ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

恥じらいと恥

2010-09-08 23:04:04 | Weblog
よく「場を読めない」と言われる。
今日は、初対面のおじさんから、
「君は場を読めないけど、すごくいい。そのままいけ!」と言われ、
帰り際に握手を求められた。

そもそも、今日の場においては、
一番、勇気を持って自分を開いた人に対し、
いかに真剣に向き合うか、しか、私は考えてなかった。
場を読む気なんて、まったくなかった。

だから、私として気になったところを、
私なりに全開で質問をするし、相手の話を聞きたいと思う。
でも、もしかして、日本ではふつう、
美辞麗句で相手を誉めるのが礼儀なのか。

なので、無防備なところに、
右からフックを受けたような格好になり、
「ああそうか、場を読んでないんだな」と自分を客観視した。
「なるほど、こういうところが、偉そうに見えるんだな」
とも思って、すごく動揺した。
ただ、相手を知りたいだけなんだけどなあ・・・。

総括として、
私は「恥じらい」はないけど、「恥」はある。
と、思ってみたりした。

そして、恥じらうけれども、自分の都合にばかりこだわって歩み寄らない人より、
本当の根っこの部分で「恥」があって向き合うほうが、いいじゃん!
と、酔った勢いで帰り道、心の中で自己弁護してみたりした。

まあ、大勢の前においては、
やるべきことと、やらざることを、いい大人なんだから考えろ、ということかな。

とはいえ、これは粗相のひとつだよな。きっと。


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