梅様のその日暮らし日記

その日その日感じた事や世間で話題の事について自分なりの感想や考えを書いていきます。

韓国ドラマにみるファンタジー

2020-03-20 05:39:44 | 日記

昨日書きながら考えた。あの写真を見たら、たいていの人は、これは韓国の整形だな、と一目でわかっただろう。なぜ韓国では抵抗なく整形に走る人が多いのか。

  韓国ドラマは、なかなかファンタジーが多い。私が見たその類のドラマは、

① 「ブラック」。間もなく死ぬ運命にある人間を識別できる女性と、彼女の初恋の相手の死体に乗り移った死神の話。
② 「僕が見つけたシンデレラ」。大女優なのだが、一か月に一週間だけ、突然老婆や幼児やムキムキ男や中年女に等に変身してしまう女性と、大会社会長の御曹司の恋物語。
③ 「青い海の伝説」。数百年前の高麗(朝鮮)で出会った若い県令と人魚の恋、更に現代に転生した二人の話。
④ 「トッケビ」。高麗時代主君の妬みによって殺されたがその後不死身となって再生した若い将軍と、その鬼神を死なせる宿命を持って生まれた娘の恋物語。
⑤ 「星から来たあなた」。数百年前に地球にやって来たまま、次の迎が来るまでの間地球で暮らす羽目になった宇宙人と、韓国人女性の恋物語。

  韓国では、夢をかなえるのは難しい。悲観のあまり出生率が夫婦一組につき1、0を割ってしまっているくらいだ。韓国人の大半は、生まれ変わっても二度と韓国には生まれたくないと思っているという。

  こんな夢想ドラマが次々と作られるのは、韓国が実はなかなかつらい、夢を見にくい境遇だからだと思う。常に中国の顔色を窺わなければならないという韓国の地理的条件、数百年にわたる徹底した身分制度による社会構造がの硬直、避けようのない悲惨な歴史が生み出した屈折なのだ。

   だが、面白いか面白くないかと言えば、この手のドラマはなかなか面白い。③④⑤の三つは、この私、何を隠そう、DVDまで持っている。ただし台湾版で主音声は中国語だが。

   今日は昨日のお詫びに美しい女性のアップを載せた。チョン・ジヒョン。「青い海の伝説」では、無知なおバカ・めっぽう喧嘩の強い女・飯の食い方のマナーもわからない下品な女・気品あふれる上品な女性・うぶで純粋な女性等をきれいに演じ分けている、まれにみる才能あふれた女優だ。