・インフルエンザ患者発生の状況です。
・感染状況の経緯と予報
・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始
・・・・・
・第 4週( 1月24日~30日)・18の県が警報、29の県が注意報レベル到達。
・全国平均がピークに到達。
・・・・・
・第22週( 5月30日~ 5日)・全国平均が定点0.82人で流行終息。
・・・・・
・第31週( 8月 1日~ 7日)・沖縄はようやく流行レベルを下回った模様。
・第32週( 8月 8日~14日)
・第33週( 8月15日~21日) ・・・・今週・・・・
・ウイルス サーベイランス状況(第31週)
A(H1)pdm 12週連続未検出
A(H3) 29週に検出1、その後2週連続未検出
B 29週に検出1、その後2週連続未検出
・今シーズンの現状累積での占有率です。
A(H1)pdm 52.6%
A(H3) 32.1%
B 15.3%
新型が減少し、B型が増加傾向です。
・定点状況推移(人)
26週 27週 28週 29週 30週 31週
2011年定点データ 0.10 0.06 0.04 0.03 0.02 0.02
・定点確定値です。
定点あたり 定点合計 全国推計
・第 4週( 1月24日~30日) 31.88人 157381人 176万人
(ピーク到達)
・・・・・
・第29週( 7月18日~24日) 0.03人 136人 (0.13万人)
・第30週( 7月25日~31日) 0.02人 114人 (0.11万人)
・第31週( 8月 1日~ 7日) 0.02人 83人 (0.08万人)
・患者報告数の予報です。
・第32週( 8月 8日~14日) 0.01人 71人 0.07万人
・19日 0.002人 0.01万人
・20日 0.002人 0.01万人
・第33週( 8月15日~21日) 0.01人 61人 0.06万人
・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 1380.7万人
内、新型インフルエンザの累積患者数 690.6万人
・累積患者数の予報。(2010年36週以降)
・第33週( 8月21日) 1380.7万人
・予報精度経緯
予報 確定値 予報誤差
・第29週( 7月18日~24日) 0.03人 0.03人 -15.5%
・第30週( 7月25日~31日) 0.02人 0.02人 -23.7%
・第31週( 8月 1日~ 7日) 0.02人 0.02人 -11.7%
今回の定点合計報告数は83人で、当ブログ予報は94人でした。
今回予報誤差はー11.7%になり、予報誤差範囲内でした。
ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±20.2%です。
・コメント
感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は630人程です。、
PS
・・福島原発事故関係・・
・・8月18日状況・・
コメント
・・放射線状況
・・・原発北西20km超え地点での推移(文科省発表)
15日PM8時40分・・・330μ・Sv/H(車外) 北西20Km地点
・・・300μ・Sv/H(車内)
16日~4月15日の31日間の単純合計・・・2978.0μ・Sv/H
16日~5月22日の37日間の単純合計・・・1581.4μ・Sv/H
23日~6月29日の38日間の単純合計・・・1451.2μ・Sv/H
30日~7月19日の20日間の単純合計 ・・・721.0μ・Sv/H
20日~8月 8日の20日間の単純合計 ・・・664.0μ・Sv/H
9日・・・30.0μ・Sv/H 10日・・・30.0μ・Sv/H
