Rolling 55

「転がる石は苔生さず」いつまでも、いつまでも転がり続け・・・
お池にハマって、さぁ大変!  by belage

東京探訪記:銀座8丁目裏通り

2012年09月30日 16時24分10秒 | 東京探訪記

銀座といってもひろうござんして、流石にこの8丁目の端まで来るとあの銀座の喧騒は
ありません。昔から高級料亭があったりして、今もしっとりした雰囲気が残っています。

こちらはうなぎの老舗「竹葉亭」。このうなぎが絶滅の危機という状態にあって頑張って
いるのもやはり老舗の力でしょうか。かつては丸ビルとか京橋にもお店がありましたが、
今はなくなってしまったのは時代の趨勢でしょうか。

因みにこちらのお店はうなぎが秀逸なんですが、他にも鯛茶漬け・鮪茶漬けという大変
美味しいメニューもあります。たかが茶漬け、されど茶漬け。まだの方は是非一度お試し
を!目からうろこの味です。

竹葉亭の同じならびに、こちらは同じくうなぎの老舗「神田川」。どちらもこの逆境の
時代頑張ってほしいものです。

こちらは一般のお宅のようです。この壁に掛けられた灯がとても素敵で、一枚写させて頂き
ました。

 こちらは中学校の校舎。

この名前を見てください。「中央区立銀座中学校」ですよ!いいですねぇ、わが母校は銀座だぁ、
なんて胸をはって言えるって。残念ながらボクはまだこちらの卒業生とお付き合いしたことは
ありませんけど・・・

銀座中学校の前から昭和通を臨みます。目の前の高いビルは三井ガーデンホテル。
リコーの本社さんもこちら。

 

(このシリーズおしまい)

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秋の深大寺;山門

2012年09月30日 08時08分27秒 | ボクの散歩道

昨日はこのところの涼しい気候と一転、またあの猛暑に戻ったのかと思うくらいの暑さ
でありました。
これだけ気温が違うと体もついていけません。ということで、お散歩、お散歩。

深大寺山門前のスロープには白い彼岸花が。

参道の腋にはコスモスが植えられて。久しぶりの晴天の週末とあって門前は観光客で
賑わっていましたが、とても秋を思わせるようなカッコウではありません。斯く言うボクも
短パンでしたが(笑)

シニアの方のカップル姿が目立ちます。これからはこういう姿が日常になるんでしょうね。
酸いも甘いも噛み分けた二人が、仲良く門前の深大寺蕎麦をすする、これがこれからの
日本の定番かな。

 

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MINIチャリ散歩:府中・国立へ④ 大国魂神社(3)

2012年09月29日 16時37分34秒 | MINIチャリ散歩

久しぶりにこちに参拝に来てびっくり。なんとまぁ、立派な門が完成しました。
この門の名は「随神門」と言います。
神社の御鎮座1900年を記念して有志の篤意で浄財を集め建設し平成23年に完成
したもの。

総ヒノキ作りだそうで、久しぶりにこんな立派な門を見ました。

 

門の中にはこんなお姿のお二人の彫刻が。それぞれ「豊磐間戸命」「櫛磐間戸命」(ん~ん、読めない 苦笑)
というんだそうです。俗称は右大臣・左大臣だそうです。

この扉だけで畳五畳分があるそうです。ヒノキのぬくもりのある表情がいいですねぇ。

裏側には恵比寿天の彫像が。これら彫像は資料に基づき東京工芸大学で製作されたそうです。

随神門から今まで歩いてきた参道を振り返って。

格子越しに参道を。 

 

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東京探訪記:新橋駅前 汐留再開発地区③

2012年09月29日 08時28分47秒 | 東京探訪記

汐留センタービルのドライエリア。かなりの階高があります。恐らく普通のビルの三層分は
ゆうにあるんじゃないだろうか。
向こうに見えているのは電通本社ビル。

何か白くゆらゆらと曲がってうつっているのは!これは電通ビルのファサード
ですが、この面にはなんと12基のエレベーターが設置されています。全て
シースルーと伺ってますので、多分その影響で曲がって撮れているんだと
思いますが。

この建物が出来た当初、余りの高速で役員が怖がって速度を随分と下げたとか。
確かにシースルーで超高速ってボクでも耐えられない気がするなぁ(笑)

