ライズのつぶやき

☆ライズの色々な出来事を紹介します☆

アメリカ東海岸の旅 最終章☆

2015年07月26日 | Weblog
長らくお付き合いいただきましたアメリカ東海岸の旅
ボストンで旅を終えます

最後の観光に大学の街 ケンブリッジへ向かいました。
ケンブリッジには、ハーバード大学、MIT(マサチューセッツ工科大学)が
あり、ボストン市内から地下鉄で訪れることができます。

駅の路線図にも‘Harvard’とありますよね

そう、私はハーバード大学に行くことにしました。

駅をでたとたん、素敵な街並み




大学インフォメーションに向かう途中

人がどんどん集まってきています。
ちょうど5kmマラソンイベントのスタートに遭遇

ここでもセキュリティは万全のようです


‘スタ~ト’と手前のマイクを持った男性。


一斉に走りだしました


次から次と

目の前でスタートが切られ、迫力でした

大学のツアーインフォメーションがある‘スミス・キャンパス・センター’


大学見取図

広大な敷地に驚いていると、後ろから日本人の男性に声をかけられ
案内図をくださいました。ハーバード大学の教授の方の様で、キャンパス入り口の
セキュリティゲートを通っていかれました。ご親切にありがとうございました

街の中をぶらぶら散策して、大学生協でグッズを見てみました。
名門ハーバードのロゴが入ったシャツやトレーナー、キャップ
土産用のカップやキーホルダーなどありました
そして、先程スタートに遭遇したマラソン選手たちがゴールへ
向かう姿を応援しながら、大学正門へ向かいました

大学正門前

ハーバード大学はアメリカ最古の大学で1636年創立、日本はその頃
江戸時代です。ケネディ元大統領やオバマ大統領にいたるまで8人の大統領
そして48人のノーベル賞受賞者を輩出した380年近い歴史と伝統を誇る大学。
敷地内は一般に公開されていますが建物内は生徒や関係者しかはいれません。

装飾がとても美しい


大学敷地内に入ると緑にあふれています。



この緑の正面奥に見える白い建物ユニバーシティホールの前には・・

‘ジョン・ハーバード像’ 1884年ダニエル・チェスター・フレンチ作

彼の靴をなでると幸せになると言われ、皆がさわるのでそこだけ
ピカピカになっていました
実はこの像には‘3つの嘘’があるそうです。
台座に1638年創設者ジョン・ハーバードと記載されているのですが
実際の像のモデルは本人でなく別の学生だったという、しかもハーバードは
創設者ではにうえに大学が創設された年も1636年であるため‘3つの嘘の像’
と呼ばれているとか-ガイドブックより
ジョン・ハーバードは大学の最初の寄贈者で彼の力なくしてはハーバード大学は
存在しなかったと言われるほどだそうです。

‘メモリアル教会’

1932年完成。第1次、第2次世界大戦で戦死した卒業生の名が教会内部の
大理石に刻まれ、朝鮮戦争とベトナム戦争の戦死者の名もプレートに
のこされていて、卒業式がこの教会前で行われるそうです。

あ、スミスキャンパスで案内図をくれた教授です!
教会横のスペースで生徒数人に相手に講義をされていました。

‘ワイドナー図書館’

1912年タイタニック号沈没の犠牲者となったハーバード大学卒業生
ハリー・ワイドナーの栄誉を称え、彼の母の寄付をもとに創立された
図書館。ギリシア建築風の建物は装飾が美しい、1914年建設。

花と緑、どの建物も美しくこんなキャンパスで勉強できるのが羨ましくなります。










‘メモリアルホール’

南北戦争中、北軍のために戦い、戦死したハーバードの学生のために
建設された聖堂風の建物。ハーバード大学生のなかでも限られた人しか
利用できない学食が入っているそうです。
内装は映画‘ハリー・ポッター’の学食のモデルにされたそうです。

ホールの写真右横の建物は消防署

思わずかっこいい消防車を撮影してしまいました

かっこいい繋がりでこちら


なんとハーバード大学警察!

運転席には見るからに屈強な体格でありながら、笑顔を向けて
くれたポリスマン。フレンドリー!!

帰りは違う道から正門へ・・






正門の裏側にも言葉が刻まれていました。

キャンパス内には博物館や美術館もあり、有料ですが見学ができます。
今回はぐるりと散策してみて、世界有数の超名門校の雰囲気を
感じてきました

最後は港町ボストンの景色とともにお別れです
ウォーターフロントへやってきました

‘ニューイングランド水族館’があるエリアです。


この埠頭からホエールウォッチングクルーズなどにでかけます

こちらはちょうど帰港してきた観光船







ここから徒歩5分くらいで‘クインシー・マーケット’
快晴であまりの暑さにアイス屋さんは大繁盛!

