リーメンシュナイダーを歩く 

ドイツ後期ゴシックの彫刻家リーメンシュナイダーたちの作品を訪ねて歩いた記録をドイツの友人との交流を交えて書いていく。

269. 新刊『結・祈りの彫刻 リーメンシュナイダーからシュトース』が届きました。

2022年07月16日 | 日記

▶思いがけず早い到着に慌てましたが…

 


友人宅の「タイマツバナ」


 見本は既にご紹介したとおりですが、7月20日にわが家に届くはずだった『結・祈りの彫刻 リーメンシュナイダーからシュトース』が思いがけず早めに届きましたので、先行予約をいただいてお振り込みが確認できている方々、またお世話になった方々への発送を始めました。昨日から早速メールが届いたり電話がかかってきたりしています。私たちが驚いたように、20日発行と思って待ってくださっていた方は驚かれたようです。当然ですね。でも嬉しいサプライズで新本を手に取りました。

 なお、本書は刊行する前からアマゾンや楽天などでも紹介され、予約が受け付けられていたようですが(ただ、私がこのパソコンで検索する限りでは見つけられません)、三津夫が運営するアマゾンのネット本屋「猫家族」でも販売を始めます。既に情報はアップしたのですが、一般書店には予告通りに20日から出回るのかもしれません。「猫家族」では定価よりお安く、税無しでお買い求めいただけますので、どうぞご活用ください。

 

▶三津夫の親友、山﨑隆夫さんのブログを見て感動

 この検索の途上で三津夫の親友、山﨑隆夫さんが書いてくれたブログを読むことになりました。  

 

『彫刻はこう見るのか!』

『彫刻はこう見るのか!』

彫刻はこう見るのか! 福田緑・福田三津夫著、…素敵な写真集をいただく 大学時代の親友・福田三津夫君(以下、福田と呼ぶね)とパートナー緑さんが、2人で共同して出…

扉の向こうは子どもの時間

 

 何だかすごい感動!! こんな風に私の写真を見てくれる人がいるとはとても嬉しいことです。
    山﨑さんは自信なさそうに書いていましたが、特別アルバム内で
コピーライトのマーク©が付いている写真は購入したり、知り合いや友人の博物館で働く博士たちが寄贈してくれたものですが、何も書かれていない写真はすべて私が撮ったものです。バイエルン国立博物館のヴェニガーさんはご自分でも写真を撮って何冊ものカタログを書いていらっしゃるのですが、私の写真を「いや~、良いですねえ。どこがとは言えないんだけど良いですよ。」と言ってくれます。恐らく、山﨑さんが書いてくれたような気持ちが混ざっているのかなぁと感じました。これも中世後期(初期ルネサンスでもありますね)ドイツの彫刻家たちがたくさんの心のこもった作品を遺してくれたおかげです。

 山﨑さん、ありがとうございました。こちらこそ心からお礼申しあげます。

 

▶閑話休題

 いつも友人宅の花の写真を掲載しているのですが、なんでそればかりなのと思っていらっしゃる方も多いのではないかと思い、ちょっとだけ解説しておきます。

 このご近所の友人ご夫妻はご高齢で広い庭の手入れが難しく、私の娘は花が好きなのに植える庭がないとお互いが嘆きあっているのを聞いたのは2014年のことでした。そこで閃いたのが、私たちがこれと思った草花を買って来て植え、手入れをし、購入にかかった費用は友人ご夫妻にお払いいただくという、ある種のボランティア活動でした。完全なボランティアとはいいがたいかもしれませんが、私たちが毎年花屋さんに行っては珍しい花、可愛い花を買ってきて(これが大きな楽しみ)デザインしながら植えると、ご夫妻がとても喜んでくださるのです。雑草取りは大変な労働ではありますが、手が入ると庭はスッキリして違った顔を見せてくれますし、ご夫妻の笑顔は何よりの励みになります。おもしろい花やきれいな花は小さなカメラだとピントがはっきりしていませんが、記録として撮影し続けています。今回載せたタイマツバナは今年初めて大輪の花をつけました。堂々とした姿がパッと目を惹く花です。ご近所の方も通りすがりに「あの花は何ていうんですか?」「いつもきれいねと言いながら通っているんですよ」と声をかけてくださいます。

 最初にお子さんと一緒に庭しごとをしてくれた若いお隣さんは引っ越して、替わりに私がいつも一緒に清瀬で活動している友人たち2人が加わってくれました。娘も2015年には遠方に引っ越したので、来られるのは年間10回ぐらいでしょうか。その合間は清瀬グループで補っています。皆でわいわいと草取りをしては休みながらお喋りをしていると、体は疲れても心が元気になるのが不思議です。

 そんな訳で、これからも友人宅の花が入れ替わり載ることと思います。

※このブログに掲載したすべての写真のコピーをお断りします。© 2015-2022  Midori FUKUDA

 

 

 

 

 

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