11日・・・30.0μ・Sv/H 12日・・・34.0μ・Sv/H
13日・・・33.0μ・Sv/H 14日・・・34.0・Sv/H
以上( )内数値は実測値からの推定値です。
15日予測値・・32.8μ・Sv/H 実測35.0μ・Sv/H 予測誤差 ー6.3%
16日予測値・・33.8μ・Sv/H 実測35.0μ・Sv/H 予測誤差 ー3.4%
17日予測値・・34.8μ・Sv/H 実測34.0μ・Sv/H 予測誤差 +2.4%
18日予測値・・34.8μ・Sv/H
19日予測値・・33.8μ・Sv/H
・・・3月15日15時からの推定積算放射線量
本日終了時点 推定値・・・194650μ・Sv (194.7m・Sv)
到達実績
126m・Sv・・・・・5月31日(計画避難最終予定日)
154m・Sv・・・・・6月30日
180.0m・Sv・・・7月31日 予測179m・Sv 予測誤差ー0.6%
到達予報
203m・Sv・・・8月31日
345m・Sv・・・爆発から1年後
政府予報 ・・・但し5月16日政府発表の数値を終日屋外にいた場合に修正
376m・Sv・・・来年3月11日(地震から1年後)
・・・原発北西30km超え地点での推移(文科省発表)
以下、すべて北西30km超え地点
15日PM・・・(147μ・Sv/H)
16日~4月24日の40日間の単純合計・・・1918.2μ・Sv/H
25日~6月 3日の40日間の単純合計・・・773.6μ・Sv/H
4日~7月13日の40日間の単純合計・・・902.7μ・Sv/H
14日~8月 2日の20日間の単純合計・・・392.8μ・Sv/H
3日~8月12日の10日間の単純合計・・・207.5μ・Sv/H
13日・・・ 20.0μ・Sv/H 14日・・・19.1μ・Sv/H
以上( )内数値は実測値からの推定値です。
15日予測値・・20.0μ・Sv/H 実測15.1μ・Sv/H 予測誤差+32.5%
16日予測値・・19.1μ・Sv/H 実測15.3μ・Sv/H 予測誤差+24.8%
17日予測値・・15.2μ・Sv/H 実測20.4μ・Sv/H 予測誤差-25.5%
18日予測値・・15.3μ・Sv/H
19日予測値・・20.4μ・Sv/H
・・・3月15日15時からの推定積算放射線量
本日終了時点 最大推定値・・・105096μ・Sv (105.1m・Sv)
到達実績
65m・Sv・・・5月31日(計画避難最終予定日)
81m・Sv・・・6月30日
96.1m・Sv・・・7月31日 予測95m・Sv 予測誤差ー1.1%
到達予報
111m・Sv・・・8月31日
197m・Sv・・爆発から1年後
政府予報 ・・・但し5月16日政府発表の数値を終日屋外にいた場合に修正
208m・Sv・・来年3月11日(地震から1年後)
・・福島市の状況(原発から北西65km地点)(文科省発表)
15日・・・24μ・Sv/H
16日~4月25日の41日間の単純合計・・・166.39μ・Sv/H
26日~6月 3日の39日間の単純合計・・・64.8μ・Sv/H
4日~7月13日の40日間の単純合計・・・60.13μ・Sv/H
14日~8月 2日の20日間の単純合計・・・30.6μ・Sv/H
3日~8月12日の10日間の単純合計・・・14.0μ・Sv/H
13日・・・1.30μ・Sv/H 14日・・・1.30μ・Sv/H
15日予測値・・1.29μ・Sv/H 実測1.30μ・Sv/H 予測誤差 ー0.8%
16日予測値・・1.29μ・Sv/H 実測1.30μ・Sv/H 予測誤差 ー0.8%
17日予測値・・1.29μ・Sv/H 実測1.30μ・Sv/H 予測誤差 ー0.8%
18日予測値・・1.29μ・Sv/H