もっと面白い話しは、このビルはフランスの著名な建築家が設計していますが、地上階
だったか、車寄せの部分を自国の交通ルールと勘違いして右側通行で設計しちゃった
らしい。まぁ、日本の人気の建築家もとんでもないのを平気で作ってますので、このくらい
はご愛嬌かも知れません。

この建築家さん、建物オーナーとの折り合いが悪かったそうで、この作品の設計者として
名前が出るのを嫌がってますので、敢えて名前は出しません(笑)

前回ご紹介の資生堂本社(左)と日本テレビ本社(右)
資生堂は以前も銀座で電通通りに一緒に本社がありましたが、やはり仲がいいんだ(笑)
そうですよね、資生堂と言えば電通!ええ、ボクはあの椿シリーズのCM大好きですよ。
なんたって旬の女優さんをあんなに沢山露出してくれるんだもの(爆)
え~と、時々お風呂で奥様の椿シリーズをこっそり使っているのはナイショです(爆)

センタービルの壁面に映る超高層ビル群。

さて、汐留地区に別れを告げて銀座方面に。こちらでちょっと会合があるので、駆け足の
紹介です。高速道路の向こうのサイコロがたくさんあるビルは、あの亡き黒川紀章さんの
代表作「中銀マンション」。

実を申せばこれと同じコンセプトをボクも考えていたのが大学2年の時。その論文を同じ
大学の教授が見て、一緒に共同研究しようと誘われましたが、その教授が機械工学科で
あったので断ってしまった。建築科であれば即受諾したんでしょうけど。後で考えると
人生の転機であったかも・・・もっとも今頃は路頭に迷っていたかも(苦笑)
その時のこの住宅の命名は 「ロゴ・ハウス」。おもちゃのロゴからヒントを得たんですが。

それから十数年経てこの建物を見た時はホントにびっくりしました。ボクの考えていたもの
が目の前に!

黒川さんの設計もこのサイコロ一個一個が自由に取り外しできる様に設計されています。
残念ながら未だ一戸も取り替えられたことはありませんが。そして今はいずれ取り壊しの
運命に。土地が高騰していたときのアイデアですけど、ボク自身は常態でこうあるべきと
いまでも思っています。住宅が不動産である必要はありません。何故動産にならないのか
こういうのが増えれば、プラットホームを建設すれば好きなときに好きな場所に移動出来る、
しかも安い!ユニット住宅とモービル(可動)住宅の両方を狙ったのですけど。

因みにこのコンセプトが初めて世の中に出たのはカナダのモントリオール万博であったかしら。
それもモニュメントとして存在するだけで、商品として世に出たのはこの作品が最初で最後
です。

 

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MINIチャリ散歩:府中・国立へ③ 大国魂神社(2)

2012年09月28日 16時59分12秒 | MINIチャリ散歩

拝殿に向かう参道の木立の中にこんな建物が。ボクが高校・大学生時代に通った
府中中央図書館です。昔と変わらぬ姿で懐かしいものがあります。

そして図書館の腋にはひっそりとこの石碑が。「武蔵国府跡」。
そうなんです、あの国分寺を擁した武蔵国の国府がこの辺りにありました。現在の府中市役所
はこの図書館のお隣ですので、基本的に地方行政庁の位置は古代から変わっていないという
ことなんでしょうね。

925年の編纂された延喜式によれば武蔵国は大国に位置し、現在の神奈川県(川崎市と横浜市
の大部分)・東京都・埼玉県を含有しておりました。中世になり鎌倉幕府が鎌倉に置かれ政治の
中心は移っても、府中は変わらず家康が江戸城を開くまで武蔵国の中心であり続けました。

この武蔵国はその成立時から主要交通路は水路で多摩川と利根川。昔の江戸城の辺りは
江戸湊と呼ばれ、細かい水路が縦横に走る湿地帯で、古くから海上交易が盛んでありました。
他の湊で有力なものは品川湊、横浜金沢区の六浦湊、埼玉の浦和周辺であります。
よく江戸前という言葉を鮨の世界では使いますが、この江戸湊で取れた魚を使うからこの言葉
になりました。

因みに「港」という文字を使うようになったのは蒸気エンジンが出来て外洋船が利用できるように
なってからのもの。それまではこの「湊」や更に古くは「津」の字が使われておりました。もっぱら
河川の港のことを指します。現在も残る「湊・津」の地名は古代の河川交易の中心地でありました。

