仕方がないけど、悔しいです。
ひまわりの咲く季節にもう一度訪れてみたいですね。



道の駅サンフラワー北竜
雨竜郡北竜町字板谷163-2(地図
休館日     11/14~11/16
開館時間    8:00~22:00
路線名     国道275号沿い
メイン施設    サンフラワーパーク北竜温泉
駐車場     普通車110台
          大型車16台
ホームページ→こちら