19日予測値・・1.29μ・Sv/H
・・・3月15日17時からの推定積算放射線量
本日終了時点 積算最大推定値・・・8803μ・Sv (8.80m・Sv)
到達実績
6.0m・Sv・・・5月31日(計画避難最終日)
7.1m・Sv・・・6月30日
8.07m・Sv・・・6月28日 予測8.1m・Sv 予測誤差+0.4%
到達予報
9.2m・Sv・・・8月31日
16.0m・Sv・・爆発から1年後
政府予報 ・・・但し5月16日政府発表の数値を終日屋外にいた場合に修正
25.0m・Sv・・来年3月11日(地震から1年後)
以上より一般人の年間許容量と現状をまとめます。
一般住民、原発の一般職員で1m・Sv(日本の法律での取り決め。)
自然界からの年間放射線量は世界平均で2.4m・Sv(日本平均は1.5m・Sv)
・・日本在住の米国民(80km避難)の被ばく量は本日終了時点で3.18m・Sv
放射線管理区域 年間で5.2m・Sv以上(3か月で1.3m・Sv以上)
・・福島市(北西65km)の本日終了時点での被ばく量は8.80m・Sv
アメリカ国民は10m・Svまで。
原安委ルールでは10m・Sv~は屋内退避が必要。
放射線作業従事者(病院など)は20m・Sv
計画避難基準は建前上20m・Svに設定。(ICRP勧告の最大値を採用)
保安院と原安委の本音は「一般人でも48.5m・Svを我慢しろ」というもの。
(この件、詳細は4月15日の記事を参照願います。)
原発作業員は通常は1年間の最大値が50m・Svまで。(日本、アメリカ)
原安委ルールでは50m・Sv~は避難が必要。
100m・Sv・・・後日の健康被害の発生が心配される値でもあります。
(がんによる死亡率が0.5%ほど増加するという情報あり。)
・・本日終了時点での北西30km超え地点の被ばく量105.1m・Sv
・・本日終了時点での北西20km超え地点の被ばく量194.7m・Sv
200m・Sv・・・数種のがんによる過剰死亡率の有意な上昇が認められる。
(国連委員会UN94A406参照、放射線と健康・岩波新書より)
600m・Sv・・・数種のがんによる過剰死亡率が3%増加。
・・・どうやら200m・Sv増加するごとにがんによる死亡率は1%増加の模様。
コメント
・帰還の基本2 20m・Svは「国にとっての安全」か
南相馬の市長さんは「帰ってこい宣言」をだしました。
南相馬、高いところではまだ2μ・Sv/H程度ですね。
24倍して365倍で17520μ・Sv/年=17.52m・Sv/年ですか。
なるほど、20m・Sv/年をきっているからOKだと。
9月上旬でしょうか、緊急時避難準備区域の解除を検討している模様です。
多分、新たな放射能漏れが起きないだろうとの判断でしょうか。
でもその地域にはいまだ2.6μ・Sv/Hの放射能が検出されています。
年間に直しますと、22776μ・Sv=22.8m・Svになります。
さて、政府はどうやら20m・Sv程度でも戻っても安全だと判断しているようです。
どうしてでしょうか?
20m・Sv/年に60年間住み続けたとしますと1200m・Svの被ばく量になります。
これだとがんによる死亡率が6%ほど上昇することが見込まれます。
通常は地域でがんになる方が100人のところが106人になる訳です。
さて、やっかなところはこの6%の上昇を統計的に処理してはたして「異常な上昇」
と判断できるかどうかということですね。
まあ、判断できたとしましょう。
何らかの影響により異常な上昇が認められた。
「放射能による影響の可能性が高い」と。
さて、それではがんになった106人のうちどの6人のかたが放射能による影響で
がんになったのでしょうか?
言葉をかえますと、国や東電を裁判に訴えることができるのは、どの6人でしょうか?
