そうだ、「北へ。」行こう

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稚内公園 (稚内市)

2009年08月17日 | 道北エリア・観光
お盆休みを挟んで、軽く帰省(同じ県内、車で1時間以内)したりとかもあって、少しの間更新をお休みさせて頂いていましたが、お盆も終わりましたね。
お盆が終わると夏ももうすぐ終わりって感じがしてきます。とは言っても、ここ最近は毎日まだまだ暑いですけどね。

さて、それでは前回の続き。
開基百年記念塔から今度は来た道を引き返すと、途中から一方通行になって来た道とは別な道を通って帰ることになるんですがその途中に売店や記念碑のある広場に出ます。
駐車場もありましたので、ちょっと車を止めて立ち寄ってみることにしました。


まず最初は

「教學之碑」と描かれた碑石があり、その隣には

蕾が咲いている程度でしたが、アルメリアの花畑がありました。
稚内市街を眼下に見下ろすこの高台の上というロケーション。満開の時期に来るとものすごく綺麗でしょうね。

次に

これは

「氷雪の門」という記念碑だそうで、説明がありました。

それから

九人の乙女の碑
これは、1945年8月20日樺太真岡群真岡町で起きた真岡郵便電信局事件で自決した9人の電話交換手の慰霊碑なのだそうです。
「皆さん これが最後です さようなら さようなら」
の文字が、なんだか物悲しいですね。

そして

昭和天皇行幸啓記念碑
天皇陛下もここを訪れたんですね。

ということで、これで稚内公園をぐるり一回りなのですが、稚内公園は以前は他にも、ロープウェイや遊園地、レストハウス等の娯楽施設が充実していたのだそうです。
それが少子化や人口減少などにより訪れる人の数が減ったことにより、現在はその殆どは閉鎖されているとのことで・・・なんだかちょっと残念ですね。

稚内公園
稚内市稚内公園(地図
見学自由
駐車場   有り

開基百年記念塔2 (稚内市)

2009年08月11日 | 道北エリア・観光

それでは前回の続きです。

稚内市北方記念館の中を一通り見て回った後は、エレベータでいよいよ展望室へ。

到着しました、展望室。
ここは360°周囲を見回すことが出来るようになっていて


まさに稚内市を一望できました。
これはフェリーターミナル方向ですね。
それにしても、塔のある場所そのものがもう高いのに、さらに塔の上の展望室なので、ものすごく高いです。


丘の向こうに見えるのが稚内市街地


これは北側。
ノシャップ岬方向です。

足下を見てみると・・・

塔の高さが実感できました。
高所恐怖症の方には、ちょっと厳しいかもしれませんね。

<開基百年記念塔

開基百年記念塔
稚内市稚内公園内(地図
休業日     月曜(6~9月は無休)、11/1~4/28
営業時間     9:00~17:00(6~9月は~21:00)
電話番号    0162-24-4019
駐車場     100台


開基百年記念塔 (稚内市)

2009年08月08日 | 道北エリア・観光
足湯を出て次に向かったのは、稚内公園の坂を上ると嫌でも目に入ってくる「開基百年記念塔」です。
稚内公園内でも最も高いエリアにあり、この時点で海抜170メートルとのことなのですが、そこからさらに高さ80メートルの塔とのことなので、そこに登ると果たしてどのような景色が広がっているのか・・・楽しみでした。


到着してみると・・・大きい!!
実際に近くで見上げてみると、想像以上に大きくてカメラに納めるのが大変でした(笑)

早速中へ、入り口でまず入場料を支払い入場すると

エントランスホールでは、いきなり熊の剥製のお出迎えです。
この熊、1981年に猿払町で仕留められた熊なのだとか。
体長2.3m、体重250㎏という、かなりのビッグなヤツでした。

さて、いきなりエレベーターで展望ホールへ向かっても良かったのですが、折角なのでまずは1階からじっくり見てみることにしました。
塔ですが、展望ホールのみならず1階には

