深大寺本殿です。
本電話機のモミジ。例年はこちらの色が一番よいのですけど、今年はちょっと
色づきが余り宜しくありませんというか普段はもっと葉の量が多いのですけど、
紅葉する前に落ちちゃったみたい。
毎年のことではありますが、ここの秋景色を撮らないと一年が終わらぬように
なりました(苦笑)
ー続くー
深大寺本殿です。
本電話機のモミジ。例年はこちらの色が一番よいのですけど、今年はちょっと
色づきが余り宜しくありませんというか普段はもっと葉の量が多いのですけど、
紅葉する前に落ちちゃったみたい。
毎年のことではありますが、ここの秋景色を撮らないと一年が終わらぬように
なりました(苦笑)
ー続くー
ペルピニャン駅を出発して、普通列車でとことこ地中海沿岸を南下。
途中でフランスとスペインの国境でスペインでの入国審査が車内であります。
単にパスポートを検閲するだけ、それも全員ではなく、アットランダムにちょっと
怪しいぞと思えるような人を(笑)ピックアップするんですが・・・
過去数回この路線に乗って検閲を受けているボクですが・・・
何故か毎回パスポートの提示を求められる!隣に座っている奥様を全く無視して。
何でだろうといつも思うのですけど。きっと生やしている口髭のお陰かなぁ。どうも
アラブ人と間違えられるようです。
今回もパスポートを提示した所、最初に入国したドバイの入出国のスタンプを見つけて、
「何で入国ビザがないのに入国できた?」と何回も聞かれて。「日本人はビザが免除に
なっているんです、ユーロー各国もそうでしょう」とそのたびに応えるんですが、埒が
あかない。どうやらアラブのテロリストと間違えられている可能性も(苦笑)
こちらはもう慣れっこなので特になんてことないのですが、係官の方は結構慌てていた
みたい。で、列車の外に出て上司のような人の何人かと相談、はい、結果は無罪放免
でありました。しかし、毎回というのもちょっと(笑)
無事国境を通過。ペルピニャンから1時間半くらいでバルセロナを通過。そこから約1時間
で、スペイン最初の訪問地、タラゴナという町に到着です。
空は快晴。真夏を思わせる暑さです。
地中海のバルコニーと呼ばれる散歩道から見下ろしたタラゴナ駅周辺と目の前に広がる
地中海。ご覧の通り、駅を出るとビーチに直接出られるという、リゾート地であります。
丁度ボク等が乗ってきたのと同じ型の電車が駅に入線するところ。
6月の初旬ではありますが、外気温は確か25度くらいまで上がって。ビーチには
ビキニ姿のお嬢さんが一杯(と思う 笑)
寒いピレーネ山脈で閉まった毛穴がば~~と広がる感じ。いやぁ、やはり海はいいなぁ。
こちらが「地中海のバルコニー」と呼ばれるテラス。この辺りに高級リゾート・ホテルがあったり
しますが、歩いている女性の姿も結構ドレッシーで。ニーズ辺りよりもファッション感度は寧ろ
高いかも知れません。
テラスの下は芝生で覆われた公園になっています。タラゴナの頭文字と市の紋章が
描かれて、結構お洒落ですね。
ー続くー
深大寺の参道のひとつ。
今日もまた紅葉狩りの観光客でしょうか。大勢の人が。
小さな用水路に映る紅葉の映り込みを捉えようと思いましたが、あはは、ちょっと
10年早かったかな(苦笑)
蕎麦屋さんの前。花より団子、団子より紅葉。最近の景気を反映してかずいぶんと
観光客の顔も和やかになったような・・・
ー続くー
フランス最後の食事です。
実はこのお店、宿のお嬢さんに教えてもらったお店。ちょっと高めですけど、味は最高ですよ
と言われて(そんなにびっくりするような値段ではありませんでした。リーゾナブルなお店です)
実はこのお嬢さん、なかなかの美人さんで、おまけに日本語がベラベラ!驚いて、この
町にも日本人観光客が沢山来るのですかと聞いたら、殆ど来ません、だって!
どうして、日本語がこんなに上手なのと続けて質問したら、本で勉強したんですって!!