参道左にある宮乃社。

同じく参道左に配された相撲場。家康が江戸開城を記念して領民にスポーツを通して
健康維持をさせたいとの思いからこの神社に相撲場を寄進したことによります。爾来、
ここで「八朔相撲大会」が毎年開催されています。

見事な建築の手水場。この屋根は最近葺き替えられたと思います。ボクの記憶では
こんな立派じゃなかったもの。お隣の灯篭のコケが素晴らしい。

 

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東京探訪記:新橋駅前 汐留再開発地区①

2012年09月28日 08時26分19秒 | 国内旅行記

新橋駅構内から再開発が済んだ汐留方向を。
いまから思うと随分と長い時間を掛けた再開発でした。確か広大な敷地に
遺跡が存在したのが遅れた理由であったと記憶してますけど、あの遺跡は
どこに保存されているんだろう・・・

再開発されたあとを眺めてみると汐留って凄い面積があった車庫だったんですね。
再開発前はJRの車両の車庫でありました。そんな記憶もかなり薄れてきています。

駅前に聳えるのは日本TV本社ビル。むき出しになった柱と梁に特徴があります。
画面下に見えるのはモノレール「ゆりかもめ」の軌道です。
日テレの後ろの茶色の壁面の建物は資生堂本社ビル。

右から日テレ、資生堂、大きく写っているのが汐留シティ・センター。三井不動産とシンガポール
政府の投資会社の系列が保有しています。

このたおやかな曲線を描く外壁が素敵です。このくらいのカーブだと内部にいても
殆ど気がつかないかも。シティ・センタービルのファサード。

設計はアメリカの建築家ケビン・ローシュ。ガラスを多用したユニークな設計で知られて
います。

 

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MINIチャリ散歩:府中・国立へ② 大国魂神社(1)

2012年09月27日 08時20分38秒 | MINIチャリ散歩

家を出て約1時間半。京王線府中駅前にチャリを置いて徒歩でこちらに。
でっかいケヤキの並木が甲州街道から続きます。
傍らにはこんな銅像が。この銅像は源八幡太郎義家の像。

凄い並木でしょう。遠くからわざわざこれを見に来る価値があるというもの。
国の天然記念物に指定されています。正式名称は「馬場大門けやき並木」。これの
そもそもは源頼義・義家父子が「前九年の役」に出陣の際に、大国魂神社に勝利を
祈願し、無事1062年に凱旋帰還し、御礼として苗木千本を寄進したことによります。

そして時代は下がって、徳川家康が江戸を開いた際に先ず二万の軍勢を留め置いたのが
このあたり(現在につながる江戸城となるまでの数年間は水の確保が必要で、神田川の
治水工事が先行して行われていたことはこのブログでも度々ご紹介済み)

その縁からでしょうか、はたまた源氏を自らの祖とした家康のプロパガンダもあったんじゃ
ないかと思いますが、源義家に倣い家康も自らこの並木を補植し、現在の姿になっています。

以前はもっと大きなご神木がありましたが、昭和24年のキティ台風でなぎ倒されたり
火災で焼失したりで、今の巨木はこんな感じ。

考えてみると昔は台風の名前って米国のハリケーンと同様に名前を付けていたんですね。
残念ながらこういう可愛らしい台風の名前ってボクの脳ミソの中にはインプットされていま
せんけど。ボクの記憶にあるのは「伊勢湾台風」だけど、これは地名でした。色々変遷
があるんですね。少なくとも近年になって日本を襲う台風の数がむちゃ増えて、今じゃ
号数で表すようになってしまった。

 

参道入り口に置かれた狛犬さん。こちらは石の表面を見る限り比較的新しそう。

本殿に向かう参道です。昔と変わらぬ姿です。ボクは高校から結婚までこの付近に
住んでまして、なんと成人式の年には家族一緒に氏神様であるこちらでお礼参りを
したりして。
勿論年末年始のご挨拶も欠かさずで。お祭りの時はこの長い参道にぎっしりと屋台
が並んで、それはそれは大変な賑わいを見せてくれます。

この日は平日ではありましたが、次から次へと参拝客が途切れず。相変わらずの
人気ぶりでありました。

 

