ライズのつぶやき

☆ライズの色々な出来事を紹介します☆

弧玖 2024.3

2024年04月13日 | Weblog
‘弧玖(こきゅう)’さんへ 
随分前から気になっていた京料理のお店
訪問が先延ばしになっていたのですが3月に訪問出来ました
お店は間口の狭い鰻の寝床的な造り
店主で料理人のご主人と女将さんが気さくな笑顔で迎えてくれました






落ち着いた雰囲気

食前酒 にごり酒

一品目はご飯から



炊きたての釜焚きご飯を使い春のちらし寿司

目の前で炙られてた穴子の白焼きのほんのり香ばしい香りもいいアクセント 美味しい

椀物

魚はアイナメ、旨味のある白身はふわふわ 三重県産のアオサと


上品な出汁をまとったアイナメ とても美味しかったです



あん肝の漬け

濃厚な旨味 お酒との相性バッチリ

刺身


明石の鯛 自家製ちり酢と

鯛は刺身で提供される直前に届いたものです


自家製のちり酢は大根おろし たまり醤油 柚子 一味などが入ってて美味
山葵は静岡県の杉山農園さんのもの

芸術作品が登場


京都の雛祭りの和菓子 ‘ひちぎり(引千切)’を表したもの
 
宮中で丸めて作っていた餅を 忙しいときに引きちぎってあんこをのせたものがアコヤ貝のような形の和菓子 ‘ひちぎり(引千切)’ になったそうで、それを形どった小皿に色んな味をのせた季節を演出したお料理


目に美しく食べて絶品
石川の小芋 大間のキタムラサキウニ(時期ではないが特別な仕入れにより) フランスの塩田塩で りんごの白和え 菜種 鹿児島牛イチボのローストビーフは2年寝かせた自家製柚子胡椒で

グツグツ言いながら登場した小鍋


白エビのかき揚げの下には讃岐のアスパラと京都大原の筍

それぞれの素材の味が引き立つ熱々の餡をを絡めていただきました

ご飯と共に登場 ふわふわ焼きたてのだし巻き





信楽の中川一辺陶さんの釜を使った炊きたてご飯


米がピカピカ輝いていていい香りのご飯は滋賀の‘キヌヒカリ’ 美味しい
えっ、滋賀の米?と内心思ったのですが 聞けばこだわりの製法で生産されている市場には出ない方のキヌヒカリだそうで納得
コースをひと通りいただいて 店主前田さんの食材へのこだわり、とても丁寧な仕事をされた料理、季節を感じさせる演出含めてお客様へ提供したい思いがおもてなしに強く感じました

デザート


大きなイチゴは群馬県 松井農園さんの‘やよい姫’

クレーム・ブリュレは定番だそうで最後まで大満足
季節ごとの訪問が楽しみなお店です、ご馳走様でした




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