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手作り人形ドレスGOUDADA

ジェニーサイズ人形手作りドレスを楽しむゆるゆるブログ

1992号一毛多彩

2015-11-30 18:58:20 | Weblog
昨夜鍋を焦がした。よせばいいのにロマネスコの葉・太い葉脈や芯も試しにコンソメで煮た。(生で味見したがイマイチ)ポトフをつくったついでです。そして焦げ鍋を慌てて磨くうちに、洗濯機にポンプで汲んでいた残り湯を溢れさせた。
これでは、忘れてはやらかし自分の失敗を隠そうとする老母と同じではないか。やばい。
その少し前の午後はTVで映画を観てボロボロ泣いてしまった。大丈夫か更年期ばあさん。
昼は久しぶりに買物。ずいぶん買ったぞー。浪費癖気味じゃねえのか、正気かポンコツパート。
実は互いに休みの夫が風邪ひきで絶不調。普段でも話しかけるのに気を遣うのに、ますますとりつく島がない。返事もたまさか。正直こんな老後になるとは。犬も喰わぬとやらだから、片方ばかりどうのという話ではありません。
認知症老母はデイサービスの農業活動が冬休み、何かないかとケアマネさんとの相談で『編物』があがりました。昨年は曾孫の靴下を編み、先日会った時もまた編もうかと話してた。ただ残り糸余り糸で編むから思案して新品の糸を買うことに。貰うほうの長女夫婦の気分を考慮し、ディズニーめいた色合いの純毛にしました。ふた玉はほんの少し色番が違います。俺は編物に疎くなり、この量でどれくらいのものが編めるのか判らない。赤ん坊がすっぽり入るような大きな大きな靴下が編めればいいなと妄想します。
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1991号撤収

2015-11-30 07:34:29 | Weblog
便ポストの撤去跡、ポストは支柱の中まで赤いとは。
ポストは基本的に切手葉書を販売するところに設置される。このポストはスーパーの入口角にありました。スーパー本体が移転したからもう移転先にはあるのかも知れない。どんなポストでも収集時間はきちんと決まった目安があります。
最寄りの店がなくなったのもさみしいが、まさかのポストもとは。この地に越してまだ勤めていない頃は、本当にこのポストのお世話になった。いろんな応募葉書や友人への手紙を投函していました。郵便事業がまだ民営化以前、最寄りの郵便局も集配局でした。現在は一番近い地下鉄駅そばの南郵便局が南区内を一括集配しています。週刊誌の記事を待たずとも今年はマイナンバー郵便と年賀状の収集が重なりそうでたいへん。
それでなくても、年末の繁忙期に広いエリアをカバーしてます。札幌市南区の面積は東京23区より広い。澄川や真駒内○○番地、この先の簾舞豊滝定山渓、喜茂別との境目の中山峠まで。
宅配や郵便の手渡しにはさっさと出てサインしなくては。寝てると焦るけど。
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1990号こもりくの

