Rolling 55

「転がる石は苔生さず」いつまでも、いつまでも転がり続け・・・
お池にハマって、さぁ大変!  by belage

MINIチャリ散歩:お鷹の道②

2012年08月22日 08時37分44秒 | MINIチャリ散歩

お鷹の道から国分寺崖線方向に向かう小道。こちらにも水路が。 

この小道に赤い鳥居があり、その奥には小さなお社がひっそりと。この社の両側には
湧き水で出来た小さな池が。

これを「真姿の池」と言います。

これの命名は847年、当時絶世の美女といわれた玉造小町が病によりその容姿を失い、
国分寺の薬師如来にすがったところ童子が現れ、この水で身体を洗えとご宣託があり、
小町が従うと7日後に元の容姿を取り戻したという伝説に基づくもの。

真姿の池の前を流れる用水。写真の先は何回も登場した「国分寺崖線」ですが、
擁壁の石積みの間から水が染み出て小川を形成しています。

冷たい水で手と顔を洗って。息を吹き返した感じです。
東京で古代を知る珍しい小旅行のMINIチャリ散歩でありました。 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Phoenix 東北&関東
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 


木曽路④ 「馬籠宿」(4)

2012年08月21日 16時32分00秒 | 野川の桜

突然ですが、馬籠宿の一番上から下を覗いたところです。左側にお土産用の
大きな酒屋さんが。まだ朝早くですので、中を見る気分にはなれませんでした
(笑) 

再び坂の中段くらいに戻ります。上の写真の家の手前に三角の屋根がちょこっと
顔を出しています。これ井戸の蓋です。ということは、両側の開渠のすぐ下に地下
水脈(伏流水)があるということでしょうか。ちょっとびっくり。

ちょっと特徴ある黒い屋根瓦。この傾斜を見ると昔は結構雪が多かったのかしら。
最近ではまず積もるということはないそうですが、やはり冬場は道路が凍結、東京の
人はくるまで来ないほうがいいでしょうと、愚息のフィアンセの父上の話。

こちらが藤村の実家があった本陣跡。島崎家はずっとこの本陣の主であっり、名主でも
あった、大変な名家のご出身であります。現在は藤村記念館となっています。

この前の土産物屋さんのショーウインドのにゃんこ。お祈りにゃんこですね。
あはは、なんとも可愛い顔してます。

この家のウダツは見事でした。町並みを拝見したところウダツがきれいに残って
いたのはこの二軒だけ。

 

左側のお店の暖簾には馬を象った藁人形のモチーフが。結構斬新なデザインに
見えました。右には大八車が置かれて。この坂で大八車を使うのは人も牛馬も
大変でしたでしょうね。

前出のお父さんの話では馬籠の観光ブームは昭和40年代であったそうな。その
時はこの細い路に人がぎっしり埋まるほどだったと。今ではそんな姿は遠い昔の
話のようです。

何でも当時、皇太子様が学習院の修学旅行で来られたとか。修学旅行で馬籠と
いうのも随分渋いですねぇ。ちょっとびっくり。 

この石畳は昭和になって敷かれたものですけど、この雰囲気にぴったり。街道の
長さといい、急坂道の勾配といい、ちょっと東京の神楽坂を思い出したりして(笑)
夜は殆ど真っ暗なのがとても残念ですけど(笑)

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Phoenix 東北&関東
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 


渋谷② 「ヒカリエ」

2012年08月21日 08時07分26秒 | 東京探訪記

渋谷駅前にこの春開業したばかりの新名所、「ヒカリエ」です。前にもデパート部分をちらりと
ご紹介しましたが、今回は超高層の壁面に突き刺さっている(笑)長方形の上の箱の部分、
劇場を見に。

低層階は地下鉄銀座線が文字通り突き刺さっています(爆)
この渋谷駅周辺はちょうどすり鉢の底のような地形で、おまけに地下鉄の軌道もあったりして
周辺のビル群自体がそれぞれ複雑系の趣を呈していますが、どうも何回見てもこのファサード
は好きになれません。ま、いかにも渋谷らしくていいのかも知れませんが。 

