手作り人形ドレスGOUDADA

ジェニーサイズ人形手作りドレスを楽しむゆるゆるブログ

2403号Сахар(砂糖)

2017-03-31 18:51:41 | 作品写真
気温が高い水雪が近山遠山みなアイシング(砂糖飾)。デコレーションケーキの上に住んでいる朝。
賢治の妹がはかなくなったように、既に光は薄紅の闇に。ビルの中も地下鉄車内も微かに汗ばむ温さ。車内いっぱいの人達も幻のように消え、浅い春皆新居や旧居へ急ぐのでしょう。
本日はたくさん郵便番号を調べた。与えられたExcelの表を使いました。時々懐かしい地名に突き当たりああまた行きたいなあと思う。
数年前ひとり旅で北関東を移動したのはJR数日間乗り放題パスとタクシー。タクシードライバーはほとんど俺より年嵩で、意外な話をしてくれる人もいました。
特異な方をランキングにすると
1位「ここの水族館は鯨の○○の標本があります」とやたら熱心に勧めてきた大洗町のやや若い男性。どうもゴルフが好き過ぎて職をしくじったらしい。
2位土浦市から阿見町に行き、また境町に戻りたいと言うと長距離に喜んで張り切った女性。九月で並木のピンクがきれいな花は何ですかと聞いたら「サルビアよ!!」と元気いっぱい。‥もう何となくおわかりかと思いますが‥百日紅でした。
3位たいへん難しい漢字の駅に降りて乗った運転手さんに何と読むか聞いた。大甕(おおみか)駅だそうです。「大昔、みけの童子という者がいて‥」神話めいた伝説があると教えて下さった高校の先生のような落ち着いた男性。
実は、最近始まった夕刊小説が平安朝時代もの。漫画「陰陽師」くらいの時代。主人公は貴族出身の僧侶で、楽の道で高名な伝説の師を探し東国までやってきた。国府へ向かおうと、今の霞ヶ浦を舟で渡る場面まで来ました。
その国府だった市に俺も泊まり、筑波山のぐるりをまわった。また行けるのはいつかしら。
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2402号Солнце(太陽)

2017-03-30 19:06:35 | 作品写真
夕方データベースがかたまり、あきらめて出れば雨。春雨いかにも。濡れてどこまで行かはるんどす月様。
‥毎年こんな阿呆言いますんやわ。春雨ゆうたら今時皆さんお料理しはるものやろ。お日いさんかていんでもうたわ。
いいお部屋に住まはる徹子はんが、お友達と春巻めしあがるのんもお一人ひとつないとアカンて皆分けなはるて。おかしおすなあ。中には春巻いうたかて内心お好きやない方もいやはるのに。分けてしもうたら、お好きな方やておかわりもしにくいのと違いますか。遠慮の度合いもありますよって。まあ他人さんのことはよういわれしまへんけどな。
‥久しぶりにお食事会行って、ウチやっぱりあかんなあ思た。働き者で気が利くおなごはんほど次々大皿の残りを面々の銘々皿に宿題のように置かはってどんどん先に先にお皿下げさせ注文しはる。きっとお宅でもてきぱきなさるんや。
せやけどお魚もお肉も皆にどうせほんのひと切れずつなら、最初からお重やお弁当のように銘々盛られてもええのと違いますか。お好きでないもんは残さはったらええのに。
‥アカンなあ。うち皿にのせるのせられるがかないませんねん。ほんまもんの舞妓芸妓やったらお客様にお給仕御酌だけでかえって気楽や。

宵ふけてをんなつれなくゆき嵐
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2401号Велосипед(自転車)

