食い意地の日々

食いものネタと、お出かけ日記。

美術展巡り

2013年11月21日 | お出かけ日記
親と上野駅で待ち合わせ、国立博物館の京都-洛中洛外図と障壁画の美へ。

>本邦初!国宝・重要文化財指定「洛中洛外図屏風」全7件が一堂に
>国宝・重要文化財に指定されている、下記の7件をすべて展示します(会期中展示替あり)。
>これらが一堂に会する展覧会は、本邦初です。
>・国宝 「洛中洛外図屏風 上杉本」狩野永徳筆(山形・米沢市上杉博物館蔵)
>・重要文化財 「洛中洛外図屏風 舟木本」岩佐又兵衛筆(東京国立博物館蔵)
>・重要文化財 「洛中洛外図屏風 歴博甲本」(国立歴史民俗博物館蔵)
>・重要文化財 「洛中洛外図屏風 歴博乙本」(国立歴史民俗博物館蔵)
>・重要文化財 「洛中洛外図屏風 福岡市博本」(福岡市博物館蔵)
>・重要文化財 「洛中洛外図屏風 勝興寺本」(富山・勝興寺蔵)
>・重要文化財 「洛中洛外図屏風 池田本」(岡山・林原美術館蔵)

と言う物で,後半に行ったので国宝の上杉本、重要文化財の歴博乙本と勝興寺本は見られなかったけど、特に池田本、美しかった。
第三部の二条城二の丸御殿の黒書院一の間と二の間の障壁画全ての展示もなかなか。


日本橋へ移動し飯食った後、三井記念美術館の特別展 国宝「卯花墻」と桃山の名陶-志野・黄瀬戸・瀬戸黒・織部-へ。
どれも大きい括りだと美濃焼になるものだわな。
志野は鼠志野が好き。白釉の志野も赤み帯びた色合いと形の奔放さが好きだが、いいと思うのは罅の入ったものだったり。
鼠志野の中でも一部が赤いものや,全体に赤帯びた赤志野がこんなに素敵だとは、これだけの志野焼が並ぶ機会なかったら思わなかったかも。
織部は形状はともかく緑釉があまり好きじゃないんでそんなじゃなかったんだが、こうやって色々見ると織部黒と黒織部は渋くて素敵だし、鳴海織部は面白いわ。
同じく全体に黒釉掛かった茶碗でも、黒織部は歪み、非対称の美しさ、瀬戸黒は端正な美しさだよな~
あ、好みど真ん中の黒織部と瀬戸黒の印象強過ぎて黄瀬戸の印象が残ってない!

本当は「茶陶三昧 三館めぐり」入っている五島美術館の光悦-桃山の古典も行きたかったんだけど、上野毛まで行くと遠いんで今回はパス。

買い物に行く親と別れて小澤康麿さん個展「かぎしっぽ」、元祖ふとねこ堂さん個展「にゃあにゃあ、吾こそは」、小澤康麿・元祖ふとねこ堂・松本浩子三人展「猫国風景」に行くべく猫町へ。
それぞれの個展も好きな作家さんなんで面白かったが、三人展は元祖ふとねこ堂さんの絵を小澤康麿さんと松本浩子さんが立体化という企画からして面白いものでしたわ。

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