目黒というと忘れてならないのがこのお店。東京もスペイン料理店は多いのですが、
現在のところ一押しはこちら。もう一店、表参道の老舗があったんですが、最近お店
を閉めちゃったみたい。もう30年以上通ってたお店だけにとっても残念。
目黒駅の北口(山手線内側)の出口にこんな看板と地図があります。駅から1分の
距離にあります。

お店のアプローチはこんな風。えっと思うかも知れませんが(笑)正面がお店の入り口
です。

いかにもスペインと言う感じの店内。またスペイン旅行の続きをしているような。

今、日本でも大流行りのイベリコ豚のブロックが置かれていて。本格派です。
料理に供される時はへこんでいる部分をナイフで削ぎ落すように薄く切って
いきます。

こちらはオーナーシェフ。スペインの各地で料理の修業をされた方。最近TVやら雑誌の
取材が多く、滅多に写真は撮らせないそうですが。
あはは、嫌がるのを無理やり撮っちゃった(笑)
色々スペインのことやら料理のことを気さくに話してくれる素敵なオーナーです。
この日も予約なしで行ったのですが、未だ5時を少し回った時間だというのに予約で一杯。
幸いカウンター席が二人分だけ空いていて。こちらで宜しいですかと言う言葉に一も二もなく
返事をする前に座っていたボク(笑)
今日は時間サービスのディナー・コース(17:00~19:00 3500円)とハウス・ワインの
赤のデカンタを頼んで。


前菜の数々。左上から①チョリソ・イベリコ(イベリコ豚のソーセージ)②真だこの
ガリシア風(これは今掲載中の「スペイン紀行」のサンチャゴ・デ・コンポステーラ
があるガルシア地方の名物料理。サンチャゴの現地料理はこちら)③スペイン風
ミックスサラダハモン・セラーノ添え(セラーノ・ハム)④小エビのオリーブ・オイル
焼き
イベリコ豚はやはりうまいっす。これは現地でも日本でも味が変わらないのがいい。
名物って場所が変わるとえっいうのが多いのですが、これは最高。

前菜はまだまだ続いて⑤ハマグリの漁師風煮込み
以上は現地ではタパス(小皿料理)と言われるBAR(バル 居酒屋)で供される
料理です。居酒屋と勝手に訳してますが、現地の居酒屋さんの料理はレベルが
高いです。どこで食べても味がいいし、現地の人もきちんとした食事をする場所
でもあります。そして彼等の生活の中心は教会とこのバル。両方ともコミュニティ
にはなくてならない交流の場所であります。
現地で修業されたシェフのお店だけあって、流石に全ていい味。若干日本風に
アレンジされていますが、これはスペインに持って行ってもかなりの高評価を
受けると思います。
ここまで五品を食べる間に美味しいワインのデカンタが二本空いてしまった(笑)

そして〆は勿論これ。パエジャ(Paella)。これはもしかしたら、本場のよりうまいかも。
はい、絶品でありました。パエジャをアテにワインがもう一本空いてしまった(爆)

はい、最後になんと五種類のデザートが。
いやはや至れり尽くせりのコース料理でありました。開店早々予約で満員の
訳が良く分かります。
満足なひと夜でありました。
☆「カーサ・デ・フジモリ」(訳せば「フジモリさんち」ですが)
〒141-0021 品川区大崎2-16-3
電話) 03-5420-5328
お出かけの際は予約されたほうが無難です
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Phoenix 東北&関東
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