2017-03-29 19:30:44 | 作品写真
きっかけは忘れた。珍しく夫が数日前「買うんだろ、自転車。」と声をかけて来た。あっ‥うん。盗まれたままだった。
チラシだったかな。でも多分また同じ○ーマックで買うべなママチャリ。ババアが乗ってもパパが乗ってもママチャリ。←ソートー頭春ですね。
留意すべきはこの春「自転車くらいじゃ痩せない」。昔ミニバレーやってた先輩に言われました。しかも体重増えてるから、緩斜面下りだと自力加速向上と勘違いしそうだ。ヤバい。自宅から街や勤務先には往路60分復路80分少し。復路の登板が後半に来るから、日照時間が長い夏しかもうできない。ライトを点けても薄暮以後は車と絡むと危険過ぎる。
一度目の前で自転車おっちゃんがスーパー駐車場の出入口でじいちゃん車に追突された。怪我は幸いなかったが、頭に来たおっちゃんがじいちゃんに殴りかかるところでした。それをサドル上で、おっちゃんと反対方向から同じ歩道を来た俺がみた。
じいちゃんはもう免許証出して謝りながらだった。行きがかり上何とかとめて、双方の怪我なしを確認しよろしいですねとケーサツ呼びました。ああ怖い。
それをみるまでは、夏越の祓ついでにがんばって自宅目指したりしてました。寄る所があったほうがいいのかな。
‥でも下手に途中でなんか食べたりすると、もうペダルもグダグダになりそうだ。アカン。
近距離から始めるほうがいいのかな。以前は地下鉄駅まで乗って自転車置き場に停めてた。片道30分くらい。こちらのルートは上りの後下りが往復いずれにもあって、下り坂の爽快感で概ね到着。
昔地下鉄駅そばにバイトに来てた時乗ってました。午後〜夕方のバイトだったので、帰路は暗い。
どちらのルートも夜ランニングやウォーキングの人がいました。俺の敵はその頃、『チャリ通学の男子高校生』でした。オバハンのママチャリと侮って、危険な追い越しをかける奴ら。歩行者や対抗二輪、果ては停車バスに客が乗降中のバス停そばでも減速しない。馬鹿野郎。
許せないので、必ず追撃しました。敵は追い抜きだけが目的なのでその後油断する。どのみち信号待ちがあり、次の次位で並ぶ。大抵ギョッとしてました。なめんな。抜き返す。
この画像の標識は『歩道のこの半分自転車優先』。横断歩道と同様、冬にけずられまた画かれる。俺の漕ぐのは火の車か。どの道自転車操業さ。
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2400号Тополъ(ポプラ)

2017-03-28 19:12:15 | 作品写真
遠藤周作の小説『おバカさん』には、主人公の親日家フランス人を例えて「ポプラの木」とあります。日本語だと「ウドの大木」ですかね。(もちろん「キャイーン」のウド鈴木さんが身体が大きいって意味じゃありません)ポプラは高く伸びるが、建材の柱にするには材質が弱い。細工物やマッチの軸くらいしか利用法がないそうです。
「おバカさん」の主人公は今でいういじめられっ子が成人し、相変わらず善良かつ無抵抗に生きる。損ばかりする。
三十数年前、北海道大学のポプラ並木は既に立ち入り禁止でした。倒木のおそれがあった。でも新婚旅行カップルとか見つけてこっそり入って新妻が歩く姿をカメラ撮影してました。元々大学メインストリートから離れた理系の学部棟裏、農場の中。普通の人は北寄りに短い並木があるのを「あーこれこれ」と勘違い。
そこでアホが考えた「新入生遊び」。いかにも初々しい新入生を春捕まえて、「あのースイマセン。ポプラ並木ってどこにあるんですかー」と聞く。大抵知らずに困るが、学生の見栄で知らないと言えない。悪い先輩は「若い女の子二人に、関西弁っぽいアクセントで聞かせろ」ろくな事を考えません。
その後強烈な風台風でかなり倒木。確か一部ピアノになり…もしかしたら時計台にあるかも。
旧宅そばの河畔にもずいぶんポプラが残っていました。開拓時代の名残(防風林)と思われる。その川を自転車で渡っていた時、綿毛が目に入った。それくらい季節には綿を吹きます。道路に片寄せて白くなるほど。自力で上手くとれず眼科に行きました。
初夏にポプラの綿が飛ぶと「柳に棉が吹いたとて、いく春が結える訳じゃなし」春香伝の一節を思い出します。この樹は公園に残ったもの。仲間が多いらしく、季節に最寄り交番前が白くなるほど綿を吹きます。
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2399号彼岸過ぎ