アイスクリーム、ソフトクリーム、シェイクなど種類が豊富で
スプレーチョコや、M&M'sチョコ、マシュマロなどトッピングも
たくさんありましたが、わたしのチョイスは…

こちら

バニラ&チョコソフト 日本の倍ぐらいする高価な
ソフトクリーム! 旅で一番美味しかったかもしれません

旅はここまで。。皆様、お付き合いありがとうございました
そして、いつかの旅にお役にたてたら嬉しいです  ( 小池 )

アメリカ東海岸の旅 Vol.12

2015年07月25日 | Weblog
ボストンで観光目的のひとつ‘フェンウェイパーク’
大リーグ‘ボストン・レッドソックス’の本拠地です。
ここへも地下鉄利用し、駅からは徒歩すぐです

見えてきました!!

訪問日は試合のない日でした。駅からは同じ方向へ向かう
家族連れを多く見かけました。

まずは、レッドソックスのオフィシャルショップへ

球場の向かい、この通りの右手にショップがあり、ここでしか
手に入らないレアなグッズもあります。私は、帽子をチョイス
そして、活躍中の上原投手のウェアもゲット

ショップ前の球場図


通りを球場沿いに歩いていく人が増えていました

ショップの向かいにも入り口があり、おそらくファンクラブ?の
限られた人だけが入れるところがあり、通りのずっと先に試合がない日には
球場が一般公開されるため、家族連れなどが列をなしていました。
1時間ごとにツアーに参加できるようでした。
今回ニューヨークのシティフィールド球場での大リーグ観戦を
楽しみましたが、NY滞在中にヤンキースの試合がなく
ボストン滞在中はレッドソックスの試合がなくて残念でした。。

トム・ヨーキー

通りの良く見えるところにありました。ボストンレッドソックスの
オーナーを1933年から44年つとめたレッドソックスをこよなく愛した
方だそうです。詳しくはこちら  ‘トム・ヨーキー’

ボストンではこんな観光も!

第二次世界大戦で実際に使われていた水陸両用車に乗って
バックベイやビーコンヒルなど陸からと、チャールズ川からの
眺望を楽しめる乗り物。

ボストンでは美術館だけでなく、ボストン交響楽団の音楽鑑賞や
日本人の倉永美沙さんが活躍するバレエ鑑賞など芸術も素晴らしいし
18-19世紀末に富裕層の住む高級住宅街だった赤レンガの建物が
美しいビーコンヒル、少し足を伸ばせばジョン・F・ケネディ生家など
見どころもたくさん、とてもまわりきれませんでしたが、とにかく街並みが
美しいので、アメリカの私のお気に入りの街のひとつになりました。

ボストンと言えばシーフード!!
必食①‘ボストンクラムチャウダー’

あさりとジャガイモがごろごろ

必食②‘カキフライ&タルタル’

マーケットでも生ガキが売られているのですからとにかく新鮮
ですが、フライ揚がりは日本の勝ちでした

必食③‘パン・ローステッド・ロブスター’

おおぶりのロブスターにバターや白ワイン、ロブスターの卵などを
使ったオリジナルソースが美味。手は汚れますがそれも醍醐味

お店は‘サマー・シャック’

店内は広くて、バーカウンターあり、オイスターバーあり
ファミリースペースありと、スタッフの女の子もフレンドリーで
愛嬌たっぷり

滞在ホテルの向かいにあるスターマーケット

広い店内は種類も豊富で見ているだけで楽しいですよ。

アメリカっぽいカラフルなケーキ

甘党の私でも手に取るのを躊躇する色使い

あっ! ロブスター発見

シーフード売場の水槽にロブスターがうじゃうじゃいました

スシコーナー

店の入り口すぐのデリカコーナーにど~んと。

種類も豊富でマグロやサーモン&アボカドの巻きが人気のよう

滞在中にマグロやサーモンのシンプルにぎりを試してみましたが
意外にイケる 港町ボストンはお魚が新鮮です

ごちそうさまでした            ( 小池 )