2015-11-29 04:59:12 | Weblog
社の休憩室で昼休み『バイきんぐ』をつい見ます。先日から「受験は母親が9割」著者 3人の息子を東大理Ⅲに合格させた専業主婦佐藤亮子さん出演中。彼女に批判的なおぎママとの生対決は、独身の同僚の耳目も集めました。「このひと一般人なのにしっかり言い返してる」「なんか可愛げが無いよね」これから子どもさんが受験のパート、受験中や受験が終わったばかりのパートも黙ってつい見てしまう。俺はおバアでもう長女の受験が十年前だ。去年孫生まれたし。何も言えねえ。でもやっぱりつい見る。
佐藤亮子ママの優秀なヒールっぷりには舌を巻きます。子どもさんが金メダルアスリートやドラフト1位の選手レベルになると、家庭での支援並み大抵では無くやはり小さい子を持つ身はその育児に関心がある。が、皆がそうなれないことを母子で身をもって知る過程が育児でもある。
こと受験に関しては(日本では十代の時の才能気力体力運が大きく社会人になってから大学に入るチャンスが少ない)ほとんどの親御さんが内心『有名大学に入って欲しい』と願っている。その本音を実現し、独自の具体策を展開し理論的に説明する専業主婦はやはりスゴい。3人息子合格の時点で、まあ普通のお母様なら褒めそやされても謙遜するか子の手柄にするのでは?佐藤亮子ママは、一般の母親の『子どもに高学歴を望みながら受験に対する取組が甘い』態度を一刀両断して嫌われている。
東大合格に最大の価値を置く(他の大学でもいんですが)と、定数があり合格不合格しか無い世界です。そこで『受験に無駄なお手伝い教育や恋愛は不必要』と言い切る。あくまで受験戦争に勝ったいち母親の意見。そしてこれがもし浅田真央さんレベルの選手のコーチが『スケート以外の時間を短縮し恋愛は避ける』と言ったのならこんなに反感は無いのではないかしら。昔息子さん達を慶應にいかせるために『いかに普通の家庭の収入の中で犠牲を払ったか』というお母様の手記も読みました。やはり良い教育を受けさせたい、というそのお母様の強い信念が無いとできない。そのようなお話はかすかに『偉い。でもそこまでして』という感想に留まります。『反感』が佐藤亮子ママの売りなんです。
以前の職場でもいました。幸せを隠さず死ぬほど反感を買っていた先輩。子どもさんがいない他は美人の彼女の幸福は自身が屈託なく語れば語るほど嫌われていた。銀行に勤めていた頃、顧客に気に入られその息子さんと結婚。夫君は札幌市役所勤務、持ち家で趣味に勤しみパートにはやはり趣味のように出勤しその優秀さを発揮してはにこにこして帰る。幸せだから周囲の屈託なんか気にしません。皆彼女を憎む自分達に羨望嫉妬のしこりがあるのを自覚してる。子どもがいるパートは彼女と共通の話題が少ない。…彼女が悪い人かと言えば違うのです。もっと悪い人はいくらでもいる。ただ勘にさわること半端無い。
…多分佐藤亮子ママの著書やメソッドを参考にする人もいる。聞いていると時間と信念は必要だが遣りようでお金のかからない方策です。彼女は受験に特化した価値を置いた場合の話をしているのであって、他の価値観での反論は意味がない。彼女は家庭の中での「受験コーチ」を母親の仕事として理論を開発実践し成果をあげた。 だから受験以外の「どんな大人に育つか」なんて抽象的で曖昧な話に責任はない。我々はアーティストやアスリートの成功に喝采しますがその人格や幸福なんてそう考えるだろうか?佐藤亮子ママも単に「方策や効率」の話をしているだけなんです。が、自論を疑わない確信犯的なユニーク発言にばかり注目してしまう我々。
まず自分が子の立場でこんな風に親にやられたらたまらないと怖れる。次に身近名な友人やきょうだいなら憎み嫉むだろう落ち着かなさ。そして万一、結婚相手の親がこのタイプだったらと考えると絶対嫌。ぞっとします。
数十年前「くたばれ専業主婦」という本が出ました。バブルのはじけた頃かと思います。1986年春からサラリーマンの妻は国民年金の「第3号被保険者」の優遇制度が開始。自治体の役所で手続きをすれば、本人や夫の負担ゼロで国民年金加入したことになる。自営業者やその妻の専業主婦が定額で年間二十万弱の保険料を払うのに比べると差があります。が、この財源は実はサラリーマンやOLの主に厚生年金加入者の支払っている年金でした。独身の企業勤務者が何故よその奥様の貰う年金の一部を負担せねばならないか。結婚した専業主婦はそんなに偉いのか?という独身の著者は女性でした。この方も「ごきげんよう」などTVに出てた。まず彼女は『養ってもらってる夫にさえ感謝しない主婦』を攻撃し、ごたくを並べていい身分だとくさす。反論されれば『歴史的には女も男も貧しいならそれだけ懸命に働いていた』と指摘。これは当時すでに熟年世代の評論家だった市田ひろみさんもうなずく。専業主婦と言うのは高度成長期ころ一般的になった概念です。働かなくてよい「奥様」はそれまではほんのわずか。が、では専業主婦ももっと社会に出て働けば
という話になると『社会に進出しなくていいです。必死に働く私達の邪魔でお荷物だから』とバッサリ。市田ひろみさんがすぐさま「あんたそれだから駄目なんや」と発言してたのが印象的でした。たぶんまだ派遣労働が一般的ではなかった時代です。
「幸せ」って何だろう…学歴・金・仕事。いずれも人間の弱点かつ強み。心は揺れます。
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1989号べしゃツル道