またびっくり。日本が大好きで、それで勉強を始めて3年。既に三回日本にご主人と旅行に来て
いて、また来年も行く予定ですって。嬉しいですね、こういう方が増えるといいです。
はい、まずはビールで喉を湿して。勿論後ろには既に白ワインが控えてますが(笑)
おつまみのコロッケとピザの組み合わせ。流石にスペインとの国境の町だけあって、この
おつまみはもう完全にスペイン料理(タパス:皿料理)
パンもお定まりのフランスパンやらクロワッサンでなく、ちょっと固めのスペインでよく供される
パンでありました。
一皿目はフランスの代表的な料理「ラタトゥイユ」を。ボクはもっと野菜のカタチがわからぬほど
煮込んだのが好きなんですけど、これもそれぞれの野菜の持っている味がして、なかなか
良かったです。これはアンチョビと一緒に煮込んでいました。南フランスで結構代表的な料理
のようです。
もう一品はアスパラのサラダ。エビの素焼きが一緒に(え~と、今流行りのバナメイエビでは
ないようです爆)。
盛り付けはやはりフランスらしい豪華な見せ方。なるほど、宿のお嬢さんが自慢するだけの
ことはあります。久々のグリーンアスパラ。ん~ん、うめ~~、ですわ。
ヨーロッパの春はやはりアスパラですかね。どの国でも、春から初夏にかけてこの野菜は
うまいんでございます。
ボクの頼んだ仔牛のステーキ。下には大量の茹でたえんどう豆が。こういう取り合わせは
余り見たことがありませんが、やはり旬の野菜なのかしら。フランスらしくお肉にはハーブ
がばっちり振りまかれて。南仏のこのハーブはいいんですよね。肉が柔らかく、美味しく
なるし、なんたって香りで食欲がそそられて。
そうそう、若い頃はこの豆とかイモ類が好きでなくて。それが、年取ると何故か好きになって。
人間の味覚、嗜好って不思議です。我がBの食卓にもここ数年豆とイモは必ず出てくるほど
(苦笑)
奥様は白身さかな(多分メルルーサだと思います)のトマトソースかけを。このメルルーサ
という魚、日本では弁当屋さんの白身さかなのフライ等でお馴染みですが、結構ヨーロッパ
では高級魚としてレストラン等であつかわれています。鮮度が違うせいか、日本で食べる
ような変な臭みがまったくなくてとても美味しいんですよ。さかなの下には大量のマッシュド・
ポテトが敷かれて。結構これだけで腹一杯になるんじゃないかしら(笑)
デザートのチョコレートケーキ。
ボクはシャーベットを。
ん~ん、満足なフランス最後の夜でありました。いい店を紹介してくれた宿のお嬢さん
に感謝、感謝であります。
さて、次は愈々最後の訪問国スペインとなります。これで旅の三分の二くらいを消化
したところですが、これからの密度が濃い(笑)
ーこの項おしまいー
この辺りが繁華街の中心のようです。下を見ると道路には大理石が敷き詰められて。
中世の面影を残す建物の屋上にはガーゴイルが。
広場の正面はサン・ジャン・バティスト大聖堂。1324年から1509年にかけて建設されました。
残念ながらこの日は既に閉館となっていて中を見ることはかなわず。建物右側に見える鐘楼が
ちょっと特異なカタチをしています。ここからでは一部しか見えませんが、建物全体の長さは
なんと80Mもあるそうで、かなり巨大なゴチック建築であります。
玄関のドームが珍しいです。
昔の城塞の一部でしょうか。壁に映った大きな並木の蔭がなんとも言えぬいい風情を
醸しだしています。この都市も古くはモスリム勢力との、新しくはスペインとフランスとの
戦で、かなり大きな城塞都市でありましたが、近世になって都市再開発でその殆どは
破壊されてしまいました。
再び運河の見える道に。
ー続くー
町の中心街の入り口。ロマネスク風の建物が見えてきました。市の施設のようです。
この町は他フランスやスペインと同様にローマ時代には入植地として発展。その後、栄えたのは
12世紀。この辺りでキリスト教国として栄えたアラゴン王国の首都としての地位を確立したことで
ありましょう。アラゴン王国は後のスペイン統一王国の基になった国で、15世紀までアフリカ系
のモスリム勢力との十字軍による戦いの長い年月を費やすことになります。
この時代の国の変遷はヨーロッパの各地と同様になかなか一口で言い表すのは難しいのですが、
やはり先のアンドラ公国と同様に言語的にはカタルーニャ文化圏と言っても過言ではないようです。
町の中心には運河が流れて町の人々の格好の憩いの場になっているようです。この町の
人口は12万人弱ですから、日本でもかなりの小都市の部類に入ると思うのですが、建物
やインフラを見るとそれ以上のものを感じさせられます。やはり中世の首都としての機能が
残されているからでしょうか。
こちらは裁判所のようです。
街角で見つけたにゃんこ。あはは、なんとも可愛らしい。
この町の名物BIPI。貸自転車です。市の経営で全部で150台用意されて街の中に10箇所
こういう施設を展開しているそうです。
残念ながらこのカードをどこで買うのか知らずで、利用は叶いませんでした。次の機会には
宿の人に聞いて試してみましょう(今度はいつになるかなぁ・・・)
ー続くー
ちょっと最近公私ともにバタバタしておりまして、更新が滞ったり、皆様のお宅訪問が
ままならずで申し訳ありません。ちょっと暫く更新が不定期になると思いますが、お許し
下さい。
さて、ボクの散歩道。例の国分寺崖線の丘。木々も秋の模様になってきました。
この急な坂を登って暫く歩くと深大寺に通じています。
武蔵野の風情を残す雑木林の中に数本、色鮮やかなモミジが。
東京も秋たけなわとなりました。
ここがフランスとスペインの国境の町、ペルピニャンの駅です。
車でピレーネ山脈の国、アンドラ公国から約4時間。順調にこの町まで辿り着いたのですが。
レンターカー屋さんが見つからない!