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東京探訪記:新橋駅前の光と影

2012年09月26日 16時42分54秒 | MINIチャリ散歩

お馴染みのサラリーマンの広場、新橋駅前広場です。
初秋の秋の光がビルの谷間からこぼれて。この大きなスポット・ライトを知ってか
知らずか、一人で浴びている方が。


話しは変わって、自民党総裁選。大方の予想通り、安部さんが再選となりました。
あの四人の候補者(失礼5人でしたっけ 苦笑)の顔ぶれを見ると妥当なところでは
あります。
今回の総裁選の特徴はあのサイの親分みたい方を始めとする従来の長老たちが
神通力を失ったように見えること。これはいいことです。その旧弊を打破して当選
した安部さんに拍手であります。

 (JR新橋駅のプラットホームから)

 

 

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東京探訪記:渋谷から原宿へ⑨ 竹下通り

2012年09月26日 08時03分15秒 | 国内旅行記

お馴染みの「竹下通り」です。日曜日の午後とあって、相変わらずの込みよう。
夏休みが終わったせいでしょうか、若干平均年齢が高いのが気に入りませんが。
もっともボク一人でかなりそれを上げてしまっているという噂も(苦笑)



なんと言ってもこの安さ。処分セールは毎日の通年でございまする。

でも、昔に比べると奇抜なファッションでこの通りを闊歩していた小学生ってほんと
少なくなったような。日本の若い女子たちの尖がり度合いが多少丸くなってきたの
かしら・・・

二階はいわゆるコスプレファッションの専門店。結構この二階に吸い込まれていく美少女たちが。

画面中央の一番奥の白い建物がJR原宿駅の改札口。改札から明治通りを超えると
こんな人、人、ひとの山です。

最近は本当に外国人観光客が増えました。ヨーロッパでの日本のコスプレ文化は超人気。
みんなTVのアニメから入って嵌っていくんだとか。
ボクはかなり感心するのですけど、日本語が達者な人が多い。こういう人たちの共通点は
日本語の勉強をそのアニメでやっていること。はっきり言ってあの遼君のスピードなんちゃら
よりよっぽど効果があるんじゃないだろうか(笑)

たかがアニメと侮る勿れ。立派に外務省より外交効果を上げているんじゃないかしら。
そう言えば、お隣のキムチ大国では日本アニメはまだ解禁になってないのかな。紅い国では
日本アニメはかなり流されているようですけど、例によって自国オリジナルとか言って紹介して
いる節がある。こんなところが、ああいう国民の不可解な行動に繋がるのかなぁ・・・

JR原宿駅前から見た竹下通りです。ちょうど急坂を下りる格好なので、人の込みよう
が良く分かります。

入り口のゲートを潜った左側のビルはなんとAKB48のビルだそうで。ついに竹下通りにも
進出ですか。自分の領分をわきまえてね、秋元さん(苦笑)AKBは秋葉原で頑張って!
ホント欲が深いんだから(笑)
かくして竹下通りもその独自の発信力をなくしていくんでしょうね・・・ 

 (このシリーズ おしまい)

 

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東京探訪記:渋谷から原宿へ⑧ ラフォーレ原宿

2012年09月25日 16時26分36秒 | 東京探訪記

 明治通りを渡り反対側から見た東急プラザ表参道原宿のエンタランス。
こちらからのビューが一番迫力があるみたい。まるでキュービズムのタブローを
見ているような。そんな錯覚さえ起こします。

東急プラザの前のラフォーレ原宿。こちらはご存知森ビルさんのファッションビル。
前の東急さんのあおりでちょっといつもより人通りが少ないような。

 でも、このポスターはなかなかこじゃれてます。「後ろ髪を引かれるような」とは未練を
残した言葉ですが、この髪の毛もボディウエアも引っ張り合う姿は一体何をあらわして
いるんだろう?

ん~ん、ボクの解は「前世と後世」のせめぎあい。輪廻でございまする。その幽体離脱
が行われているんでございますよ。はい、中国人も韓国人も歴史、歴史というよりも
もっと哲学してほしいと思う今日この頃です(何のこっちゃ 笑)

 

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MINIチャリ散歩:府中・国立へ① 「調布味の素スタジアム」

2012年09月25日 08時07分12秒 | MINIチャリ散歩

このところ寒い日が続きます。あの猛暑の日々は一体どこへ(苦笑)
最近、朝夕は短パン・半そででは寒すぎ。サマーセーターをついにはしょって。
えっ、10月中頃の気温だって!?道理で寒すぎ(笑)