2015-11-27 20:51:57 | Weblog
気温が上がってかえって歩道がシャーベットになった。相変わらずあちこちから降る仕事に追われています。
またぞろ種々思うに任せないながら収束しようとした時、定時なら帰れる時間に書類の山が来た。一部の作業だけは来週にできない。数十分はどうという事もないが、管理職の殆どが会議や何やで留守の間一般社員は私語がうるさい。仕方ないがたまに勘に障ります。俺達パートもボソボソ話はするが高笑いは不作法だ。
不機嫌ななめな自分を宥めながら帰宅します。やだなーイラつきばばあみたいでよお。事実だけどさあ。
老父はとにかく文句が多いジジイではー、はーうざいなーと思いながら聞き流します。同情同調なんかしない。遮るとまた僻んでうるさくなり罵倒するに至るから(話し合いや譲り合いは老父の辞書には無い。自分は正しいからそれで充分なんだ)こちらの体調が悪くなるから黙って聞くフリ。そんな老父を見ていると、老いの道は全く闇。厭世観を通り越して、生きていたくなくなります。俺はそんな風になりたくないんだ。しかし子どもさえなりゆきにしか育てられなかった俺に親をどうこう出来る訳もない。
歳をとって何か嬉しいことがあるのかな。いや、老父は誰のためにも何もしないのに尊敬だけはされたがってああなるんだ。まっとうな人間なら、ささやかな事でも人の助けや役に立ちたいと考える。自信は今無いけど、それなりに誰かの何かを楽にしたい。
老人施設に勤める夫の話はいつも考えさせられます。みなさん何不自由無い生活なのに、ほんのお遊びのレクに真剣になる。ひとに何か『してもらう』ばかりの生活はつまらないんだそうです。
…かと言って『してあげる』?ばかりの生活もなあー…
身内でも完璧に補い合うのはなかなか難しい。親子夫婦でも。
目下最大の悩みです。
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1988号十五夜神無月

2015-11-26 21:33:55 | Weblog
車内で眠る方が朝も夕方もいる。皆さん雪のためのため早起きや雪かきでお疲れなのかしら。昨夜は拙宅あたりは降らなかった様子だが車の窓は霜。相変わらず雪道は足をとられる。滑りますご注意を。
最寄りのスーパーが閉店し、明日バス停ひとつ市街寄りに移転オープン。多分寄る元気無いだろうなあ。もう慢性的に寝不足気味です。本当に車内読書の人が羨ましい。
下旬ど真ん中の社はよろず凄まじく電話データ書類が飛び交い、時間の感覚が薄くなる。もう寝てんじゃねえのか頭。やべえ。
最近食欲はあまりなかったのに、夕方突然やたら生牡蠣が食べたくなった。疲労だか心の空腹なんだかもうわかんない。夫に買ってもいいか聞いてみよう。まだ売ってるかしら。
サロマ産の大粒と知内産の小粒を買った。久しぶりに美味しい。豚汁ととろろメカブで美味しく御飯頂きました。
気づいたのはそのかなり後です。もしかして本日ThanksgivingDay!?…七面鳥まで食べるところだったかも。キャー!今までその日と意識して食べたことなかったのに!
‥俺は二人の紳士のうち、どちらになれるのかな。ならなくても善いのだけど。
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1987号‥私のうへに降る雪は