2017-03-28 00:38:10 | 作品写真
薄氷の面の陰に沈みたる

冬の終海百合になり流れ受く
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2398号「ウニはすごい‥」中公新書

2017-03-26 19:36:40 | 作品写真
本川先生の新書を読んでは眠ってしまう。理系ガチの本ながら文系五十路アタマにも分かり易く書かれています。
俺の大ざっぱな動物学理解。昆虫をはじめ虫はロボットに近い。発生は概ね進化をたどる。鳥類は爬虫類の子孫。(鶏・蛇・蛙そして魚の肉は食味が似ている)
人間は習慣と好みにより動植物を区分します。例えば食用薬用、家畜やペット。鑑賞・ 研究。採集・保護。
基礎科学研究のこんな本を時々読むのは「研究者は対象を選ぶが差別しない」爽やかさがあるから。
普通の生活者は食べるウニが好きでもその兄弟のようなヒトデはちょっと。カエルから駄目な人もいるし、俺だって1m以内に動く蛇を見たら原始的にギョッとします。海牛・海鼠・蛭は気持ち悪い。ネズミに悲鳴を上げ、ウサギを可愛がる。蝶や甲虫を採ろうと懸命になり、益虫害虫を分ける。
‥見た目ゆえが多いのは仕方ないことなんでしょう。思春期まで狭い学校社会でやはり見た目で評価されたヒトの身。未熟な人格の中では「気持ち悪いものは気持ち悪い」で確定、賛同を強要されます。例えば蝶と蛾は何ゆえ差別?
研究者の方々の目指すものはもっと違う高邁なものがも知れない。でもこのババアは蛤浅利とヒトデを差別せず興味を持ち研究対象とする先生に安らぎます。
本当はきっと研究者間でも細かく興味対象が偏っているとしても。
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2397号いと高う

2017-03-25 14:00:15 | 作品写真
メレンゲのように白く優しい砂糖のつやの雪が盛られた。
はかないとは知りながら、あまりに降れば我々はかすかに声をだす。身構える。車道がまた凹凸激しい。時折軒の雪が落ち音を立てる。高いところから見れば、街の建物はまだまだ雪帽子。
社のエレベーター前の南窓から見える遠山は白旗山や空沼山、支笏湖手前か。遥か見えたと思えばまた繰り返し雪雲のなか。
契約更改に関して悩みもあります。自分の事情社の内情、法律や景気の動向。選べるといわれても、なかなかこれまで考え及ばなかった側面。
今まで7年、あとはやや少ない。本当に同僚社員上司の重荷にならない自信があるのか。社員さんはもっと非情でタームが短い人事異動がある。
一寸先は闇。
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2396号Сосна(松)

2017-03-24 20:28:10 | 作品写真
先日TVで映画「告白」の途中で寝落ち。湊かなえ原作は読んでた。映画公開時、TV番組での宣伝に来た松たか子さんが「冒頭数十分ほとんど私の台詞が続くので、私が嫌いな人はもうそこでだめだと思います」と言ってた。
松たか子さんのドラマデビュー作はふた昔ほど前のNHK大河ドラマ「花の乱」。ヒロイン日野富子の少女時代を演じた。因みにその父親役は草刈正雄さん、成長した富子は三田佳子さん、その夫足利義政が亡市川団十郎さん。
脚本は市川森一さん。故人でしたね。以前から「デビューするなら僕の脚本のドラマで」と話していたそうです。デビュー前から家族ぐるみの親交だったのがうかがえます。
戦国時代以前は格段に時代劇作品が少ない。ドラマでは「足利将軍家の正室は代々日野家から娶る」時代と語られます。
物語らしい舞台立ては「貴と賤の対比」。日野家の夫人は子を授かるために参籠し、鬼に遭う。その後女の双子を産み、一人は富子。いまひとりは盲いた戯れ女となりさすらって行く。檀ふみさんが演じました。
(檀ふみさんはやはりNHKドラマ版「藏」でもヒロイン烈役の松たか子さんの母代わりとなる叔母役も演じています。こちらでは烈が生来の病で少女期から盲という設定。その少女期の烈は子役時代の井上真央さん。宮尾登美子原作の古い新潟方言で進むドラマを見事に演じていました。)
そして義政と富子の生き方も全く違う。義政の眼はあの世に向かい富子はひたすらこの世の実利を追う。余談ながら義尚役は片岡鶴太郎さん。怪演と言われてたなあ。
先々代位の松本幸四郎家の長男が亡き市川団十郎のお父上じゃなかったですかね。それも宮尾登美子「きのね」に詳しい。
何となくどことなく、関連していくものです。
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2395号雪に月なく花遠く

