Rolling 55

「転がる石は苔生さず」いつまでも、いつまでも転がり続け・・・
お池にハマって、さぁ大変!  by belage

野川のSAKURA[26] 八重桜①

2012年04月30日 23時59分52秒 | 野川の桜

ソメイヨシノが終わって、野川のほとりにはこの八重桜が。
ちょっと出遅れた感があって、もう既に散っている木々も沢山。そんな中、
未だ初々しい姿を留めているのを数枚。

 

 

これが散れば季節は夏に突入。今年はどうでしょう?
あの昨年の孟夏が思い出されます。計画停電だけは嫌だなぁ・・・

どうかほどほどでありますように。

 

 

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春の高尾山[11]  薬王院・本堂②

2012年04月30日 16時31分28秒 | 高尾山

本堂境内の三椏(みつまた)。例年ですとこの時期、綺麗な黄色の花が
高尾山の春を象徴するのですが・・・

今年は色づきが余り宜しくありません。あの長かった寒さのせいでしょうか。

お堂のぐるりを囲む座禅仏さんたち。組んだ脚の下には無数の一円玉が。
若いお嬢さんたちが一円玉をたくさん持って、一枚一枚願をかけながら
置いている姿が見えました。

 

  

こちらはオレンジの三椏。こちらの方がいい色が出てます。通常は黄色が
咲きそろったところでオレンジが咲くのですけど。今年は順番が逆のような。

 

愛染堂の前に置かれたおみくじの納処。沢山のおみくじが結ばれて。

このお堂の前で若いカップルが「あいぞめどう」なぞと呼んでいましたが、
正しくは「あいぜんどう」。もっとも高尾山の地元八王子は昔から藍染が
盛んで、語呂合わせもあることからこの愛染明王信仰が高い場所でも
ありました。

愛染明王は人間の持つ愛欲を乗り越えて悟りに繋げる法力の持ち主。
それゆえ、縁結びの象徴とも言われるように。一方で戦いの守護神でも
あります。

NHKの大河ドラマで人気を博した直江兼続の兜の前立の「愛」の字は
この愛染明王の「愛」から来ています。

 

 

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東京探訪記:銀座四丁目 和光

2012年04月30日 12時51分33秒 | 東京探訪記

定点観測の銀座和光のショーウインドー。またまたやってくれてます。

春風に髪をなびかせる美女二人。これが裸婦であればボッチチェリー描く「春」
となりますが。

大胆なひとつの主題をこの巨大ディスプレイにまとめたデザイナーの力量はすごいです。

お隣のちょっと小さめのショーウインドでは少女たちが。

動きの中の一瞬を切り取ったような姿がまたいいですね。

 

 

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春紫苑(はるじおん)

2012年04月30日 08時42分54秒 | はな・花・華

春の花の代表格でもありますが、余りに見慣れて数が多い故に人に見向きも
されなくなって可哀想。

こういう花ほど綺麗に可愛く写してあげられたらいいなぁ、なんて。

 

 

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武者小路実篤記念館の春⑤

2012年04月29日 23時36分09秒 | ボクの散歩道

 

春の柔らかな光が下の池に注ぎ込んで。なんとものんびりとした風景が。

池を覗き込むと。
いるわいるわ、無数のオタマが凄い高速水泳。北島選手もかくありなん。
今年のロンドン五輪、水泳陣はホント期待が持てます。

さて、この白い花、何だかわかりますか。
白花タンポポ!多分突然変異種だと思うのですけど。ボクは千葉で黄色い
たんぽぽに混じって1本咲いているのを見たことがありますが、二本以上
見るのは初めて。

なかなか清しい感じがします。

 

 

 

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野川のSAKURA[25] 最後のソメイヨシノ

2012年04月29日 08時16分48秒 | 野川の桜

あのライトアップから半月が過ぎました。宴のあとの野川です。
この下流に行くと菜の花が人の背丈くらいに伸びて我が世の春を
謳歌しています。

ソメイヨシノも今はすっかり新緑に覆われて。このモスグリーンの頃が
一番気持ちがいいかも。

この道を夜暗い中10万人くらいの花見客が殺到していたが嘘のような
静けさです。

そんな中、もしかしたらボクのような晩生というか、大器晩成のまま終わる
ソメイヨシノがいるんじゃないかと必死に探しましたよ(笑)

まさかと思いましたが、いましたいました。たったこれひとつ!