 

地上からのエンタランス部分です。地下鉄の軌道の影響が一番強く出ているという
ことなんでしょうが、階高がとっても低く感じて、窮屈な感は否めません。

 

ここは11階。劇場のエンタランスホールの位置づけです。開店効果が現れて、特に店舗も
あるわけではないのですが、この人、ひと、ひと。流石に一階部分の窮屈さはここでは感じ
られませんが、劇場に入るあのわくわく感をもう少し演出して欲しかったなぁなぞと、欲張り
な気分にさせられます。

11階から見た外の景色。画面中央の超高層ビルが東急本社ビル。斜めに横切って
いるのは高速道渋谷線。三軒茶屋方面を見ています。下を通るのは246号線。

新宿の副都心のスカイクレーパー。手前に代々木の丹下健三さんの代表作の
体育館が。ロンドン・オリンピックのあの興奮と東京オリンピックの記憶がこの風景を
見ているとまた蘇って。昨日の銀座のパレードは凄かったですね。選手たちも頑張
って本当に良かったと思ったことでしょう。石原さんもなかなか粋なことをやりますわ。

渋谷駅の駅広。ここの工事はずっと続いています。最近の発表では渋谷駅の
再開発も目処がついたそうで、まだまだ渋谷は大きく変貌しそうです。何回も
言ってますが、もっとアダルトなシニアも喜べる街づくりをして欲しいなぁ。ねっ、
東急さん。

ちょうど地下鉄銀座線が渋谷駅を出発したところです。

 

さて、11階から再び2階に戻って。デパートへのアプローチのエスカレーター。
ここがとても窮屈に感じられて。

渋谷駅とを結ぶコンコース。恐らくこれがメインの通路というコンセプトのように
感じました。まぁ、若い女子の多いこと、おおいこと。 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Phoenix 東北&関東
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 


木曽路③ 「馬籠宿」(3)

2012年08月20日 16時18分35秒 | 国内旅行記

坂道が続きます。観光客の中には途中で登るのをやめて引き返す人も多いとか。
ここでふと思ったのは、これは単なる宿場町の様態じゃないということ。
確かに南アルプスの端っこの方で、木曽路は山の中というのは分かりますが、
長道中でやっと宿が見えたと思ったら、この坂道で宿を選ぶというのは心理的に
ちょっと(苦笑)
如何に健脚の昔の人たちも、この坂道を見てガクッと来たんじゃないでしょうか。

理由として考えられるのは参勤交代も始まった頃、世情もまだ安定していない時期、
ある種の砦的要素、軍事的目的も兼ねてこの町並みが作られていたのではないの
かしら。

そういう見方をすると、上の写真の坂道は右に大きくほぼ直角に曲がっています。
城造りでよく見られる曲郭と同じ発想で作られていると見てもよさそうです。 

朝7時を少し回った頃。早起きの観光客がぼちぼちと散歩をする姿が。結構外人さんの姿が
多いのにびっくり。

路の両側にはこんな水路が。急斜面だけあってごうごうと音を立てて流れていました。
昨夜はこの街道筋の一軒に泊めてもらっていたのですが、早く目覚めたのはこの水音
のせい。てっきり激しい雨音かと思ったくらい(苦笑)

考えてみれば木曽路はヒノキの産地。ある程度の保水がないと育たぬ種類ですので、
当地の水はかなり豊富なんでしょうね。泊まった家の前には、江戸時代からの井戸が
ありました。こんな急斜面に井戸が掘れるとは。江戸時代ですので、深井戸でも10m
か15m程度。かなり豊富な水量を持つ水脈があると睨みました。

横道からの撮影。用水桶が懐かしい。

急勾配に建てられた建物。アプローチのためにこんな石垣が。 

これまた何の花でしょう?土地が変わるとやはり草花もちょっと違って見えます。
しべが随分と長いなぁ・・・

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Phoenix 東北&関東
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 