2017-03-23 20:52:52 | 作品写真
二十六夜の雪さわに

朝降り小やみまた雪のんのん。家は山里帰ります。トンネル抜けて橋くぐり。
光をかする雪片のまた薄闇にしづもれる。今日も昨日も忘れたい。どうせ明日をも知れぬのだ。

話にものぼらぬ山の分け沢の名問はぬ草の芽と生ひいづる
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2394号Весна(春)

2017-03-22 19:38:53 | 作品写真
そろそろ熊が起きたとさ。
やってもやっても終わらないデータ確認仕事があり、場合によっては店に通知する。「今ごろそれ言う?!」のが当然の反応の時期に入ってしまった。ちょっとくさってますわ。しばらく仕方ないのですが。ああこうなるとわかっていれば2月残業したのに。でもどのみちコンプリートはできず、気持ちの問題だ。
目が赤くなるほどやってもそんなに進まないのです。ウサギさんウルウル‥
(;_;)そんな夕方、外的事情で急遽別件手作業の山をいいつかった。
『240枚の返信用長3封筒に宛名ラベルシールと切手を貼る』大好きだぞーん。
ラベルシールは同一文面、12枚1シート。切手は10枚1シートのシール切手。上司が本日夕方急いで郵便局へ足を運んで購入して下さいました。「ミシン目の濡らす切手よりいいと思って」やさしいね。
まさか250枚ひとかたまりで渡せない。作業は10枚単位。シートからラベルシールをはがしては封筒に貼る時に10枚ずつ数えたら、切手を10枚貼る手順。空の切手シートが1枚残る。10枚ずつの封筒を互い違いに重ねる、の繰り返し。50枚で細輪ゴム、それを二つ重ねて幅広ゴム。これで一束(=100)。二束と残り40枚を細輪ゴムでとめ、めでたく完成。85分位かかりました。あんまり威張れる速度ではない。貼り損ね用の予備ラベルシールと一緒に上司に提出。
折り返し点の125枚はおろか100枚もいかないうちから目が眠くなって来た。ありゃまあと半分目を閉じる。封筒を山から1枚出す・角決めしたラベルや切手をなぞり落ち着かせる・完成封筒を寄せて重ねる。これは目をつぶっててもできる狭い机。
①ラベルシールをはがす
②ラベルシールの左上角を決める
②切手をシートから折り起こしてはがす
③切手の左上角を決める
この四回目を開けていればすむ勘定。
24シートの切手は皆同じ、美しい花の図案。サクラ・ミモザ・カンパニュラ・オーソニガム(この花は初耳で、切手の小さい仮名は‥いやオーンニガムは無いよ無いわ)・アネモネの五種。
‥春は馬車に乗って、花をまきながらやってくるのさ。
‥夫が様々な鳥の生き肝を買い、病床の妻にこれは何それは何と教えながらつくった食事。横光利一の妻は23歳でした。亡くなる前は「あたし、もう何も食べたくないの。それよりも聖書を読んでほしいの」とねだり、夫は読む。
我々学生に読解させた教授より、俺は歳を重ねたようです。
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