アメリカ東海岸の旅 Vol.11

2015年07月23日 | Weblog
ボストン観光も地下鉄をフル活用

市内の主要な路線は4つの路線でカラーで分けられていて
とても分かりやすいです。

しばらく乗車していると「あれ?? 地上にでたぞ」

目の前は‘ボストン大学’「あ~、路線間違えた
分かりやすいはずの路線でしたがEに乗るつもりが横目に見たBと
乗り間違えたんですね~
でも、そのおかげでボストン大学が目の前に 

地上を走る地下鉄

乗り間違いもこんな光景に出会うのが旅の醍醐味

さて、向かったのは‘ボストン美術館’

緑に囲まれた街並みが落ち着きます。

到着 美しい外観とオブジェを鑑賞

全米屈指の美術館で、ヨーロッパ美術、アメリカ美術、古代美術など
4フロアに渡って展示され、45万点もの所蔵作品があるそうです。
その中のいくつか紹介していきたいと思います。

日本美術コレクションから‘北斎/HOKUSAI展’

ボストンにきて浮世絵を鑑賞できるとは



迫力!!


かっこいい!!


妖艶!!

改めて浮世絵 素晴らしいなぁと食い入るように鑑賞。

葛飾北斎画





繊細な筆のタッチに魅入ってしまいました

ヨーロッパ美術から









こんなに間近で鑑賞できます


モネ




ゴッホ


ピカソ


観たかったモネの‘ラ・ジャポネーゼ’、ルノワールの‘ブージヴァルの踊り’が
見当たらず、館員に尋ねるとひとつはパリへ貸出、もうひとつはなんと東京に貸出!
残念でした~

3.11 東日本大震災を紹介したエリア


何をイメージしたものかなぁ。。


よく見ると震災後の傷んだ写真を貼り合わせたものでした。。

報道回数が減るのと同時に記憶から薄れていきがちですが
まだまだ終わっていないんですよね・・胸が締め付けられました

こんな写真も!

荒木経惟氏(アラーキー氏)の『東京人生』という写真展をやっていました。
アラーキー氏の最初期1960年代~2006年までの作品が展示。
懐かしく興味深く鑑賞してきました。

‘天心園’

館内からですが、枯山水の日本庭園です。
駆け足の美術鑑賞でしたが素晴らしい作品に心いっぱい満たされてきました

そして、美術館外で

自然にそこにいました! 野鳥 カナダガンでしょうか?? 
のどかです。ボストンいいですね~    (小池)

アメリカ東海岸の旅 Vol.10

2015年07月22日 | Weblog
前回の‘フリーダムトレイル’後半です
ご参考に こちら ‘フリーダムトレイル’

ノースエンド:イタリアからの移住者が多いことからリトルイタリーと
呼ばれるエリアへやってきました。

ビストロなどのレストランが並び、イタリアンな雰囲気です

‘ポール・リビアの家’

1680年頃に建てられたボストン市内で最古の木造の家だそうです。
最初の住人は裕福なピューリタンの商人で、その後ロングフェローの
詩「真夜中の疾駆」で名高いポール・リビアが1770年に購入し
1800年まで生活していたそう。

石畳の街の雰囲気が素敵です


教会もイタリア風


教会の前ではテレビカメラとリポーター風の女性

どこを撮っても画になる街並みをバックに何のリポート
だったのでしょうか

次のポイントへ向かいます

本当にボストンの街は美しい。後方に見える教会へ向かいます。

‘オールド・ノース教会’

1723年に建立されたボストンに現存する最も古い教会。
建立当時は市内で最も高い建物だったそうです。
1775年4月18日の夜、イギリス軍が植民地側の弾薬貯蔵地でもある
コンコード奇襲に向けて出発する動きを察知した「自由の息子たち」の
ポール・リビアはこの尖塔の窓に2つのランタンを揚げさせて味方に
合図を送り、さらに自ら伝令としてコンコードとレキシントンへ真夜中に
馬を走らせた。これが世に名高い「真夜中の疾駆」。歴史と深く関わる
重要な教会なんですね。。-説明はガイドブックより

‘コップス・ヒル墓地’

教会のすぐ先の小高い丘にある墓地。独立戦争時にはイギリス軍が
ここに陣取り、バンカー・ヒルの戦いでは、ここから植民地軍に
砲撃をくわえたそうです。

ここで一休み

ボストンではお天気に恵まれ、美しい街並みを堪能しました。


‘フリーダムトレイル’はあと2ヶ所あるのですが、この写真の奥に
見えるボストン港を横切る橋を渡った向こう側。ここからは少し距離が
あるので断念。。
ポイントは‘USSコンスティトゥーション号’
世界最古の戦艦。観たかったです。。木造戦艦ですよ。