MINIチャリ散歩:お鷹の道①

2012年08月20日 08時17分36秒 | MINIチャリ散歩

武蔵国分寺の山門前から こんな閑静な小道が続いています。これが名水百選にも
選ばれた武蔵野台地の湧き水が作る用水路に沿っています。

当地の付近は徳川尾張藩の鷹狩り場として1748年から使われており、そのこと
から「お鷹の道」と呼ばれるようになりました。

ボクの勝手な想像ですが、武蔵国分寺の項で、家康が軍勢2万余騎を引きつれ
江戸に下向した時、飲料水の問題で現在の府中周辺に長らく駐屯せざる得なかった
と書きましたが、その間の軍事演習も当然この辺りで行ったのではないかしら。
当時岡崎以東の東海道は徳川の掌握下ではありましたが、東北・関東北部はまだ
予断を許さぬ時代、北の守りの要であった当地は軍事拠点としても重要で、それ故
尾張徳川の鷹狩り場として江戸城が完成した後も徳川の直轄地としたのではない
でしょうか。

 

現代ではそんな話しは別に、清水が静かに流れて。ここは今の時期蛍の生息地として
夜も家族連れの散歩姿が。

こちらは数年前までとある民家の長屋門でありましたが。今回確認したら国分寺市の
歴史資料館になっておりました。

 武蔵野の雑木林に囲まれた静かな散歩道が続きます。木陰と用水の水のお陰で
日陰の散歩道は恐らく2,3度違うんじゃないでしょうか。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Phoenix 東北&関東
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 


木曽路② 「馬籠宿」(2)

2012年08月19日 16時27分05秒 | 国内旅行記

馬籠宿の街道筋の家の壁に這っていた朝顔。飛騨高山の辺りもこの時期朝顔が
きれいです。夏の木曽路の早朝もこのブルーの花のように爽やか。

馬籠屋宿の入り口辺り。旧中山道といってもこんなに細い山道。ちょっとびっくりです。
結構急な坂道に沿って約1km弱、こんな建物が続きます。

残念ながらこの昭和の初期に古い建物は火災で焼失。その後建て替えられたもの
ばかりですが、質素な建物にあの島崎藤村の夜明け前の小説を喚起させるには
十分なものがあります。

これはなんの花でしょう?東京ではお目にかかったことがないような・・・

坂道の鳥羽口に置かれた石仏たち。苔むして往時の姿が偲ばれます。

 

結構な急坂でしょう。坂の両側には水路があって、ごうごうと水が流れています。
水量はかなり豊富なように見受けられました。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Phoenix 東北&関東
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 


渋谷① 駅前

2012年08月19日 08時56分15秒 | 東京探訪記

久しぶりに渋谷駅前に参上。
京王井の頭線とJR山手線、銀座線を結ぶコンコースにはお馴染みの岡本太郎さんの大壁画。

そのコンコースから見た駅前広場。

夏休みということもあるのでしょう。土曜日の朝、もうすでに大勢の若者が行きかって。

渋谷駅ビルの通路の上にはどこかのゲーム会社のキャラクターでしょうか。 
確かこのぷにゅぷにゅしたキャラのゲームは子供が小さいとき一緒に徹夜
して遊んだような。はは、名前をすっかり忘れています。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Phoenix 東北&関東
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


木曽路① 「馬籠宿」(1)

2012年08月18日 16時35分32秒 | 国内旅行記

愚息の婚約者のご親戚にご挨拶し、大歓待を受けた翌日の早朝、木曽路は馬籠宿を
散策。

馬籠宿の入り口の道標の上にツバメが。まさに旅ツバメよろしく、石畳の続く宿場道を
のんびり散策となりました。

この坂が旧中山道。坂道を下ると馬籠城が。もっとも現在ではその痕跡は全くありません。
あの皇女和宮が徳川家に降嫁したときもこの道を通ったんでしょうね。本来なら東海道を
下がるべきであったのが、幕末の世情も険しい時代、警備上の問題もこれ在りで、中山道
を通らねばならなかったと。

