オーガニック農HOWの日記

食べる側からの農への取り組み。EM自給菜園的生活の日記です。

メダカの産卵期

2009-07-12 19:57:38 | Weblog
メダカが20匹ほどいるのですよ。

3年前に源じいからもらって育てています。
毎年この頃から、ホテイアオイの根に小さな金色の卵を産み付けます。
そして・・・赤ちゃんメダカが誕生します。
一時的に増えるのですが、いつの間にか20匹くらいになります。

産卵期にメダカは、ガツガツ餌を食べます。
越冬した小さなホテイアオイの1株も生育が遅く、産卵期なのに・・
と思っていたら、

ホテイアオイあるよ~と光緑さんからメール。
ラッキー!
さっそくいただきに行ってきました。
彼女のところのメダカは全滅だそうで、どうも住み着いたトノサマガエルの餌食になったらしいのです。

ホテイアオイに産卵したら、メダカお裾分けするからね!と約束しました。

なんと言ってもまこりんとこのメダカはホームセンターで売っているメダカではないのです。

クロメダカと言う野生種固有のメダカだそうです。
詳しくはクロメダカで検索をすると産卵のことももっと詳しく出てきます。

イナカシティー高島には自衛隊の饗庭野演習場があり立ち入り禁止。
そこには手付かずの自然もあり人の手で生態系が乱されることもなく、絶滅危惧種、野生固有の生物がまだたくさん生息しているそうです。
まこリンとこのメダカのルーツはこの生物多様性がなんとか守られている饗庭野演習地内の川です。

環境を守る今津の会に、このクロメダカを増やして欲しい人に育ててもらうメダカの学校があります。
会員さんが頑張って増やし、市民活動の発表イベントなどでもメダカの水槽と生態を展示してきました。
メダカ通信も年1回くらい発行されています。

睡蓮に似たヒツジグサも増やしていて、今津の商店や民家の軒先に、古い火鉢に水を張りヒツジグサとメダカのセットを見かけます。

メダカの卵って1個がちょうど数の子のぷちぷちのサイズです。
かわいいのですよ。卵からメダカになる瞬間も感動ものです。
ホント、小さな命の循環・・・・メダカからも学べます。