新緑を背景に。

いやぁ、可愛いものです。

 

 

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花水木(ハナミズキ)

2012年04月29日 02時20分00秒 | はな・花・華

今年はこのハナミズキの花がとってもとっても綺麗に見えるの
ですけど、気のせいかな・・・

もともとはアメリカから伝わった花。確か日本がポトマック川にソメイヨシノを
植えたお返しで、アメリカが寄贈してくれたのが日本の始まりだと記憶しています。

ニューヨークも丁度今頃、寒い冬が終わって短い春はこの花と共に。

小椋佳が「くぐりぬけた花水木」という歌をモノにしたのは、彼がニューヨーク
に駐在した時代、この花の並木を見て。

ボクも同じ頃長期出張で何回かこの時期行ってますが、この花を見て日本の
桜の花見を思い出したものでした。

スカイクレーパーの高層ビルの谷間で見たそれとは違いますが、その頃の
記憶を辿りながら・・・

 

 

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春の高尾山[10]  薬王院・本堂①

2012年04月28日 17時34分04秒 | 高尾山

薬王院本堂。ここで昨年も家族皆無事であったことにお礼を申し上げて。
因みに我が家族は厄落としはこちらでやってます。

 

本堂にも当然ながら守護神の飯綱大権現様のお姿が。こちらにはでっかいお面も。

この大迫力。幼い頃、確か小学2,3年生の頃、学校の遠足でこちらに登山。
最初にこれを見たときの驚き。天狗って鞍馬天狗の優しいおじさんしか知ら
なかったから、かなり度肝を抜かれたんでしょう、その夜はうなされた思い出が(苦笑)

 

近年パワースポット流行りの昨今。若い女性の登山姿が多いです。

 

 

 

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武者小路実篤記念館の春④

2012年04月28日 08時32分34秒 | ボクの散歩道

野川の桜のライトアップも終わり、今は八重桜が満開の時。これは先週の写真で
恐縮ですが、丁度咲き始めの頃。

お庭にある実篤先生の銅像の横で。いつもこういう感じで庭の四季を眺めて
いたのでしょうか。実篤は勿論文豪でありますが、彼の絵もまた素晴らしい。
特に植物、花の絵が好きだなぁ。

この記念館には彼の絵も置いてあります(入館料は確か100円だったかしら。
園内は無料です)

菖蒲の植わっている池に落ちた桜の花びら。季節の交替を感じさせる
シーンです。「花散らし」は俳句の季語。

お庭に植えられた「一人静か」。

池の端の山吹の色が綺麗です。

 

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春の高尾山[9]  薬王院・本社

2012年04月27日 16時49分54秒 | 高尾山

薬王院本社から見下ろした本堂の屋根。

  

本社を護る狛犬さん。

本社への階(きざはし)の両脇には沢山の童子が。

新緑が光の下限でしょうか。ちょっと黄色みがかって見えます。

 

本堂への階の途中にある社には飯綱大権現さんが。

本堂裏手の斜面に大きな連翹(れんぎょう)の木が。黄色く萌えてました。

 

 

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武者小路実篤記念館の春③ 「さくらと立ちツボすみれ」

2012年04月27日 08時06分03秒 | フォト一句

冒頭で述べたようにこちらの庭は国分寺崖線の斜面を利用して作られています。
全体を高低二ブロックに分け、その間はトンネルで繋がれています。そのトンネル
の石垣で見つけた立ちツボすみれ。

 

苔むした岩の上には、散った桜の花が。季節の交代を告げるシーンです。

ここで、

 

緑なす 褥(しとね)の上に 花散らし

(小林 無茶)

 

 

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春の高尾山[8]  薬王院・本社

2012年04月26日 18時07分44秒 | 高尾山

薬王院本社の正面をちょっと斜めから。とてもカラフルな意匠です。

建立は1729年(享保14年)。江戸後期の権現造りの典型です。
代表格は北野天満宮、日光東照宮というところでしょうか。

ご本社の脇には色々なお社が。

天狗の下駄が沢山。健脚祈願と健康祈願ですね。

 

その横にはこんこん様のお社が。

ここで、「あれっ、高尾山薬王院って真言密教のメッカって言ってたよね」とツッコミを
いれるあなたは流石です。そうなんです、真言宗智山派の関東三大本山のひとつと
確かに申しました。

仏教のお寺なのに、ほれ、こんな立派な鳥居が!