残念ながら今の科学のレベルでは、そして今後100年ぐらいたったとしても、どの
6名が放射線の影響でがんになったとは科学的に判別できそうもありません。
そうすると、がんになったからと言って裁判所に訴えても、勝訴する見込みは
ほとんどありませんね。
裁判所お得意の「あなたががんになったということと、放射能との間に直接的な
因果関係が認められません。」と、こう言われてお終いです。
さあ、これが政府が「安全です。」と言っているカラクリですね。
「裁判に訴えられても負けることがない」と。
だから政府は(裁判に訴えられても)「安全だ」と。
法治国家というものはこういうものです。
善悪の判断は裁判所が決めますからね。
さて、これが窓際日記が「個人の判断で被ばく許容量を決めましょう。」と言っている
根拠でもあります。
結局はグレーゾーンでの安全はその人にしか判断できません。
今も飯館村にお住みの方がおられると聞いています。
状況を理解された上での判断であれば、それもよろしいかと思います。
最後まで責任をとれるのはその方自身しかおりませんものねえ。
但し、そのような厳しい判断をさせることになった国や東電の責任は追及されて
しかるべきものだとは思いますが。
今日はここまで、一つ前の記事は8月10日ですので、そちらもご参照願います。
・・注意情報 ・・
窓際日記の最大推定と政府想定方法による本日終了時点で緊急避難、避難
及び計画避難、屋内退避の原発北西方向の対象範囲です。
但し政府の想定方法は安全委員会係数0.6が前提です。
(安全委員会係数0.6については4月20日、21日記事を参照願います。)
窓際日記推定 政府想定方式 政府発令指示
緊急避難(100m・Sv以上)・・31km以内 (・・・24Km以内)
避難 (50m・Sv以上)・・・41Km以内 ・・・34Km以内 20km以内
計画避難(20m・Sv以上)・・・54km以内 ・・・47Km以内 45km以内
屋内退避(10m・Sv以上)・・・64km以内 ・・・57Km以内 (30km以内)
法律遵守(1m・Sv以下) ・・・97km以遠 (・・・90Km以遠)(赤字は数値更新)
現時点での窓際計算では31km以内は緊急避難エリアに突入です。(レッドゾーン)
34km以内では政府想定方法ですでに避難限界に到達しているのがわかります。
汚染わらの存在から推定すると、ホットスポットはほぼ150km圏を想定する
必要がありそうです。
窓際日記推定は原発爆発以後の終日屋外での積算放射線量になります。
政府の計算は平均値狙いで、窓際日記の計算は最大値を求めるようにしています。
窓際計算の心は「住民サイドに立った計算」ということですね。
以上、御参考にしていただければと思います。
PPS
TVで拝見している菅さんの御顔がおだやかになりました。
ひと仕事終えたと言う顔ですね。
長い(?)間お疲れ様でした。
・感染状況の経緯と予報
・第36週(9月 6日~12日) ・2010年のインフルエンザ シーズンの開始
・・・・・
・第 4週( 1月24日~30日)・18の県が警報、29の県が注意報レベル到達。
・全国平均がピークに到達。
・・・・・
・第22週( 5月30日~ 5日)・全国平均が定点0.82人で流行終息。
・・・・・
・第31週( 8月 1日~ 7日)・沖縄はようやく流行レベルを下回った模様。
・第32週( 8月 8日~14日)
・第33週( 8月15日~21日) ・・・・今週・・・・
・ウイルス サーベイランス状況(第31週)
A(H1)pdm 12週連続未検出
A(H3) 29週に検出1、その後2週連続未検出
B 29週に検出1、その後2週連続未検出
・今シーズンの現状累積での占有率です。
A(H1)pdm 52.6%
A(H3) 32.1%
B 15.3%
新型が減少し、B型が増加傾向です。
・定点状況推移(人)
26週 27週 28週 29週 30週 31週
2011年定点データ 0.10 0.06 0.04 0.03 0.02 0.02
・定点確定値です。
定点あたり 定点合計 全国推計
・第 4週( 1月24日~30日) 31.88人 157381人 176万人
(ピーク到達)
・・・・・
・第29週( 7月18日~24日) 0.03人 136人 (0.13万人)
・第30週( 7月25日~31日) 0.02人 114人 (0.11万人)
・第31週( 8月 1日~ 7日) 0.02人 83人 (0.08万人)
