くるくるおにぎり日記

日本で唯一市販された
ロータリーエンジン搭載オートバイ
スズキRE5!
走っていじって楽しみま~す!

SUZUKI RE5 参号機 レストア⑳ ん、んんっ!?

2013-11-16 18:40:03 | RE 参号機
この一週間は長かったぁ
イメトレで、こうしてあーしてと頭の中では整備完了してるんやけど
開けてみないと何ともいえないのが現実やわな(^_^;)


このカバーの中にサーモスタットとウォーターポンプが鎮座してます


クーラントを抜いてからカバーを外しますが、ラジエターだけでなくロータリーユニットからも
抜くのを忘れずに!もちろんカバーを外すだけでもダバダバこぼれます


サーモスタットとポンプ
水垢が目立つ程度かと思っていたのだが


ゲル状のクーラントがちょっぴり見える程度
ほんの少し固着していたけど縁にナイフを入れて木槌でコンコン


ぱかっ!  (@_@)?
なんだこれ?固まったクーラントか・・・  やな予感
クーリングファンスイッチを取り付けている部分も外さなきゃ


スイッチを先に外したのだけど、そんなには汚れてないかな


ぱかっ!  なんじゃこれ(@_@)!


完璧に通路が詰まってます(T_T)
そりゃクーラント沸騰する訳やわ!根気よくほじほじしていくと
大量に採れた固形クーラント(笑)


固形クーラントを取り除き、水道で洗浄した直後
さ~て、ガスケットを切り出すか


ペーパーボンドでコピーをガスケットに貼り付けて


大きな部分はハサミとクラフトナイフで切り出します


ボルト穴はポンチで抜きます 綺麗で早い!


サーモスタットは71℃で開き始め、85℃で全開になります。リフト量は8㎜だそうです


小さなバケツにサーモを入れお湯を注ぐと
やったー!サーモに異常なしパックリ隙間が開いてます
後は組み立てだけ


洗浄が終わり、合わせ面をオイルストーンで面だし
ケースを止めるボルトにはロングボルトもあるので、ネジ穴の奥も綺麗にエアーを吹いておきます


表側に71℃の表示が


サーモスタット取り付け部分には段差があるので、それに合わせて取り付けます
エアー抜きのある方が上になります

後は順調に外していたパーツを戻していくだけなんだけど
ちょっと困ったことが発覚


チョークバルブが閉じっぱなしになっている  う~んばらすか(^_^;)
原因はロッドが外れやすくなっていたのでちょこちょこっと細工

各部の締め付けの確認と、クーラント戻して、元気なバッテリーに積み替えて
チョークを引き、セルボタン    ぽちっ
元気良く回りだしたことに一安心(^^♪
水温計も正常に作動、循環もしている、クーラントも漏れてない、完成かな


と、思いきや

チョークを戻すと、ふ~っと止まってしまう    ?
ガスが薄い感じ   
明日、朝からキャブ交換してみるか(^_^;)