2015-11-25 22:23:08 | Weblog
北海道のほとんどに大雪が降った。祝日から高速道に事故通行止めがあり、火曜朝も緊張して家を早く出た。雪道渋滞を怖れたためです。明日も危ないかも。
雪とシンクロするように孫一家が来た。婿は新入社員で忙しいだろうによいパパのようです。長女もまだ友人の少ない旭川で新米母専業主婦。この度初めてのかの地での冬を迎えます。ベビーカーが使えない冬は恐怖。婿にしても癒しは旧友と会えること、彼等は毎月のように帰省します。
来ても我々夫婦が二人とも仕事だったりでただ布団と部屋を提供し、あとは好きに起きたり食べたりしろになり二泊しても一時間しか孫を見ない時もありました。
今回は幸い休みにあたり、食事はどうするのかと夫に聞かれた。来るほうがどんな計画やタイミングか判らないから、苦肉の策だが困ったら近所の焼肉店に誘う案を出した。彼等が行きたい所があれば そこでもよし、買って拙宅で食べる手もある。
火曜昼頃来ると言ってたその日は俺だけ出勤で、夫が迎えた。何とか帰宅したところ彼等からのオファーは「夜外出し友人達と食事したいので孫を預かってくれないか」笑い泣きだ。どうもカエルコールの時夫の声が暗いと思った。この日崖っぷちの仕事をやっとうっちゃり帰ればまたお仕事だった。やれやれ。苦笑して何とかなるだろうと引き受けざるを得ない。希な俺の飲み会などにかぶらなくて良かった。あちらも婿が不定休変則シフトで、体調や都合でなかなか前もって予定が立たない。しかし元気なうちはこうやって使われちゃうなあー。
まあ夫も協力してくれて何とか風邪薬をのませ、猫トイレ猫餌に突進するのを防ぎ、階段(孫の住まいには無い遊具)登りを見守り頃合に抱き降りる。11時頃抱いて揺らしてるうち孫は寝付き、長女は午前様。婿は彼の実家に。仲の良い高校生の弟さんがいて、このパターンが多い。
翌日の昼食は皆揃って、ほっともっとの弁当を買って来て食べました。買物は長女夫婦に頼み孫と留守番。育児ストレスの長女は赤ん坊の絡まない仕事なら何でも大歓迎という。あらまあ。
指導は控えてなるべく助けられる場面は助けたい。ただ孫は来てよし返ってよし、だけではなく若い夫婦の成長する機会を奪うことにならないかとは迷います。長女と同じような専業主婦は世間に山ほどいて、実家を頼らずやっていく方もいます。同じくらい働きながら主婦もこなす若いお母様もいます。較べてはいけないかも知れませんが、甘ったれの親が甘ったれでない子を育てられるものでしょうか。
とはいえ自分の勤務先で新入社員達のストレス生活を目にしては婿の助けになりたいと不憫を感じます。まだ二十五歳、遊びたい盛りに一家の生計と父親の役割を担っています。
俺も昔専業主婦だった。実家は日帰りできる微妙な距離で泊まることは少なかった。実家の老母は当時働いてて、たまに孫見せに訪れても預けて自分が出かけるという発想はなかった。と言うよりそう考える前に入院してしまい赤ん坊を夫と姑に委ねざるを得なかった。
快復した俺はベビーカーよりおんぶ派でしたが、長女は身体もつらいようです。その後俺はフルタイムパートになり、今専業主婦と対極の生活をしています。仕事して寝るだけ。同僚達は多く母親や主婦をしながら働いています。たまに孫と過ごすのは、昔やっていたことを少しずつ思い出しながらの和む時間。孫は階段登りの他に太った猫、夫の部屋の機器が大好き。
他人様と較べてどうなるものでもないのがおんな道けもの道。ただこの先は、夫や俺がいなくなってもあの一家がやっていけるようにする。それがまっとうな家庭教育と思いながら、なかなか難しい。
実家の老母の介護問題も、ようやく今俺に万一のことがあっても何とかなる段階に来た。残った家族の相談にのってくれそうなケアマネさんが見つかった。いい方です。
老母に曾孫を見せてやりたいが、なかなかかなわない。週に三~四日デイサービスに通う生活が安定しかかっている。結局長女には、骨休めにたまに滞在してもよいと言っておいた。
‥やっぱり甘ったれの親は甘やかしかな‥。娘や孫が来る度喜びながら負担を分け合う夫の気持ちは推し量るのみです。
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1986号累死了(レイスーラ=くたくた)