でも随分と凌ぎ易くなりました。そんなこんなで快晴を見計らってMINIチャリで遠出です。
甲州街道を西へ向かいます。
途中下車したのはあの東京オリンピックの懐かしの現場。折り返し地点です。ボクはここより
もう少し新宿寄りの場所で応援。あのエチオピアの帝王アベベ選手が目の前を凄いスピード
で通り過ぎたのを微かに覚えています。後で騒がれていたんですが、確か彼はその時裸足
で走っていたらしい。そんな姿は全く分かりませんでした。

やはり、こういうのはTV観戦が向いているのかも(苦笑)

今その折り返し点の前に聳えるのは、こんなコロシアム。調布味の素スタジアムです。
ご存知サッカーのメッカで、東京の専用球戯場は唯一ここだけ。

この後ろには調布飛行場があります。

さて、ボクと言えばこの球戯場を後にして、一路甲州街道を西へ。目指すはまずは府中。
そう、奈良時代の武蔵の国の首都であります。

 

 

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東京探訪記:渋谷から原宿へ⑦ 東急プラザ表参道原宿

2012年09月24日 16時31分37秒 | 東京探訪記

渋谷の新名所ヒカリエでちょっとがっかりしていたボクは今年の四月に出来たというこのビル
は全くノーチェックで見過ごしてきておりました。
久しぶりにここへ来て、びっくり仰天。

かつてはギャップさんの旗艦店がここにどで~んと構えて、やはり若者が広い舗道に
沢山屯していたんですが、数は昔と変わりないのですけど、その殆んどがこちらの
奇妙なエンタランスに吸い込まれていきます。

 

奇妙奇天烈なビルには慣れている筈のボクですけど、さすがにこの入り口の前に立ったとき
頭が多少クラクラ(笑)
その理由はエンタランスの両脇と天井に貼られた無数のカットされたミラーガラス。まるで万華鏡
を覗いたかのような効果が。それがボクの平衡感覚をなくしておりました。

ん~ん、東急さんも禁じ手をやってくれましたね。これじゃまるで赤坂のキャバレーとは言わないけど
クラブじゃないかっ(爆)

でも、ボクはこの趣向は大変に好きであります(笑)
この表参道でもいまや一番ホットなファスト・ファッションの激戦区のこの一角。原宿駅から竹下通り
と来て、この交差点でヒルズに向かう表参道のブランド街区と丁度潮目が変わる場所。面白いもので
ホントに人種とはいいませんが、歩いている人の雰囲気ががらっと一変する地点なんです。


戦略的に見て東急のこのデザインはなかなか興味深いものがあります。

恐らくこの地点を境にしてこれからもファストファッションとトラディショナルブランドのせめぎ合いが
続くんでしょうね。ボクの大胆な予想ではこれからもずっと日本経済が低迷を続けると、次ぎはヒルズ
のテナントが入れ替わり、表参道が竹下通り化するんじゃないだろうか(笑)
そうならぬことを個人的には祈ってますけど。

 

低層階と上層階の切り替えしがとても面白いデザインです。上部は恐らく自然のイメージを
描いたんでしょうね。植栽が施された部分はオーピン・テラスになっているそうです。次回
時間が出来たら覗いてみましょう。

設計は中村拓志さん(NAP建築設計事務所)、施工は竹中工務店。

 

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東京探訪記:渋谷から原宿へ⑥ 表参道の秋祭り

2012年09月24日 08時12分50秒 | 東京探訪記

表参道の緩い坂道をとことこ下った、神宮前交差点近くでなんやら人だかりが。
長らくこのご近所に勤めていたにも拘わらず、表参道でこんな秋祭りのフェスティバル
があるとは全く知らずで、ちょっと驚きと嬉しさが。

旧字体で「禮田神社」と読めますが、はてどこの神社でしょう。残念ながらボクは
この神社は知りません。表参道の表通りしか歩いてないからかなぁ・・・

近くの歩道橋の上から写しておりましたが、交通整理をしていた法被姿のお嬢さんから、
「御神体がお渡りになりますので、橋の上から撮影しないで下さい」との叱責を受けて
歩道橋の下のほうに移動。

何で神輿を上から撮影したらいけないんだろう、などと野暮なことを考えてはいけませぬ。
久しぶりに叱られて、先生に叱られた小学生のように素直に従うボクでありました。結構
こういうお叱りって好きなんです。