そしてトレイルの最後は‘バンカー・ヒル記念塔’
バンカー・ヒルの丘の上にそびえるオベリスク型の塔
独立戦争の行方を決めたバンカー・ヒルの戦いを記念して
建てられたそうです。塔の前には戦いで活躍したウィリアム・プレスコット
大佐の像もあります。丘からはノースエンドとダウンタウンが一望。
またボストンへ行く機会があれば次回はチャレンジしたいです

アメリカ東海岸の旅 Vol.9

2015年07月19日 | Weblog
こんにちは、小池です  アメリカ東海岸の旅は
ニューヨークからボストンへ国内線で移動
ですが、昼頃の便が機体トラブルで3時間半の遅延です

トラブル回復見込みがよく分からないまま、搭乗した飛行機を
一旦降り、空港ロビーで待機、途中遅延のお詫びに一人約1000円ほどの
空港内で使用できる金券が配布され、大きな混乱もなくボストンへ到着。

ボストンでは、街歩きに便利なマリオットコープリープレイスホテルに滞在。
ニューヨークと同様、便利な地下鉄を利用。分かりやすい路線で7DaysLinkPassを
購入し、フル活用しました。

こちらはオレンジラインの最寄り駅

警官が待機していて安心

市内観光は徒歩でまわれる‘フリーダムトレイル’からスタート
‘フリーダムトレイル’とは、アメリカ建国当時から残る16の建物や史跡、
墓地などを巡る約4kmのトレイルです。

ホテルを出発してすぐに‘コープリー・スクエア’と‘トリニティ教会’

トリニティ教会は、全米10指に入る名建築で1877年完成の
ロマネスク様式の教会。外壁のレリーフやステンドグラスの美しさで
有名。その右横の鏡のように輝くビルは実は高さ241mもあり
ニューイングランドで最も高いビルで、ボストン生まれの建築家
ヘンリー・コブが手がけた建物で周りの景観を壊さず背景になるように
設計されたそうです。

その向かいに‘ボストン公共図書館’


その隣に‘オールド・サウス教会’


ニューベリーストリートでモーニング

素敵な雰囲気に誘われて店内へ


店内も心地良い雰囲気です。

  
挽き立てコーヒーのカフェラテに焼きたてのクロワッサン
これがとっても美味。滞在中数回訪れました。
でも、ラテアートは初日のみ。ラッキーでした!

少し歩くと‘ボストン・コモン’

1634年にできたアメリカで最も古い公園です。

緑溢れる公園内


散歩中のワンちゃんも絵はがきの様


色んな種類のチューリップが満開でした




あ、リス発見!!


友達になろうと呼んでみると

この表情とても人なつっこくて可愛らしかったです。

公園内の池には鴨や白鳥が泳いでいたり、美しい緑に満開の花が映え
メリーゴーランドがあったり、まさに都心のオアシス。
ボストンは、緑が多く建物が美しい、ほっとする街並みがとても
気に入りました。
‘フリーダムトレイル’は‘ボストン・コモン’がスタートになります。
このレンガを埋め込んだ赤い線をたどっていきます


‘マサチューセッツ州議事堂’

1798年に完成した議事堂で、若き日のJ・F・ケネディが活動していた
場でもあり、建物左手に小さく銅像が立っています。

‘パーク・ストリート教会’

1809年に建立された高さ65mの尖塔をもつ教会

‘グラナリー墓地’

パーク・ストリート教会に隣接する1660年に造られた墓地
中央に立つオベリスクは、ベンジャミン・フランクリンの両親の墓。

墓地の右手にサミュエル・アダムスの墓

サミュエル・アダムス-アメリカ合衆国の指導者、政治家、著作家、政治哲学者であり、
アメリカ合衆国建国の父の一人-ウィキペディアより
ボストンビール‘サミュエル・アダムス’でも有名ですね

‘キングス・チャペル’

1688年建立、ボストン初の英国国教会
一見すると教会とは分からない塔のない建物ですが内部はこちら


隣接の墓地

先のグラナリー墓地より歴史が古く、マサチューセッツ州最初の
行政の長ジョン・ウィンスロップなどが埋葬されているそうです。

‘ベンジャミン・フランクリン像とボストン・ラテン・スクール’

ベンジャミン・フランクリン-アメリカ合衆国の政治家、外交官、著述家、
物理学者、気象学者。印刷業で成功を収めた後、政界に進出しアメリカ独立に
多大な貢献をした。また、凧を用いた実験で、雷がelectricity(電気)であることを
明らかにしたことでも知られている。
現在の米100ドル紙幣に肖像が描かれている他、ハーフダラー銀貨にも1963年まで
彼の肖像が使われていた-ウィキペディアより