これ江戸後期くらいから腐敗した仏教界に対して儒教・国学者が唱えた神仏分離論と
後の明治政府の神仏分離令により、神社と仏閣を分ける運動が起こったため、現在では
神社と仏閣が峻別されているように思えますが、古くは混在していたのが普通の姿で
ありました。

まさに高尾山はその昔の姿を留めているんですね。

 

 

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武者小路実篤記念館の春② 「青木の花」

2012年04月26日 08時13分51秒 | ボクの散歩道

青木の緑が鮮やかです。この花穂の先をよく見ると。

こんな小さな花が。まるで十字架のように。
一瞬ガウディのサグラダ・ファミリアを思い出しました。

意外と四弁の花というのも植物界では珍しいかも。もしかしたらこれは
ガク片かも知れませんけど。

5mmくらいのとってもとっても小さな花びらです。

 

 

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おお、なんとも刺激的な!「大往生」

2012年04月25日 16時38分31秒 | BOOK

数日前の新聞の広告に目が釘付けに。

なんとも刺激的な惹句が並びます。誰もが望む「大往生」。どうすればと悩む必要は
ないのかも。

これ、目次を読めば大体対処法は理解できそうです。要は不必要に医者にかかるな、
不必要に薬を飲むな、自然の流れで生きよ!ということのようであります。

ボクなぞは大の医者嫌い。別に注射が怖いわけじゃないのですが(笑)
過去に胃がんと肺がんの誤診が2回くらいあって、御宣託の後、慌てて生命保険に入ったり、
保険金額を増額したりと迷惑を被ったことも原因しているのですけど(爆)

お蔭様で昨シーズンは風邪ひとつひかずで済みました。勿論、ワクチンなぞとは
いまだかつて無縁の生活を送ってますが。。。薬といえば大酒飲んだ翌日の胃薬
を飲むくらいかなぁ。あと、歯が痛くなったのだけは例外ですわ。こりゃ、我慢できません。
医者にご厄介になります。

この著者は仏教界の方のようですけど、目次だけ見ていると作家の五木寛之さんが
常々仰っていることと共通点が多いように感じます。自分の生き様というか、自分の
死に方を考えるお年頃。一度こういう書物を紐解くのもいいかもね。

 

 

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春の高尾山[7] 薬王院 奥の院・本社

2012年04月25日 08時17分49秒 | 高尾山

山頂から今度は下り坂を。20分も歩くと薬王院の奥の院に。ここにはご本尊の
不動明王がおわします。


どうも普段と違い、山を上から下に紹介するのは変な感じ(笑)

下界では既に散った緋寒桜が漸く蕾の状態に。

 奥の院の先にはまた階段が。この階段を降りると薬王院本社に出ます。結構急な階段で
山頂に向かう人がひっきりなしですが、皆さん流石にはぁはぁぜいぜいと。

ヤマツツジの蕾が沢山。

 

烏天狗がお守りする薬王院本社です。こちらには守護神飯綱権現様が祀られて。
開基は744年で行基によると伝えられていますが、当時のご本尊は薬師如来。
よって名称は高尾山薬王院で知られることになりました。
その後1370年代に京都醍醐寺から住職を迎えた際、飯綱権現を守護神とした
ことから修験の場として栄えるようになり現在に至っています。

飯綱権現は信州の飯綱山を中心に栄えた山岳宗教。室町から戦国時代が一番
の隆盛を見たようですけど。信玄も謙信も信仰して、特に謙信の兜の前立がこの
権現を象っていたのはあまりにも有名ではあります。

 いやぁ、なかなか迫力あるお顔をされております。もうもうひたすらひれ伏して・・・
なんだか海を渡られたダルビッシュに似ている感も。

こちらはちょっとお優しい顔をしてますわ。昔、小学生の頃はこのうちわに頭を
こすりつけて。背が伸びますようにってやってたなぁ。ちょっと効果なかったみたい
ですけど(笑)

 

 

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