梅様のその日暮らし日記

その日その日感じた事や世間で話題の事について自分なりの感想や考えを書いていきます。

日本と朝鮮の糞便利用について

2017-10-13 08:15:11 | 日記
 中一日おいて考えてみたのですが、前回取り上げたAさんとのやり取りから考えさせられたことがあります。それは、もしかしてSNSの普及以降、皆さんの思考が二次元的になってしまっているのではないかということです。今回の例で言えば、私が東京オリンピックの頃、まだ東京23区内でもし尿をくみ取って畑に撒いていたという書き込みをしたら、それを読んだ人はとりあえず、「え?wikipedia、間違っていたのか?」という反応をするのが普通だと思います。しかし私とやり取りをしたAさんは、私の実体験を全く信用せず、wikipediaを振りかざしていました。物事の受け止め方に大きな欠陥が生じているとしか思えません。

  他のテーマでも、多くの方がご他人の指摘を受け入れることが出来ず、中には逆切れして、一気にチンピラヤクザまがいの乱暴な口調に変わってしまう人もいます。そうした場合、私はその人はブロック・リストに入れてしまい、二度とその人の投稿を目にしないで済むように整理しています。

  いろいろな人がいます。たとえば日本の全ての神社は京都が発祥だとして譲らない人。奈良に行けばもっと古い神社がたくさんありますし、北陸には半島由来の人物を祀った立派な神社が残っています。こんなのは常識中の常識ですが、何でも京都中心だとして絶対に譲ろうとしません。何でも京都発祥・・・寿司や剣道まで自国発祥とする、狂った韓国人のようです。

  さて、本日の本題に移ります。SNS上には韓国と韓国人を蔑みこれを徹底的に叩く書き込みが圧倒的に多いサイトが複数あります。その中に必ず登場するのが、糞食い人種とでも言うべき蔑称です。一番有名なのは例のトンスルですが、前回引用したルポの中で韓国人の若者にインタビューした場面を見ると、どうも今時の若者たちはトンスルという名称自体もう知らないようです。完全に過去の遺物となっていると言って差支えないのではないかとう気がします。しかし日本のサイトでは、あたかも今でもトンスルが一般に愛飲されているかのような印象を与える記述が目立ちます。

  そこで、日本人はそんなことで韓国人をけなす資格は無さそうだということを書いてみます。まずはAさんが完全無欠の神の如く崇拝するwikipediaから引用してみましょう。


薬用など[編集]
日本には、ヒトの排泄物およびその関係品に由来する生薬を用いる治療法が存在する。

漢方薬では人や動物の大便・小便が薬または薬の原料として一般的に用いられるが、中国から漢方医学が伝わった日本でも、人糞を使った薬を用いていた。

「人屎(ひとくそ)」の名で『新修本草』や『本草綱目』に収載されており、『和名抄』では「久曽(くそ)」、『多識編』には「比登乃久曽(ひとのくそ)」の名で記載されている。解毒作用が知られており、臨床応用では産後陰脱(産後の子宮脱)のほか、蛇咬(蛇に咬まれた時)、痘瘡(天然痘)、鼻血に用いられた。

人中黄は、甘草の粉末を人糞に混ぜて(或いは竹筒に入れた甘草の粉末を肥溜めに漬けて)作成する。解熱や解毒作用があるとされる[4]。江戸時代の医学書「用薬須知」の6巻(人ノ部)では「大便ノ汁ナリ」と説明されている。

「破棺湯」別名「黄竜湯(おうりゅうとう)」は人糞を乾燥させ粉末にし、煎じて飲み薬とした[5]。

『本草和名』では人屎(ひとくそ)という項で人糞の様々な効能を紹介している[6]。

徳川光圀の命により編纂された『窮民妙薬』では、蚕の糞、鼠の糞、黄牛の糞、猫の糞、馬糞、竹の虫糞、兎の糞、牛の糞、童子の大便と材料は多彩で、「河豚の毒を解す妙薬」の項には人糞を用いる方法が記されている。「胸虫の薬」の項では「童子の大便干し、粉にして丸じ、生姜汁にて用い吉」とある[7]。

『和方一萬方』に「指腫たるを治る方」として「人の糞を器に入れその上を厚き紙にて張り痛指の入程穴をあけて その内に指をさし入あたたむべし」とある[8]。

『用薬須知続編』の二巻には、人糞を利用したさまざまな薬が記されている。「男子屎尖」(男性の糞の、とがった端の部分)[9]、「熱糞堆」(人の糞が重なり熱くなったもの)[9]、「焼人糞」(人の糞を焼いたもの)[10]の3つである[11]。

昭和の民間療法[編集]

岩手県では、歯痛が起こるとオガワ(おまる)の内側にこびりついているカスを削り取って虫歯の穴に詰めた(昭和55年)[12]。

秋田県では、便所の溜の中に竹コを入れておくと節から節までの間にきれいな水が溜まるので、それを悪い物を食べたりきのこにあたったりした時に飲むという[13]。

静岡県ではミミンダレ(耳だれ)の時、便所つぼ(溜桶)の縁の汁をつけるとよく利くという[14]。


  いかがでしょう。これだけ挙げられると、日本でも人糞が愛用されていたことは否定し難いのではないかと思います。『新修本草』や『本草綱目』、『和名抄』まで原典として挙げられていますので、事実であると受け止めるしかないでしょう。話は少し違いますが、江戸の小塚原で罪人の処刑が行われた場合には、内臓が薬として転用されていた増です。特に肛門の肉はライ病の特効薬と見なされていたという話です。

  トイレ博物館とかゲテモノめいた話題も多いので、このブログでも取り上げて来ましたが、韓国人を糞食い民族として蔑むのは、返す刀で自分を切ってしまうようなものです。韓国人を攻撃する際にこにお部分を突いて罵倒するのは止めた方がよろしいようですね。
  
  ただ、肥料としての人糞利用に関しては、朝鮮は日本と比べて普及していなかったようです。首都の通りは人間の糞便でよほど気をつけないと何度も踏んでしまいかねないくらい人糞だらけだったところをみると、都市の人糞を回収して畑に撒いて収穫量を増やすという発想がなかったものと思われます。当時は収穫を増やせば増やしただけお上や地主に持って行かれるだけでしたので、収穫量を増やすために工夫するという発想自体が生まれなかったのでしょう。