食い意地の日々

食いものネタと、お出かけ日記。

酒粕

2006年02月12日 | 蔵巡り
年末に中村酒造場行って千代鶴の酒粕1kg買うたけど、そんなに食わんかなと親に半分あげたら、粕汁作らんうちに食いきってしもたので、追加購入しに行ってきた。
千代鶴の酒粕は、絞りきっていず、柔らかくふっくらしとるんで、焼いただけでもかなり美味く、ついおやつ(夜食?)に食うてしまうんやわ。
今回は普通の酒粕の他に、まだ食うた事の無い大吟醸酒粕まであり、迷うた挙げ句、食い比べすべく両方購入。
ついでに飲んだ事の無いのを試飲させてもらい、純米酒と、清酒に柚子を漬け込んだという柚子酒を購入。

その他に、今回は場所確認出来た、中村酒造場から遠くない、別の酒蔵も2軒回ってみた。
神奈川北部、津久井湖近くにある久保田酒造(相模灘)。ここは初めてなんで、普及クラス試して見たい気もするが、期間限定のしぼりたてと酒粕購入。
ここの母屋は神奈川県の建築百選に登録されているそうで、建物を見るだけでも行く価値ありましたわ。

中村酒造場と同じくあきる野市にある野崎酒造(喜正)。純米酒生購入。前回純米酒買うて、まだ開けてないのやが、それの生、200本限定のが、買えとばかりに置いてあるんやもん。買うしか無いよな。
ここの酒粕は今回はパス。他買っているし、今月末に吟醸酒の酒粕が出るそうで、買うならそれかな、と。

で、感想。
中村酒造場の酒粕は、大吟醸は普通のより旨味は少ないものの、甘み・香りは上。温度によって立つ香りが違うのか、風味が変化する。
どちらも美味しくて、どちらか一つを選ぶとしたら難しい。強いて言うと、味で選ぶなら普通ので、香りで選ぶなら大吟醸かなぁ。

久保田酒造しぼりたては、きりっとしたかなりの辛口。
酒粕も辛口やわ。堅く、香りは良いが甘み少なく味が薄く感じたが、水でふやかすと風味が広がる。酒粕の含む水分量は風味にかなり影響するんやな。
甘酒は雑味の無いすっきりしたものに、粕汁(塩鱈と牛蒡、長ねぎ)も想像通り癖の無いあっさりしたものに。でもまぁ、次はいいかな。