ペルピニャン駅を出発して、普通列車でとことこ地中海沿岸を南下。
途中でフランスとスペインの国境でスペインでの入国審査が車内であります。
単にパスポートを検閲するだけ、それも全員ではなく、アットランダムにちょっと
怪しいぞと思えるような人を(笑)ピックアップするんですが・・・
過去数回この路線に乗って検閲を受けているボクですが・・・
何故か毎回パスポートの提示を求められる!隣に座っている奥様を全く無視して。
何でだろうといつも思うのですけど。きっと生やしている口髭のお陰かなぁ。どうも
アラブ人と間違えられるようです。
今回もパスポートを提示した所、最初に入国したドバイの入出国のスタンプを見つけて、
「何で入国ビザがないのに入国できた?」と何回も聞かれて。「日本人はビザが免除に
なっているんです、ユーロー各国もそうでしょう」とそのたびに応えるんですが、埒が
あかない。どうやらアラブのテロリストと間違えられている可能性も(苦笑)
こちらはもう慣れっこなので特になんてことないのですが、係官の方は結構慌てていた
みたい。で、列車の外に出て上司のような人の何人かと相談、はい、結果は無罪放免
でありました。しかし、毎回というのもちょっと(笑)
無事国境を通過。ペルピニャンから1時間半くらいでバルセロナを通過。そこから約1時間
で、スペイン最初の訪問地、タラゴナという町に到着です。
空は快晴。真夏を思わせる暑さです。
地中海のバルコニーと呼ばれる散歩道から見下ろしたタラゴナ駅周辺と目の前に広がる
地中海。ご覧の通り、駅を出るとビーチに直接出られるという、リゾート地であります。
丁度ボク等が乗ってきたのと同じ型の電車が駅に入線するところ。
6月の初旬ではありますが、外気温は確か25度くらいまで上がって。ビーチには
ビキニ姿のお嬢さんが一杯(と思う 笑)
寒いピレーネ山脈で閉まった毛穴がば~~と広がる感じ。いやぁ、やはり海はいいなぁ。
こちらが「地中海のバルコニー」と呼ばれるテラス。この辺りに高級リゾート・ホテルがあったり
しますが、歩いている女性の姿も結構ドレッシーで。ニーズ辺りよりもファッション感度は寧ろ
高いかも知れません。
テラスの下は芝生で覆われた公園になっています。タラゴナの頭文字と市の紋章が
描かれて、結構お洒落ですね。
ー続くー