どぶづけや氷ぶち込む缶かんかん
…という光景も今年少ないわな札幌。
土日珍しく掃除・模様替えして
やはり天気悪くなった。終日曇。
俺が掃除すると 雨や雪が降るのだ。
キッチンカウンター代わりだった
テーブルと椅子を壁際に置き
その上にミシンと辞書数冊。
裁縫や書き物はここですると極ると
すんごく落ち着いた。
しかもそこでTVが視られるぞー
もし在宅勤務が許されたら
ここで背景を隠せばできる。
食事は座布団座卓でする。
自室の長女遺物の机は
袖机のプリンタ接続ノートPCを使うだけ。
机で読書する習慣がない
寝転んだり 寄りかかったり。
これは小学生時代ひとり留守番しながら
図書室で借りた本を次々読んでいた
カギっ子生活の名残。
汽車通学慣れで、車中は立っても読める。
訳がわからなくてもガシガシ読んだ。
TVで視たドラマ「徳川の夫人たち」の
原作がPTA図書コーナーにあり
借りられますかと聞いたら
出来ないこともないとどの先生かが言い
借りました。
後で担任の先生からは渋面。
「大人の本を読み過ぎる」と嫌われた。
ドラマ視てれば理解はできる。
将軍の寝室に御中臈が向かう時
衣装は白絹に緋色の扱帯の決まり。
女主人公は全く真逆の世界から
大奥入りしてまだ境遇を受け入れてない。
お着きの者が思いやって
せめてもと扱帯を「若竹色」にする。
ドラマもそのとおりだったから
そっかーあのきみどりって若竹かーと
理解して読む。生えてる竹を見たことない
道産子、怖れ知らず。
寺の者が貴人に拝謁する時
常人なら掌を下に手をつくところを
数珠に触れる側だからと
手の甲を畳につける。
女主人公のその僧形を見て
将軍が…
十年後、大学生になってから
原作者吉屋信子さんがバイト先女主人の
青春の流行作家と知る。
漱石鷗外は余り覚えてない。
龍之介は短い作品でオチがある。
若草やアンも普通に読んだ。
大壺栄は子どもがよく登場。
毒蛇を胸に抱き死ぬクレオパトラ。
たぶんシェイクスピア戯曲の翻訳。
ツタンカーメンやマヤの遺跡。
川端康成は踊子読んだかな。
グリム、アンデルセン佐藤さとる。
編物を覚え「おばあさんのひこうき」。
アイヌ民話、安寿厨子王鉢かづき姫。
絵本はそんなに好きじゃなかった。
弟が持って来る絵本を読むのは義務。
後年娘達が「なかよし」を読んでと…
『ズバババーン あっタキシード仮面さま』
↑棒読み
西遊記漂流記旅行記アンネの日記。
アラビアンナイト武蔵、実篤。
恋人からの手紙を口に咥えトンボ返りって…
「ビルマの竪琴」水島上等兵が
帰国しないきっかけを真剣に考えた。
八犬伝水滸伝、路傍の石小僧の神様。
古事記風土記、吉四六一休。
ルパン・ホームズ。シートン・
もちろん漫画アニメは浴びる程。
1970年代漫画は外国映画の紹介作品を
量産してました。
旧漢字旧仮名遣の全集端本を頂いた。
大体の見当で読めるもんです。
ただ 先生方が薦める御本は
つまらない…きっと『ここをこう読め』が
透け過ぎるんだろうなあ。
小学生に安全な本て、つまらない。
そういえば校長先生は、幾度となく
放送朝会で生徒達に宇野重吉さん朗読の
「ベロ出しチョンマ」レコードを
聴かせました。なんでかなあ。