稚内市北方記念館
というコーナーが設けられていたので、まずはこちらから。

中に入ると

北方に生息する動物の剥製


生活の状況


写真や、船の模型などで、稚内の歴史や文化等が紹介されていました。

さらに

どうやら2階にも続いているらしいので、登ってみることにしました

2階は






主にパネル等で、稚内に近いロシア・樺太の歴史と稚内との繋がりについて様々な説明がされていて、当時の稚内や、樺太の状況など歴史を知るにとても興味深いものがありましたよ。

今回は、なにやら写真の数が多くなったので、続きは次回に

>開基百年記念塔2

稚内公園-エコ足湯 (稚内市)

2009年08月05日 | 道北エリア・観光

青森では現在、青森市のあおもりねぶた祭りをはじめ、各地で夏祭りのまっただ中です。この時期になるとどうしてもあれこれと忙しくなって、ちょっとそういった理由からブログの更新が遅くなり気味になってます。
祭りが終わるとお盆ですね。
中旬まではじゃっかん更新ペースが遅くなるかもしれませんが、ご了承下さい。

さて、前回の続き。
稚内副港市場を見て回り、昼食をとった後は稚内公園へ。
ここは、前年稚内へ行ったときに時間の関係もあって立ち寄れなかったのもあったし、稚内市内にあるしで、ちょうど良かったのでここに向かうことにしました。
「稚内公園」と一言でいっても、とにかく「広い」です。
しかも、ただだだっ広いという感じなのではなく、稚内市内にある高台の上までずっと広がっているので、ちょっとした山登り感覚になります。
親戚の運転する車で移動したのですが、傾斜もかなりのもので徒歩で上るとしたらそれなりの時間と覚悟を用意しないとダメですね(笑)

で、まず立ち寄ったのがここ

エコ足湯です。
稚内公園内に新しい足湯がオープンしたと聞いてチェックしていました。
足湯って、だいたいが無料だし気軽に浸かれるのが良いですよね。

ここの足湯は



足湯というイメージから、屋根の掛かった東屋あたりを想像していたのですが、ゲストハウス「氷雪」という建物の中にありました。
ここは、稚内新エネルギー研究会が環境省のまほろば事業でこのゲストハウス内に足湯を設置したそうなのですが、中に入ってみると中の半分は足湯を含む休憩スペースとなっていて、もう半分が



環境とエネルギーをテーマにした各種展示がされていました。

そして

これが燃料電池システムということで、実際に足湯のお湯を沸かしているシステムの一部になっているみたいです。
エコ足湯の名前の通り、足湯は風力発電+燃料電池+ヒートポンプでお湯を沸かすシステムになっているそうです。
ん?沸かしているということは・・・温泉では無いみたいですね。
まあ、それでもこれだけの設備を整えて入場・入浴(?)は無料ですから、良いですよね。

で、その足湯なんですが・・・・

俺と同じ観光客なのか、地元の方なのかはわかりませんが大人気で、すでに一杯でした。
なので、とりあえずここは一通り見て回っただけになりましたが、この新スポットエコ足湯、なかなかに好評のようですね。
徒歩でここまで上ってきた場合などは、ここに浸かって一休みなんて良いかもしれませんね。

エコ足湯
稚内市稚内公園内(地図
入場無料
開館時間  9:00~17:00
駐車場    約20台


松坂大輔スタジアム (稚内市)

2009年07月30日 | 道北エリア・観光
旅行を挟み、暫く更新をお休みしていましたが、再開したいと思います。
前は旅行3日目、稚内駅へ立ち寄ったところからでしたので、その続きです。

まず向かったのは松坂大輔スタジアムです。


ここは以前に稚内に来たときにも立ち寄った、稚内副港市場の一角に2008年2月にオープンしたばかりの、まだ新しい施設です。
ここは松坂大輔の公式記念館としてオープンしたそうなのですが、何故に稚内?と思うかもしれませんね。俺も正直そう思いました。
なんでも、松坂大輔の祖父の故郷が稚内だったそうで、その繋がりなのだそうですが・・・・祖父ですか(笑)
それでも、公式記念館という事ですから、松坂大輔ファンの方は是非とも一度は訪れてみたい場所なのでは無いでしょうか?


