2112号♪名のみの

春の大人事異動のあと、ニューカマーの面々はおずおずと仕事に立ち向かっています。我々パートは社員の異動には驚かないが、今回は十数年いた我々の半数の上司が去った。なんとも云われぬ不安は上中下同様。理性的な先輩方は態度変わらず勤めようとする気配があります。
こちらも思わぬ所から思わぬ質問や声や業務が来てびっくりする。本当に、やってても知らないことが多い。全体像やかけひきはなく、指示は作業だけだったんですよ。
ただ本来の業務だけこなすにも対象の店舗数は増加の一途。今日は本気で、たいへんなことをたいへんそうにやるのはどうしたらいいか考えてしまった。それなりにヨロヨロぐったりはしてるんですが、遠い自宅に早く帰りたくてガシガシ下品に作業を詰め込んでいます。
傍目には無表情のやっつけにみえるのか、どうも時短が進めば進む程女性上司に不興を買います。何となく面白くないんだろうなあ、と感じ気持ちはわかる。
こちらも感情的にならなくても、ガチャガチャやってれば間違いやポカミス。更に突っ込まれやり直しだ。特に感情もなくすみませんと言う。つまらないだろうなあ。
まあお勤めとはどこもこんなものじゃないかとすぐ俺は投げます。が、上司は多分とても辛い事があって誰かの苦境を見ないと面白くないんでしょう。
♪‥谷のうぐひす
憂さは思へど
時にあらずと声も立てず
時にあーらずーと声ーもたーてずー