iPhoneのGoogle地図を見るとこの駅の中にあるんですけど。何回も駅前をグルグル回って
も見つからない(汗汗)
通常はでっかいRENT A CARという看板なんかがあるんだけど・・・
で、頭に来て違法駐車を知りながら駅前で車を乗り捨てて駅で数人に聞いて。やっと分かった
のが、この写真の裏側に駅ビルがあって、なんと事務所は駅ビルの地下階にあるんですって!
駐車場はどこにあるのか分からんとのこと(が~ん!)
仕方なく地下に下りて、散々探して事務所を見つけて。で、どこに車を返すんだと聞いたら、隣に
立駐があるからそこに入ればこの事務所の傍に来られるだって。駐車場を見たらやたらだだっ広い。
こんなところで迷子になったらどうすると、急に怒りが(笑)
で、誰か一緒に来てくれと、もう命令。でなきゃ、駅前に車乗り捨てていくからと(笑)
こちらの怒りを察したのか、若い男の子を案内人に指名して。この男の子、スペイン人なんですけど、
バイトでこの事務所で働いていると。結構この事務所ってフランス人でも分からんじゃないのと
聞いたら、そうなんです、しょっちゅう客とトラブルですよ、だって(爆)
え~と、ヨーロッパでは最大手のレンタカー屋さんですが、まぁ、こんなもんですわ。こちらが不慣れ
なこともありますが、大体車を返す時って何かトラブルんですよね(トホホ)
無事車を返して、この町を散策。ここは駅前の旅館。ホントにど真ん前。ボクのブログを読まれて
いる方は覚えているかも知れません。実は三年前の旅行で、ここでもっと大きなトラブルに遭遇。
あのアイスランドの火山の爆発の影響で、ヨーロッパの飛行機便の殆どが止まって、鉄道にも
大きな影響が出たのです。ボク等は同じ南仏のアルルから鉄道でスペインに入る予定でありました。
それが、ここで夜の12時頃になって停車したまま動かなくなってしまって!仕方なくこのホテルに
一泊を余儀なくされたものです。その日は旅行の全工程の中日で、前もってトラブル用に一日予備日
をこの日としていたので、、その後の旅程に大きな支障はありませんでしたが。
次の日の朝は5時に起きて、ここから30分毎に駅まで行って列車が動くのを確認したりして。
結局列車が動き出して乗れたのは8時過ぎていたかな。大変ではありましたが、いまではいい
思い出です。
ということでこの町は三年前のリベンジであります(爆)
駅前の大通り。これを真っ直ぐ歩くとこの町の中心に。この左のレストランは3年前に朝飯を
食べたところ(笑)
この右側の黄色いお店が同じく3年目に夕食をとったところ(笑)
一日中電車に缶詰でほんと疲れ果てていましたが、ここのステーキはうまかったです。
食い物のことになると鮮明に味まで覚えている(爆)
フランスの片田舎といった風情の町ですが、正面の建物はちょっと味があります。
19世紀後半にスペインのバルセロナを中心にモデルニスモという文化革命みたいな
ムーブメントがありましたが、この辺りも影響を受けているのかも。
ヤシの並木が続いて。南国の香りが。
おお、レトロな車です。タイヤとのバランスがちょっと不思議(笑)
このカラーデザインって素敵じゃないですか?とってもエレガント。
こういうの好きだなぁ。
ー続くー
秋の日差しを浴びながら、綺麗な後ろ姿を見せているボクのノガワーゼ
(オスだかメスだか分かりませんが、ノガワーゼにしちゃった 笑)
夏場の間は子どもたちが川遊びをするので殆ど見ることが出来ませんでしたが、この季節に
なって、やっとふつ~にお姿を見せて戴けて。
確か昨年はこのノガワーゼは番であったはずなのですが、相方がおりません。まさか新婚