世の中、理論理屈だけではすまないことがありますよね。子供への教育なんかもそうだと
思いますけど。「○○はいけませぬ」なんていうのを、いちいち説明していたら「叱り」には
繋がらないし、説明するべき理由を子供に考えさせるということも必要でしょうね。
会社で朝会っても挨拶をしない若者(だけじゃなく、中年も)がホントに多くなりました。
こんなのも幼い時の親の教育というかしつけの問題だと思う今日この頃です。

おっと、話がそれました。一基だけの神輿ですが、威勢のよい掛け声と担ぎ手の真摯な
表情が寧ろまとまりの良さを感じて。とても爽やかな気分になりました。

 

 

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東京探訪記:渋谷から原宿へ⑥ ルイ・ヴィトンと草間弥生

2012年09月23日 08時09分54秒 | 東京探訪記

こちらはルイ・ヴィトンのお店。ショーウインドを見てボクはびっくら仰天。一体何事が起きたのかと
(爆)
画面左に注目!

なんとあの草間弥生様の等身大の蝋人形と彼女の作品が。
そしてマネキンが着ているファッションを良く見ると彼女のこの作品をモチーフとして
デザインしていることが分かります。

流石ヴィトン!よくやりました。
ボクのブログをご覧になっていらっしゃる方はピンと来られた方が多いのでは。そうなんです。
昨年スペインはマドリッドの王立ソフィア王妃芸術センターで開催された「草間弥生特別展」
の作品であります。

因みにこの草間さんを取り囲んでいるにょろにょろの大群は、え~と、男性をシンボライズした
ものでございまする(爆)

ホントにヴィトンさんもよくやったと感心しきりです。イタリアのベネトンとこの面でも競って
欲しいなぁ(爆)

ヴィトンさんのお隣には美しい曲線の屋根を持つビルが。これも意外なのですが、教会です。
東京ユニオン・チャーチ。設計はエドワード・鈴木さん。

彼の作品で特筆すべきはケニアのマサイ・マラに「ムパタ・ロッジ」という日本人の経営して
いるホテルがあります。この設計を鈴木さんが手がけていますが、木造のクラブ・ハウスは
素晴らしい設計です。ボクもケニア在住の時は何回かお邪魔しておりますけど、ホテルの
中にいても、あの大草原のど真ん中にいるという感覚が味わえるという、大変に計算し尽く
された作品です。

もし、ケニアでサファリをやられるんでしたら、是非このホテルにも泊まってください。
なお、建物に関しては作者本人がこちらで解説をされております。

なお、このムパタ・ロッジとその名前の謂れについては伊集院静が「アフリカの王」という作品
を出しています。主人公は実在の日本人ですが、ボクの知っている限りかなり実相に近い小説
だと思います。ケニアに関しては例の「沈まぬ太陽」が有名になりましたが、ちょっと?の部分も
あったりで、伊集院作品のほうをボクは支持しますけど。

スペインでの草間弥生特別展の詳細は以下でご覧になられます。 

 

 スペイン紀行(115) マドリッド[23]  王立ソフィア王妃芸術センター④ 草間彌生展III

スペイン紀行(114) マドリッド[22]  王立ソフィア王妃芸術センター③ 草間彌生展II

スペイン紀行(113) マドリッド[21]  王立ソフィア王妃芸術センター② 草間彌生展I

 

 

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MINIチャリ散歩:ご近所の古民家めぐり⑥ 「狛江古民家園」(2)

2012年09月22日 16時37分44秒 | MINIチャリ散歩

アジサイもガクを落とさずそのまま枯れていくのでしょうか。
こういう姿も風情があっていいものです。

元気の良いお嬢さんたち。一人の女の子を投げ飛ばし、まだ勢いがあるんでしょうね、
柱で鉄砲をやってましたよ(笑)

いまではすっかり見られなくなった井戸の手押しポンプ。これ、鋳物成型なんですよね。
確か十数年前に日本の生産工場がすべてなくなったと聞きましたが。
現在世界で一番生産されているのはインド。海外の水道工事でよく使いました。

これもなくなって久しい赤い郵便ポスト。やはりこのカタチに一番親しみを感じます。

妻側の蒔置き場。今回ご紹介した古民家の炉には常時火が点けられていて。
ちろちろと燃える薪の赤い火を見ていると何か安らぎを覚えますね。

(このシリーズおしまい)

 

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