・患者報告数の予報です。
・第32週( 8月 8日~14日) 0.01人 71人 0.07万人
・19日 0.002人 0.01万人
・20日 0.002人 0.01万人
・第33週( 8月15日~21日) 0.01人 61人 0.06万人
・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 1380.7万人
内、新型インフルエンザの累積患者数 690.6万人
・累積患者数の予報。(2010年36週以降)
・第33週( 8月21日) 1380.7万人
・予報精度経緯
予報 確定値 予報誤差
・第29週( 7月18日~24日) 0.03人 0.03人 -15.5%
・第30週( 7月25日~31日) 0.02人 0.02人 -23.7%
・第31週( 8月 1日~ 7日) 0.02人 0.02人 -11.7%
今回の定点合計報告数は83人で、当ブログ予報は94人でした。
今回予報誤差はー11.7%になり、予報誤差範囲内でした。
ちなみに、09年の第34週から今までの平均予報誤差は±20.2%です。
・コメント
感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は630人程です。、
PS
・・福島原発事故関係・・
・・8月18日状況・・
コメント
・・放射線状況
・・・原発北西20km超え地点での推移(文科省発表)
15日PM8時40分・・・330μ・Sv/H(車外) 北西20Km地点
・・・300μ・Sv/H(車内)
16日~4月15日の31日間の単純合計・・・2978.0μ・Sv/H
16日~5月22日の37日間の単純合計・・・1581.4μ・Sv/H
23日~6月29日の38日間の単純合計・・・1451.2μ・Sv/H
30日~7月19日の20日間の単純合計 ・・・721.0μ・Sv/H
20日~8月 8日の20日間の単純合計 ・・・664.0μ・Sv/H
9日・・・30.0μ・Sv/H 10日・・・30.0μ・Sv/H
11日・・・30.0μ・Sv/H 12日・・・34.0μ・Sv/H
13日・・・33.0μ・Sv/H 14日・・・34.0・Sv/H
以上( )内数値は実測値からの推定値です。
15日予測値・・32.8μ・Sv/H 実測35.0μ・Sv/H 予測誤差 ー6.3%
16日予測値・・33.8μ・Sv/H 実測35.0μ・Sv/H 予測誤差 ー3.4%
17日予測値・・34.8μ・Sv/H 実測34.0μ・Sv/H 予測誤差 +2.4%
18日予測値・・34.8μ・Sv/H
19日予測値・・33.8μ・Sv/H
・・・3月15日15時からの推定積算放射線量
本日終了時点 推定値・・・194650μ・Sv (194.7m・Sv)
到達実績
126m・Sv・・・・・5月31日(計画避難最終予定日)
154m・Sv・・・・・6月30日
180.0m・Sv・・・7月31日 予測179m・Sv 予測誤差ー0.6%
到達予報
203m・Sv・・・8月31日
345m・Sv・・・爆発から1年後
政府予報 ・・・但し5月16日政府発表の数値を終日屋外にいた場合に修正
376m・Sv・・・来年3月11日(地震から1年後)
・・・原発北西30km超え地点での推移(文科省発表)
以下、すべて北西30km超え地点
15日PM・・・(147μ・Sv/H)
16日~4月24日の40日間の単純合計・・・1918.2μ・Sv/H
25日~6月 3日の40日間の単純合計・・・773.6μ・Sv/H
4日~7月13日の40日間の単純合計・・・902.7μ・Sv/H
14日~8月 2日の20日間の単純合計・・・392.8μ・Sv/H
3日~8月12日の10日間の単純合計・・・207.5μ・Sv/H
13日・・・ 20.0μ・Sv/H 14日・・・19.1μ・Sv/H
以上( )内数値は実測値からの推定値です。
15日予測値・・20.0μ・Sv/H 実測15.1μ・Sv/H 予測誤差+32.5%
16日予測値・・19.1μ・Sv/H 実測15.3μ・Sv/H 予測誤差+24.8%
17日予測値・・15.2μ・Sv/H 実測20.4μ・Sv/H 予測誤差-25.5%
18日予測値・・15.3μ・Sv/H
19日予測値・・20.4μ・Sv/H
・・・3月15日15時からの推定積算放射線量