旅行後何かあったんだろうか(笑)
岩場にカワセミというのも珍しいと思いますが、ここ野川ではこういう景色は意外と多いのです。
こうやって首を右左に向けて。川面を見てるんですよね。この後、なんとボクの予想を見事に
裏切って左にダイブ。見事魚をゲットして飛び立ちました。カワセミの目も魚眼レンズなんですかね。
ちょっとびっくりでした。
また会えると思いますので、これからノガワーゼ・シリーズで行きたいと思います。
宜しく(ペコリン)
まさにビートルズの歌ではありませんが、ロング・アンド・ワインディング・ロードを駆け降りると
そこは春というか、既に初夏の光が。寧ろ暑いくらい。
春の黄色い花が長旅のドライブの疲れを癒してくれます。
ピレーネ山脈の麓。こんな穿った岩の下をひた走ります。なんやらちょっと怖い感じ。
岩肌を見るとかなり古い地層であることが分かります。
道路の下には大量の雪解け水を集めてごうごうと響きをたてて川が走ります。
1時間近く走っても行き交う車はこの1台だけ。貴重な写真(笑)
さて、ここからまた3時間近く再びフランスに入って、スペインとの国境を目指します。
統一ユーローになっても、残念ながらレンタカーは借りた国のどこかで返さなくてはなり
ません。本当は他のルートを通ってスペインのバルセロナに出るのが近道なのですが。
これから、国境の街、フランスのペンピニョンというところへ。
来た道を振り返るとピレーネの山並が遥か向こうに。
ーこの項おしまいー
この古民家園は広い敷地に大きな農家を三軒擁して、往時の村の風景を全体で残して
います。
こちらは長屋門。農耕器具の置場として使っているようです。
周りの木々も秋を感じさせるようになってきて。
用水路の周りには沢山の落ち葉が。
(世田谷区 喜多見 「次大夫ボ堀古民家園」にて)
ーこの項おしまいー
首都アンドラ・ラ・ベジャを出て車で小1時間。前にご紹介した国境近くの町に出ます。
ここがアンドラで一番のショッピング・センター。辺り一面雪の中という、スキー場も一番
完備された場所。恐らく、ここがピレーネのアルペンスキーのメッカのようです。
寂しい山道の中に、いきなりこれだけの巨大な商業集積が出てきたのには、さすがの
ボクもびっくり!
6月の雪解け水が川を作っていました。
24時間の巨大な駐車場も完備されて。シーズンにはスキー、トレッキング等で多くの観光客や
買い物客で賑わうんでしょう。
町の入口にあった素朴な教会。ステンド・グラスを逆側から見ています。中は閉まっていて
拝観できずでありました。左側の窓には逆さに磔りつけになったキリスト像かしら。こういう
図柄はちょっと珍しいかも。
この町の構成はショッピング・モールとホテル。タックス・ヘイブンによりこんな小さな寒村が
見事に成り立っている姿であります。日本も安倍さんの特区構想がこれから現実化しなければ
いけませんが、3・11復興のため、こういう特区が東北のどこかにあってもいいんじゃないで
しょうか。とても参考になると思います。
さて、雪山とも別れを告げ、外界を目指します。
ー続くー
久しぶりに高い秋空を見たような。
囲炉裏の前にはボランティアの人が。色々とこの建物のあった時代の話を語ってくれます。
こういう風物詩もいまではなかなか見られなくなりました。ボクの小さかった頃は
自宅で渋柿を剥いて、焼酎を口で吹きかけて干し柿を作っていた時もありましたっけ。
甘くなるのを待ちきれず盗み食いをして、えらい目にあったこともしばしば。
シブイの渋くないのって(爆)
木漏れ日が作る柿の影が面白くって。暫しじっと見ていました。
ー続くー