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食い意地の日々

食いものネタと、お出かけ日記。

2006年03月11日 | 蔵巡り
前回、野崎酒造(喜正)で「2月末に大吟醸絞るので、その酒粕が出る」と聞いたもんで、それ買いにお出かけ。

どうせ行く途中にそば通るし、と久保田酒造(相模灘)にも寄り、特別純米生酒と酒粕1kg購入。
酒粕は、最初は「次はいいや」思うたが、日が経つと、より香りがたち、味に甘み深みも出て、美味くなっていったのと、今年は甘酒を頻繁に飲んで、もう残り少ないもんで。
前回買うた生酒も、開けてすぐより3~4日後(もちろん冷蔵保存)の方が風味増したし、ここのは熟成した方が美味いのかも。

>野崎酒造(喜正)に着き、目的の大吟醸酒粕と、比較用に普通の酒粕、しぼりたて生酒、購入。
帰宅後、喜正の普通の酒粕を試食。前回出ていたのと同じロットの様で、アルコールが抜け熟成が進んでいた。
香りは熟成進んだ落ち着いたものになってい、味が濃く旨味が多い。具は野菜だけの粕汁にしたら美味いんやないかちう気がする。
今年は、他も買うからと買わんかったが、来年は新鮮なのを買って、風味の変化見るぞ。

酒粕

2006年02月12日 | 蔵巡り
年末に中村酒造場行って千代鶴の酒粕1kg買うたけど、そんなに食わんかなと親に半分あげたら、粕汁作らんうちに食いきってしもたので、追加購入しに行ってきた。
千代鶴の酒粕は、絞りきっていず、柔らかくふっくらしとるんで、焼いただけでもかなり美味く、ついおやつ(夜食?)に食うてしまうんやわ。
今回は普通の酒粕の他に、まだ食うた事の無い大吟醸酒粕まであり、迷うた挙げ句、食い比べすべく両方購入。
ついでに飲んだ事の無いのを試飲させてもらい、純米酒と、清酒に柚子を漬け込んだという柚子酒を購入。

その他に、今回は場所確認出来た、中村酒造場から遠くない、別の酒蔵も2軒回ってみた。
神奈川北部、津久井湖近くにある久保田酒造(相模灘)。ここは初めてなんで、普及クラス試して見たい気もするが、期間限定のしぼりたてと酒粕購入。
ここの母屋は神奈川県の建築百選に登録されているそうで、建物を見るだけでも行く価値ありましたわ。

中村酒造場と同じくあきる野市にある野崎酒造(喜正)。純米酒生購入。前回純米酒買うて、まだ開けてないのやが、それの生、200本限定のが、買えとばかりに置いてあるんやもん。買うしか無いよな。
ここの酒粕は今回はパス。他買っているし、今月末に吟醸酒の酒粕が出るそうで、買うならそれかな、と。

で、感想。
中村酒造場の酒粕は、大吟醸は普通のより旨味は少ないものの、甘み・香りは上。温度によって立つ香りが違うのか、風味が変化する。
どちらも美味しくて、どちらか一つを選ぶとしたら難しい。強いて言うと、味で選ぶなら普通ので、香りで選ぶなら大吟醸かなぁ。

久保田酒造しぼりたては、きりっとしたかなりの辛口。
酒粕も辛口やわ。堅く、香りは良いが甘み少なく味が薄く感じたが、水でふやかすと風味が広がる。酒粕の含む水分量は風味にかなり影響するんやな。
甘酒は雑味の無いすっきりしたものに、粕汁(塩鱈と牛蒡、長ねぎ)も想像通り癖の無いあっさりしたものに。でもまぁ、次はいいかな。

東京の地酒

2006年01月05日 | 蔵巡り
あきる野市の中村酒造場「千代鶴」純米生酒と、福生市の田村酒造場「嘉泉」純米生貯蔵酒(どちらも要冷蔵)
生酒は火入れを全く行わない酒で、新酒の時期のみ出回る品。生貯蔵酒は生のまま貯蔵し、出荷時に火入れという、通常2回火入れする所を1度しかしていない酒。やそうで。

東京でも西部の多摩地区は水がよく、知名度は高くはないものの醸造所が少なくない地域。こんな銘柄のが出とります(国税庁のラベルコレクション
丁度、実家帰る時にその辺り通過するもんで、酒売っている店見つけて酒買うたり、中村酒造場(資料館がある)に直接行って酒粕買うたりする事もある。
だが、今回買うた店はなんと、あきる野市内のコンビニ。それもビールやチューハイだけでなく、ワイン(縦置きだけやなく横置きも)や日本酒(濁り酒や吟醸、生酒)まで冷蔵で売っていた!
ま、この辺りで入ったコンビニは、酒、それも日本酒の品揃えが多く、地酒も数銘柄並ぶコンビニが多かったけど、この店、品揃えと管理がが並じゃなかった。

味は、どちらの醸造所も淡麗辛口という分類になるのかな。
すっきりした飲み口で、べたべたした甘さが残らないうえ、火入れしない為に残っている香り成分が豊かでフルーティー。
これ飲んだ後やと、吟醸すら普通に感じたわ。
実は、これは帰りに買うた物で、行きに千代鶴純米生&純米吟醸、嘉泉生&濁り酒買うて、嘉泉生以外、実家で開けて味見てるもんで。