入館料は200円でした。
入り口でチケットを買って入場
ただ、残念な事に館内撮影禁止となっていました。

中は松坂大輔の幼少期から現在までを紹介した年譜や、松坂大輔が使用していたユニフォーム、グローブ、バットなどが展示されていました。
甲子園で使用したものや、WBCで使っていたものなどもありましたよ。

そして、館内には松坂大輔の投げる156キロの剛速球を体験するコーナーもあって、ピッチングマシンから投げられる156キロの剛速球を実際にバッターボックスに立ったり、キャッチャーの位置の後ろに立ってその早さを体感することが出来ました。
ハッキリ言って、実際に目の前で見るとハンパ無いですよ。
打てる気がしねぇ・・・・・(笑)

最後にスクリーンで、10分程度にまとめられた映像も放映されていました。
まあ、200円という入館料であれば十分に満足といえる内容なんじゃないかな?と思いました。
実際に写真で紹介できないのが残念です。

松坂大輔スタジアム
稚内市港1丁目(地図
定休日    無休
営業時間   10:00~16:30(イベント等により臨時に変更もあり)
入場料    大人 200円
         子供 100円
電話番号   0162-23-5518
ホームページ→こちら

稚内駅 (稚内市)

2009年07月14日 | 道北エリア・観光
旅行3日目。
とは言っても、この日は前日の夜にも雑魚屋で食事をした親類方を再度訪ねるのが主たる目的なので、稚内市内が行動の中心になりました。

まず最初は、その親類方を訪ねる前にホテルを出て、すぐ近くにある稚内駅へ。


初日に列車でここに到着したのですが、到着した時刻がすでに午後11時に近い時間だったので、その時はそのまますぐホテルへ向かいました。
それでも、やっぱり「日本最北端の駅」なので、ちょっとじっくりと見ておこうと思ったのと、どうやらここでも「最北端駅到達証明」なるものが販売されているらしいとのことだったので、それも購入したいというのもありました。



駅の中に入り、さっそく駅員さんに到達証明のことについて尋ねてみると「すいません、売り切れ中なんです」とのこと・・・・・
折角稚内に来たのに。
でも、到達証明書は売り切れだけど「記念入場券ならあります」とのことだったので、せめてそれを記念に購入することにしました。


実際に駅ホームまで入場することが出来る入場券ですが、特に誰かを見送りするという訳でも無いので、まあ本当にこれは記念として。
日本最北端宗谷岬が描かれた入場券と、稚内駅の写真が載った入場券の2種類があったので両方購入。
まあ、到達証明書は残念だったけど、これで良しとしましょう。

そして、駅舎の建物の裏側になりますが

稚内駅を見たら、ここも外せないポイント。
「最北端の線路」です。
俺も乗ってきたけど、今は本州と北海道も青函トンネルで鉄道が繋がってますからね~、日本全国から繋がる鉄道の本当の最北端、北の果て。まさに終着点です。
ここもなんだか、「ここまで来たぜ~!!」ってなちょっとした達成感の感じられる場所ですね。
記念撮影にもオススメポイントだと思います。

JR稚内駅
稚内市中央3丁目6(地図
電話番号 0162-23-2583

桃岩展望台 (礼文町)

2009年06月28日 | 道北エリア・観光

猫台・桃台から眺めた「桃岩」を、今度は高い位置から見下ろす場所にある桃岩展望台へ。
この周辺はトレッキングコースとして設定されていて、周辺は高山植物が咲き誇りとてもすばらしい景観の広がる場所なのだそうですが、今回は時間の関係もあって車で向かいます。
ここへ向かう途中の道は対向車が来たらすれ違うのも大変だと思われるような道でしたが、なんとか対向車とすれ違うことも無く到着できました。

まずは、駐車場に到着。
一旦ここに車を止めて

ここから、展望台まで少し歩くことになります。
ちょっと時期がずれていたので、花々を眺めることはできませんでしたが

振り返ってみると、「本当にここは日本か?」と思うような絶景が広がっていました。

そして

展望台に到着。

桃岩展望台の名前の通り

写真右手に見えるのが桃岩です。
そして、中央奥に見えるのが猫岩ですね。
ここからの眺めも凄いです。

そして、ここからは利尻島の利尻富士も見えるとのことで、利尻島方向へ目を向けてみると

う~ん・・・・かろうじて見えましたが、ちょっと霞がかってました。
天気は良かったんですけどね。
もっと気候の良いときだと、綺麗な利尻富士を眺めることが出来るのだそうです。

