ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

クモ

2010-10-07 19:50:02 | Weblog
帰宅して、冷凍しておいたご飯の解凍をレンジで開始し、
空気を入れ替えようと思って窓を開けたら、窓にクモがいた。

家の中に入ってきてしまった。
手のひらサイズだ。大きい。


毒、持ってないよねえ。おまえ。

足の本数が多い上に長い。
ヤツの行動は、私の予想以上に速かった。
追いつけない。そして、非常に臆病だ。

苦そうと思ったのに、ヤツは逆に行く。
部屋を縦断し、いつしか闇に紛れた。

お香をガンガン焚いて、電気の蚊取り線香をつけて、
居心地が悪い環境をつくろうと努力している。
出て行ってくれ~。

いくら世田谷とはいえ、こんなに大きいクモを見たのは始めてだ。
どこかの家で飼っていたのが逃げてきたのだろうか。

そして、ふと気がついた。
今日の深夜、日付が変わった直後、母の命日がやってくる。
母は、家の中にいるクモに、やたらと反応する人だった。
それは、フレンドリーな意味で。

もしかして、お母さん、あなたが呼んだのですかっ!
私が怖がっているのを見て、いつも母は喜んでいた。
「鬼の眼にも涙」って。
また、それか。
お願いだから勘弁して。

当分、ビクビクだなあ。

今日、ブログに書こうとお持っていたネタがあったんだけど、
そんな余裕、なくなった。

・・・・・・その後、
友人が、クモを調べてくれた。

アシダカグモというクモの雄っぽい。
究極のゴッキーハンターらしいので、益虫、ということだった。
毒グモなんて言ってごめんなさい。

さっき、部屋の壁を精力的に歩いていた。
そしてまた見失った。
おなかがすいているのだろうか。

とりあえず、私の気配を伺って、ビクビクしている。
お互いに、半径2メートル以内に立ち入らない関係が、
きっと今晩は続くのだろう。


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