2015-11-24 19:24:39 | Weblog
今日は雪だし会議だし無難に早く帰ろうとしてた。孫も来るし明日は休みだ。
まさかの九歳6㎏越えの猫じゃあるまいし、降って湧いた入力仕事。えーまた俺?席の引越からこっち出入り口に近いせいかやたらイレギュラー仕事が降る。たいてい急がないとは言われるが、信じらんない方法での指示ばかり。何だか初めて行く山でひと冬の薪を切りなさい的なデータ開墾がミッション。
「VLOOKUP使える?」って、参照するセルに品番たくさん入れてて、その数だけ行コピーして単一品番のセル作んなきゃならねえじゃねえかバカヤロウ。個数だってそのまま続けてずらずら書き並べてるから列挿入で目視手打ちじゃねえかバカヤロウ。しかも昨年当年とよこして当年の品番全部刈り込んでも、半分以上価格表に無い品番ですのエラーじゃねえかバカヤロウ。Excelに打ってあるからってよく言ったなバカヤロウ。品番の末尾は無視できるって、品番の頭から有り得ないのてんこ盛りなんだバカヤロウ。
今日は今日で、納品書レベルの紙を山と積んで「当該の紙を選別しながらExcelにカテゴリ別数量入力」だとお。紙の印字は同じ品目の行数がその個数。しかし指定のExcelの表は列順もバラバラの数種の個数の合計を入力。よく言ったなこのタコ。暗算しながら500行近い入力です。しかも書類上の行数は1店舗0~最大75行とバラバラ。入力後照合するために、まず目と指を使って数えなければならない。なんてお婆さんくさい仕事だ畜生。午前中の試行は1店舗1分以上、あと8時間かかる。嫌だこの仕事。こんなバカな紙に構ってられる訳ねえじゃねえかバカヤロウ。明後日も金曜もなんて絶対やだ。パートの体力気力善意を何だと思ってるんだバカヤロウ。
もう午前中で半端なく厭きてる、やけくそでテクニックのイノベーションだ。目視で数えた合計を、入力後合計する数式のセルの隣に予め入力。頁にわたるものは、1頁目28行と知れたのでそこから手計数。希に排除すべきカテゴリもある。そして1行のセルを降順に返し縫いをするように行きつ戻りつ加算、打ち込み。もう5時間もやると脳も砂漠。しかも下旬の忙しさに会議のわたわた、店からはひっきりなしに年末調整の書類締切に焦る電話。この金曜必着だから明日発送したいのだ。そしてこの雪。会議でかえって事故の心配は減ったが国道だって朝から渋滞気味。郵便がちゃんと着くかわからない。
何とか六時間余りで入力を終え、コピーしたExcelをオーダー元に投げ返した。こんなんでいいのかしら。
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1985号寒し十二夜神無月