本日終了時点 最大推定値・・・105096μ・Sv (105.1m・Sv)
到達実績
65m・Sv・・・5月31日(計画避難最終予定日)
81m・Sv・・・6月30日
96.1m・Sv・・・7月31日 予測95m・Sv 予測誤差ー1.1%
到達予報
111m・Sv・・・8月31日
197m・Sv・・爆発から1年後
政府予報 ・・・但し5月16日政府発表の数値を終日屋外にいた場合に修正
208m・Sv・・来年3月11日(地震から1年後)
・・福島市の状況(原発から北西65km地点)(文科省発表)
15日・・・24μ・Sv/H
16日~4月25日の41日間の単純合計・・・166.39μ・Sv/H
26日~6月 3日の39日間の単純合計・・・64.8μ・Sv/H
4日~7月13日の40日間の単純合計・・・60.13μ・Sv/H
14日~8月 2日の20日間の単純合計・・・30.6μ・Sv/H
3日~8月12日の10日間の単純合計・・・14.0μ・Sv/H
13日・・・1.30μ・Sv/H 14日・・・1.30μ・Sv/H
15日予測値・・1.29μ・Sv/H 実測1.30μ・Sv/H 予測誤差 ー0.8%
16日予測値・・1.29μ・Sv/H 実測1.30μ・Sv/H 予測誤差 ー0.8%
17日予測値・・1.29μ・Sv/H 実測1.30μ・Sv/H 予測誤差 ー0.8%
18日予測値・・1.29μ・Sv/H
19日予測値・・1.29μ・Sv/H
・・・3月15日17時からの推定積算放射線量
本日終了時点 積算最大推定値・・・8803μ・Sv (8.80m・Sv)
到達実績
6.0m・Sv・・・5月31日(計画避難最終日)
7.1m・Sv・・・6月30日
8.07m・Sv・・・6月28日 予測8.1m・Sv 予測誤差+0.4%
到達予報
9.2m・Sv・・・8月31日
16.0m・Sv・・爆発から1年後
政府予報 ・・・但し5月16日政府発表の数値を終日屋外にいた場合に修正
25.0m・Sv・・来年3月11日(地震から1年後)
以上より一般人の年間許容量と現状をまとめます。
一般住民、原発の一般職員で1m・Sv(日本の法律での取り決め。)
自然界からの年間放射線量は世界平均で2.4m・Sv(日本平均は1.5m・Sv)
・・日本在住の米国民(80km避難)の被ばく量は本日終了時点で3.18m・Sv
放射線管理区域 年間で5.2m・Sv以上(3か月で1.3m・Sv以上)
・・福島市(北西65km)の本日終了時点での被ばく量は8.80m・Sv
アメリカ国民は10m・Svまで。
原安委ルールでは10m・Sv~は屋内退避が必要。
放射線作業従事者(病院など)は20m・Sv
計画避難基準は建前上20m・Svに設定。(ICRP勧告の最大値を採用)
保安院と原安委の本音は「一般人でも48.5m・Svを我慢しろ」というもの。
(この件、詳細は4月15日の記事を参照願います。)
原発作業員は通常は1年間の最大値が50m・Svまで。(日本、アメリカ)
原安委ルールでは50m・Sv~は避難が必要。
100m・Sv・・・後日の健康被害の発生が心配される値でもあります。
(がんによる死亡率が0.5%ほど増加するという情報あり。)
・・本日終了時点での北西30km超え地点の被ばく量105.1m・Sv
・・本日終了時点での北西20km超え地点の被ばく量194.7m・Sv
200m・Sv・・・数種のがんによる過剰死亡率の有意な上昇が認められる。
(国連委員会UN94A406参照、放射線と健康・岩波新書より)
600m・Sv・・・数種のがんによる過剰死亡率が3%増加。
・・・どうやら200m・Sv増加するごとにがんによる死亡率は1%増加の模様。
コメント
・帰還の基本2 20m・Svは「国にとっての安全」か
南相馬の市長さんは「帰ってこい宣言」をだしました。
南相馬、高いところではまだ2μ・Sv/H程度ですね。
24倍して365倍で17520μ・Sv/年=17.52m・Sv/年ですか。
なるほど、20m・Sv/年をきっているからOKだと。
9月上旬でしょうか、緊急時避難準備区域の解除を検討している模様です。
多分、新たな放射能漏れが起きないだろうとの判断でしょうか。
でもその地域にはいまだ2.6μ・Sv/Hの放射能が検出されています。
年間に直しますと、22776μ・Sv=22.8m・Svになります。
さて、政府はどうやら20m・Sv程度でも戻っても安全だと判断しているようです。
どうしてでしょうか?
