ゆっくり読書

読んだ本の感想を中心に、日々、思ったことをつれづれに記します。

偏見

2013-02-07 00:02:20 | Weblog
梅干しはおいしい。
日本の梅干しは、天下一品だと思う。
すごく疲れたときに一粒食べるだけで、なんだか内臓から落ち着く。
早く中国での修行を終えて、日本に帰り、
夏に縁側でゆっくりと梅干しの天日干しができたら、
もう、それこそ極楽だろうと思う。

最近、中国の修行の内容を考える。
一言で言うと「偏見との戦い」なのかな、と思う。

私は、別に「日本最高」などと思っていないけれど、
上海人のように、上海語を話さない外省の人を見下したり、
仕事に対してまったく身が入らなかったり、
お金のことしか考えていなかったりする人が側にいると、
いろいろと鏡になってくれると思う。

私が自分のなかに最も偏見を感じる時は、
仕事仲間が、仕事を適当に、ダラダラと、何も目的をもたず、
ただ時間をつぶしているときに、
せっかくやるのに、そんなに楽しまないなんて、もったいなくない?
と、思ってしまった時だ。

「楽しめない人」「楽しむ努力をしない人」のことを、
国籍を問わず、たぶんすごくバカにする傾向がある。
いろんな働き方があっていいとは思う。
でも、正直に言って、近くにはいてほしくない。

ただ、どうやら、そういうダラダラ人に対しては、
腹もたたず、もうなんら感情が動かないくらいに、
興味を失いつつあるようだ。
そして、それが態度に出る=無視することになってしまうようで、
管理職としてよくないなあ、と思うのだけど、
興味がないものなので、どうにも視界に入らず、
根がかまってほしい中国人のことを
どうやら非常に傷つけているらしい、と、今日の昼間、気がついた。

でも、それなら、仕事をしてくれたら、共通の話題ができるのになあ。
あなたの家庭環境やプライベートには、まったくもって興味ないんですけど。
なんて言ってはいけないのだろう。