2015-11-23 22:16:10 | Weblog
とびとびに見てる韓ドラ時代劇「ファン・ジニ(黄真伊=ヒロインの本名っぽい)」。主演のハ・ジウォンほか女優さん達の妓生チマチョゴリ姿が素晴らしく美しい。
前回見たのは副題『冷たい月』。心を閉ざし高官や大国の役人相手にさえ不遜極まりなくなっていく明月(ミョンウォル→ヒロインの妓生としての源氏名)。破天荒な名妓としての名は馳せますが、周囲を裏切るような行いが度々です。
黄真伊は本当に高名な妓生らしく、映画作品もあります。母が妓生だとか、両班(=貴族)の娘として育ったが妾腹のため生家没落で妓生にとか設定はいろいろ。
韓ドラは「同伊トンイ」も人気でした。出身の妃が王の母になるサクセスストーリー。
実は「春香伝」を最初読んだ折、新任の地方官が南原の妓生全て集め、点呼をとる場面が不思議でした。妓生はそれぞれ美しい源氏名を名簿順に呼ばれるのですが(凡そ妓生の源氏名は型どおりらしく、ここでも筆頭は明月ミョンウォル)名の後に『イ』の音をつけて呼びます。例えば明月ミョンウォルなら、高らかに『ミョンウォルリ』などと発音。
「チャングムの誓い(原題『大長今テジャングム』)」では、よく養父母のおじさんおばさんが「チャングムア(チャングマ)ー」などと呼びかけていました。
母音を添える呼び方について詳しく学んでないのですが、子音で終わる名の音をのばして言いやすくしてるのでしょうか。
学生の時留学生のユン(伊から人べんを取った字)さんが教えてくれたのですが、その頃韓国でも漢字で書けない名前を子につける方がいました。「カウル」は秋チュとは別の韓国語古来の言葉(日本語の中の和語=やまとことば的な語)での秋の意。これに「イ」音をつけて「カウリ」と女の子を呼ぶのはとても美しい名だそうです。
姫・淑・順など女子の命名に好まれる字は型どおりで、同姓同名が多いとも聞きました。英子ヨンジャ(小説『馬鹿者共の行進パボドゥレヘンジン』のヒロイン)のように「子」がつく名は日本占領下の影響でしょうか。全斗換大統領夫人も「李順子イスンジャ」でした。
「子」も韓国の「イ」のように、名前のゆらぎ部分の時代がありました。老母の女きょうだいの戸籍名はタケ・セツ・トシですが「子」をつけたりつけなかったりと実際の使用は適当です。祖母や他のおば達はサト・チヨ・リャウなど。どっちでもいい部分。「子」のつく名が日本の女子名に増えた時期はまちまち。平安期の中宮や女御は公文書に多く「子」がつく名を残しています。(○○姫も)公家にこの伝統が残り、一般にその本名が知られるようになると広まりました。江戸期の女子名はクマやトラなんてザラ。幸田露伴の次女幸田文は、そのエッセイをよく読むと小学校の点呼では「あやです」と名のり晩年の露伴との会話では「文子は何ですか」と言ってます。この頃明治からの戸籍が整い、身分を明らかにしたり課税する利便のために次第に名のゆらぎは排除されていきます。名前は基本的に一生変えないものになりました。文の娘も後年本を出した時の名は「青木玉」、幸田文のエッセイの中では多磨子・玉子と様々に表記されてた。
ちなみに俺の少し上の世代の女性は美智子妃ブームのさなかに産まれ、もろに美智子とはいかなくても智子や美知子がやたらいました。PTA名簿そんなんばっかり。俺の頃は良子(ながこ)皇后やその四人の娘・華子妃や喜久子妃、浩宮礼宮の妹紀宮清子の影響かすっかり「子」がつく名が大多数。洋子直子美代子、和子陽子久美子等々。
職場では姓で呼ぶのが無論普通なんですが、不思議に同じ姓の人がいる。まぎらわしいので皆は名にさん付けで呼ぶ。これからどんな名が出てくるのかな。楽しみにしています。
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1984号野ぼろ菊