この道をどんどん突き進むと京都です。

馬籠といえば思い浮かべるのが明治の文豪、島崎藤村。あの名作「夜明け前」の舞台で
藤村の実家は馬籠宿の本陣や庄屋を務めた名家の出自。明治14年に上京し、あの銀座
の泰明小学校に通ったことは有名。
島崎家の先祖は三浦半島の津久井家といいますから、その縁で晩年は湘南大磯で過ごした
のでしょうか。

こちらは島崎家の菩提寺、永昌寺。島崎家の先祖による1558年の創建。山号は西沢山。

 

島崎家の墓は二つあり。右側の新しい墓地に藤村の遺骨が納められていました。藤村の菩提寺は
大磯の地福寺に収められ、当寺には分骨であるそうな。

 

永昌寺山門前の地蔵群です。

木々の間から遠くに見える民家の辺りが旧馬籠城の在ったのではと思いますが、
今はその面影はありません。

 

(続く)

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Phoenix 東北&関東
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 


ロンドン五輪が終わったらトンでもないことに

2012年08月18日 08時35分50秒 | 国際

(木曽路にて)

数日間のお休みの積りでありましたが、お盆の帰省ラッシュの往き帰りにもまれ
現地滞在時間より車の走行時間のほうが長かったんじゃないかと思うくらいの苦行・
難行となり、自宅に帰ったらぐったり。暫くはPCをあける気力がなくなりました。

もっとも、旅行前に2週間ぶっ続けで夜も寝ないで日本のメダルラッシュを応援
していた報いが出たような気もします(苦笑)

考えてみればお盆ラッシュに参加された殆どの皆さんも同じ状況でありましたで
しょうから、それにしては日本各地で大事故も起こさずで、日本人も元気だなぁと
感心することしきりであります。

東京に戻ればロンドン五輪の興奮を冷ますようなお隣のキムチ大統領のあの品性・
人格を疑わせるような言動の数々。そして、香港活動家の歩調を合わせたかのような
蛮行と、領土問題はロンドン五輪のようにクリアカットにスカッと解決とはいかない
ようです。

少なくとも、これで普段は「すきで~す」なんて変なイントネーションでなでしこ+
なでしこおば様達をめろめろにさせていたキムチタレントの本音・本質がお分かり
になったんじゃないでしょうか。

政治と文化経済は別物という人もいます。変にナショナリズムを煽る必要はないの
ですが、日本の象徴たる天皇に対してあれだけ失礼な暴言を吐いた大統領を抱く
国のタレントから日本のマスメディアやらCMで媚を見せられては堪りませぬ。
過去の経緯から分かるように今の日本の政権はキムチ国やらお隣の紅い国に
大して毅然とした態度なぞとることはとても期待できません。ボク等としては
せめて笑顔の後ろでぺろりと舌を出しているキムチタレントが出てくる画像は見ない
という意思表示が必要ではないでしょうか。

断っておきますが、政府のあの腰砕け状態やら、今のキムチ・フィーバーを続ける
日本の国民の態度は彼等を増長させるだけです。彼等の要求はもっと過激になり、
いずれ進退窮まる大衝突になる可能性が十分にあるでしょう。過去の歴史を振り
返って、文化だけで紛争が解決されたなんてことはありません。解決の必要条件で
あっても十分条件ではないのです。変な夢は捨てて現実を見据える必要が日本
には必要だと痛感する今日この頃です。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Phoenix 東北&関東
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 


ご無沙汰でした。夏休みが終わりました

2012年08月17日 08時26分35秒 | ボクの散歩道

ご無沙汰しました。お盆の真っ最中高速の渋滞をこれでもかと経験。長野と岐阜の県境辺りを
ちょろちょろして、また渋滞の高速を通って東京に戻り、更にその足で義母さんの家でお盆を
済ませてと。