1635年に創立されたボストン・ラテン・スクールは全米で最も古い公共学校。
独立宣言に署名したベンジャミン・フランクリン、サミュエル・アダムス、
ジョン・ハンコックなどが学んでいた名門だそうです。

民主党のシンボル ‘ロバの像’


‘オールド・コーナー書店’と‘アイルランド飢饉祈念碑’

1711年の大火の後、薬局兼住居として建てられた市内でも有数の
古い建物で、出版社のオフィスが入っていた時には有名な作家が訪れ
サロンのような存在だったそう。

19世紀半ばアイルランドでジャガイモの疫病がはやり
百万人以上が餓死する飢饉が生じ、さらに百万人以上の人々の
多くがボストンへ移住してきたそうです。


‘オールド・サウス集会場’

1729年にピューリタンの集会場として建設された8角形の
尖塔を持つ建物。ボストン茶会事件の発火点となった歴史的に重大な場所。
詳しくはこちら  ‘ボストン茶会事件’

‘旧州議事堂’

1713年に完成し、最初に独立した13植民地のなかで最も古く
また美しい公共建築のひとつ。


建物正面にあるバルコニーでは、1776年7月18日にフィラデルフィアから
届けられた独立宣言が読み上げられ、現在も7月4日の独立宣言の日に
新たに朗読されるそうです。また正面前方には‘ボストン虐殺地跡’があります。

‘ファニュエル・ホール’

1742年建立の裕福な商人ファニュエルがボストン市に寄贈したホール。
正面にはサミュエル・アダムスの像もある。

ふ~っ ここまででかなり歩いてきました
‘クインシー・マーケット’

ファニュエル・ホールの後ろ側に立つファストフード店やレストランが
入り、多くの人で賑わいます。

中へ入ると、通路両脇にたくさんの店が並びます

こちらはベーグル専門店、ベーグルピザなんてのもありました。

港町ボストンらしく、ロブスター!


カクテルシュリンプやシュリンプサンドイッチなど

食事は、グリル料理、ピザやパスタ、シーフード、Barなど
なんでもあり。

ボリューミーなチキンベーコン巻

アメリカンなマカロニチーズと。

デザートには困りませんよ

お祭りのようなリンゴ飴ならぬリンゴチョコ?

トレイル途中、金・土開催の‘ヘイ・マーケット’を通過

新鮮な果物や野菜が積み上げられていました。

こちらは新鮮なオイスターバー

港町のボストンは、シーフードが有名。殻つきの牡蠣を次々さばいていました。

卒業式シーズンのアメリカならではの光景に遭遇

学校が9月スタートのアメリカ、ちょうど卒業式シーズンにあたり
至る所で、角帽とマントをはおった学生達をみかけました。

‘フリーダムトレイル’もう少しつづく・・・


アメリカ東海岸の旅 Vol.8

2015年07月16日 | Weblog
ニューヨーク滞在 旅行記は今回が最終回 長らくお付き合い
いただいております この後は、東海岸の旅終盤の
ボストン滞在記をお楽しみ下さい。

ニューヨーク最終日‘国連本部ツアー’へ
マンハッタン グランドセントラル駅から徒歩で数ブロック
見えてきました!



あいにくの薄曇りでしたが、ずら~っと並んだ国旗が圧巻で
この中に入るんだと思うと、少し興奮してきました。
ちなみに国旗はABC順に並んでいます。

国の要人の護衛と思われるSP集団を発見!!

ニュースや映画でみるような光景です。もちろん腰には
拳銃を装備していました。

入口のセキュリティも厳しく、国連本部で働く人達も身分証を見せ
セキュリティブースで空港並みのチェックを受けていました。

1回のツアー参加者約20名で、まず門の入口で待機し、5名ずつ
門をくぐりセキュリティブースへすすみ、やっと建物に入ります。

グループ毎に国連職員の方が1名ついて、本部内を案内してくれました。

本部は国連総会ビル、会議場ビル、39階建ての事務局ビル、ダグ・ハマーショルド図書館
の4つのビルで構成されているなどの国連についての説明が少しあり、途中目にしたのがこちら。

‘平和の鐘’