2015-11-21 19:23:50 | Weblog
老パートは不器用に、若い同僚が引き立つよう控えめにします。まあ気にしなくても皆ろくに見てないので概ね大丈夫。
寝不足やクタクタの時にセキュリティレベルが下がり思った事がまんま言葉になるとやばい。別に聞かれてもいないことをボソッと呟いたりしてしまう。そりゃ「別にあんたに聞いてない」とキレられるし感じ悪いよねやっぱ。
いままでついやっちまったシリーズ。
①「咳をしてもひとり、ってだれかいたよね」「あーなんかいたよねー」若者女子二人確か一人暮らし風邪の話題。コンビニでのレジ待ちで前にいた。同じ制服だから本社別部署の若い子。先に一人空いたレジに向かった時ボソッと「尾崎放哉」と口から‥前にいた子は苦笑いで許してくれました。
②部長の可愛いお嬢さんは四歳、マレフィセントにハマった。離れた席でボーッと人間離れしそうないっぱいいっぱいの俺にもリアクションを求められてしまった。頭に余裕がないからやはりディズニーキャラのマレフィセントの顔が浮かぶだけでサッパリな返し。「スリーピングビューティーのマレフィセントですよねー」俺の脳もスリーピングに近い。「えっ英語で言ったの?」あー‥「眠れる森の美女ってそういうの?美女がビューティーなの?森は?」眠い「語呂ですかね、昔からこのタイトルですね。美女と野獣もビューティーアンドビーストですね」眠い。しかしパートとこんな話で楽しい訳無い。
③昼休憩室のテレビで株主ライフを紹介。優遇や配当は皆もちょっと気になる。「でもお金いくらぐらい必要なんでしょう」と若い人が隣に聞いてた。俺にじゃない。寝不足頭で「普通の株は千株単位の取引だから日経平均株価に千かければ平均が目安に‥」やめろおっ。あっでも少ない単位の株あるし 株価もピンキリだから‥ムード一変。
…実際に株少しやったのは俺じゃなく夫です。でもなんか「株やってたやばい主婦」雰囲気出ちまった。
春夏はとりどり花があった狭い庭も草はほぼ枯れて、このノボロギクがかろうじて咲いてました。晩秋の菊祭などに出される菊は手間暇をかけた大輪や懸崖。昔実家のお隣の旦那さんが紫や白の美しい一本植の鉢立てを育ててらっしゃいました。蕾の下に水平な円形の添え物をして花形がきれいに広がるよう整えます。
そんな強さ美しさで展覧会に現れるような菊より野菊や蒲公英、雛菊蓬が自分には相応しく思えます。目立たず強く、さり気なく生きたい。
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1983号化ける街

2015-11-21 02:44:47 | Weblog
久しぶりにススキノ。今年一度来たら来年いっぱいは来なくても大丈夫。
赤ワイン生ビールシークワーサーと飲み放題で食べ、帰り際立ってて一度目の前が暗くなりガクンと座った。何とか無事で帰宅しました。金曜夜のススキノはやはり華やかで、職場へ向かう和服のマダムも隙がない。
ささやかな飲み会の居酒屋は中小路に面し、歩道タイルに不思議なキツネの絵柄。ひとつではない。

ここからやや南に豊川稲荷があるからかしら。ビルのオーナーや店の趣味?でもなんとなく歓楽街には美女に化けるキツネが似合う。
たまにしか来ないから新鮮さと懐かしさがあります。帰宅してた次女とつい『バグダッド・カフェ』など観てそれぞれ寝むことに。
俺はサービス精神薄いけど、人並みの社交もたまにはやってみなくては。もうなんか若い人達に頼る気分になって来ました。彼女たちのお喋りをなんとなく聴いてほのぼのとしています。幸せ。
連休多分三日酔い‥
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