運転疲れとこの暑さ、戻ってからも脱力状態でパソコンも開けずでありました。

今日からの職場復帰となります。またどうぞよろしくお願いします(ぺこりん)

 

(野川公園にて)

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Phoenix 東北&関東
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 


MINIチャリ散歩:武蔵国分寺跡③ 薬師寺

2012年08月10日 08時12分08秒 | MINIチャリ散歩

現在の武蔵国分寺のお隣にあるこのお寺。新田義貞が分倍河原の戦いのとき、国分寺の
伽藍を焼き払い 逃走しましたが、翌年彼の寄進により再建されたものであります。
当初は金堂址の近くに建設されたものですが、その後現在の国分寺崖線(通称「はけ」)
の上に移築されました。

坂道を少し登ると右手に階段が。その上に見えるのは仁王門。

 

鎌倉時代初期の作品といわれる阿吽のカタチの仁王様が収められています。ご丁寧に
二重の格子に守られて。撮影が大変たいへん(苦笑)

全体像が分からなくてちょっと残念ですけど、阿さんの左手を見るとかなりデフォルメ
された筋肉が見て取れます。快慶・運慶に象徴される鎌倉期の彫刻の流れがよく分かり
ますね。

仁王門から薬師寺を臨みます。国分寺崖線はこの階段三段分くらいの高さに
なります。

薬師寺です。このご本尊は火災にも無事であった薬師如来。国の重要文化財に
指定されており、普段はその姿を見ることは出来ませんが、毎年10月10日には
ご開帳となり、なんと無料で見ることが出来ます。

鐘突き堂。木立から漏れる日の光が遊んでました。

この基礎石は金堂の半分くらい。簡単には比較は出来ませんが、金堂の規模は
もっと大きかったことが容易に想像されます。

薬師堂の裏側に置かれた羅漢さんたち。この日のこの時間に訪れたのはボク一人。
なんとも贅沢な時間が過ぎていきます。

週末ちょっと遠出します。皆様のところには来週のご挨拶となりますが、どうぞ
よろしくお願いします(ぺこりん)

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Phoenix 東北&関東
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 


野萱草(のかんぞう)

2012年08月09日 08時04分37秒 | はな・花・華

夏を代表する花かもです。水辺や湿地帯でよく見られる花。

ユリ科の植物で、ユリも色々種類が多くてボクには的確に名前を言い当てる
ことが結構難しい種目。野原で少し乾いたところで八重咲きオレンジ色の花
があれば 藪萱草(やぶかんぞう)という花ですが、残念ながらボクは見たことが
ありません。

これに似た花で黄菅(きすげ)とか日光黄菅、当地では武蔵野黄菅なんてぇ
のもあって。殆ど見分けがつきませぬ(汗)

いずれも一日花です。

(野川公園 自然観察園にて)

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Phoenix 東北&関東
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 


立秋を過ぎました!

2012年08月08日 16時50分44秒 | ボクの散歩道

いよいよ暦の上ではもう秋。
散歩道も木陰に入ると時折吹く風が結構ひんやりと感じるのが不思議。昔の人は
まことにうまい言葉を作ったものです。これも日本人の自然に対する強い感性の
なせる業だろうと感心しきり。盛夏でも「秋」なんて言葉を聞いただけで、やたら
涼しく感じるボクも単純と言えば単純。

はい、北海道に行ってきました。

 

いいえ、嘘です。実は軽井沢です。
あはは、それも嘘でございます。

いつもの散歩道、野川公園です(笑)

こちらは野川公園の最西端。お池の向こうは低地というか湿地になっています。画面中央
右にまばらに人影が見えますが、その腋に野川が流れています。実はこの辺りは大雨が
降った時の調整池を兼ねています。昭和になってこの調整池が機能したという話しは聞いて
いませんが、最近の気候変動によるゲリラ豪雨を考えると、先人たちの智恵に感謝です。

そしてこの辺りのお池にはなぜか「どじょう池」という名前が。ありゃ、これも先見の明でしょうか
(笑)