20m・Sv/年に60年間住み続けたとしますと1200m・Svの被ばく量になります。
これだとがんによる死亡率が6%ほど上昇することが見込まれます。
通常は地域でがんになる方が100人のところが106人になる訳です。
さて、やっかなところはこの6%の上昇を統計的に処理してはたして「異常な上昇」
と判断できるかどうかということですね。
まあ、判断できたとしましょう。
何らかの影響により異常な上昇が認められた。
「放射能による影響の可能性が高い」と。
さて、それではがんになった106人のうちどの6人のかたが放射能による影響で
がんになったのでしょうか?
言葉をかえますと、国や東電を裁判に訴えることができるのは、どの6人でしょうか?
残念ながら今の科学のレベルでは、そして今後100年ぐらいたったとしても、どの
6名が放射線の影響でがんになったとは科学的に判別できそうもありません。
そうすると、がんになったからと言って裁判所に訴えても、勝訴する見込みは
ほとんどありませんね。
裁判所お得意の「あなたががんになったということと、放射能との間に直接的な
因果関係が認められません。」と、こう言われてお終いです。
さあ、これが政府が「安全です。」と言っているカラクリですね。
「裁判に訴えられても負けることがない」と。
だから政府は(裁判に訴えられても)「安全だ」と。
法治国家というものはこういうものです。
善悪の判断は裁判所が決めますからね。
さて、これが窓際日記が「個人の判断で被ばく許容量を決めましょう。」と言っている
根拠でもあります。
結局はグレーゾーンでの安全はその人にしか判断できません。
今も飯館村にお住みの方がおられると聞いています。
状況を理解された上での判断であれば、それもよろしいかと思います。
最後まで責任をとれるのはその方自身しかおりませんものねえ。
但し、そのような厳しい判断をさせることになった国や東電の責任は追及されて
しかるべきものだとは思いますが。
今日はここまで、一つ前の記事は8月10日ですので、そちらもご参照願います。
・・注意情報 ・・
窓際日記の最大推定と政府想定方法による本日終了時点で緊急避難、避難
及び計画避難、屋内退避の原発北西方向の対象範囲です。
但し政府の想定方法は安全委員会係数0.6が前提です。
(安全委員会係数0.6については4月20日、21日記事を参照願います。)
窓際日記推定 政府想定方式 政府発令指示
緊急避難(100m・Sv以上)・・31km以内 (・・・24Km以内)
避難 (50m・Sv以上)・・・41Km以内 ・・・34Km以内 20km以内
計画避難(20m・Sv以上)・・・54km以内 ・・・47Km以内 45km以内
屋内退避(10m・Sv以上)・・・64km以内 ・・・57Km以内 (30km以内)
法律遵守(1m・Sv以下) ・・・97km以遠 (・・・90Km以遠)(赤字は数値更新)
現時点での窓際計算では31km以内は緊急避難エリアに突入です。(レッドゾーン)
34km以内では政府想定方法ですでに避難限界に到達しているのがわかります。
汚染わらの存在から推定すると、ホットスポットはほぼ150km圏を想定する
必要がありそうです。
窓際日記推定は原発爆発以後の終日屋外での積算放射線量になります。
政府の計算は平均値狙いで、窓際日記の計算は最大値を求めるようにしています。
窓際計算の心は「住民サイドに立った計算」ということですね。
以上、御参考にしていただければと思います。
PPS
TVで拝見している菅さんの御顔がおだやかになりました。
ひと仕事終えたと言う顔ですね。
長い(?)間お疲れ様でした。