そして

こちらは香深港周辺ですね。

この桃岩展望台は礼文島の中ではかなり標高の高い位置にあるため、360度どちらを向いても迫力のあるすばらしい景観を眺めることが出来る絶景スポットでした。
さらに、この一体はアイヌ同士の戦いの秘話も残る古戦場でもあるとのことで、言われてみればそんな雰囲気も感じる場所でした。

桃岩展望台
礼文郡礼文町香深村元地(地図
見学自由
駐車場   有り


地蔵岩 (礼文町)

2009年06月23日 | 道北エリア・観光
猫台・桃台からも小さく見ることが出来た場所ですが、次は地蔵岩まで来てみました。
地蔵岩という名前は、海から見たときに、お地蔵さんが立っているように見えることからその名が付いたと言われています。

海から見ると直立したお地蔵さんのように見えるかもしれませんが、この地蔵岩かなり珍しい景観をしていまして、横から眺めると

このように、ここだけまっぷたつにスパっと鋭利な刃物で切り取ったかのような形をしています。
本当はすぐ近くまで行ってみたいところなのですが


このように、落石の危険があるとかで、現在はここまでしか立ち寄れません。
地蔵岩の高さは40m~50m位もの高さがあるとこのとなので、近くまで寄ったら、きっと凄い迫力だろうと思います。
残念!!


案内板もあったのですが、長年の風雪によりこのような状況になってました。
自然の厳しさというものが垣間見えた一瞬ですね(笑)


地蔵岩
礼文郡礼文町香深村元地(地図
見学自由
駐車場  数台分の駐車スペース有り  

猫台・桃台 (礼文町)

2009年06月21日 | 道北エリア・観光
礼文島を一気に南下して、次に向かったスポットは「猫台・桃台」です。

広々とした駐車場に到着しました。

ここは、サイトによっては「桃台猫台」とも紹介されていたりしますが、

現地の案内板には、このように「猫台・桃台」と描かれているので、これが正確な名称なのではないかと思います。
駐車場から少し階段を上ると、展望台へ到着できました。



猫台・桃台とは、なんとも不思議なネーミングですが、その名前の由来は、ここから「猫岩」「桃岩」と呼ばれている岩を見ることができるかららしいです。

まずは「猫岩」ですが、

海の上にポツンと見える岩

これが猫岩です。
猫岩という名前の通り、海の向こうを眺めている猫の用ですね。
特に突き出た2つのネコミミがまさに猫って感じですね(笑)

そして、猫岩の正反対後ろを振り返ってみると

ドン!とひときわ大きくそびえる岩、これが桃岩です。
桃岩なんていう可愛い名前とは裏腹に、こちらは凄い迫力でした。
特に現地で生で見ると、その存在感は圧倒的でしたよ。


このような案内板もありました。

猫岩・桃岩以外にも、

見晴らしがとてもすばらしい場所でした。


猫台・桃台
礼文郡礼文町香深字元地(地図
見学自由
駐車場   有り

金環日食観測記念碑 (礼文町)

2009年06月09日 | 道北エリア・観光
海を左手に望みながら、道道40号を南下している途中に、道路沿いになにやら気になるモニュメントを発見しました。


車を止め、近寄って見てみると

「金環日食観測記念碑」と書かれたモニュメントでした。

この場所は、昭和23年に日米の科学者によって合同で金環日食の観測が行われた場所なのだそうで、それを記念して建てられたものなのだそうです。
科学者が、わざわざ場所をここに設定して観測を行ったと言うことは、この場所が金環日食がもっともよく観測できる場所だったからなのでしょうかね?
俺は、金環日食を実際に生で見たことはありませんが、実際に見る金環日食はとても幻想的で感動的なものだったことだと思います。

金環日食観測記念碑
礼文郡礼文町起登臼(地図
見学自由
駐車場    無し(数台分の路肩スペースは有り)