我がどぜう宰相も今週末辺りが政治生命の大きな山場を迎えそう。ボクは消費税値上げは
止むを得ないと思いますので、是非とも今国会でけりをつけてほしいのですが。その上で解散
も已む無しでしょう。どぜうさんもこの際、まな板の鯉じゃなくて、土鍋の中のどぜうになって、
是非初志貫徹して欲しいです。

 

 野川公園の自然観察園の秋海棠です。

この花は7月末から咲いていますが、やはり秋の花。植物界は確実に秋に向かって。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Phoenix 東北&関東
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 


MINIチャリ散歩:武蔵国分寺跡②

2012年08月08日 08時20分46秒 | MINIチャリ散歩

前の記事で武蔵国分寺址をご紹介しました。今はただ礎石と思しきものが残るだけの
土地でありますが、日本でも有数の規模を誇った伽藍の数々が消失したのは1333年
に遡ります。

新田義貞が兵を興し、鎌倉幕府と対峙したのがこの近くの多摩川のほとりの分倍河原。
義貞は10万余の幕府軍の前に敗北し、撤退の際にこの国分寺を全て焼き払いました。
ここに聖武天皇が詔を発して建設され600年近く関東の信仰の中心であったこの地も
灰燼に帰してしまいました。 

しかし、不思議なことに義貞は翌々年、国分寺の伽藍のひとつ、薬師堂を再建させています。
ある意味鎌倉幕府の象徴とも言える国分寺を焼き払ったことに対する謝罪の気持ちの表れ
と思えるのですけど、このことは政治と宗教は全く別物と当時の人たちは考えていたという
ことなんでしょうか。更に義貞は多額の賠償金を敗戦の翌年に支払っています。

写真は国分寺山門。建設時は残念ながら不詳です。

山門にこんな扁額が。
「国を分け 宝を積みて建つ寺の 末の世まで利益残せり」と。

 

山門の後ろには現在の武蔵国分寺が。ちょうどこの後ろが度々ボクのブログで登場する
国分寺崖線(通称「はけ」)の高台です。この崖線は国分寺から始まり、多摩川の流れに
沿って、遠く田園調布まで続き武蔵野の豊かな台地を形成しています。

古代から多摩川がせっせと丘を削った跡でもあります。

 この現代の国分寺。別名を通称「万葉寺」とも。先の住職が万葉集に歌われた植物を一生懸命
採集され、この国分寺崖線に植えられたことに起因します。それぞれの植物には万葉集の歌の
短冊が置かれて。春秋の季節がこのお寺を訪問するには最適。万葉集の和歌と植物の名前が
一度に覚えられます。

ということで、花のない今の時期は閑散として。はい、ボクも今回はパスです(苦笑)

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Phoenix 東北&関東
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


夏の虫

2012年08月07日 08時03分42秒 | ボクの散歩道

日差しの中を歩いて、こんもりした森の中の散歩道。間断なく鳴き続けるセミの合唱が
煩くもなく、寧ろ心地よく聞こえてくるのが不思議な今日この頃。

道端の草の茎とか、ロープとか、はたまた藪蘭の花の穂にとりついている抜け殻。
セミの一生ってうろ覚えですが、確か3年くらいを地中で過ごし、地上に出ているのは
3日間くらいだったか。彼等の人生の約0.3%の時間よりもっと短い時間しかボク等
と共有できません。そういうことを知るとセミの鳴き声が煩いなんてことはとても言えなく
なっちまって。

これは一体。ボクの大好きな真弓の実に取り付いてわらわらと這っているこの虫。
真弓の実ってとっても堅そうなんですが、うまいんですかねぇ・・・

なんやらカミキリムシの幼虫のようにも見えますが・・・こういう虫はボクはとっても苦手なので
ネットで調べる気力も出ませぬ。あしからず(笑)

それにしても無数といってよいくらいのこの虫の軍団でありました。虫の嫌いな方、今の時期
真弓さんには近寄らないほうがよろしいかもよ(爆)

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
Phoenix 東北&関東
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・