国連情報より「この鐘は、1951年第6回国連総会(於:パリ)にオブザーバーとして出席した、
当時日本国連協会評議員であった中川千代治氏が、「平和への願いを込めて、
世界の人々のコインで平和の鐘を造りたい」と訴え、その訴えに賛同した国の
代表やローマ法王、その他子どもたちを含む60か国以上の人びとから頂いた硬貨や
メダルを入れて鋳造し誕生したものです。また鐘楼は、釈迦誕生の花御堂を模ったものです」

ちょうど、ツアーの当日2015.5.6に本部の改装工事で移転されていた鐘が
5年ぶりに日本庭園に戻りその式典が行われていましたので、報道陣なども見えました。
NHKより-パン事務総長は「世界のあまりにも多くの人々が、銃声や爆音ばかりを
聞いている。この鐘が再びここに戻ったように、世界の町や村にも平和の鐘を再建
しなければならない」と、世界平和を訴えました-
日本が国連加盟前に寄贈した‘平和の鐘’ 鐘には 日本語で「世界絶対平和萬歳」
と刻印されているそうです。

国連本部内部からの眺望


‘安全保障理事会議場’



この壁画はノルウェーの画家ペール・クローグ(英語版)の「灰から飛び立つ不死鳥」

本部内には寄贈された美術品が多くありました。






‘ノーマン・ロックウェルのモザイク画’

国連情報より-1985年に国連創立40年を記念し、アメリカ合衆国の代表として
当時の大統領夫人であったナンシー・レーガン夫人より、このモザイク画が
国連に寄贈されました。

このモザイク画はアメリカの芸術家、ノーマン・ロックウェルによって描かれた
「黄金律」が基になっています。ロックウェルは黄金律が世界中の主な宗教すべてに
共通なテーマであることを訴えたいと、尊厳と尊敬を込めてすべての民族、信教、人種を
描きました。このモザイク画には「おのれの欲するところを人に施せ」の銘が刻まれています。
このモザイク画はモザイクを専門とするベネチアの芸術家によって制作されました。

国連の世界平和維持活動を紹介した写真


地雷撤去活動のブース

色んな種類の地雷を目の前にすると、緊張感が走ります。
死と隣り合わせの地雷撤去現場での作業は想像もつかない程
精神的にも過酷なものだと思います。
ふと、そんな場所でも平和維持活動をされていた故ダイアナ妃を
想い出しました・・

平和を願ったメッセージアート


ツアー当日も会議場では大切な会議が行われていました。



なんとツアーでは会議の様子を傍聴席らしき後ろの方から見学も
できました! もちろん私語厳禁!!

‘総会議場’

国連情報より-総会議場の建物は、敷地のほぼ中央に位置し、縦380フィート(約116メートル)
横160フィート(約49メートル)で、側面が凹面状になっている。屋根には内部に明かりを取り
入れる浅い円形ドームがある。議場ホールは奥行き165フィート(約50メートル)、幅115フィート
(約35メートル)、天井までの高さ75フィート(約23メートル)で、2階から4階にかけてを占めている。
議場には1321席が設けられ、各加盟国に6席ずつ(代表者3名及びその後ろに補助者3名)与えて、
192の全加盟国の代表団を収容できる-
という風に美しい造りでとても巨大な会議場でした

ニューヨークにあってもアメリカではない国連には、独自の郵便局があり
ここからしか出せない消印があり、パスポートに押印してもらいました。


そしてここでしか買えない国連グッズショップ

グッズはmade in China が多かったですが、レアなUNマークの
入ったグッズを記念に購入しました。

現パン事務総長をはじめ歴代事務総長がずらり


敷地内の地球のようなオブジェ


ツアー後の国連本部入口は会議出席の方なのかたくさんの人!

内部でも入口でも日本人の職員らしき人も数人見かけました。
世界で活躍する日本人、誇らしく思いました。ツアーに参加できて
ニューヨークのとても良い思い出になりました。

*ラグジュアリーなランチ*

素敵な雰囲気の店内‘ウルフギャングス・ステーキ・ハウス’
ニューヨークの老舗ステーキ店‘ピーター・ルーガー・ステーキ・ハウス’で
40年シェフをしていたウルフギャング氏がオープンしたお店で
Hawaiiにもあるので行ったことがありますが、本場ニューヨークで
食してみようと出掛けました

まずは冷たいビール!

