ある時はありのすさびに憎かりき無くてぞ人は恋しかるべき
今日を最後に先輩が、中旬を待ち後輩がひとりずつ職場を去ります。
この朝まで知らずにおり、寂しくなりました。
また一方で新しい生活に向かえる若さが少し羨ましい。
お前は何かしたいことがあるのか、自問自答…。ない。
強いていえば、子や親やのもろもろのくびき雑事から夫を解放し
自分も化粧や制服から解放されたい。
でもその頃には、自分が誰かの解放の邪魔をしているのかも知れません。
そろそろ結婚から丸25年になります。
あと25年後、夫の米寿と金婚式を迎えます。祝いたいのは野望かしら。
まだその路程の半ば。
25年後の、今の老母に近い年齢の自分は想像に余ります。
車や自転車も乗れず杖か、その頃住まいはどの辺りやら。
父方のかなり年長の伯母がまだ元気に賀状を寄越します。
遠方で逢えませんが、おそらく老父やこの伯母・祖母に自分は似てます。
考えれば遥かな時間、「老後」は横たわっています。
まだ自分をトシだと感じるのは許されないのでしょうか。
今日を最後に先輩が、中旬を待ち後輩がひとりずつ職場を去ります。
この朝まで知らずにおり、寂しくなりました。
また一方で新しい生活に向かえる若さが少し羨ましい。
お前は何かしたいことがあるのか、自問自答…。ない。
強いていえば、子や親やのもろもろのくびき雑事から夫を解放し
自分も化粧や制服から解放されたい。
でもその頃には、自分が誰かの解放の邪魔をしているのかも知れません。
そろそろ結婚から丸25年になります。
あと25年後、夫の米寿と金婚式を迎えます。祝いたいのは野望かしら。
まだその路程の半ば。
25年後の、今の老母に近い年齢の自分は想像に余ります。
車や自転車も乗れず杖か、その頃住まいはどの辺りやら。
父方のかなり年長の伯母がまだ元気に賀状を寄越します。
遠方で逢えませんが、おそらく老父やこの伯母・祖母に自分は似てます。
考えれば遥かな時間、「老後」は横たわっています。
まだ自分をトシだと感じるのは許されないのでしょうか。