食事と一緒に提供される自家製パンが美味

店の風格と合って落ち着いた風格のミドルエイジの男性スタッフおすすめのサラダ

これも美味しかったです

看板メニュー‘プライム・ステーキ’

分厚い熟成肉が熱いお皿にジュージューいいながらやってきました。

Tボーンのお肉は、フィレとサーロインの両方が楽しめます。

お肉は柔らかく中はジューシー 「うまいっ!」
と2切れ味わいました。「まんぷくっ!」
巨大ステーキはすぐにお腹いっぱいになります。
高級ステーキを味わい大満足でしたが、なぜにこの量なのか・・
完食できるはずもなく、ほとんど残してお持ち帰りをお願い
したのでした。アメリカ圏へ行くと、いつも食事を残しているのに
「デザートは??」と聞いてくれます。未だかつてデザートまで
たどり着けたことはありません
ニューヨークステーキ堪能しました、「ご馳走様でした
(・・・でも正直、繊細な日本のブランド牛には勝てないですよね )
豪快な高級ステーキ試してみたいっ!と言う方、大阪のルクア・イーレに
‘ウルフギャングス・ステーキ・ハウス’できてますよ
ニューヨークで人気のラグジュアリーな朝食を食べられる‘サラベス’も!
是非、お試し下さい

*ラグジュアリーな美術鑑賞*

ニューヨーク5番街にある‘MOMA’ニューヨーク近代美術館
素晴らしい絵画をたくさん目にし、贅沢な時間を過ごしてきました。

ピカソ「アヴィニヨンの娘たち」


ピカソ「水浴びをする人」


ジーノ・セヴィリーニ「Visual Synthesis of the Idea ‘War’」


ウンベルト・ボッチョーニ「The City Rises」


ウンベルト・ボッチョーニ「Dynamism of a Soccer Player」


シャガール「I and the Village」


クリムト「Hope Ⅱ」


クリムト「Adele Bloch-Bauer Ⅱ」


クリムト「The Park」


モネ「Water Lilles」




ゴーギャン「The Seed of the Areoi」


ジョルジュ・スーラ「Port-en-Bessin,Entrance to the Habor」


ジョルジュ・スーラ「Evening, Honfleur」


ゴーギャン「Still Life with Three Puppies」


ゴッホ「Portrait of Joseph Roulin」


ゴッホ「The Starry Night」


ルソー「The Dream」


ルソー「The Sleeping Gypsy」


ビョーク特別展

歌手のビョークの特別展を開催していました。入場制限があり
時間が限られていたので 残念ながら観ることは出来ませんでした。

時間が許せば画の解説をひとつひとつ読んで、さらに絵画鑑賞を楽しめるなぁと
思いましたがここも広すぎて、観てまわるだけで時間が過ぎていきました。
でも、多くの画家の画を観て、色んな印象を受け、心が豊かになった気がします。 
                           ( 小池 )

アメリカ東海岸の旅 Vol.7

2015年07月02日 | Weblog
ニューヨークのご紹介も終盤に近づいてきました。
本日は芸術の世界に浸って下さい
美しい建物が多く街を歩いているだけでも楽しめるニューヨーク

‘グランドセントラル駅’

構内は天井に星座が描かれていてとても美しい
地下鉄や郊外への列車など集結しているので多くの人が行き交います。
長距離列車アムトラックは、‘ペンシルバニア駅’の発着。

駅とは思えないラグジュアリーな空間


地下には食事ができるスペースも
‘マグノリア・ベーカリー’

映画‘セックスオンザシティ’にも登場したカップケーキのお店です。
チーズケーキが有名な‘Junior's’

‘Junior's’のハンバーガー

こちらは、宿泊先隣にある店舗でいただきました
街中で人気のハンバーガー店‘Shake Shack’があったり、靴磨き屋さん
手軽なサンドイッチ、タイ料理、日本料理もあり、駅構内だけでも観光気分。

グラマシーエリアの‘フラットアイアンビル’

1902年築で当時はニューヨークで1番高いビルだったとか。
三角形の頂点が2mしかない特徴的な形で有名な建造物です。

このすぐ近くの‘アイゼンバーグズサンドイッチ’

ニューヨークで人気のある老舗ダイナーです。
オーダーしたサンドイッチを目の前で作ってくれます。

ツナメルトサンドイッチ

地元紙でも絶賛されている人気メニュー

パストラミサンドイッチ

ボリューミーな見た目と反してお肉はさっぱり目
でも、このボリュームは日本人には適応できませんので
シェアがおすすめ。

ニューヨークには建造物だけでなく美術館、博物館などたくさんあります。
代表的な‘メトロポリタン美術館’へ

高級住宅街のアッパーイーストサイドエリアにあります。
美術館のすぐ近くには海外ドラマ‘ゴシップガール’の主人公達が
コーヒーをテイクアウトする‘サン・アンブレ’というカフェもありますよ。

美しい外観

約2万㎡もあるスペースには約300万点を超える美術品が収蔵されていて
展示エリアが16もあり、ひとつひとつのエリアが広いので全てを1日で見るのは無理
私は事前に見たいエリアを絞ってまずは1階ギリシア・ローマ美術エリアへ

高い天井から光が差して、彫刻がより美しく見えます。

ここからは美術鑑賞をお楽しみ下さい。








‘バドミントンの石棺’

ガイドブックより-古代を通じて埋葬に使用されていたギリシア産の大理石で
できた石棺。ヒョウの背に乗るデュオニュソスの周りをサテュロスや
巫女などが取り巻いている。

2階 ヨーロッパ絵画エリアへ




こんな小さな子供達も美術鑑賞


愛に包まれた画に「ほ~




ピカソのデッサン画

こんな優しいタッチの画を初めて観ました。

‘ひまわり’

題材ひまわりとこの筆のタッチで私にも分かりました

‘ゴッホ自画像’


独特の力強いタッチ


‘睡蓮の池にかかる橋’

睡蓮と言えばモネ! 柔らかいタッチで美しい
ガイドブックより-1890年代終盤から描き始めた‘睡蓮’の連作のうちの
初期の作品。自宅の庭にある睡蓮の池をモチーフにした作品は全部で
200点を超えるといわれる。

‘ルーアン大聖堂’

モネはこちらと同じ構図の画を何枚も描いていてそれぞれ違う印象

‘ダンス教室’

バレエダンサーを描いた作品と言えばドガですよね。
馴染みがある画を見つけると美術鑑賞もより楽しいです。





この後は主にフランス絵画

繊細なタッチと光の使い方が素晴らしいなぁと素人ながら感心。





どれもとても美しいので魅入ってしまいます


 

 



とうとう~

歩いても歩いても作品が次から次へ
しばしの休憩です。。

2階ヨーロッパ絵画エリアから1階へ


1階エジプト美術
紀元前5000年から期限後400年までの約3万6000点に及ぶコレクションを展示
発掘された壁には当時の生活の様子などが描かれています。








‘ハトシェプスト女王の像’

ガイドブックより-トトメス3世統治時代の2年目から7年目まで
ハトシェプスト女王は自らが王であることを宣言。この等身大の彫像は
儀式用に正装した形のハトシェプストを示している。衣服は男性用だが
女性的な雰囲気が残されている。



若きツタンカーメン像


美しい黄金の装飾品


後ろの方に見えるのが‘デンドゥール新殿’

新殿の高さは25m エジプト政府からアメリカに寄贈されたそうです。

各エリアを美術鑑賞しながら歩いていると本当にメトロポリタン美術館の
広さに驚きます。数日かけてゆっくり観られると良いですが、今回はここまで

ひといき入れてアッパーイーストサイドからセントラルパークを抜けて
アッパーウエストサイドへ向かいます


ニューヨーク市民の憩いの場所


大都会の真ん中に大自然


途中の‘ベルヴェデーレ城’からの眺め

スコットランド風の石造りの城の最上階です。
セントラルパークの北側がず~っと見渡せますよ。

ウエストサイド側の‘アメリカ自然史博物館’へ

研究施設としても名高い博物館で海洋生命や隕石の展示から
プラネタリウムのあるローズセンターも隣接。

建物入り口を入ってすぐ


4階の1番見やすい‘竜盤類恐竜’展示スペースへ

2億2800万年前から6500万年前まで続いた恐竜の時代をたどります。





美術館、博物館を1日で観るという無謀なチャレンジ 達成してきました

ニューヨーク街歩きから

ミッドタウンエリアでホテルへの帰路 立ち並ぶ屋台??

美味しそうなワンプレートスタイルのお店


ピリ辛鶏弁当~☆

オンザライスのおかず弁当 これは日本人の口にも合う

プレッツェルのお店


こだわりソーセージのホットドッグ☆


立ち並ぶお店はどこも店舗のある人気店のようでした。

ロブスターとスープのお店


ごちそう‘ロブスターロール’☆

お値段も$16と高級サンドイッチですが、正味ロブスターの身が
ごろごろ。味付けも美味しくてこれには大満足

番外編:アメリカ圏の外せないデザート
‘シナボン’の‘シナモンロール’

もっちり生地にシナモンシュガーたっぷりのロールは
日本では味わえないアメリカの味でいつ食べても美味し~